2011年08月27日

【テグ世界陸上】1日目午前の部

 開幕1日目の午前の記事を書き終わったときに、ネットが落ちたので(笑)、かわりに写真をアップ。午前の部は、女子マラソンのキプラガトの30kmからのスパートが圧巻だった。超スローペースで始まったレースがどう展開するかと見ていたら、ケニアの3人が給水を利用してするすると前に出ると、給水をとることに頭がいっぱいだったほかの選手は全く反応できず。ケニア女子が「マラソンを知ってきたなぁ」と感じた瞬間だった。

 キプラガトは、世界選手権という大舞台ながら、世界のビッグマラソンと同じようなレース運びで圧勝。特に後半、35kmから16分10秒、ラスト2.195kmを7分13秒という速さで駆け抜けた。世界選手権やオリンピックで、男子同様に、アフリカ勢に「いつもの走り」をされると日本や中国選手は全く歯が立たない。今後は、アフリカ勢の先手を打つようなレース戦略を立てる必要があるのでは?と考えさせられた。


 午後のセッションには、アリソン・フェリックスとサンヤ・リチャード・ロスが400mに出場。

 女子1万mでアメリカ勢が2007年大阪大会、2008年北京五輪以来のメダル獲得なるかにも注目。

 男子100mのボルト、ディックスの予選の走りも気になる。10種はトップに立つアメリカ勢が予想外に苦戦しているので、どこまでコンディションを上げられるかに注目。もちろん、ハンマー投げの室伏選手も。

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posted by オイカワ |16:30 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年08月17日

【陸上】アンチ・ドーピングと2人の選手

 ドーピング問題が出るたびに、いつも2人の選手の顔が頭に浮かぶ。
 
 アメリカのウォレス・スピアモンとディーディー・トロッターだ。 スピアモンは2005年ヘルシンキ大会で200m2位、2007年大阪大会、2009年ベルリン大会でそれぞれ3位、トロッターはアテネ五輪、2007年大阪大会でマイル金メダルなどなど輝かしい実績を持つ選手だ。 

 以前にもブログやコラムで紹介したが、この2人はアメリカの陸上界では珍しく「アンチドーピング」を公に訴えているという共通点がある。 

 元陸上選手の父親を持つスピアモンは幼い頃から「ズルはだめ」と叩き込まれてきた。アメリカの陸上界では、スピアモンのクリーンさは誰もが知るところ。「ウォレスが血迷ってクスリでも使った日には、あの親父さんに殺されちゃうよ」と笑い話にされるほどだ。

 右肩には「生まれ持った才能で」とタトゥーが刻まれている。父親譲りの才能を持つが金メダルはまだ手に入れていない。最大のチャンスは、2005年のヘルシンキ世界選手権だろうか。ジャスティン・ガトリンに次ぎ、2位だったが、そのガトリンは翌年の6月に2度目の薬物陽性で4年間の出場停止を受けている。もしかしたら・・・・あの時、スピアモンが金メダルだったのでは・・・と思うのは私だけではないだろう。

 トロッターには2008年4月にテネシーで取材をしたが、彼女の言葉が今でも胸の奥に残っている。

「違反した選手は、自分のことだけ考えている。でも、その選手のせいで『初』の決勝進出を、『初』の準決勝進出を、『初』の予選通過を、『初』の世界大会出場を拒まれた選手のことを忘れちゃいけないと思う。小さいことのように思うかもしれないけど、選手個人にとっては大きいこと。彼らの家族、友人、コーチ、チームメイト、みんなに影響する。だから、許せない」

 日本の選手にとって、これまでの、そしてこの1週間の世界の陸上界のドーピングによる激震ぶりは他山の石かもしれない。

 しかし「例えば」、日本の選手が、今回の世界陸上の2次予選で17番目のタイムに終わり、準決勝に進出できなかったとする。テレビや新聞では「残念ながら、あともう少し。胸の差で準決勝を逃しました。残念です」と表現されるだろう。

 それから1週間後に、「例えば」準決勝進出者から薬物要請が出たとする。その結果、2次予選で落ちた日本選手にとって、準決勝は「幻」となる。走る権利があったレースはやり直せないし、準決勝進出を成し遂げたことにもならない。選手、コーチ、家族、友人、そして周囲の誰もが砂をかむような、やりきれない思いを感じることになる。

 ドーピングは、メダル獲得選手だけではなく、参加した多くの選手に少しずつ影響を及ぼすものである。

 残念ながら、スピアモンもトロッターも、今大会には出場しない。120%クリーンだと信じられる選手の姿をトラックで見られないことは、心にぽっかりと穴が開いたような気分になる。

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posted by Oikawa |12:23 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年08月15日

【陸上】ドーピングにゆれる陸上界

 この数日間、世界の陸上界はドーピング問題で大揺れだ。

 11日にはジャマイカのスプリンター、スティーブ・ムリングスがフロセミド(別名ラシックス)という薬で陽性反応を示した。6月23~26日まで行われたジャマイカ選手権での検体が今回の対象となった。

 ムリングスは2004年の五輪選考会でもドーピング陽性になっており、2年間の資格停止を受けているため、今回の正式結果次第では、永久資格停止処分になる。

 それからわずか3日後には、今度はアメリカのスプリンター、マイケル・ロジャーズが、興奮剤によりドーピング陽性。

 わずか数日間に世界トップレベルの選手がドーピングで陽性となるのは、非常にまれ。世界陸上を前に陸上界は大きく揺れている。

 ムリングスは欧米のメディアとは一切、コンタクトしていないが、11日、12日にメールでやり取りができた。「何かの間違いだ」という趣旨のもので、火曜日にBサンプルの結果が出るので、それで誰が間違っているか分かるはず、とも。

 ロジャーズは、Twitterで「エナジードリンクに入っていたもの。Honest Mistakeだ。テグに出たい」と発言し、ほかの選手から大きな反感を買っている。2年前に引退したある選手は「もし出場できたとしても、結果的にDQ(失格)になって、400mリレーもお前のせいで失格になるのが落ちだ」と発言。騒動の渦中にいる選手が出場すれば、話題がそちらに向けられ、クリーンな選手たちが巻き込まれることになる。

 上記の2選手は何年も前から良く知っているため、少なからずショックだった。だが、「えー、なんで?」と思うと同時に、「でも・・・」と思い当たる節もいくつかあった。

 Honestであろうと故意であろうと、ルールはルール。規則に沿って裁かれるべきだし、こういった行為を許すべきではない。

 彼ら2人は、6月のプリフフォウンテイン・クラシックやアディダスGPに出場したが、彼らにスポットを取られた選手たちがいること、チケットを買って見に来た人たちがいること、人生をかけて指導しているコーチがいること、そういったことを忘れてはならないと思う。ドーピング問題は、当事者だけの出来事ではない。


Twitter: @AyakoOikawa

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posted by 及川 |10:56 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年07月18日

【サッカー】さぁ決勝。アメリカの弱点は?

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WPSでの澤、宮間両選手
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試合後のファンサービスする澤選手
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手作りのTシャツを着た澤選手のサポーター  女子ワールドカップ、決勝まであと3時間。  日本とアメリカはこれまで24試合対戦し、アメリカが21勝3分けと圧勝している。今回アメリカから金星をあげてワールドカップ制覇できるか、試合前にアメリカ代表を分析してみたい。  まずはスコアから(個人的見解なのでご了承のほどを)       FW  MF  DF  GK   アメリカ  A   B   A+  A 日本    B+ A+ A B+  次は平均身長(cm)       FW   MF  DF   GK 合計 アメリカ  170.1 169 167.4 177 170.88 日本 163 162.2 163 166 163.55  アメリカの武器は鉄壁のDF陣、そして弱点はMF陣。MFはコミュニケーション不足を指摘されているように、一見そつなくプレーしているけれど、ほんの少しのことをきっかけに一気に脆くなるのが弱み。予選のスウェーデン戦でその弱点を大いに露呈した。  しかし盤石ではないMF陣をカバーして余りあるのが、スピードとフィジカルの強さ。日本のボールポゼッション率が上がり、アメリカにイライラが出れば、牙を剥いてフィジカルなプレーが出ることは間違いない。アメリカ選手は体幹強化をしっかりしているので、多少ぶつかってもびくともしないのが特徴。  日本の強みは澤&宮間という国際大会、そしてアメリカでプレーの経験を持つ2人のMF陣。彼女たちの視野の広さは女子サッカー界でもトップ5に入るし、攻撃に守備に多様なプレーをできる。この2人は、先の先まで計算してパスを出すことができる。徹底マークの下で、どれだけいいパスが出せるか、勝負の鍵は彼女たちにかかっている。  日本のもう一つの強みは「全員守備」ができること。澤がアメリカでプレーしていた際、「FW陣や一部のMF陣が守備をしない。日本はみんなでボールを奪いにいく姿勢があるのに」とこぼしたことがあった。日本女子は体格面で世界に劣るため、「全員サッカー」が早い時点から身に付いていたのだと思う。  アメリカ代表は今季16試合を戦い、34得点、12失点を記録。得点率が高いのは、前後半の試合開始から10分。この間に11点を取っているため、日本代表は立ち上がりのまだ試合が落ち着かない時点での失点にきをつけたい。  逆に失点率が高いのは、前半20〜30分の間。12点中4点をこの間に失っている。アメリカは残り10分での失点率が低いので、ロスタイムで得点・・・というのは難しいかも。  早いパス回しと全員サッカーでアメリカを崩せるか。


posted by 及川 |00:17 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年07月10日

【陸上】フライング一発失格の波紋

 昨季からフライングは一発失格になることに決まったが、ルールの改正から一年経った今季、各地で物議をかもしている。

 全米陸上の女子100m予選ではスタートのピストルがなるのが通常よりもかなり早く、タイミングがあわなかったり、出遅れる選手が続出。逆に男子は遅めだったため、女子のレースを見ていてタイミングをみていた男子選手が飛びだしそうになったり、「用意」から待たされる時間が異常に長く、手を挙げて立ち上がる選手がいた。

 上記の件は、女子のレースには女性のスターターを、男子の時には男性スターターと異なるスターターを使ったため。ちなみに国際陸連では、同じスターターを使うように義務付けているとか(※コーチから聞いたものなので、非公式)

 初日から「なんだか、あわない」という雰囲気があったけれど、大きな問題となったのは、男子100m決勝のレース。1回目のスタートはきれいに決まったかのように見えたけれど、フライングに。肉眼でみた感じでは誰がフライングか分からなかったが、4レーンのアイボリー・ウィリアムスに赤いカードが。ウィリアムスは一度、スタートの後ろに歩きかけたがその後、他の選手と一緒にスタートラインに。

「4レーンのアイボリー・ウィリアムスは失格になりましたが、プロテスト(抗議)のために走ります」とアナウンスで状況説明があると観客からは大きな拍手が。

 スタートは良かったものの後半伸びず、残念ながら3位以内に入れなかった。レース後に「なぜ走ろうと思ったのか?」と聞くと、

「だって俺は隣の選手が動いたから、つられて動いてしまっただけ。去年からもそういう理由で失格になった選手(自分を含めて)は沢山いるから、そういう意味ではお互いさまの部分もある。でも、有力選手は動いてもとられない。フェアじゃない。だからプロテストのために走ったんだ」

 余談になるが、6月11日のアディダスGPの男子100mでは3選手が失格になるという状況だった。ウィリアムスはそのレースも経験していたため、全米では瞬時に「抗議のために走る」ことを判断できたように思う。

 全米では女子100mHの準決勝でも似たようなことがあった。準決勝3組のクリスティ・キャスリンがフライングで失格。こちらもウィリアムスと同様、明らかな動きや飛び出しはなかったが機械が反応したため、失格。キャスリンもすぐにスタートラインにつき、こちらは見事2位でゴールした。

「私は動いていない。2位でゴールしたので決勝に行けるといいと思う」とコメントしたが、判定は覆らず失格に。後味が悪い結果となった。

 フライング一発失格というルールに改正された際、多くの選手が「前の方(2回目の選手が失格)が良かった。機械が反応することもあるし、スターティングブロックがずれることもある。そういった場合はどうするのか」という意見が多数でた。しかしそういった意見は無視されているのが現状。

 NYのアディダスGP、全米陸上で失格になった選手、同じレースに出た選手からオフレコで多くの叫びを聞いた。被害妄想なのでは・・・という意見もあれば、的を得た意見もあり様々だった。

 結論を言うと、今季のルール改正はないので、ルールに自分をあわせるしかない。「自分は動いていない。機械が勝手に動いただけ」と感じたらすごすごと引き下がるのではなく、ウィリアムスやクリスティンのようにプロテストするという方法もある。自信があるなら、引け目を感じることもないし、堂々としていればいいと思う。

 フライング失格でプロテストというと、ジョン・ドゥルムンドのレーン寝転がり事件を思い出し、いいイメージを持たない方もいるかもしれない。また審判も冷静に対応せず、無理矢理レーンから追い出すかもしれない。しかし、少なくとも全米に関してはそういったこともなく、淡々すぎるほど淡々と競技は進行した。

 テグでもきっと同じようなことが起こるだろう。選手はそれぞれに思ったように行動するだろうが、テグ世界陸上の大会側はどのように対応するのだろうか。機械のミス、もしくは人為的なミスでの失格やドゥルムンド事件パート2が起きないことをひたすら願うばかりである。
 
PS、長くてすみません。

Twitterもよろしくお願いします★ @AyakoOikawa

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posted by オイカワ |13:21 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年06月30日

【陸上】ラショーン・メリット、世界陸上で復帰

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 昨年4月にベルリン世界陸上、北京五輪400m金メダルのラショーン・メリットがドーピング陽性で出場停止処分となった。2009年オフの期間に行われた3度のテストでいずれも陽性反応を示したため。メリットは男性機能を増強させるタブレットを服用した事を認め、ただちに停止処分を受け入れた。  停止処分は今年の7月27日までなので、ベルリン1位のメリットはテグ世界陸上への出場権があるが、アメリカ陸連は前回大会優勝者にも全米選手権への出場を義務づけており、全米陸上に出場しない選手の世界陸上への参加を認めていない。そのため全米陸上に出場できないメリットにどのような裁定が下されるのか、注目が集まっていた。  先日のアメリカ陸連からのメールでは、「メリットの出場を特例で認めることにした。ほかの(400mの)選手が出場権を失う訳でもない。またメリットは今回の件に関してすぐに使用を認め協力したので、その部分も評価した」とのこと。メリットは弁護士を通じて、特例措置を認めるようにお願いをしていたが、アメリカ陸連が公平な決定をしたといえる。  メリット、コーチもメディアとほぼ同時にこのニュースを受け取り、安堵の様子だった。出場できると信じて練習はしていたものの、確実に決まるまではやはり身が入らなかったのではないだろうか。  男子400mはこの数年間、アメリカのお家芸といった感もあったが、メリット不在で一気にレベルが低下。陸上解説者のアト・ボルドンいわく「すべての選手にチャンスあり」という種目になった。メリットがどこまで練習できているのか不明だが、ある程度走れれば、現状では入賞圏内に入ってくる可能性はある。しかし問題はレースからかなり遠ざかっている点。27日以降にレース出場の目処は未だ立っておらず、1本もレースをせずにテグ世界陸上に臨む可能性もある。  またメディアからの攻勢に対してどう対応するのか。レース前から徹底マークされ、取材攻勢がかけられることは間違いない。自ら作り上げた試練をどう乗り越えていくのか、注目したい。 PS. Twitterもフォローしてください☆ @AyakoOikawa


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posted by 及川 |05:42 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年06月27日

【陸上】全米陸上3日目・・・アリソン、ハットトリック達成

 全米3日目の注目は、アリソン・フィリックスが400mで勝つかどうか。優勝すれば、アリソンは100m、200m、400mのすべての種目で全米で優勝するという米国の陸上史上初の偉業となる。

 グランプリなどでは400mの経験はあるが、予選から3本走るのはこれまでなかったため、コンディションが気になることろ。決勝では、前半はテンポ走のようにリラックスした走り。ラストで2位のフランセナ・マッコリーに苦しめられたが、50秒40というタイムで初優勝を果たした。

 男女1500mは、対照的なレースに。男子は前半700mはスロー、後半800mで急激にスピードが上がる、苦しいレースで、王者バナード・ラガットが敗れる波乱。女子はハイペースでサバイバルレースになった。

 男子200mでは2005年、2007年、2009年世界陸上でメダリストのウォレス・スペアモンが怪我の影響で予選落ちという波乱。いつもきっちり3番に入ってくる選手なだけに、選手、関係者の間に衝撃が走った。特にタイソン不在の穴を埋める選手と期待があっただけに、残念な結果となった。

 タイソン・ゲイ、ウォレス・スペアモンと2005年以降、アメリカだけではなく、世界のスプリントをけん引してきた選手の怪我による欠場、予選落ちと言う結果は、毎年安定して成績を出すことの難しさやステップアップするために一段上の練習をすることはいかにリスクがあるかを示しているようにも思う。

 そういった意味で、2004年から毎年、世界大会に出場しているほか、昨年もダイヤモンドリーグを転戦し、200mの種目別優勝者となったアリソン・フィリックスがいかに素晴らしいか分かるのではないだろうか。アリソンはいつも飄々と、いかにも簡単そうに走っているけれど、致命傷になるほどの怪我なく、キャリアを歩んでいるのは、想像以上に難しいと感じさせられた。

 

 

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posted by オイカワ |03:43 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年06月25日

【陸上】全米陸上2日目・・・大波乱

 2日目は、昨日の心配が的中する残念な展開に。

 まずは10種競技のブライアン・クレイ。一日目から、リズムに乗れず、本人も「何度もやめようと思った」と話していたが、2日目の110mハードルの後に、足に違和感を感じて途中棄権。でも、すでにA標準を切っているため、アピールすれば代表入りは確実。(※アメリカは一発選考ですが、トップ3が自動的に選ばれるのは3人ともA標準を切っている場合のみ)。もし自身が途中棄権しても、ほかの選手がAもしくはBを切っていなければ代表入りするケースはある。過去にも例が多々あり)

 そして、タイソン・ゲイ。右臀部の痛みで準決勝を欠場。「痛みのある状態で走るのはつらい」と、残りのシーズンはリハビリに専念する模様。200mもエントリーしているけれど、もちろん出場しない。
 
 フロリダで今季世界最高を出したものの、不安があっての走りだったし、NYと今回の予選は、久々にみた最悪の走りだったので、準決勝はきついかな、3本走れないかなと思っていたので、棄権にはあまり驚かなかった。

 2007年に大阪世界陸上で2冠し、上昇気流にのっていたタイソンだけど、2008年の五輪選考会の200mで怪我をして以来、万全な状態でレースを走ったことはおそらく一度もない。怪我がなければ、まだまだタイムが伸ばせるはず・・・と自身も周囲も思っているけれど、怪我で走れなければそれはただの夢想。このまま終わるのか、復活するのか。正念場に立たされている。

 そのほかは順当勝ち。明日はアリソンが初の400m優勝を狙う。大学生も健闘しているので、フレッシュパワーにも期待。

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posted by オイカワ |16:59 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年06月25日

【陸上】全米陸上1日目

 全米1日目は、波乱なし。

 会場が大きくわいた決勝種目は女子砲丸投げと男子三段跳び。男女1万m。

 女子砲丸投げでは、北京五輪6位のミシェル・カーターが19m86が優勝。2位には1cm差でジュリアンが入るレベルの高い戦い。3位の選手もB標準を切っているので、3人でテグへ。ミシェルもジュリアンも経済的には恵まれていないけれど、あきらめずにコツコツと戦ってきた選手。2人は今朝の朝食会でも、コントのような会見を展開していた。テグではトップ6には必ず入ってほしいところ。

 男子3段跳びではフロリダ大学の2人がワンツー・フィニッシュ。観客がため息をつくほど、しなやかで無理のない跳躍で、久々に三段跳びの魅力を感じさせられた。2位のウィルとは今朝、一緒に朝食を食べたけれど、「アジアに行ったことないから楽しみ。話してみたい選手は、アリソンとデビッド・オリバー」となんとも初々しい。中国でユニバに参加した後、テグに入るそう。テグでも大学生旋風を起こせるか?

 男女1万は優勝候補が順当勝ち。驚きはテゲンカンプが1万mに出たこと。チーム事情で色々あったのだけれど、きっちり2位に入ってくるあたり、さすがチームの兄貴分。「これで1万mランナーだねぇ」とからかったら、にこにこしながら、「1500m、2マイル、3km、5000m、1万mの何でもやってよんでよ」と。

 大丈夫かなと心配な選手が何人か・・・。どうなることやら。

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posted by オイカワ |11:36 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年06月24日

【陸上】アメリカ、ジャマイカ、ケニアで選手権

 今週末は世界各国で陸上の選手権がおこなわれる。アメリカは木曜日から、ジャマイカは金曜日から、ケニアも今週末、世界陸上の切符をかけた熱戦が繰り広げられる。
 
 ちなみに全米の注目は、タイソン・ゲイがAdidasGPでの敗戦からいかに立ち直り、どこまで記録を伸ばすのか。それと、テグで2冠を目指すアリソン・フェリックスが400mでどんな走りをするのか。また、ジャスティン・ガトリンが予選できっちり2位に入ってくるか。

 初日の最後には男女の1万mもあり、盛りだくさんの一日になりそうだ。

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posted by オイカワ |06:53 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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