2007年08月31日

世界陸上・・・悲しかったこと

 大会も残り3日間となった。

 今日は、競技とは離れてちょっと悲しかったこと(というか切れかかったこと)について書きます。

 長居のスタジアムには車椅子用の席がありますが、それは通路の後ろ側にあります。つまり、通路を歩いている人がいると、車椅子に座ったお客さんからは競技が全く見えない状況になります。

 でも、長居のスタジアムの構造上、通路を歩かずに席に着くのは困難です。そのため、車椅子のお客さんは同じ金額を払って競技場を訪れているのに、集中して競技を見ることができません。それを、大会側、主催者側が良しとしている事に腹が立ちます。そして、悲しくなります。

 アメリカの野球場の車椅子の席は通路の前にあります。全部、かどうかは分かりませんが、私が知っている限り。

 明日以降、競技場に足を運ばれる予定のある方は、車椅子の方がいらしたら、なるべく競技の合間に移動してください。お願いします。

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posted by Oikawa |03:30 | 大阪・世界陸上 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2007年08月30日

男子400mハードル・・・カロン・クレメントが世界一

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 男子400mハードルで優勝したのは、アメリカのカロン・クレメント。  正直、あんなにハードル前で刻んで勝てるなんて思わなかった。それは、ほかの記者も、そして一緒に走った選手も同じ気持ちだと思う。  春先にフロリダに取材に行って以来、注目してきたが、試合のたびに裏切られてきた。負けた試合の時には、かなりきつい質問をしたこともあった。でも、今回は彼の方が一枚上手だった。練習でもかなり調子が良かったし、体もシャープになっていたので、もしかしたら、とは思っていたが、刻んで勝つなんて。  今度は、正真正銘のドンピシャリのレースを見せてほしい。全てのハードルを13歩で…。


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posted by Oikawa |02:08 | 大阪・世界陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月29日

女子走り幅跳び・・・・心が温まる話(丸亀のみなさんへ!)

 世陸も今日で4日目。「あっ」という間に時は過ぎていく。

 今日行われた女子の走り幅跳びで、ロシアの選手が1~3位まで独占した。6m90の今季自己ベストで3位に入ったタチアナ・コドバ選手の言葉が心に響いた。

 「17日から合宿していた丸亀のみなさんは、本当に親切で、献身的にサポートしてくださった。丸亀では本当にいい練習が積めました。記録的には5位か6位の実力の私が3位になれたのは、丸亀のみなさんのおかげです。日本に対してもいいイメージを持つことができました」

 と丸亀のみなさんに対して、感謝の言葉を言っていた。丸亀のみなさんに届きますように!

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posted by Oikawa |02:30 | 大阪・世界陸上 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年08月28日

ローリン・ウィリアムスから見習いたいスポーツマンシップ

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 女子100mで写真判定の末に敗れた、前回覇者のローリン・ウィリアムス。故障の影響もあり、絶不調で出場した全米ではトーリ・エドワーズに敗れ2位。今回も調子は良さそうではなかった。  写真判定の間、何度も心配そうに電子掲示板を見上げていたローリン。非常にも神様は彼女に微笑まなかった。  悔しさを押し殺し、インタビューに応じてくれたローリンは、凛としていた。  「抗議はしません。だって、ハイテクの機械が判定しているのよ。自分が最後にミスしたんだから仕方ないわ」    涙はなかった。アメリカの関係者に慰められた時にだけ、少し涙を浮かべたが、ぐっとこらえていた。  世界陸上連覇に向けて、猛暑のマイアミで厳しい練習を積んだが、「もう走れないって言っても、コーチは厳しかった。でも、そのおかげね」  リベンジを狙うローリンの視線はすでに北京に向いている。


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posted by Oikawa |17:22 | 大阪・世界陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月28日

タイソン・ゲイという男

 タイソン・ゲイの金メダルの表彰式の後、タイソンに会った。日本語の新聞の号外を手渡したかったのだ。遠い異国の地に来ている両親に、自慢の息子について「カンジ」で書かれた新聞を渡してあげたかった。日本でもタイソンはこんなに取り上げられていますよ、と。

 話しかけようとした矢先に、タイソンから「色々とありがとう」と言われた。

 口数が少なく、謙虚なタイソン。世界一になっても、それはきっと変わらない。タイソンは、今までも、これからもタイソンのままで居続けるだろう。

 タイソンのように、陸上が、そして走るのが大好きな選手が勝ったのは何年ぶりだろうか。

 新しいスターの誕生を心から祝福したい、と感じた瞬間だった。

 

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posted by Oikawa |07:03 | 大阪・世界陸上 | コメント(0) | トラックバック(2)
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2007年08月27日

タイソン、世界一に!

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 圧倒的な強さで世界一に上り詰めたタイソン・ゲイ。本当に長い間、ジャスティン・ガトリンやアサファ・パウエルの陰に隠れていただけに、本当に幸せそうだった。  パウエルに比べると大人しそうで、どんくさそうなイメージがある(私だけ?)タイソンだけど、陸上に懸ける思いは、誰にも負けないほど熱い。陸上が好きで、ただただ速くなりたいと思って走ってきた選手が勝つのを見るのは、清涼感があって見ていて心地いい。  勝利の美酒に酔ったタイソンが狙うのは、あくまでも3冠。暑さや疲労をどう乗り越え、200mにアプローチするのかも興味深い。 写真:NYのリーボックGPにて


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posted by Oikawa |15:11 | 大阪・世界陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月26日

為末予選落ちに思うこと。

 昨日の男子400mハードルで、日本期待の為末大選手がまさかの予選落ちを喫した。少なくとも準決勝まで行くと思っていたので、正直、驚いた。

 レース後、アメリカ人選手の取材中に為末選手のインタビューが耳に入ってきた。
「精神的ストレスがありました」

 その言葉から、数年前に球界改編の際のヤクルトの古田を思い出した。また、アメリカでスポーツビジネスに関わる方が「選手が直接、交渉をするのはおかしいんです」と言った言葉を。

 「宣伝部長」として走り回った為末は、昨日、予想以上の観客数に何を思ったのだろうか。そして陸連や世界陸上の組織委員会の人たちは。
 
 選手は、自分のパフォーマンスを高めるため、ベストを尽くすために、何をすればいいのか考えるものである。為末選手もそうしたかったことだろう。だが、「何か」がそうはさせなかった。それは、人気が翳りつつある陸上という競技を何とかして盛り上げたいという心意気。そして責任感。

 精神的ストレスはもちろん、迷いを抱えながらのレースはきつかったはずだ。この後、世界陸上がいくら、盛り上がっても為末は微妙な感覚を持ちながらの喜びしか感じられないだろう。

 選手が競技に集中できない環境。

 それを見てみぬ振りをする人たち。

 それが日本スポーツの現状。

 

 

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posted by Oikawa |10:35 | 大阪・世界陸上 | コメント(10) | トラックバック(1)
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2007年08月23日

金メダル予想その3・・・女子の巻

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 男子も中途半端なままですが、開幕は目の前!ということで、女子に飛ばせてもらいます。 女子100m…ヴェロニカ・キャンベルに勝ってほしい。予想というよりも、これは希望になるけれど、トリ・エドワードが勝つのは陸上界にとって良くないように思う。ローリン・ウィリアムスも大好きな選手だし、努力家だけど、まだ本調子ではないので、今回は銅メダルどまりか。 女子200m…アリソン・フェリックスで決定。今月初めに400mでサンヤ・リチャーズをやぶり、今一番乗っている選手。練習もキレがあって、「コンディションを上げるのが早すぎるのでは?」と思うほどの仕上がり。対抗はキャンベル。リチャーズは銅メダルか。 女子400m…アメリカの誰かが欠場し、変わりにリチャーズが出るのでは、なんて噂も出たくらい混戦の400m。アメリカ選手が一歩リードか? 女子5000m…今季世界記録を出したメセット・デファーが金、ディババが銀。どちらが勝っても負けても、この2人の女の戦いは見ていてゾクゾクするはず。アメリカ人選手も入賞が期待できるので、楽しみ。 女子10000m…ディババが独走で金メダル。暑さのせいで欠場という事がないことを祈るばかり。 女子110mハードル…アメリカのミシェル・ペリーが連覇。ミシェルもすごく気合が入っているし、調整も上々。順位に加え、タイムも楽しみ。ジニー・パウエルは世界の舞台でミシェルにどこまでくいついていけるか。 女子400mハードル…予想というよりも希望だけど、ティファニー・ウィリアムスに金をとってほしい。ティファニーの気合と凄みも周りで見ていて怖いくらいだ。  フィールドは、また後で。。 写真:棒高跳びで金メダル候補のイシンバエワ


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posted by Oikawa |23:46 | 大阪・世界陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月23日

金メダル予想その2

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 金メダル予想のその2。 男子110mハードルは、劉翔が圧勝すると思う。アメリカのトランメルは6月に怪我をしているので、その回復具合ではいい線まではいけると思うけれど、劉のような爆発力がないので…。 男子やり投げは、チーターマンことアメリカのブリュー・グリアに勝ってほしい。今までランク1位にいても、大舞台に弱く、一度も勝てずじまい。今季は好調さを保っているので、勝たせてあげたい、というのが本音。 男子砲丸投げは、ターキー男のホッファ。ホッファのすごい所は、最後の最後でみせる集中力。相手がいい記録を出すと燃えるタイプなので、ネルソンをはじめ、相手に不足はないはず。 男子棒高は、ブラッド・ウォーカーVSオーストラリア勢。って金メダル予想になってませんね。オーストラリア勢の印象は「タフ」。暑さ対策ができていれば面白い試合になると思う。メキシコのジオも春先の好調さを戻せれば、メダルが見える。棒高は予想が一番難しい…のでは。  続きは、また後で。 写真:6月のリーボックGPで優勝した際の劉翔


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posted by Oikawa |00:11 | 大阪・世界陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月22日

金メダル予想その1

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 世界陸上まで、あと3日ということで、分かる範囲で金メダル予想。 男子100mは、今季、急成長のタイソン・ゲイ。パウエルの走りをナマで見た事がないので比較しようがないけれど、スタートを改善したタイソンの走りには去年にはない凄みがある。ヨーロッパ遠征では、記録的には不満が残ったが、一度、調子を落として上げているはずなので、大阪で世界新ということもありうるかもしれない。 男子200mは、ダントツでタイソン・ゲイ。後輩のスペアモンやジャマイカのボルトではタイソンのライバルとしては役不足、という感じ。19秒6での争いになるか、と春先は思われていたが、ほかの選手がイマイチ伸びていないので、タイソンのワンマンショーになるはず。 男子400mは、ジェレミー・ウォリナーの2連覇で決定。全米優勝のテイラー、2位のメリットの走りはまだ荒削りな部分があり、ウォリナーを脅かすほどにはならない気がする。個人的には男子400mハードルに出場するクレメンテに400mにも出てほしいんだけれど。 男子1500mは、ウェブとモットラムの争いになりそう。ラガットは最近、衰えが激しく、ラストの切り替えが全くできていない状態。今回は勢いのある若手の争いになり、ラガットは3位狙いかな。 男子5000m&10000mは、ベケレの圧勝か。小柄なのに、あの爆発力のある走りをまた見られるのかと思うと、一ファンとしてドキドキしてしまう。暑いので世界新は難しそうだけど・・・。 男子400mハードルは、予想がつかない。練習を見た時点では、アメリカの全選手、切れがよく、甲乙付けがたい。でも、ドンピシャリで走れたら、クレメンテが圧勝する事は間違いなし。とはいえ、クレメンテはいつも最後の1台で刻んでしまうパターンが多いので、とても微妙。  続きは後ほど。 写真:歓迎パーティで和太鼓を叩くスペアモン。リズム感悪い?


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posted by Oikawa |08:16 | 大阪・世界陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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