2007年07月27日
全米選手権で400mハードル3位に入り、初の世界大会代表となったデリック・ウイリアムス。彼はタイソン・ゲイと同じ大学に通い、今もゲイやスペアモンらと一緒に練習をする選手だ。
コツコツと地道に努力を重ね、やっと獲得した世界陸上の切符に笑顔とガッツポーズを見せた。ジャクソン、クレメンテ、カーターら3強が飛びぬけているため、ここ数年は決勝まで進出しても3位に入れなかったが、大阪の世界陸上にはジャクソンが主催者招待(ワイルドカード)で出場のため、アメリカからの代表枠は4人。そのチャンスを見事にものにした。
6月初めのリーボックGP(NY)では、後半に崩れて本来の走りができず、レース後に頭を抱える姿もみられた。また、後輩のスペアモンには「コンスタントに49秒をきれないとダメだね」と檄を飛ばされた。それからわずか数週間でベストのコンディションを作りあげたのはさすが。
現在はヨーロッパを転戦しながら、両足でのハードリングを完璧にしようと努めている。全米では最後の2台で崩れたため、もしそのハードリングがあえば、メダルも可能。為末、成迫のライバルになることは間違いない。
posted by Oikawa |11:40 |
大阪・世界陸上 |
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2007年07月23日
『ハードルなぎ倒し男』こと、ベテランのアレン・ジョンソンは、春先に怪我をして、その影響でシーズン後半に全く練習できず、全米選手権にはぶっつけ本番で臨んだ。
予選から苦しい、そして痛々しいレースで、走り終わったあとには足を引き摺る場面もあった。準決勝を何とか通過し、満身創痍で臨んだ決勝は、まったくレースに絡めずに7位に終わった。
今年36歳になるジョンソンは、「30代でも世界で戦えることを証明したい。若い選手にはまだまだ負けられないよ」と来年の北京五輪に意欲を見せる。
現在は、ヨーロッパのグランプリを転戦中のジョンソンは、世界陸上は久々にテレビ観戦をする予定。しっかりと怪我を治して、来年、再びベテランらしい凄みのある走りを見せてほしい。
posted by Oikawa |06:12 |
陸上 |
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2007年07月21日
7月15日の南部記念でミズノの大橋祐二(110mハードル)が、自己ベストを破る13秒55(+2.0)で2位になった。この記録は、世界陸上、そして来年の北京五輪のA標準をきる好記録。大橋は日本選手権では5位に終わったため、残念ながら世界陸上には参加できない。
大橋は12月と3月にアレン・ジョンソンが練習するアメリカ・サウスキャロライナでそれぞれ1ヵ月ずつ冬季練習に参加。アレンのコーチ、シルヴァーナス氏の指導を仰いだ。春先の練習では、あまりのきつさに練習後倒れこむ姿も見られた。また、アレンやシルヴァーナスコーチから多くのことを吸収しようと貪欲に取り組む姿勢をみせていた。練習以外では、英語でチームメイトにドンドン話しかけたり、スーパーで食材を買い込んで毎日自炊したりと、環境にアジャストする努力もしていた。
地元開催の世界選手権を前に、アメリカで長期に渡って練習をすることには様々な意見があったはず。日本選手権では、コンディションなどの影響からか結果が残せなかったが、南部記念ではアメリカでの練習の成果を出せたといえるだろう。
大橋が次に目指すのは自己ベストのさらなる更新と、北京五輪への出場権獲得。110mハードルは、同じミズノの内藤をはじめ、多くの優れた選手がしのぎを削っているため、来年の日本選手権も厳しい戦いになるだろう。だが、南部記念で『何か』をつかんだ大橋の今後の走りに注目したい。
posted by Oikawa |04:32 |
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2007年07月20日
男子やり投げのメダル候補、ブリュー・グリア。全米選手権では、91m29のアメリカ新&今季最高を出して、全米8連覇を達成した。男子やり投げで、90mを超えているのはグリア唯一人とあって、世界陸上でも優勝候補の一人だ。
今年31歳になるグリアは、「冗談好き」としても有名。記者会見で多くの記者たちから様々な質問が飛ぶ中で、「やりを投げてチーターを捕らえた」とか、「投げる前にエアポケットが見えた」なんて答えにならないことばかりを連発し、いつも爆笑会見を起こしてしまう。
グリア曰く、「みんな真剣で、しかも怖い顔で色々聞いてくるから、なんか楽しいことを言わなくちゃって思うんだ」。陸上競技の中でも投擲はマイナーなので、なんとか話題づくりをしようという意気込みのようにも感じられる。
今季絶好調ながら、これまで怪我に悩まされ、世界大会ではメダルを獲得していない苦労人。大阪ではぜひメダルをとって、大阪を「グリア流の笑い」で包んでほしい。
世界陸上まで、あと37日!
posted by Oikawa |02:28 |
大阪・世界陸上 |
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2007年07月19日
400mハードルで為末&成迫選手の最大のライバルになるのは、やはりアメリカ勢。今回はバーション・ジャクソンがワイルドカード(主催者招待)で出場するため、アメリカからは何と4選手が参加。
ヘルシンキ世界選手権で最後の最後に為末選手に抜かれ、4位に終わったカーロン・クレメンテは2年の年月を経て、ちょっと逞しくなった。2年前は、生まれ持った才能、つまりセンスだけで走っていた印象があったけど、最近は精神面がかなり強くなった。今回はメダル奪取&ヘルシンキのリベンジに意気込んでいる。
ちなみに彼のニックネームは『ドラマキング』。アメリカでは、大げさに芝居がかった行動をする女性を『ドラマクイーン』と言うけれど(良い意味ではない…)、カーロンは調子の波が激しい上に、レース中にも前半絶好調だったのに、後半大失速し(その逆パターンもあり)、インタビューで「どうしてこうなったのか分からない」と長嶋監督ばりのコメントをいう事から、こんなニックネームが。
勝った時には満面の笑顔を、負けた時には泣きそうになるなど、ほかの選手よりも感情表現が豊かなところも、そんなニックネームがつけられる所以かも。
接戦が予想される男子ヨンパーの決勝は、8月28日の火曜日。
世界陸上まで、あと38日!
posted by Oikawa |01:44 |
大阪・世界陸上 |
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2007年07月17日
大阪世界陸上の注目選手の一人、男子200mのウォレス・スペアモン(米国)。自己ベストは、世界歴代3位(当時)の19秒65を持つけれど、今季のベストは19秒82とまだエンジン全開ではない状態。
全米選手権では、アーカンソー大学で共に練習するタイソン・ゲイに大きく水をあけられ完敗を喫し、半ば呆然としていたので、取材する側もちょっと辛かった。
スペアモンのお父さんも200mの選手で世界陸上に出場経験があるけれど、そのお父さん曰く、「課題はカーブ」。残り1ヵ月でスタートからカーブの走りをどれだけ改善できるかによって、メダルの色が変わってくるはず。大阪でも、練習パートナーのゲイが最大のライバルになることは間違いないため、その課題を克服できるかが大きなポイントになってくる。
前回の世界陸上ではジャスティン・ガトリンに破れ、2位に終わった。ガトリンの薬物使用の時期が分からないため、ガトリンは『疑惑の金メダル』を獲得した気がする。
競技に対する姿勢やファンへの接し方など、個人的にかなり好感度が高い選手なので、スペアモンには大阪で奮起してほしいところ!
世界陸上まで、あと40日。
posted by Oikawa |06:07 |
大阪・世界陸上 |
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2007年07月15日
世界陸上まで、あと41日になりました!
日本の澤野大地選手をはじめ、世界トップの選手たちは、今、ヨーロッパのグランプリを転戦中です。怪我なく遠征を終えて、大阪ではみんな自己ベストを出してほしいですね!
ところで、アメリカのFlotrackというサイトをご存知ですか?陸上好きのメンバーが立ち上げたこのサイトには、陸上の全米選手権の予選や準決勝、またインタビューなどをアップされています。若いスタッフが小さなカメラを片手に競技場を走り回り、レースの様子や選手の様子を撮っているんです。
マイクなしで撮影しているので聞き取りづらい時もありますが、それはご愛嬌ということで…。試合後の選手たちの和んだ表情がいい感じで写っていますよ。
posted by Oikawa |19:33 |
陸上 |
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2007年07月15日
はじめまして。NY在住のスポーツライター、及川彩子です。今月からスポナビでブログを始めることになりました。
陸上、マラソン、野球をはじめ、スポーツの魅力をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
posted by Oikawa |19:23 |
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