2007年12月28日
言い訳のない人生
ちょっと気が早いけれど、来年の目標を。 「言い訳のない人生を送る」 1年間、アメリカ選手を中心に海外のスポーツ選手を取材してきたが、彼らは勝敗に関係なく、とても潔い。 3月に400mハードルのバーション・ジャクソンを取材した際の言葉が心に残っている。 「グラウンドにすべてを置いてきたい」 ジャクソンは世界陸上の準決勝、最後のハードルに足をぶつけ、世界陸上連覇ならなかった。記者たちが待つミックスゾーンでも無言。控え室で頭を抱えている姿が今でも脳裏に焼きついている。記者の何人かは、何のコメントも出さなかったジャクソンにいらだった様子だったが、敗者は多くを語るべきではない、という彼の姿勢に好感を持った。 同じ400mハードルのジェームズ・カーターも同様だった。決勝で最後に失速し、2大会連続のメダルを逃した彼も無言を貫き通した。翌日、無言の理由を聞いて納得。敗者が多くを語れば、時として誰かを傷つけることになる、ということを。 プロのスポーツ選手にとって成績がすべて、である。大会までの過程、練習での努力、人柄などは関係ない。成績だけが本当にすべて、なのだ。「言い訳をしない人生」だからこそ、彼らは強く、そして美しく、時に人の心を震えさせられるのだと思う。
posted by Oikawa |03:59 |
北京五輪 |
コメント(0) |
トラックバック(0)


