2011年07月18日
WPSでの澤、宮間両選手
試合後のファンサービスする澤選手
手作りのTシャツを着た澤選手のサポーター
女子ワールドカップ、決勝まであと3時間。
日本とアメリカはこれまで24試合対戦し、アメリカが21勝3分けと圧勝している。今回アメリカから金星をあげてワールドカップ制覇できるか、試合前にアメリカ代表を分析してみたい。
まずはスコアから(個人的見解なのでご了承のほどを)
FW MF DF GK
アメリカ A B A+ A
日本 B+ A+ A B+
次は平均身長(cm)
FW MF DF GK 合計
アメリカ 170.1 169 167.4 177 170.88
日本 163 162.2 163 166 163.55
アメリカの武器は鉄壁のDF陣、そして弱点はMF陣。MFはコミュニケーション不足を指摘されているように、一見そつなくプレーしているけれど、ほんの少しのことをきっかけに一気に脆くなるのが弱み。予選のスウェーデン戦でその弱点を大いに露呈した。
しかし盤石ではないMF陣をカバーして余りあるのが、スピードとフィジカルの強さ。日本のボールポゼッション率が上がり、アメリカにイライラが出れば、牙を剥いてフィジカルなプレーが出ることは間違いない。アメリカ選手は体幹強化をしっかりしているので、多少ぶつかってもびくともしないのが特徴。
日本の強みは澤&宮間という国際大会、そしてアメリカでプレーの経験を持つ2人のMF陣。彼女たちの視野の広さは女子サッカー界でもトップ5に入るし、攻撃に守備に多様なプレーをできる。この2人は、先の先まで計算してパスを出すことができる。徹底マークの下で、どれだけいいパスが出せるか、勝負の鍵は彼女たちにかかっている。
日本のもう一つの強みは「全員守備」ができること。澤がアメリカでプレーしていた際、「FW陣や一部のMF陣が守備をしない。日本はみんなでボールを奪いにいく姿勢があるのに」とこぼしたことがあった。日本女子は体格面で世界に劣るため、「全員サッカー」が早い時点から身に付いていたのだと思う。
アメリカ代表は今季16試合を戦い、34得点、12失点を記録。得点率が高いのは、前後半の試合開始から10分。この間に11点を取っているため、日本代表は立ち上がりのまだ試合が落ち着かない時点での失点にきをつけたい。
逆に失点率が高いのは、前半20〜30分の間。12点中4点をこの間に失っている。アメリカは残り10分での失点率が低いので、ロスタイムで得点・・・というのは難しいかも。
早いパス回しと全員サッカーでアメリカを崩せるか。
posted by 及川 |00:17 |
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2010年05月05日
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5月1日に、澤穂希の所属するワシントン・フリーダムと、宮間あやの所属するセントルイス・アスレティカが、ワシントンDCのRFKスタジアムで対戦。澤のフリーダムが3-1で勝利を収めた。
澤は、1-1で折り返した後半1分に、値千金の2点目のシュートを決めるなど、勝利に貢献。ソニアのCKをダイレクトに決めたが、澤穂希でしか決められない、ほれぼれとするようなシュートだった。
今季からチームが変わった宮間は、チームメイトとの呼吸が合わず苦戦。宮間のパスの速さ、視野の広さにチームメイトがついていけていない状況で、イライラしているのが見て取れた。
この2人、WPSではライバル同士だが、なでしこではチームメイトとして、アジアカップでは、来年のW杯の切符獲得&優勝を目指して戦っていく。
PS. RFKスタジアムではワイヤレスが使えないというあり得ない状況。来週末も取材があるので、直してほしいっ!
posted by オイカワ |17:20 |
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2010年04月17日
MLS(メジャーリーグサッカー)、WPS(ウィメンズ・プロフェッショナル・サッカー)に続き、MLSの下部に属するUSSFディビジョン2が先週、開幕した。
このリーグには、今季6名の日本人選手が対決する予定だが、開幕戦でいきなり日本人選手が対決。サガン鳥栖から移籍し、今季からチームに新加入した山田卓也がプレーするFCタンパベイが、吉武剛、西村卓朗、そして原田慎太郎が所属するクリスタル・パレスと対戦し、FCタンパベイが1-0で勝利を挙げた。
また鈴木隆行の所属するポートランド・ティンバーズの開幕戦は明日。
平野孝の所属するバンクーバー・ホワイトキャプは11日の開幕戦で2-0で勝利しているが、平野は故障のため出場していない。
ちなみに、鈴木を除く日本人選手の移籍をサポートした中村武彦さんも今春から、FCバルセロナからリードオフ・スポーツ・マーケティングに移籍、いや…転職され、サポート業務に注力する。
今季もアメリカで活躍する日本人選手たちを注目してほしい。
posted by Oikawa |15:22 |
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2009年08月19日
澤穂希の所属するワシントンフリーダムが、プレーオフの1試合目で姿を消した。
「決勝で、ロサンジェルスに開幕戦のリベンジがしたい」
そう話していた澤の言葉は叶わなかった。
澤の3月からの道のりを
週刊サッカーダイジェストに書きました。数字では見えない、澤の貢献度が分かると思います。日本の澤ではなく、世界の澤として、どう認められているのか、言葉足らずの部分もありますが、手にとっていただけるとうれしいです。
posted by Oikawa |00:30 |
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2009年07月22日
澤、初得点の動画はこちらから
DFとGKの裏をかいた見事なゴール。
posted by Oikawa |11:04 |
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2009年07月19日
アメリカ女子サッカーリーグ、WUSAのワシントンフリーダムに所属する澤穂希が、18日のセントルイス・アスレティカとの試合で初得点を挙げた。
アメリカとカナダの代表選手が、親善試合のために抜けていたため、メンバーも大きく入れ替わり、ワシントンフリーダムは大きな戦力ダウンを強いられた。そのため、前半は押され気味の展開に。澤は若いメンバーに対して積極的に指示を出し、いつもながらの体を張ったプレーをみせていたが、後半29分、自ら持ち込んでシュート。ボールはディフェンダーにぶつかり、キーパーの足とポストの間にするりと吸い込まれていった。ガッツポーズをした後、笑顔でチームメイトと喜びを分かち合った。
相手DFの一瞬をついたプレーに対し、ワシントンフリーダムのサポーターはもちろん、男子のDCユナイテッドのサポーターからも大きな拍手と歓声が送られていたのが印象的だった。
「勝ち点3を取らないといけない状況だったので、点を取れて、勝ててうれしい」とほっとした表情。とはいえ、プレーオフ進出まで気が抜けない状況が続く。次戦も気迫のプレーを期待したい。
大きな価値のある初得点、おめでとう。
写真:澤のホームステイしている先の子供たちと
posted by Oikawa |13:42 |
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2008年12月03日
来年4月から、アメリカで女子サッカーの新リーグ「WPS(Womens Professional Soccer)」が始まるが、9月末に行われた国際ドラフトで、日本のエース、澤穂希(日テレベレーザ)がワシントンフリーダムから1位指名を受けた。
ワシントンフリーダムのヘッドコーチ、ジム・ガバラ氏に1位指名の理由を尋ねた。
「1999~2000年の室内サッカーリーグツアーの際に、澤を直接指揮した経験がある。また、前プロリーグ「WUSA」でワシントン・フリーダムを指揮し、澤が所属していたアトランタビートと何度も対戦し、彼女の能力の高さを感じた。彼女の高い技術と経験が我々のチームに必要であり、サワはフリーダムの一員として、素晴らしい活躍をしてくれると信じている。彼女がミッドフィルダーとして、チームを牽引してくれることを願っている」
アトランタビート時代、彼女を何度か取材したが、フィジカルで劣る部分を高い技術でカバーしていたのが印象的だった。また、身長が低いにも関わらず、ヘッドで競うなどガッツあるプレーも心に残っている。2002年に、ビートがチャンピオンシップの決勝に王手をかけた試合で、澤は脳震盪を起こしながらもプレーをしていた。翌週の決勝を一緒に観戦したときに、「あの後、MRIをとりに行ったんですよ」と笑っていた。チームメイトや他のチームの選手とも臆することがなかった。
澤が日本を離れ、アメリカでプレーすることはベレーザやなでしこリーグにとっては痛手かもしれない。しかし、サッカー選手になりたいと夢見る子供たち、そして若手選手には、刺激になるだろう。
澤自身も、前回、ビートでプレーしていたときとは、立場が微妙に異なる。海外から来た若手選手、ではなく、チームを牽引するリーダー的選手として、毎試合、結果を出していかなくてはならない。プレッシャーもあるかと思うが、彼女ならできるだろう。
写真:アトランタビート時代の澤選手
posted by Oikawa |18:14 |
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2008年12月01日
もう1ヶ月以上も前になるが、ワシントンDCで行われたワールドカップ予選のアメリカ対キューバ戦を観に行った。北京五輪でも日本がアメリカと戦ったけれど(1-0でアメリカの勝利)、残念ながら観戦できなかったので、代表戦を観るのはこれが初めてだった。
観にいくきっかけになったのは、アメリカのサッカー界で活躍する中村さんの一言。
「日本ではアメリカのサッカーはあまり評価されていませんが、アメリカは南米のスタイル、ヨーロッパのスタイルを融合した、『アメリカサッカー』なんですよ」というようなニュアンスのことを中村さんが仰っていたので、その『アメリカサッカー』を観てみたくなったのだ。
大学時代にアルバイトで毎週のようにJリーグの取材をしていたが、それは、あくまでも日本のサッカー。当時のJリーグのサッカーは、外国人監督が南米型またはヨーロッパ型を採用していたものの、チームに浸透しきれていなかった。
TVでは代表戦やワールドカップを何度も観ているし、日本代表の試合は北京でも観ていたが、アメリカの代表戦は観たことがない。果たして、アメリカサッカーの魅力をどこまで理解できるのか、理解できるようなサッカーをしてくれるのか、期待と不安があった。
アメリカ対キューバの試合は、アメリカが格下のキューバ相手に6対1の大差で圧勝。キューバは確かに弱かった。だが、リズムのある攻撃、堅い守り、ベテランと若手の連携&バランス、監督の絶妙な采配・・・。まだまだ洗練度は低いけれど、観る者をひきつける魅力のある、面白いサッカーだった。
サッカー不毛の地、という言葉を中村さんはブログで使用しているが、今回のような試合を見れば、サッカーファンは間違いなく増えると思う。色々な意味で、サッカーというスポーツはアメリカ人向きなようにも感じられた。アメリカ対キューバ戦で感じたことはまだまだあるが、それは次回に。
posted by Oikawa |16:51 |
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