2008年05月30日
【陸上】リーボックGP:ローリン・ウィリアムスその1
土曜日に行われるリーボックGPに先立ち、今日、男女100mの有力選手の記者会見が行われた。女子100mでは、世界陸上金メダルのヴェロニカ・キャンベル-ブラウンと同銀メダルのローリン・ウィリアムスが、男子はタイソン・ゲイと先日、世界歴代2位の記録を出したジャマイカのウサイン・ボルトが出席した。 怪我に苦しみ、調子がイマイチだった昨年と比べ、今年はどうかと聞かれたローリンが、「昨年とは比べたら、本当に調子が良い。やっと日のあたる場所にいるって感じがする。ただ、ハードな練習をしているので、何かしら小さな問題があるのは皆、同じ。この場で、足が痛い、調子が悪いなどといいわけをするなら、最初から出ない。言い訳をしている選手は、北京行きの切符は取れないと思う。この時期にレースをこなせない選手は、全米で厳しい戦いを強いられるのでは」と応じた。まくしたてるように話すローリンの横でヴェロニカが熱心に頷いていた姿も印象的だった。 振り返れば、昨年のリーボックGPではローリンは惨敗している。ヘルシンキ世界陸上で優勝したので大阪には自動的に出場する権利があった。全米は回避した方がいいのではという意見もあった。本人も出場して惨敗したら、恥ずかしい事は重々承知していたが、「自力で3位に入って、堂々と胸を張って大阪に行きたい」とあえて出場。予選、準決勝と苦しみながらも、決勝ではなんとか2位に入って自力出場を決めた。決勝後、取材陣の待つエリアに現れたローリンは、飛び跳ねながら、「自分の力で大阪に行くのよー」と笑顔。大阪でも本調子ではなかったが、持ち前の集中力で確実に走り、銀メダルを獲得した。 女子短距離界を牽引する、ヴェロニカ、ローリン、そしてアリソン・フェリックスらはまだ若い。だが、大学生の頃から第一線で活躍している彼女たちの「プロ意識」は非常に高い。彼らは、自分が大会の目玉であり、出場してきっちり走る事が、自分の仕事(彼らはビジネスという言葉を使うが)と認識している。そういう意識を持った選手と、そうではない選手の意識の差が、世界の舞台ではどうしようもないくらい大きな差になるのではないだろうか。
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posted by Oikawa |14:56 |
北京五輪 |
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