2009年09月09日

「ハッスル・ジハード」は、意外と面白くなるかも知れないよ。

「プロレスとは、桃源郷なり」  /  桃太郎

   「ハッスル・ジハード」


 7/26の「ハッスル・エイド」でひとつの区切りを迎えたハッスルだが、
10/10には「ハッスル・ジハード」と名付けられた大会が開催される予定
である。 実は、僕はこの大会は中止になるだろうと思っていた。 8/23
の栃木大会は開催2週間前になってから突然延期になってしまい、8/27の
後楽園大会も急に「越中詩郎デビュー30周年記念大会」に差し替えられた。
そのことから、ハッスルにはもう興行を続ける体力がないと思っていたのだ。
ところが、9/6に「ハッスル・ジハード」のチケットは発売開始になった。
両国国技館での大会である。 果たして、ハッスルに勝算はあるのだろうか。
今日は、そこらへんについて、色々と勝手に想像しちゃおうと思う。
 勝手な想像その1。 両国大会には、新日本プロレス勢が参戦すると思う。
そう思う理由は、最近のTAJIRIの行動からだ。 G1クライマックスに
出場したTAJIRIは、グリーンミストを吐きまくっていた。 誰だって、
あんなものを顔にかけられたら、いい気分はしない。 それが受け入れられて
いるのは、新日本との信頼関係ができているからだと思う。 TAJIRIが
ハッスルを離れる気でなければ、新日本とTAJIRIの急接近は、新日本と
ハッスルの急接近だと考えることもできる。 先の「越中詩郎デビュー30周
年記念大会」には、永田裕志、獣神サンダーライガーも出場している。 その
試合後に、ライガーは「ハッスルにだって闘いはある」と、ハッスルの存在を
認める発言をしている。 これは「カード次第では、今後もハッスルに出ても
いいよん」という意思表示だと思う。 ライガーは両国に出るつもりかもよ。
 勝手な想像その2。 インリン様が帰ってくると思う。 インリンさんとは
ギャラの未払い問題があるが、その問題をクリアしての再登場をお願いしてる
んじゃないかと思う。 なぜなら、高田総統なきあとにハッスルを引き継げる
人材はインリン様しかいないからだ。 インリン様が復活し、モンスター軍と
ハッスル軍の連合軍を率いて、キングRIKIに立ち向かうのが「ハッスル・
ジハード」になるのだと思う。 そうなると、新日本勢はキングRIKI軍の
兵隊として参戦するのかも知れないね。 傭兵として。
 勝手な想像その3。 新日本は、ハッスルを積極的に利用する気だと思う。
プロレス団体にとって、40歳を過ぎた選手たちをどう使っていくのかは深刻
な課題である。 若い選手の踏み台にさせるくらいなら、名誉を守ったままで
別世界に移住させた方がいい。 長州力も蝶野正洋も、ハッスルというネバー
ランドで、永遠のレジェンド・レスラーになる。 それもいいんじゃない。
 というわけで
「ハッスル・ジハード」は、
意外と面白くなるかも知れないよ。
 勝手な想像だけどね。

posted by upro |05:49 | 桃太郎 | コメント(0) |
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2009年09月09日

一年後、船木なくてはプロレスは考えられないほどの存在になっていてほしい。

「プロレス彩強伝説 117」 /彩

   「船木の復帰戦」

 船木の復帰戦、すなわち武藤敬司二十五周年記念試合が盛大な盛り上
がりを見せて終わった。
 というか、終わったように見える、私は観戦していないので。
 両国に12800人も入るかどうかも疑問だが。

 なぜ、引退から10年、プロレスから20年経過している男の復帰戦がこんな
に盛り上がったんだろうと考えてしまった。私は新生UWFの最後の興行を観
戦している。伝説に残る大円団。そこには前田も山崎も藤原も、宮戸も安生
も高田もいる。そこには今の格闘技の原型となるPRIDEもリングスもパンク
ラスもUインターも藤原組もあった。ハッスルも。

 プロレスとは「記憶」でするもの。船木があのままプロレスをしていたら・・。
プロレスの歴史は確実に違ったものになったはず。だから、プロレスファン、
特におじさんたち世代のファンにとっては船木がUWFに旅だったときから、
その止まったままの時計が20年の時を経てようやく動き出した。

 闘魂三銃士、四天王、馳健世代はそれぞれがプロレス界の頂点に立った。
そのうちもう三沢、橋本がこの世を去ってしまった。馳は政界へ。
 私は馳がプロレスで全うしていたらプロレス界は馳で再編成されていたと
思っている。余談ではあるが。

 船木はそのど真ん中の世代、武藤と同じく将来を嘱望された男。はっきり言
えば両国でどんな闘いをしようとあまり関係がなかった、というよりこれだけの
ブランクがあって、蝶野、鈴木組に楽勝してしまってはプロレス界にとってよ
くない。

 しかし、武藤、船木組は勝ってしまった、というより鈴木という劇薬がリング
に散っていった姿が妙にかっこよかった。

 船木は一年間の期間限定で全日本に参戦する。
 9月には早くも鈴木戦を迎える。武藤社長の仕掛けは早い。船木だって若く
ないから賞味期限だって短いことは武藤もファンも承知の上。
 一年間でどこまでできるかは船木次第。高山が持つ三冠挑戦まで一年間で
登り詰めてほしい気持ちもあるが、横浜で鈴木にたたきつぶしてほしい気持
ちもある。
 一年間いるから、ずっと特別参戦選手ではいられない。展開によっては中
堅に組み入れられるかもしれないし、ブードゥーに入れられるかもしれない。
そうなったほうがおもしろいかも。

 三沢亡きプロレス界におもしろい駒が一つ増えたのは確か。
 若い選手がひしめく新日本、おじさん世代ががんばる全日本。
 やはり大黒柱を失ってやや元気のないのはNOAH。

 そんなプロレス界を船木には「ど真ん中」を走ってほしい。
 一年後、船木なくては
プロレスは考えられないほどの
存在になっていてほしい。

posted by upro |05:45 | | コメント(0) |
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2009年09月02日

40歳を過ぎたプロレスラーは、潔く決断しなければならないのだ。

「プロレスとは、桃源郷なり」  /  桃太郎

  「ライセンスなんていらない」


 新日本、全日本、NOAHが話し合って、プロレスラーのライセンスが発行
されることになった。 基準は各団体に委ねられ、最大で1年間有効のライセ
ンスが発行される。 三沢光晴さんの遺志を継いでのことなんだけど、実は、
僕はこんなもの必要ないと思っている。 いったい何のために、ライセンスが
必要なのだろうか。
 ライセンスを発行することになった背景には、昨年、素人のプロレスラーが
練習中に死亡したことがある。 勝手にプロレスラーを名乗り、鍛えてもいな
いのにリングに上がり、挙げ句の果てには死亡事故を起こす。 そんなことを
放置しておくことはできない。 そう三沢さんも考えていたんだろう。 でも、
僕はその素人レスラーの死亡事故は、事故を起こした当事者たちが責任を負う
べきもので、プロのプロレス団体が責任を感じる必要はないと考えている。
だから、ライセンスなんていらないと思うのだ。 むしろ、三沢さんのような
事故を繰り返さないための仕組みを考えるべきだと思う。
 三沢さんの事故の原因は何だったのか。 それは、無理をしたからだと思う。
46歳になってもまだ、タイトルマッチの挑戦者としてメインのリングに立た
なければならなかった。 そんな状況に追い込まれたことが事故を招いた。
40過ぎの人なら、誰でも体力の衰えは実感している。 お腹は出てくるし、
体は固くなるし、目は見えなくなる、とっさの判断も遅くなる。 健康診断を
受ければ、血圧や、中性脂肪値や、血糖値が高いと、誰もが言われている。
40代のプロレスラーが健康診断したら、きっと、みんな「要観察」の診断が
出ちゃうよ。 それなのに、彼らは、まだ30代の頃と同じファイトをしよう
とする。 そりゃ、絶対に無理だ。 彼らの時代は、もう終わっていなくちゃ
いけないくらいなのだ。
 必要なのは一歩引く勇気だと思う。 馬場さんも猪木さんもそうしたように、
後進に道を譲って一歩引くことだ。 寂しいことだけれど、誰でも老い衰える
ことは仕方がない。 一歩引いた位置で、また自分なりの輝き方を探せばいい。
 馬場さんは前座に出て脇役に徹した。 猪木さんは政界という別世界に転職
した。 居酒屋を始める人、ジムを経営する人、プロレスとは関係ない会社に
就職した選手もいる。 先輩たちが、ひとつの人生を終わらせ、新しい人生を
見つけたように、40歳を過ぎたプロレスラーは、
潔く決断しなければならないのだ。
 もし、ライセンスに実効力を持たせるのなら、基準に「45歳定年」を盛り
込めばいい。 だけど、そんなことできないだろうなあ・・。
 本当は、関係者たちも思っているはず。
 ライセンスなんていらない。

posted by upro |00:15 | 桃太郎 | コメント(0) |
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