2008年10月27日
「プロレスとは、桃源郷なり」 / 桃太郎
「リング外の闘い」
NOAHの仲田龍統括本部長が、新日本プロレスに、1/4東京ドーム大会
のカードを早く決めるように求めたという。 同時に「うちのトップは三沢、
小橋、秋山選手」と語っていることから、ドーム大会にこの3選手が出場する
可能性が出てきた。 果たして、本当にNOAH勢は、新日本のリングに乗り
込んでくるのだろうか。
新日本とNOAHは、2001年の秋~2005年の春まで交流戦を行って
いる。 振り返ってみると、この2団体の関係はもともと友好的なものだった。
シングルでは、秋山準vs永田裕志、蝶野正洋vs三沢光晴、小橋建太vs蝶野正洋、
小橋建太vs永田裕志、丸藤正道vs棚橋弘至、力皇猛vs棚橋弘至が実現している。
秋山は2003年のG1クライマックスにも出場し、準優勝している。 永田・
棚橋組はGHCタッグ王者になってるし、獣神サンダーライガーはGHCジュ
ニア、金丸義信・菊地毅組はIWGPジュニアタッグのベルトを巻いている。
そんな過去を思い出してみると、何も夢物語じゃない。 2ヶ月後のドーム大
会で、NOAHvs新日本の全面対抗戦は実現しているのだろう。
当時のシングルマッチの戦績を調べてみた。 秋山と永田は秋山の2勝1敗、
蝶野と三沢はドロー、小橋と蝶野は小橋の勝ち、小橋と永田は小橋の勝ちだ。
棚橋は丸藤に勝って、力皇に負けている。 秋山のG1は、予選リーグが3勝
1敗1分け(天山、棚橋、中西から勝利、西村に負け、蝶野と引き分け)で、
決勝トーナメントは永田に勝って、天山に負けた。
NOAHは、小橋と三沢には土をつけさせず、秋山も勝ち越したのだから、
「うちのトップは三沢、小橋、秋山選手」は嘘とは言えない。 しかし、時は
流れている。 今のNOAHのトップは、森嶋猛であろう。 一方の新日本は
棚橋弘至と中邑真輔のツートップだ。 このツートップが三沢、小橋、秋山に
負けるわけにはいかない。 NOAHがこの3人を送り込んでくるのならば、
新日本は、永田、天山、中西、真壁刀義、後藤洋央紀あたりで立ち向かうこと
になる。 ここが悩ましいところなのだ。 たぶん、永田にはゼロワン勢との
タイトルマッチがあるのだろうし、天山は小島とのタッグで行きたいところ。
中西、真壁、後藤は、武藤に負けたばかりなのだから「ウチのトップです」と
言っても話が通らない。
ツートップを出すのか、どうなんだ、
とNOAHは詰め寄ってきたわけだ。 困ったことになったね。
というわけでね、今回はジュニアの対抗戦に収まるんだと思うよ。 丸藤vs
ライガー、KENTAvs金本浩二、ロウ・キーvs石森太二のジュニア3大タイ
トルマッチになると思うんだけど、どうだろうか。
対抗戦って、難しい。
リング外の闘いなのだ。
posted by upro |05:25 |
桃太郎 |
2008年10月22日
「 第7章 孤高のプロレス 」その40 / キャメルマン
「 夢は追いかける 」
本来、夢を追いかけるのが常なんだろうが、今回の「武藤VS中邑」の
IWGPを見ると、夢が真実を追いかけています。
真実こそが最高の夢なんだ!
世代交代と言われて何年になるだろうか、数年前から中邑、棚橋への交代劇を
書いたり、この投稿欄でも世代交代が何度となく触れられていました。
なんと言うことはない、世代交代とは見ている観客のほうかもしれません。
船頭は何人も入らない。
武藤は俺がいる間は交代の話題が大切で、ほんとの交代は
中邑の次の世代がメインに立つときかもしれない。
その時に中邑や棚橋、森嶋などが交代の渦中の人になるだろう。
今の三沢を見てもそう思えます。
夢は追うものではなく、真実が、現実が本当の夢なんだ。
夢は現実の中の光が夢なんだ。
先日の魔裟斗を見てもそうだ。倒れてからの迫力、
あそこに夢があったんだ。やっぱり現実なんだよ。
武藤も今更、いつまでもIWGPのベルトを巻いてるわけには行かないだろう。
きっとそう思ってるはずだ。
しかし夢を作れるのは俺しかいないとも思ってるんだろう。
以前、鈴木みのるが3冠ベルトを保持してた時に環境が良く似てる。
でも倒してくれる相手がいない。
まさか三沢とやる事もないだろうし。
プロレスと格闘技の論争も下火になり、寄り添ってきた道も
より近づいてみたら、始めて離れるべきだった事に選手自身が気づき
杉浦のように、ジャンルを区別して出場して糧としている。
少し回り道だったけど、今プロレスは
再びプロレスの面白さを発揮できる環境に
なって来たようにに思えます。
シェイクスピアの面白さは、天と地ほどの「格差」にあるといいます。
プロレスも武藤のように一瞬の芸術が必要です。
posted by upro |22:22 |
キャメルマン |
2008年10月16日
「プロレスとは、桃源郷なり」 / 桃太郎
「板井」
大相撲の八百長疑惑を報じた「週刊現代」の記事に、名誉を傷つけられたと
して、日本相撲協会と現役の力士らが損害賠償を求めている。 その裁判に、
証人として出廷した元小結「板井」の板井圭介さんは「現役時代は横綱や大関
が約70万円で勝ち星を買っていた。朝青龍の対戦相手も土俵上で不自然に力
を抜いており、今も八百長は行われている」と証言した。
板井と言えば、宝島社から出ている「大相撲最強の力士」というムック本に
こんなことが書いてあった。 「大相撲史上最大の八百長工作者である板井は
単なる八百長の仲介人ではなく、大関も夢でないほどの実力者であった」と。
板井は実力者であったからこそ、星を高く売ることができた。 星を買わない
相手には、ガチンコの勝負で勝って、優勝争いから脱落させる。 三役に土を
つけるほどの実力があったから、暗躍することも可能だった。 大関・横綱に
なる道を選ばず、裏方に徹する生き方は、プロレスのポリスマンにも似ている。
板井は、表舞台に出る前の藤原喜明みたいな存在だったのかも知れない。
板井さんの八百長発言を受けて「八百長があるのなら、なぜ、日本人力士の
横綱がでないのか。おかしいじゃないか」と言う人がいる。 確かにそうだと
思う。 きっと、八百長があったとしても、それは日本相撲協会が主導してる
わけじゃなく、個々の力士の間で行われていることなのだろう。 もちろん、
八百長を主導できる人は、かつての板井のような実力者であるはずだ。 実力
のない者が星を売り買いすることなんてできない。 もし、朝青龍が本当に星
を買っているとしたら、それは朝青龍が「相手の戦意を奪い取るほどの実力者」
だという証明でもある。 八百長をやってるから本当は弱いんだ、というので
はなく、真の実力者だからこそ、楽して星が買えるのだ。
世の中にはお金で買えないものもある。 プライドがそうだ。 板井さんが
現役の頃も、八百長なんて我慢ならんと考える力士はいた。 先のムック本に
よると、元横綱の大乃国がそうだったという。 板井との対戦成績は8勝8敗。
板井の幕内での通算勝率が4割3分であったことから考えてみても、不自然な
戦績だ。 大乃国は板井とガチンコで対決していた。 8勝8敗という戦績は、
ふたりにとって誇らしい記録なのだと思う。 板井だって、八百長ばかりして
いたわけじゃなく、真剣勝負もしていたのだ。
ガチンコで勝負する力士もいる。 星を買っている力士もいる。 星を売る
ことに徹する力士もいる。 色んな人がそれぞれの信念でぶつかり合う模様は、
まぎれもなくガチンコだと思う。 土俵の上に八百長相撲はあっても、人生に
八百長はない。
星を売り買いするのも真剣勝負なのだ。
余談だけど、国民栄誉賞横綱である千代の富士の連勝記録を53で
ストップさせたのも、大乃国だったんだよ。
千代の富士、大乃国、板井。
彼らがいた頃、相撲は確かに面白かった。
posted by upro |23:31 |
桃太郎 |
2008年10月12日
「プロレスとは、桃源郷なり」 / 桃太郎
「プロレス・エキスポ」
開催が2週間後に迫ってきた、謎のプロレス興行「プロレス・エキスポ」。
10/24、25の2日間で3回の大会を両国国技館で行うことになっている。
両国国技館と言えば、新日本プロレスのG1クライマックス優勝戦が行われて
いる会場だが、新日本でも2日に3大会なんてやったことはない。 前人未踏
の記録に挑戦するわけだが、何だか大失敗の予感もしてきた。
発表されている目玉カードは、24日の「蝶野・ノートンvs高山・フライ」
くらいなもので、あとは6チームが2ブロックに分かれて行う「大陸対抗タッ
グリーグ戦」が目を引く程度。 これではとても両国国技館が満員になるとは
思えない。 25日の夜はNOAHの日本武道館大会があるし、24、25日
とも新日本は地方興行が入っている。 スーパーバイザーに蝶野正洋を迎えな
がら、NOAHからも新日本からも選手を借りられない、という事態になって
いるのは、誤算だったのか、それとも「どうってことない」ことなのだろうか。
そもそも、なぜ両国でやろうとしたのだろうか。 両国を2日間借りると、
650万円くらいはかかる。 その使用料は、開催日の3ヶ月前まで支払わな
ければならない。 後楽園ホールみたいに、当日のアガリで支払うなんてこと
はできないのだ。 だから、主催者の「プロレス・エキスポ実行委員会」は、
運営資金として1000万円近いお金を持っていると推測できる。 つまり、
お客さんが入らなくても「どうってことない」んだと思う。 運営を任された
ファースト・オン・ステージは、赤字にならないよう計算しておいて、あとは
招待券でもバラ撒いて格好をつける気なのだろう。 なあんだ、心配すること
なかったんだ。
でもね、それって結局、プロレスに投資してくれる人の芽を摘むことになる
と思う。 1000万円の予算でイベントを企画しても、1000万円の出費
だけで終わるのならば、やる意味はない。 1000万円かける価値のある、
記憶に残るイベントにする、それが請け負った人たちの責任である。 そこで
いい仕事をしてこそ、次の依頼があるというものだ。 今回のイベントには、
もっとプロレス業界全体で協力すべきだと思う。 特に、プロレス界の盟主に
なったNOAHの三沢社長には、大局観でもって臨んで欲しいものだ。
今回のエキスポは、NOAHの武道館大会とバッティングした。 三沢社長
にしたら不愉快なことだろう。 でも、ここで大きな心で接しておけば、次は
蝶野じゃなくて、NOAHに依頼するはずだよ。
恩を売るつもりで協力してやりましょうよ。
・・てなことを言った人がいるのかな。
武道館大会のカードに、名前のない選手がいるんだよね~。
posted by upro |22:09 |
桃太郎 |
2008年10月07日
「肉体の魅力」 ■ 平田
少し古いネタとなりますがお許しを。
三冠戦の諏訪魔対ケア、GHC戦の森嶋対健介を観ました。
どちらもそこそこ良い試合でしたが、なんとなく満ち足りなくて、
1996年の1.4 IWGP戦の武藤対高田を続けて観ました。
会場の観客の雰囲気やセコンドの雰囲気もさることながら、試合を
する二人の肉体美と香る雰囲気に再び酔いました。
諏訪魔と森嶋の肉体がプロレスラーのトップ選手として醜悪すぎる。
諏訪魔は落ち目の橋本を思い出し、森嶋は曙のように肉体を隠した方が
よいのではないかとさえ思ってしまいます。
とにかく肉体改造、これしかありません。
健介、ケアはなかなかの肉体ですが、スケールに問題があります。
諏訪魔、森嶋はスケール十分ですので、美を追求してほしい。
武藤、高田は身体の実寸よりも大きく見せる雰囲気をまとっていますし、
スピードも速くかつ豪快さも兼ね備えていた。
あれから、12年も経つのにまだ武藤がまだトップとは情けない。
醜いなら隠す、秋山がスキンヘッドにしていたのを目にして、なるほどと
思いました。スキンヘッドは禿げかけた醜い頭への観衆の注目を避け、
端正なマスクに観衆の関心を惹き付けます。
禿げかけたレスラーは剃髪するべきです。頭も肉体の一部、醜く生えている
頭髪は、あこがれの女性さんの脇毛を観てしまいショックを受けるのと同じ
で、観客から夢を奪う行為なのです。
一般人には言いません、プロレスラーはかっこいいんですから言うのです。
大谷もマスクは魅力的ですが、あの禿げかけた頭のために江頭2:50と似て
いるとバカにされるのです。ネタ的にはよいかもしれませんが、プロレス
のリングに笑いはやっぱり不要です。笑うと真剣な雰囲気が崩れる。
武藤対高田に笑いの雰囲気は全くない。ベルトをかけた真剣勝負には不要。
大谷が真剣勝負しているときにあの頭を見ると真剣さが薄れ、
ベルトをかけた闘いに奇妙なケチがつくのです。
話しがそれましたが、諏訪魔、森嶋には美しい肉体、またはかっこいい
コスチュームで隠すか、工夫が必要です。
今のままでもかっこいいと本当に言えるのか、自問自答が必要です。
抱かれたい男にランキングするよう目指してね。
posted by upro |05:51 |
平田 |