2008年04月30日
「国」 ■ 平田
なぜ国というものが存在するのであろうか?
それは自己の防衛のためである。つまり、その国の中では背信的な行為が
取り締まられ、同じ国に所属する者は信用できるであろうという安心感を
得ることが目的だろう。
もし国がなければ誰を信用すればよいかわからない、信じられるのは自分
だけという荒野を彷徨い安住の地はない。
すべての生物は集団を形成する。それに準じて知的な集団を形成したのが
国であろう。本質に立ち戻るべきである。国のために死ぬと言うことは
そんなに悪い言葉ではないことが本質的な意味から理解できる。
自己防衛のために入った集団のために死ぬというのは矛盾を生じるかもしれ
ないが、共有した価値観というものを残すことに意味があるのである。
すなわち、力道山、馬場、猪木の栄光を残すためにはプロレスと言うジャンル
が存続することが最低条件であるということである。そのために命をかけて
闘うレスラーたちが美しいというのはそういうことである。
小橋建太がなんのためにリングに立っているのかという根本は、小橋が一
社会人として生活していた時代にプロレスに憧れていた記憶ではないか
と思う。つまり、馬場、鶴田の価値というものはプロレスと言うジャンルが
消えれば一緒に消えるのである。そういう価値観の存続こそが重要である。
基本的教育では国のために死ぬこともいとわない人間を教育しなければなら
ない。それは応用を効かせるためである。プロレスのために死ねる人間がもう
でてこないかもしれない。そうなれば心打たれることもなくなり消える。
根本に立ち戻ることが重要である。なぜ国ができたのか?なぜプロレスと言う
ジャンルができて団体が設立されたのか?
プロレス団体が乱立された理由は人気にのっかって金に群がったハイエナが
たくさんいたのだと思います。
金村と大仁田の遺恨発生は低レベル過ぎ。どっちもどっちという評が正しい。
プロレスという国の暴露本を出す者を含めた邪道が入り込み一時的に支持を
得たが、結局冷めれば国の消滅危機で本当はもっと歴史として続くはずだった
ものが消え去った。叩くことで一時的にいい気になるのは中国4000年の
歴史の王朝の交代劇が物語る。
前の王朝の歴史は悪とされすべて抹消される。
日本国では現在の王朝が有史以来ずっと続いているため実感がないが、こうした
プロレスの衰退をみると実感するものである。
プロレス界は情報の流出を
中国共産党バリに管理すべきであった。
右翼的でプロレス界に批判的な論評でありますが、結局のところ人間逃げ
切ったと安心すると思わぬところで足をすくわれる。
麻雀でダントツトップのときに何気なく切った牌が親の役満への振込である
可能性があるのである。
最近のmitu様の夕プロの記事を読んで思った感想でした。
そんな熱さに刺激され、様々な人が夕プロに参戦したら面白いなと思います。
結局のところ外に逃げない、常に内部に向かって闘い続ける、それが組織人
であり、内部告発を美徳とするのではなく、内部告発するような事柄を組織内
で根気強く訴え続けて理想状態を実現することを美徳としなければならない。
ミスター高橋が組織内で頑張っていれば今頃中邑が「プロレスラーは最強
です」と、全国ネットのリングで叫んでいたに違いない。
posted by 平田 |02:06 |
平田 |
2008年04月28日
「企業評価 ~団体と言っても、一つの会社~」 BY クレメンタイン
全日本では小島聡、新日本では棚橋弘至、ともに長期欠場に追い込まれるほど
の怪我を負った。ともに団体のエースクラスの人間であり、この欠場が与える
影響は大きいだろう。
だが、ここで両団体に問われるのは、団体としての資質である。小島、棚橋と
もに団体の所属選手であり、フリーの選手ではない。つまり、減俸があろうと
も、休場期間だって選手の保障を団体はしなければならない。
しかし、近年の天山に対する扱いや、エル・サムライの退団にまつわる噂が象
徴するように、新日本という団体は残念ながら、選手が100パーセント復活す
るまで待ってくれる団体であるようには思えない。おそらく棚橋も無理をさせ
られて、強行出場という事態も充分に考えられるだろう。
全日本に関しては過去のデータが乏しく、所属ではないフリーの選手も多いた
め、明確なことはいえないが、太陽ケアの例はどうだろうか?そうでなくても、
選手層がまだまだ薄い全日本である。小島には一日も早く復帰してほしいとい
う焦りから、強行させる可能性も考えられるだろう。
話は少し飛ぶが、真の一流企業と定義を考えたときに、社員に対する保障を無
視するわけにはいかないだろう。今TOYOTAがどれだけ利益を上げようと
も、やはりTOYOTA工場での過剰労働の問題などを考えれば、社会的存在
意義を踏まえたうえでTOYOTAを一流企業とは言えないように、ここで小
島、棚橋の両名に無理をさせるような団体であれば、両団体の資質を疑うべき
であろう。
それに比べるとNOAHは素晴らしいといわざるを得ないだろう。やはりそこ
には、三沢光晴自身が、全日時代にこき使われてきた過去が反映されているの
だろう。小橋のときもそうであったし、力皇にせよ、志賀にせよ、多くの選手
が重傷を負ったときに、NOAHという団体はしっかりと選手を休ませる。決
して、無理をさせない。怪我が完治するまで休場させ、しっかりとリハビリと
トレーニングを行わせる。だからこそ、ガンになっても復帰できた小橋建太が
いるのだろう。そして、こういうケアが出来るからこそ、選手と団体との信頼
関係が築きあげられるのではないだろうか。
近年では、選手を抱えるかたちよりも、フリーの選手を試合ごとに雇うような
かたちがどんどん増えている。その最たるものは、K-1やMMAであろう。
興行主は、選手と何試合かの契約を結ぶが、用が無くなれば捨ててしまう。こ
れは短期的には、非常に効率のよい運営形態である。いうなれば、必要なとき
だけ、派遣社員を一気に雇う企業のようなものである。だが、これでは人が育
たないことは、今の企業を見てもわかるうえ、今のフリー選手の中で、団体で
築き上げたバックグラウンドなしに成功している選手がいないのを見ても、明
らかである。
結局のところ、育てる土壌が無ければ、プロレス界は衰退する。そして、育て
る土壌は、選手を管理できる場所でなければならず、つまりは、怪我をした選
手の保障をしっかりと出来、きっちりとしたリハビリまで面倒が見られるとい
うことである。
使い捨てでは選手は育たない。これはどの世界でもいえることである。そして、
どこまでも長い目で、つまりは選手のデビューから引退まで面倒を見るくらい
の覚悟がなければ、名選手なぞ育たない。かつての巨人軍と今の巨人軍を比べ、
嘆く最大の要因は、伝説の王、長嶋の二人は生涯巨人軍であったのに対して、
今では派遣社員の如く補強して、それが勝利に繋がっていないからである。ア
ントニオ猪木がどうして、本当に二代目といえる選手を作りあげられないのか。
それは彼が途中で放棄してしまうことに他ならない。小川直也の面倒だって、
本当にもっと見ていれば、あんなことにはならなかっただろう。
よって、我々が注目すべきことは、
どんな復帰戦が行われるのか、ということ以上に、
どのような休場を団体が選手に与えられるのか、
ということである。
しっかりとした休場を与えられる団体であれば、復帰後の活躍は自ずと見えて
くるだろうし、欠場した選手の穴を埋めるべく、他の選手も頑張れることであ
ろう。
問われているのは、団体の資質である。
posted by クレメンタイン |01:06 |
クレメンタイン |
2008年04月26日
「自殺」 ■ 平田
安田忠夫が自殺未遂をした事件は記憶に新しい。
自殺とは自分が大切であるが故の防衛行動であるとの解釈がある。
安田は大相撲で小結まで極めた漢である。
鳴り物入りでプロレス界に入ってきた経緯がある。
橋本という英雄とタッグを組み、リングで暴れたこともある。
そして、大晦日の大一番でドラマを創り上げた。
これだけの栄光から魔界倶楽部のトップ、ハッスルと居場所を
求めて彷徨い、結局自殺未遂を犯した。
酒に酔っての練炭自殺未遂らしいが過去の栄光にしがみつきたい
そんな状況に陥ったのであろう。
これは非常に我々が感情移入しやすい。
順調に人生を歩んできたが思わぬところで立ち行かなくなる。
よくあることである。
亡くなる寸前の橋本の映像をロンドンブーツがメインを務める番組で
みたときの橋本は、全盛期の見る影もなかった。
やはりそれだけお金の苦労というものはプロレスで何万発ものチョップ
や蹴りを受けるよりも辛いことなのであろう。
そう考えると、この世に生きている我々はいつでもプロレスよりも
きついリングに立つことができるのである。
お金を借りて夢に使い込めばいいのだ。
そしてその夢が立ち行かなくなり、借金返済に苦しめばよいのだ。
場合によっては自殺に追い込まれるか。
安田忠夫が蝶野とタッグを組むという情報はセンセーショナルだった。
黒の総帥が人助けか。いや、より黒い安田忠夫が生まれるのか。
もう安田は自己を捨て去り、プロレス界への生き柱として捧げてほしい。
一度死んだのだからもう怖いもんなしでやってほしい。
もう一度言う、蝶野安田がタッグを組む。橋本安田組は印象に残る結果は
ないが印象に残っている。それは橋本の情け、優しさか。
今回の蝶野とのタッグが安田の生きる道を示すことになることを願いつつ、
蝶野は優しすぎる橋本ができなかった厳しさで安田を目覚めさせることが
できるのか、それはヒールの開花、わがままとヒールは違う。
理屈ではないファンが支持するヒールへ道のヒントが蝶野とのタッグに
あると安田は目覚めてほしい。
安田の生きる道はヒールしかない。
栄光の相撲界にはもう戻れないのだから。
posted by 平田 |11:25 |
平田 |
2008年04月24日
「介錯人~プロレスだからこその引退のかたち~」 BY クレメンタイン
レッスルマニアのフレアー引退の瞬間を目撃しただろうか。私は、あの試合を
通して、フレアーの凄さ以上に、介錯人を買って出たHBKの凄さを再認識さ
せられた。
スウィート・チン・ミュージックを決める瞬間、フォールに行く瞬間、そして、
叩かれる3カウント。WWEでは、たしかに決められたストーリーに則って、
リングは展開する。だが、その残酷な引退ストーリーのなかで、葛藤するHB
Kに、まさにありていの言葉で言えば、漢を見た。
3カウントが決まった瞬間、HBKはフレアーに抱きついた。そして、額にキ
スをする。そして、見せる切なく、やるせない表情と、男として、プロとして
果たす義務。そして、HBKはさっと、静かに、リングから降りていく。その
表情は、とても勝者のものとは思えず、まさに友の介錯を努めたサムライの表
情であった。
HBKといえば、長くアメリカンプロレスのトップに立ってきただけではなく、
本当にプロレスの幅の広い男である。プロレスのうまさだけでなく、そこまで
のストーリーを盛り上げるための方法も本当に心得ている。喜んでケツを出し、
突然ハルク・ホーガンのモノマネを始める。しかも、このモノマネがかなり似
ているのだ。だが、一旦試合が始まれば、名勝負を作りあげる。派手な入場と
は裏腹に、クラシカルな展開を持ち味とし、最後にスウィート・チン・ミュー
ジックへとつなげていく。この一連の流れは、やはり一流プロレスラーだから
こそ出来る芸当である。
そして、フレアーの介錯人を務められたのも、やはりHBKだけであっただろ
う。元々引退といったネガティブな話題展開の苦手なWWEのなかで、確実に
HBKは介錯を務めた。
だが、彼はこんなことやりたくなかっただろう。自分の手で、誰かを引退させ
るなんて、そんなことはしたくないはずだ。いまや引退が、引退でなくなって
いるプロレス界では、このような光景を見ることも少なくなってきたが、その
背景には、引導を渡せるだけの選手がいなくなってきているからではないだろ
うか。
誰が三沢光晴に引導を渡せるだろうか?
誰が武藤敬司の息の根を止められるだろうか?
中途半端な終わりではなく、完全なる介錯が必要なのだ。それが出来なかっ
たからこそ、引退を撤回する選手があらわれる。覚えているだろうか?
長州力の引退。とても引退するような試合ではなかった。あそこで必要だった
のは、誰かが完膚なきまでに叩き潰すことであった。アントニオ猪木は、小川
や藤田に引導を渡してもらう振りをしたが、結局は自分で自分の幕を引いた。
そんななか、偉大なるレスラー、リック・フレアーに引導を渡したときの、シ
ョーン・マイケルズの表情を私は忘れることはないだろう。
posted by クレメンタイン |10:42 |
クレメンタイン |
2008年04月22日
「ZERO-ONE」 ■ 平田
プロレス界ではZERO-ONE対新日本が盛り上がっているようですね。
ビデオで中邑対佐藤の一戦をみましたが、まだまだ中邑が格上の模様。
橋本から卒業して旅立ったZERO-ONE MAXでしたが、やはり橋本の
遺伝子を受け継いだ団体という印象が強いですね。
7年も生き残ってきたのか、まだ7年しか続いていないのか、微妙な
ところでありますが、新日本と協同的に生き残って行く策も仕方ない。
ジュニアでは日高や藤田がマット界を席巻しましたが、新日の金本や
ライガーあたりとの絡みがどうなるか気になるところであります。
気になったのが、この中邑対佐藤の2試合前に中西対大森が組まれて
いたことには不安を感じました。
中西の価値がかなり低迷している事実を実感しました。
大森も高山と一緒に行動していた頃に比べて明らかに落ちてしまった。
どうしてなのだろうか?
メインが大森と中西では務まらないのは?
ここでも世代交代の波を感じました。
大谷はジュニアでは伝説的な活躍を魅せましたが、ヘビーではハッスル
にでている位であまり印象が残せていない。
その状態で世代交代が進むのは危うい。
中西はG-1を制した栄光、大森のノーフィアーブームをもってしても
波に飲み込まれた。
単に
新日本対ZERO-ONE MAXを観るのではなく、
世代交代もテーマとして注目したいところです。
闘魂三銃士が創り上げた団体抗争トライアングルがプロレス界を熱く
し、世代交代とは我々の社会生活でも感情移入しやすいテーマであり、
若造に負けるなと第三世代を鼓舞したい。
最後に橋本真也の息子さんが父の意思を次いで本当にデビューする日が
くるのであれば、非常に楽しみでありますが、父が大きすぎる存在で
あることは大変なことだと思います。
健介ファミリーで修行するのがよいと思いますがいかがでしょうか?
posted by 平田 |03:46 |
平田 |