2008年03月27日

王者には品格が必要だと思う。ガマンもしなくちゃいけない。

「プロレスとは、桃源郷なり」  /  桃太郎

       「王者の品格」


 僕はお笑いが好きなものだから、年末の「M-1グランプリ」も大好きなん
だよね。 でも、昨年のM-1では、腑に落ちないことがあった。 それは、
2003年の優勝コンビ「フットボールアワー」が再出場してたことだ。
 M-1は結成10年以内というのが出場の要件になっている。 1999年
結成のフットボールアワーは、2008年まで出場資格がある。 優勝賞金が
1000万円と高額であることを考えれば、そりゃ出たくなる気持ちもわから
なくはない。 ひょっとしたら、主催者側も出て欲しくて、オファーしてたの
かも知れない。 2度目の優勝だとか、スリータイムス・チャンピォンとかは、
話題になっていい。 実力勝負なんだから、別に構わないでしょ、という理屈
も通らないわけじゃない。 でも、僕は何か嫌なんだよね。 かつての優勝者
が負ける様を見るのがね。
 新日本プロレスのG1クライマックスも、ニュージャパンカップも、優勝者
が次の年から出られないというルールはない。 蝶野なんかG1を5回も優勝
しているし、16回も出場している。 G1と言えば蝶野みたいなイメージも
出来ちゃってる。 だけど、それはあまりいいことじゃないと思う。 蝶野は
いつになったらG1を卒業するのか。 他の優勝者たちも引き際を見失って、
G1出場者の顔ぶれはいつも同じ様になっている。 M-1みたいにデビュー
10年の縛りもないから、なかなか新しいスターが出てこないのだ。
 仮に、今年のG1が12名で争われるとする。 参加選手は、蝶野、天山、
永田、中西、真壁、矢野、棚橋、中邑、後藤、バーナードに、ゲストが2名っ
てところだろう。 興味はゲスト次第になる。 もしも、優勝者は出られない
ことにすれば、あと5つ枠が空くことになり、顔ぶれがぐっと若くなるはずだ。
たとえゲストが小粒であっても、リフレッシュしたG1を見せることができる
だろうよ。 そして、G1を優勝した者しか、IWGPに挑戦できないことに
すればいい。 今の新日本には、IWGPとG1とNJCという3つの権威が
存在する。 この3つの関係を整理することが必要だと思う。
 それから、ベルトへの挑戦にも40歳の年齢制限を設けたらいい。 プロレ
スラーも40歳を過ぎたら、ベルトの力ではなく、自分の存在感の重さで生き
残って欲しい。 佐々木健介、鈴木みのる、高山善廣、小橋建太らが、今頃に
なってベルトを巻いたって、もう意味がないと思う。 チャンピォンベルトは
全盛期に巻いてこそ、光り輝くものだ。 力が落ちてきても巻けるほど軽くは
ないはずなのだ。
 王者には品格が必要だと思う。
 ガマンもしなくちゃいけない。

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posted by 桃太郎 |08:38 | 桃太郎 |
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2008年03月20日

FEGの略は「Fighting & Entertainment Group」だ。プロレスだって、入ってる。

「プロレスとは、桃源郷なり」  /  桃太郎

         「FEG」


 K-1を運営しているFEGと、PRIDEを作っていたDSEのスタッフ
が連立して立ち上げる格闘技イベントDREAM。 その参加選手の顔ぶれや、
テレビ放送のされ方がわかってくると、何だか「PRIDEの復活」とは違う
と感じる。 結局、DREAMって、HERO’Sのマイナーチェンジだった
んだね。 旧DSEのスタッフに業務を委託したってわけか。
 K-1のビジネスモデルは完成している。 全世界で予選をやって、年末に
ワールドグランプリを開催する。 テレビはフジテレビが放送する。 同じこ
とをTBSと作ろうとしているのがDREAMなのだ。 興行のノウハウや、
スポンサーとの人脈、宣伝の仕方など、K-1の資産を使って効率よくビジネ
スをすれば、コストもリスクは少なくて済む。 一から始めなくちゃならない
戦極と比べたら、DREAMは、かなり有利な条件でスタートすることになる。
旧DSEスタッフが戦極でなくDREAMを選択したのは、当然のことだ。
 FEGとしても、いいスタッフを確保できてよかったのではないだろうか。
スター選手は一夜にして生まれるが、スタッフは育てていくしかない。 旧D
SEスタッフを取り込んだことは、実績ある経験者を中途採用したようなもの。
UFCのズッファ社は、選手にばかり目がいってたけれど、貴重な戦力を放棄
してしまったと思う。 そんなに遠くない未来に、DREAMがUFCと肩を
並べる日は必ず来るはずだ。 ふふふ、楽しみだねえ。
 谷川さんが次に狙ってるのはプロレスだと思う。 WWEがあんなに儲かっ
ているのだから、日本のプロレスだってビジネスになるはず。 K-1やDR
EAMのようなモデルをプロレスでも作ってやろうと考えてるだろう。 とな
ると問題になるのは、どこのテレビ局と一緒にやるのかだ。 日本テレビか、
テレビ朝日か、どっちにするべきか。
 谷川さんのやり方は、相手の顔を立てながら、信頼関係を築くという手法だ。
まずは選手の交流や、共催でイベントをやることで壁を払っていくだろう。
あとはスポンサーを捕まえてくれば、得意のビジネスモデルに持ち込める。
FEGは儲かるパターンを持っているわけで、あとはどのプロレス団体が身を
捨てられるかということだと思う。 本命は新日本、対抗はNOAH、大穴が
全日本かな。 全日本に地上波のテレビ局がつけば、大本命になるけどなあ。
どこも応じなければ、アノ人のところに行くよ。 ンムフフ。
 FEGの略は
「Fighting & Entertainment Group」だ。
 プロレスだって、入ってる。

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posted by 桃太郎 |21:41 | 桃太郎 |
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2008年03月18日

DREAMは、少しプロレス的になるべきだ。

「プロレスとは、桃源郷なり」  /  桃太郎

       「プロレス的」


 3/15のDREAM旗揚げ戦を見ていて、もったいないなあと感じた。
せっかく、PRIDEとHERO’Sが一緒になったのだから、PRIDEvs
HERO’Sのチーム対決でもやればよかったのに。
 5対5の全面対抗戦なんかいいと思う。 PRIDE軍の総監督に高田延彦、
HERO’S軍の総監督に前田日明を起用し、チームで対抗戦をやるのだ。
ヘビー級1名、ミドル級2名、ライト級2名の5選手をエントリーして、毎回
対抗戦を行う。 一年間の戦績を通算して優勝チームを決めるのさ。 個人戦
でもなく、道場別の闘いでもない。 PRIDEとHERO’Sの潰し合いを
テーマに興行を回していく。
 旗揚げ戦のメンバーでシミュレーションをしてみたら、こんな風になる。
PRIDE軍は、高田統轄本部長を先頭に入場。 メンバーは、青木真也、川
尻達也、ミノワマン、桜井“マッハ”速人、ミルコ・クロコップだ。 対する
HERO’S軍は、前田スーパーバイザーが選手を率いて入場。 メンバーは、
ヨアキム・ハンセン、JZカルバン、宮田和幸、ブラックマンバ、山本宜久だ。
笹原イベントプロデューサーが開戦宣言を行い、高田と前田ががっちり握手。
PRIDEとHERO’Sの全面対決が始まった・・。
 今回はちょっとメンバーが物足りないからアレだけど、日本人選手も外国人
選手も色分けして、どちらかのチームに入れて闘わせたら面白くなると思う。
秋山との確執で桜庭はPRIDE軍に入ったり、田村、ヒョードル、ノゲイラ
はRINGSでの繋がりから、前田の方についちゃったりして、なかなか面白
い展開になると思うんだけどなあ。
 こういう軍団抗争はプロレス的ではある。 たぶん、これをやったら一部の
ファンからは「プロレスみたいなことするな!」とクレームもくるだろう。
でも、この程度の演出は興行を面白くするために必要なのだ。 DREAMは、
総合格闘技を競技として確立したいと思っているだろうが、同時にビジネスと
しても成功させなければならない。 ひとりでも多くのファンを増やし、お金
を出してもらう。 そのためには、毎回必ず満足させなければならない。 メ
インが無効試合になったから不完全燃焼ではダメなのだ。 メインがコケても、
お客さんを満足させなければならない。 そのための工夫は、いくつでも用意
しておいた方がいい。 旗揚げ戦のさいたまスーパーアリーナは超満員だった
けど、次回も同じようになるとは限らない。 僕は、それほど面白い興行じゃ
なかったと見たよ。
 大方の評価は「戦極の方が面白い」になってるはず。
 DREAMは、少しプロレス的になるべきだ。

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posted by 桃太郎 |00:39 | 桃太郎 |
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2008年03月07日

いやいや、まだまだプロレス界も捨てたもんじゃない。

「大連立???」 BY クレメンタイン

「新日の選手は、アウェイで輝く」とよく言われる。

真壁のブレイクのきっかけも、アパッチやNOAHへの参戦からだった。中西
も新日内で戦っているときよりも、ZERO-1MAXや大日本で、その超人
的な肉体を誇示し、暴れまわっているときのほうがはるかに魅力的だったりす
る。それ以外でも、チャンピオンになったのに、いまひとつ抜け切らないと言
われた田口も、ZERO-1では輝いていたと聞く。

またまた、ここでその原因を追究するつもりもないし、出来ないのだが、この
アウェイ爆発現象を新日本は武器に使い出したようだ。少しばかし前であれば、
他団体への選手参戦は、言い方は悪いが、口減らしというか、左遷のような趣
があった。つまり、新日本隊では使い場所がないので、他に派遣といった感じ
であった。そうでなければ、常に見え隠れするドームなどの大箱興行のバータ
ーとしての派遣のイメージであった。

まあ、どちらもイメージの良くないものであり、更には派遣される選手たちも
あまり気分の良いものではなかっただろう。だがそれも、あくまでも推測であ
るが、当の派遣という名の左遷された選手たちの踏ん張りによって、イメージ
が変わっていった。

彼らは、他団体で大暴れして、新日本のすごさを見せ付ける試合をしてのけた
のだ。その結果として、新日のレスラーはやはり並ではないということを見せ
付け、それが新日上層部の目にも届いたのであろう。それはいまや真壁が、新
日本のトップにいることを考えても、とてもじゃないが無視できる状態ではな
かったのだ。

ここで旧態依然とした新日本であれば、そこで同じ選手だけを派遣要因に使い
続けただろうが、どうも今回は、そこから更なる仕掛けを持ち込んだ。
これが面白い。

私は、今この時期に、まさか中邑を佐藤耕平とシングルで戦わせるとは思わな
かった。棚橋は今回のタッグマッチだけだと思ったら、チャンカン参戦を表明
した。つまり、新日本の現在のトップが、他団体のメインイベントに貸し出さ
れるとも、シリーズ参戦を果たすとも思わなかった。昔であれば、全てを自分
たちのフィールドでやろうとして、無理やりにでも新日本に呼び込もうとして
いた。しかし、今回はそれとは逆の手法を大胆にも取ったのだ。

だが、これは大胆な新日本によるプロレス界制圧計画なのではないのか、と踏
んでいる。もしかしたら、これこそついにやってきた大連立の始まりなのかも
しれない。

いやいや、
まだまだプロレス界も捨てたもんじゃない。

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posted by クレメンタイン |22:57 | クレメンタイン |
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