2009年01月24日

勝たなければTVにも写らない、人気も出ない。

「 第7章 孤高のプロレス  」その44 / キャメルマン

  「 朝青龍と石井  」


相撲も好きなので毎日見てるが、朝青龍の頑張りが目立っています。
場所前の引退説どころか優勝争いのトップを走る。

これが現実で、あれほどTVでも引退を勧めるようなワイドショーも
勝ち始めたら一転、インタビューでは朝青龍を褒める人ばかりの特集。

「勝てばなんぼ」の世界、何をどういうふうにしようが、と云う訳では
ないが、相撲の世界はまずは勝つ事である。
勝たなければTVにも写らない、人気も出ない。

サッカー事件から叩かれ続けて、それでも相撲界に残って正義の味方、
白鵬が出ても、相撲人気は朝青龍が引っ張っています。


石井 慧が母校を非難し、UFCに行くようですが
プロレスに入れば良かったのにと思いました。

単純に契約金やお金のことでプロレスに入ることは無いだろうけど
残念です。残念というのはプロレスに入ってデビューした時に
どれだけプロレスの選手が凄いか世間に再認識できるからです。

格闘技、K-1、プロレス、どれも選手は商品なのですが
プロレスの商品は他と少し違います。

格闘技は一攫千金の古代ギリシャのコロシアム派。
K-1は一攫千金のインディージョーンズ派。
プロレスは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のこち亀レース派。

格闘技のにおいをぷんぷんさせながらプロレスの舞台で
暴れまわってもらえれば良かったのにと思っていました。

そうすれば今のプロレス界に旋風を巻き起こし
眠っている獅子を目覚ましてくれるだろう。

朝青龍には相撲界で今のまま続けてほしいと思います。
何を云われようが優勝回数や実績を考えたら、歴代に残る
歴史上の大横綱に間違いないんだから。


posted by upro |00:13 | キャメルマン | コメント(0) |
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2009年01月10日

馬場と猪木は戦わなかったから良かったんです。

「 第7章 孤高のプロレス  」その43 / キャメルマン

  「 行方・・・  」


年末の「ダイナマイト」
年始の「戦極」・「新日本プロレス」と楽しみました。

田村Vs桜庭はあれでいいんだと思う。
日本流で解釈すると範の闘いなので、今更どっちが勝っても
ファンとしては良い気分にはなれないだろう。

一時プロレスが格闘技に挑戦して負けて。。。
ボクシング界からも格闘技に挑戦して負けて。。。

今回はK-1が格闘技に挑戦して、それも今年のエースといわれた
バダ・ハリがKOで破れて、今年はオーフレムがK-1参入なのでしょうか。
昨年までのシュルトのように。

「戦国」では吉田と菊田。菊田に一日の長が彼を奮い立たせたのでしょう。
吉田には小川と同じにご苦労さんといいたいです。

武藤も同じですね。棚橋とのIWGPでは最後まで楽しませてくれました。
その棚橋に中邑が再びベルトに挑戦。
これでいいのだろうか。

そうじゃないだろうといいたいです。武藤がベルトを持っていったのは
それじゃダメだから今まで保持していたんだろうと思います。

暫くは中邑との闘いは封印して他団体とやればいい。
確かに面白い試合にはなるだろう。予想も出来ます。
でも何かが足りない。

馬場と猪木は戦わなかったから良かったんです。

中邑と棚橋は相対して相反し、適当に短い真剣勝負の小競り合いだけやって
このまま戦うことなく、数年を過ごさせてもいいんではと思われます。

会社としては商売にならなくて困るだろうが。

永田は壁になるといっています。それならその壁の向こうに行って
二人で立ってベルトは真ん中において、誰かが持っては
二人のどちらかが取り返す、再び取られたら、又二人のどちらかが
取り返す。

二人で取り合いはしない。

そういえばシウバもノゲイラも年末にはKOで負けました。
ミルコもかつてのミルコではなくヒョードルだけが以前のままです。
それでも彼らの日本での功績は消えることはありません。

シウバのKO負けを日本のTVで見なくて良かったと思っています。
格闘技は夢を与えてくれますが、プロレスはその前に楽しみを
与えてくれます。

posted by upro |18:30 | キャメルマン | コメント(0) |
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2008年10月22日

少し回り道だったけど、今プロレスは再びプロレスの面白さを発揮できる環境になって来たようにに思えます。

「 第7章 孤高のプロレス  」その40 / キャメルマン

  「 夢は追いかける 」


本来、夢を追いかけるのが常なんだろうが、今回の「武藤VS中邑」の
IWGPを見ると、夢が真実を追いかけています。

真実こそが最高の夢なんだ!

世代交代と言われて何年になるだろうか、数年前から中邑、棚橋への交代劇を
書いたり、この投稿欄でも世代交代が何度となく触れられていました。

なんと言うことはない、世代交代とは見ている観客のほうかもしれません。
船頭は何人も入らない。

武藤は俺がいる間は交代の話題が大切で、ほんとの交代は
中邑の次の世代がメインに立つときかもしれない。

その時に中邑や棚橋、森嶋などが交代の渦中の人になるだろう。
今の三沢を見てもそう思えます。

夢は追うものではなく、真実が、現実が本当の夢なんだ。
夢は現実の中の光が夢なんだ。

先日の魔裟斗を見てもそうだ。倒れてからの迫力、
あそこに夢があったんだ。やっぱり現実なんだよ。

武藤も今更、いつまでもIWGPのベルトを巻いてるわけには行かないだろう。
きっとそう思ってるはずだ。
しかし夢を作れるのは俺しかいないとも思ってるんだろう。

以前、鈴木みのるが3冠ベルトを保持してた時に環境が良く似てる。
でも倒してくれる相手がいない。
まさか三沢とやる事もないだろうし。

プロレスと格闘技の論争も下火になり、寄り添ってきた道も
より近づいてみたら、始めて離れるべきだった事に選手自身が気づき
杉浦のように、ジャンルを区別して出場して糧としている。

少し回り道だったけど、今プロレスは
再びプロレスの面白さを発揮できる環境に
なって来たようにに思えます。

シェイクスピアの面白さは、天と地ほどの「格差」にあるといいます。
プロレスも武藤のように一瞬の芸術が必要です。


posted by upro |22:22 | キャメルマン |
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2008年10月02日

武藤が今でも必要なのはリングの上のライオンを心得てるからです。

「 第7章 孤高のプロレス  」その39 / キャメルマン

  「 復活と引退 」

K-1ワールドGP2008で準決勝の組み合わせで
ピーター・アーツvsバダ・ハリにきまりましたが、事実上の決勝でしょう。

しかしお互いにダメージを受け、どちらが勝っても決勝で力を出し切れない
場合もありえます。
実力的にはこれが決勝と見ています。

アーツとバダ・ハリ、互いにタイプは同じで、アーツは自分の若い時を
思い出してるんじゃないかな。

攻めっ気が強く無鉄砲でアーツに引退説が出ないで、活躍してるのには
感心します。ベテランの一番の強みは落ち着きが出て、相手を良く見て
冷静に試合を進め・・・

そしてベテランの一番の弱みは、落ち着きすぎて、相手をよく見すぎて、
冷静すぎて、・・・

この違いは奇跡です。
落ち着き、冷静沈着、相手を見すぎて(決して舐めてかかってるわけではないが)
これは奇跡を生まない。一流になればどんなチャンピォンでも一発
いいパンチが入れば倒れます。

勝負は一瞬の奇跡が決すると思います。

アーツにはまだまだ奇跡を生む、熱い心があります。
試合を見て強く感じます。

澤屋敷が負け続けるのも、あの大好きだったセフォーが最近勝てないのも
ここに原因があると見ます。(澤屋敷はべテランではないが・・・)
闘いに勝つにはライオンでなければいけません。
小さな獲物にも向かっていかなければ。

ヒョードルもライオンのままです。でもミルコはライオンから
象になりました。今のミルコでは返り咲きは無理でしょう。

プロレスは???

プロレスは闘い方では丁々発止の駆け引き、見せ合いが必要で格闘技とは
質の違いを感じますが、リングに上がった時はライオンであることを
お客さんに思わせなければなりません。

武藤が今でも必要なのは
リングの上のライオンを心得てるからです。

引き摺り下ろすのは誰だ・・・鈴木みのるとの三冠選手権が決まったが
いまさらという感じで、この試合を組まざるを得なくさせた周りに
奮起を促したいです。


posted by upro |05:05 | キャメルマン |
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2008年07月27日

今回のDREAMライト級グランプリを考えると、予想外の結果もまた楽しいものでした。

「 第7章 孤高のプロレス  」その36 / キャメルマン


  「 DREAM(大阪城H) 」

私にとっていろいろ考え深い試合でした。

青木Vs宇野

どちらも勝たせたい...いや負ける場面を見たくない。
KO決着はないだろうというのは感じていましたが、時の流れを
感じさせた試合で、これで良かったと思いました。

宇野は格闘技界では紳士であり、青木も品格がある。
闘いの中に品格を見られるのは、とても良いことだと思います。

闘いだから動物的本能でいいのだが、それでも品格があることは必要です。
人間が戦っているのだから。

決勝でなく、初戦で戦ったので良い試合を見ることが出来ました。

柴田Vs秋山

秋山の対戦相手に悩んだのがわかるような。。。
柴田だったら話題性もあり、どっちが買っても負けても、
蚊帳の外という感じがしました。
終わってみればなるほどという試合。私は秋山の実力は
相当なものだと思います。

桜庭戦で完全なヒールになってしまいましたが、本当にあのヌルヌルは
計画的だったのか?、それは別として、あれさえなければ今、秋山の立場は
全く違っていたと思う。
ヒールに仕立て上げてしまった事がよかったのか悪かったのか?

ヒョードルが圧勝した試合を見ると、格闘技に柴田は縁を切る
チャンスだと思う。ヒョードルの強さには品格があります。

今、秋山Vs田村 が出ていますが、個人的には、あまりやる意味はないと
思います。勝ち負けに関係なく意味のない試合になるのでは。
残る結果はどろどろした作られた遺恨だけになるような気がします。

数年前のヒョードルVsクロコップ ヒョードルVsノゲイラの時のように
闘いに見たいのは夢です。

煽りもいいけど、
今回のDREAMライト級グランプリを考えると、
予想外の結果もまた楽しいものでした。

その結果の遺恨こそ、格闘技の遺恨であり物語であってほしいと思いました。

posted by キャメルマン |19:38 | キャメルマン |
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