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地固め

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 地固め 彩

 新日本はWWEを目指し、抜き去り世界一のレスリングカンパニーとした い旨の記者会見があった。  かつて、ゴールドバーグやフレアーらがいた頃と違い、日本の、特に新 日本のレスリングレベルはすでに世界のトップである。それはオスプレイ やオメガなど世界のトップがWWEでなく、新日本を選んで参戦してきてい ることからも分かる。

 よく言われるがデジタル部門で投入された新日本ワールドはすごい。新 日本の主要大会がすべて見られて、月額999円。これはファンの側から いうのもおかしいが安すぎる。仮に2000円でもファンなら購入するの ではないか。収入は倍になる。それくらいの価値は軽くある。

 逆に興行チケットは新日本は徐々に上げている。今回のスーパージュニ アの決勝戦は一番安いチケットが6500円。決して安くない。  何度も書くがスーパージュニアはすごすぎた。昨年SUPER-J-CUPが行 われたが今後J-CUPが付け入るスキがない。あるとすれば今後「ライガー 杯」としてインディー若手の登竜門的大会にしたらどうだろうか。

 新日本はこれだけの団体に成長したのだが、不思議と解雇選手を出さず カードに漏れる選手でもまるで終身雇用のように契約し続けている。スー パージュニアの決勝戦に出場した選手は46人、いくらなんでも多すぎる しそれぞれがほかの団体に行けばメインイベンターである。半分の23人で も十分に興行が打てる。

 新日本がこれだけの選手を抱えても経済的に安定していているのはやは りブランドである。たとえば、絶対王者のオカダでさえ、ギャラのつり上 げや交渉の決裂などがあった場合、「じゃ、よそへ行ってくれ」というく らいのブランド力が新日本にはある。また、噂では流れてくるがプロレス ラーはスポーツ選手、また有名人としてはギャラがそれほど高騰しないこ とから新日本は現在のような形になっていると思われる。プロレスは一人 ではできない以上、ライバルや有名選手がたくさんいる新日本にこだわる 必要が選手にもあるわけだ。さらにG1などに枠が設けられた場合、丸藤や 中嶋勝彦など他団体のトップ選手でさえ、自分の興行を休んでまで駆けつ けるという強力なブランド力があるのである。

 というわけで収入がWWEの20分の一と言っても、そもそも人口が違うの だし、これで回っているのであれば上を見るより、地固めをしていったほ うがよいのかもしれない。つまり、高騰するチケット代を抑えることであ る。

 また、苦心する横浜アリーナや日本武道館の復活などが期待される。私 はスーパージュニアの決勝戦は両国で、G1の決勝戦はもう両国では入りき らないので日本武道館がよいと思う。

 あれこれ書いてきたがテーマは「地固め」かなと思う。つまり、オカダ や棚橋、内藤などのたとえば離脱などがあった場合に一気に落ちないよう なシステムづくりだろう。現在は中邑、AJなどをWWEに供給するくらいの 団体になったのだからそんな心配は無用だろうが。  また、ビッグマッチを例年同じ日に開催していることも「地固め」とし ては重要である。

20170611



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