2007年12月01日

NOAHは、絶好のチャンスを逃したのかもよ。

「プロレスとは、桃源郷なり」 / 桃太郎

       「ホームラン」


 12/2、日本武道館大会で小橋建太が復帰する。 この大会のチケットが
すでに完売になっている。 急遽発売することになった「2階立見席」も数に
限りがあり、当日は会場まで行ったが見られなかったなんて人も出そうだ。
こんなにもの盛況は珍しい。
 小橋の復帰戦は、高山善廣と組んで、三沢光晴・秋山準組と対戦するタッグ
マッチ。 たぶん、これがメインイベントになるのだろう。 だって、みんな、
小橋の復帰戦を見るために集まるんだからね。 でも、僕は、ちょっと納得が
いかないところもある。 小橋にそんなに期待しちゃっていいものだろうか。
 腎臓を摘出する手術をして以前と同じように闘えるはずがない。 見た目は
同じに見えても体力は落ちているはずなのだ。 だから、小橋の復帰は「おめ
でたいこと」として喜んでいいが、小橋に頼ってはいけないのだ。 もう小橋
なしでやっていく気持ちでいなければならない。 そういう目で見たときに、
今回の武道館のカードはとても物足りないのである。
 セミに、丸藤正道vs森嶋猛のカードが組まれてはいるが、その他の試合は
全く興味のわかない消化試合である。 確かに、チケットが完売しているのだ
から、これ以上頑張る必要はない。 どうせ、これ以上動員することもできな
いんだし。 でも、それって「今月はノルマを達成したからもういいや」って
言ってる営業マンみたいなもの。 そんな姿勢じゃ、来月のノルマは達成でき
ても、売り上げを倍にすることはできない。 ちょっと目標設定が低すぎるん
じゃないのかね。
 もし、NOAHが、新日本みたいに、毎年ドーム興行をやりたいと思ってい
たら、KENTAvsブライアン・ダニエルソンや、杉浦貴vsサモア・ジョー
なんてカードも投入していたことだろう。 小橋のメインが始まる前に、KE
NTA、杉浦、丸藤、森嶋で観客を満足させて、お腹いっぱいで小橋を見せれ
ばいい。 そうすれば、万が一、復帰戦がうまい具合に行かなくても、みんな
納得するし、小橋が頑張れば、いつまでも記憶に残る「いい興行」になる。
このままでは、興行の善し悪しが小橋次第になる。 それって、酷なんだよね。
 12/2の武道館は超満員になる。 でも、それは120メートルのホーム
ランだ。 武道館だからスタンドまで届いただけで、ドームなら外野フライだ。
日本プロレス界の盟主になりつつあるNOAHなら、武道館でも150メート
ルをぶっ放して欲しかった。
 1/4で、新日本が武道館の2倍にあたる35000人以上を動員したら、
NOAHの「ひとり勝ち」時代は終わると思う。 150メートルのホームラ
ンには、見る者を驚嘆させる力があるからだ。
 NOAHは、絶好のチャンスを逃したのかもよ。
 超満員の武道館に、影が忍び寄る。

posted by 桃太郎 |10:04 | 桃太郎 |
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