2008年10月12日
「プロレスとは、桃源郷なり」 / 桃太郎
「プロレス・エキスポ」
開催が2週間後に迫ってきた、謎のプロレス興行「プロレス・エキスポ」。
10/24、25の2日間で3回の大会を両国国技館で行うことになっている。
両国国技館と言えば、新日本プロレスのG1クライマックス優勝戦が行われて
いる会場だが、新日本でも2日に3大会なんてやったことはない。 前人未踏
の記録に挑戦するわけだが、何だか大失敗の予感もしてきた。
発表されている目玉カードは、24日の「蝶野・ノートンvs高山・フライ」
くらいなもので、あとは6チームが2ブロックに分かれて行う「大陸対抗タッ
グリーグ戦」が目を引く程度。 これではとても両国国技館が満員になるとは
思えない。 25日の夜はNOAHの日本武道館大会があるし、24、25日
とも新日本は地方興行が入っている。 スーパーバイザーに蝶野正洋を迎えな
がら、NOAHからも新日本からも選手を借りられない、という事態になって
いるのは、誤算だったのか、それとも「どうってことない」ことなのだろうか。
そもそも、なぜ両国でやろうとしたのだろうか。 両国を2日間借りると、
650万円くらいはかかる。 その使用料は、開催日の3ヶ月前まで支払わな
ければならない。 後楽園ホールみたいに、当日のアガリで支払うなんてこと
はできないのだ。 だから、主催者の「プロレス・エキスポ実行委員会」は、
運営資金として1000万円近いお金を持っていると推測できる。 つまり、
お客さんが入らなくても「どうってことない」んだと思う。 運営を任された
ファースト・オン・ステージは、赤字にならないよう計算しておいて、あとは
招待券でもバラ撒いて格好をつける気なのだろう。 なあんだ、心配すること
なかったんだ。
でもね、それって結局、プロレスに投資してくれる人の芽を摘むことになる
と思う。 1000万円の予算でイベントを企画しても、1000万円の出費
だけで終わるのならば、やる意味はない。 1000万円かける価値のある、
記憶に残るイベントにする、それが請け負った人たちの責任である。 そこで
いい仕事をしてこそ、次の依頼があるというものだ。 今回のイベントには、
もっとプロレス業界全体で協力すべきだと思う。 特に、プロレス界の盟主に
なったNOAHの三沢社長には、大局観でもって臨んで欲しいものだ。
今回のエキスポは、NOAHの武道館大会とバッティングした。 三沢社長
にしたら不愉快なことだろう。 でも、ここで大きな心で接しておけば、次は
蝶野じゃなくて、NOAHに依頼するはずだよ。
恩を売るつもりで協力してやりましょうよ。
・・てなことを言った人がいるのかな。
武道館大会のカードに、名前のない選手がいるんだよね~。
posted by upro |22:09 |
桃太郎 |
2008年10月07日
「肉体の魅力」 ■ 平田
少し古いネタとなりますがお許しを。
三冠戦の諏訪魔対ケア、GHC戦の森嶋対健介を観ました。
どちらもそこそこ良い試合でしたが、なんとなく満ち足りなくて、
1996年の1.4 IWGP戦の武藤対高田を続けて観ました。
会場の観客の雰囲気やセコンドの雰囲気もさることながら、試合を
する二人の肉体美と香る雰囲気に再び酔いました。
諏訪魔と森嶋の肉体がプロレスラーのトップ選手として醜悪すぎる。
諏訪魔は落ち目の橋本を思い出し、森嶋は曙のように肉体を隠した方が
よいのではないかとさえ思ってしまいます。
とにかく肉体改造、これしかありません。
健介、ケアはなかなかの肉体ですが、スケールに問題があります。
諏訪魔、森嶋はスケール十分ですので、美を追求してほしい。
武藤、高田は身体の実寸よりも大きく見せる雰囲気をまとっていますし、
スピードも速くかつ豪快さも兼ね備えていた。
あれから、12年も経つのにまだ武藤がまだトップとは情けない。
醜いなら隠す、秋山がスキンヘッドにしていたのを目にして、なるほどと
思いました。スキンヘッドは禿げかけた醜い頭への観衆の注目を避け、
端正なマスクに観衆の関心を惹き付けます。
禿げかけたレスラーは剃髪するべきです。頭も肉体の一部、醜く生えている
頭髪は、あこがれの女性さんの脇毛を観てしまいショックを受けるのと同じ
で、観客から夢を奪う行為なのです。
一般人には言いません、プロレスラーはかっこいいんですから言うのです。
大谷もマスクは魅力的ですが、あの禿げかけた頭のために江頭2:50と似て
いるとバカにされるのです。ネタ的にはよいかもしれませんが、プロレス
のリングに笑いはやっぱり不要です。笑うと真剣な雰囲気が崩れる。
武藤対高田に笑いの雰囲気は全くない。ベルトをかけた真剣勝負には不要。
大谷が真剣勝負しているときにあの頭を見ると真剣さが薄れ、
ベルトをかけた闘いに奇妙なケチがつくのです。
話しがそれましたが、諏訪魔、森嶋には美しい肉体、またはかっこいい
コスチュームで隠すか、工夫が必要です。
今のままでもかっこいいと本当に言えるのか、自問自答が必要です。
抱かれたい男にランキングするよう目指してね。
posted by upro |05:51 |
平田 |
2008年10月02日
「 第7章 孤高のプロレス 」その39 / キャメルマン
「 復活と引退 」
K-1ワールドGP2008で準決勝の組み合わせで
ピーター・アーツvsバダ・ハリにきまりましたが、事実上の決勝でしょう。
しかしお互いにダメージを受け、どちらが勝っても決勝で力を出し切れない
場合もありえます。
実力的にはこれが決勝と見ています。
アーツとバダ・ハリ、互いにタイプは同じで、アーツは自分の若い時を
思い出してるんじゃないかな。
攻めっ気が強く無鉄砲でアーツに引退説が出ないで、活躍してるのには
感心します。ベテランの一番の強みは落ち着きが出て、相手を良く見て
冷静に試合を進め・・・
そしてベテランの一番の弱みは、落ち着きすぎて、相手をよく見すぎて、
冷静すぎて、・・・
この違いは奇跡です。
落ち着き、冷静沈着、相手を見すぎて(決して舐めてかかってるわけではないが)
これは奇跡を生まない。一流になればどんなチャンピォンでも一発
いいパンチが入れば倒れます。
勝負は一瞬の奇跡が決すると思います。
アーツにはまだまだ奇跡を生む、熱い心があります。
試合を見て強く感じます。
澤屋敷が負け続けるのも、あの大好きだったセフォーが最近勝てないのも
ここに原因があると見ます。(澤屋敷はべテランではないが・・・)
闘いに勝つにはライオンでなければいけません。
小さな獲物にも向かっていかなければ。
ヒョードルもライオンのままです。でもミルコはライオンから
象になりました。今のミルコでは返り咲きは無理でしょう。
プロレスは???
プロレスは闘い方では丁々発止の駆け引き、見せ合いが必要で格闘技とは
質の違いを感じますが、リングに上がった時はライオンであることを
お客さんに思わせなければなりません。
武藤が今でも必要なのは
リングの上のライオンを心得てるからです。
引き摺り下ろすのは誰だ・・・鈴木みのるとの三冠選手権が決まったが
いまさらという感じで、この試合を組まざるを得なくさせた周りに
奮起を促したいです。
posted by upro |05:05 |
キャメルマン |
2008年09月28日
「プロレスとは、桃源郷なり」 / 桃太郎
「フナキ奪回作戦」
9/23、DREAM6で、船木誠勝はミノワマンをヒールホールドで破り、
復帰後初勝利をおさめた。 昨年末の桜庭和志戦、今年4月の田村潔司戦では
いいところなく完敗しており、さすがにもう無理かと思われていた。 元々、
38歳でのカムバックということで、周囲もそう多くを期待してはいない。
新日本プロレス出身、元キング・オブ・パンクラシスト、ヒクソンと闘った男、
そんな肩書きに価値が残っている間の短い参戦だ。 これからベルトを狙って
いくとか、トーナメントで優勝を目指すだとかという立場にはない。 落日の
フナキマサカツを見せ続けるだけだ。 だから、今回の勝利には意味があった。
総合格闘家としての寿命が延びたとも言えるし、これで一区切りついたと言う
こともできる。 どちらもアリなんだと思う。
プロレスファンの僕としては、船木には新日本プロレスに戻ってきて欲しい。
パンクラスで闘えなくなった鈴木みのるも、プロレスラーとして再生した。
鈴木よりも上等のプロレスラーだった船木のことだから、期待の量も大きい。
もし、船木が、1/4、東京ドームに現れることになったら、それはまさしく
新しい年の始まりになるだろう。 意外と裏側では話は進んでいて、武藤敬司
からベルトを獲るのは、中邑真輔じゃなく、船木だったりしてね。 同期入門
の蝶野正洋とAKIRAがセコンドについたら、ちょっとウルウルしちゃうよ。
船木は誇り高き男でもある。 新日本を辞めてUWFに行ったのも、藤原組
を離れてパンクラスを作ったのも、そちらに崇高さを感じたからだ。 だから、
船木をプロレスに戻すためには、プロレスに誇りが感じられるようでなくては
ならない。 道場では驚くほどの練習量がこなされており、選手たちは卓越し
た身体能力を持つ。 リング上では見せないけれど、ヤっちゃう度胸と技術も
備わっている。 そんな姿を見せることができたなら、船木は堂々とプロレス
に再入門するだろう。 果たして、今の新日本に、船木の気持ちを動かす底力
はあるのだろうか。
船木を総合ルールで倒すこと。 それができれば、船木も決断するかも知れ
ない。 船木の将来は、プロレスラーに戻るか、トレーナーに戻るかしかない。
どちらに誇りを感じるのかで、船木の進路は決まる。 そして、それは同時に、
僕たちの進路をも決めるのだ。 このまま、プロレスから無くなった夢を総合
格闘技に求めていくのか、それとも、やはりプロレスに誇りを持ち続けるのか。
フナキ奪回作戦は、プロレスファン奪回作戦でもある。
船木の次の対戦相手は、
新日本の誰かでなくてはならない。
これが最後の闘いだ。
posted by upro |23:46 |
桃太郎 |
2008年09月19日
「プロレスとは、桃源郷なり」 / 桃太郎
「ファミリー」
9/6、NOAHの日本武道館大会で、健介オフィスの佐々木健介が、森嶋
猛からGHCヘビー級ベルトを奪取した。 これで、IWGPヘビー、三冠選
手権、GHCヘビーのメジャー3タイトルを制覇したわけで、この日のことは
日本プロレス史に深く刻まれることになるのだろう。
森嶋と健介が対峙したとき、その体格差には驚いた。 森嶋が190センチ、
145キロ、健介が180センチ、115キロ。 テレビ画面にはそう表示さ
れたけど、映像を見ると10センチ、30キロの程度の違いじゃなかった。
これじゃ、健介は勝てそうもない。 そう感じていながらも、僕は健介が勝つ
と考えていた。 それは、それまでの働きぶりが顕著だったからだ。
チャンピォンベルトを巻くためには、どうしたらよいのか。 強くなるのは
もちろんだけれど、それだけでいいわけではない。 団体の顔として働かなけ
ればならないわけだし、歴史にも名前を残すことになる。 その団体に信頼さ
れている人でなければ、看板のベルトは任せられない。 馬場さんがNWAの
ベルトを3回巻き、猪木さんが1度も巻けなかったのは、強さだけじゃなく、
NWAからどう評価されていたかの差なのだ。 今回、健介がGHCヘビーの
ベルトを巻くことができたのは、三沢社長の信頼を獲得したという証でもある。
健介にとっては、そちらの方が重要だったのかも知れない。
NOAHは「SEM」という若手中心の興行を行っているが、今年から健介
オフィスが半分を主催することになった。 NOAHからすれば、シリーズの
合間に行われるSEMをサポートしてくれる人たちは有り難いわけで、リング
上だけでなく、リング下でも活躍してくれる健介たちに感謝していたはずだ。
これからもお互いに協力して、一緒に大きくなりましょう。 NOAHサイド
からそんな提案がされたとしても不思議ではない。 きっと、このGHC戦の
前に、北斗晶と三沢光晴は会談をしたはずだ。 そこで、今後も協力していく
約束が結ばれたから、健介はベルトを奪取することができた。 大人のプロレ
スファンである僕は、そんなことを想像する。
NOAHと健介オフィスはファミリーになったのだ。 健介と中嶋勝彦は、
今後もNOAHにレギュラー参戦するだろうし、ひょっとしたらマサ斎藤さん
も、何らかの役職に就くのかも知れない。 健介オフィスの将来を考えたなら、
北斗社長の選択は正しかったと思う。 ただ、できればそういう関係を新日本
プロレスと結んで欲しかった。 健介は新日本で育ってスター選手になったの
だから。
たぶん、中嶋が、GHCジュニアのベルトを巻く日も近い。
でも、健介はもう戻れなくなった。
posted by upro |06:13 |
桃太郎 |