2007年01月06日
初出場ながら国立のピッチへ立った、鹿児島県代表・神村学園高校。
準々決勝では、優勝候補にも挙げられた、石川県代表・星稜高校を2-0で破り、初出場ベスト4という快挙を成し遂げた。
神村学園を率いる竹元監督は、「選手権の歴史に、鹿児島の足跡を残せることが、なにより大事なんです。」と語る。
選手には、「頂点のみを目指せ。1位じゃなければ意味が無い」と、あえて厳しい言葉を投げかけ、選手を追い込んだ。
決勝進出を賭け、対戦する相手は、岡山県代表・作陽高校だ。
緑色のユニフォームを着用するこのチームは、全国大会常連で、今大会得点王争いでトップに立つ、MF小室を擁し、快進撃を続けている。
有名なOBには、サンフレッチェ広島でボランチのレギュラーを張る、U-22日本代表候補の、MF青山敏弘がいる。
作陽を率いる野村監督は、県大会予選で、優勝を決めて泣いていた。
その涙の理由は、選手権が終わるまで、自粛しているようだ。
両チームの注目選手という点で言えば、神村学園は、種子島出身の小さなエース・FW10遠藤省太や、U-17日本代表候補の、MF16永畑祐樹は、165cmと小柄ながら、テクニックに優れ、独りで局面を打破できる力を持つ。
主将のDF4塗木竜也を中心とした、3試合1失点のDFラインも見逃せない。
どうしても挙げておきたいのが、チーム内でラッキーボーイ的な存在の、MF14五領淳樹だ。
3回戦の桐光学園戦では、1-1の場面から、決勝ゴールを決めて、2-1とした。
準々決勝では、星稜戦で、またも決勝ゴールとなった先制ゴールを決め、2-0の勝利へと導いた、ナイキの黄色いマーキュリアルヴェイパーを履いている、非常に目立つ存在だ。
作陽高校は、優勝候補の静岡学園を準々決勝で破り、勢いのあるチーム。
その中で中心的存在なのが、MF11小室俊之だ。冒頭でも挙げたが、大会得点王となる、4点を挙げている。
見せ場となったのが、準々決勝の静岡学園戦で、2得点を決め、文句なしのMVPだった。
また、左ヒザを痛めたFW9村井匠が、いつの場面で投入されるかにも注目するべきで、MF8立川雄大とMF10酒井貴政は、非常に高い精度を誇るプレースキッカーだ。
さて、前置きは全て終了。試合の方へ行ってみたいと思う。
試合は序盤から、互角の打ち合いが続く。
開始早々に、作陽ワントップに入った、桜井がシュートを放つと、負けじと前半2分に、右クロスに遠藤が飛び込み、あと少しという場面を神村も作る。
そして前半15分には、今大会初出場初先発の、FW20木村俊喜がセンス溢れる飛び込みで、右ボレーを放つが、ゴール上に外れた。
この辺りから、試合の主導権を作陽高校が握り始めた。
特に、MF酒井がパス回しに積極的に参加し、攻撃に転じようと試み、それが見事ハマッて、効果的な攻撃を繰り返すが、シュートまで持っていけない。
神村も、堅守速攻のイメージで、スピード豊かなアタッカー陣を生かしたカウンターで、作陽ゴールを脅かす。
ここでゴールを決めたのは、作陽高校。
ハーフラインからの、ロングFKを、立川がゴール前へ放り込む。MF7宮澤が、競り合いに勝利し、難しいヘディングを放つが、GK矢野が、辛うじて防ぐが、弾いたボールに、主将DF3石崎晋也が押し込み、均衡を破った。
雨でぬかるんだピッチに、弾いたボールも勢いを失い、不運となったが、詰めた石崎を褒めたい、ナイスガッツだった。
試合は完全に作陽ペースへ。5分後には、立川が鋭いシュートを放つが、ゴール横にわずかに外れる。
それでも、なんとかDF陣の踏ん張りで1失点に抑え、前半を終了した。
リードを許している神村学園としては、まず1点を返すことを考えた。
そこで、竹元監督が切ったカードは、ラッキーボーイMF五領。
試合を決めたい作陽は、切り札MF小室を投入する。
それぞれ、神村はMF24西別府正成。作陽はMF16高山健太に代わった。
悲願の決勝進出を賭け、後半開始の笛が鳴った。
後半も、五分五分の展開から始まる。
神村の攻撃は、MF永畑を経由し、このテクニシャンから、数々のチャンスは生まれる。
後半0分には、自らミドルシュート。その1分後には、鋭いクロスを上げ、MF五領のシュートを演出した。
作陽も、途中出場のジョーカーMF小室が、スピード溢れるドリブル突破で、後半12分、13分と、決定的なクロスを入れるが、いずれも神村GK矢野のプレッシャーの前に、ゴールは成らなかった。
話が後先になるが、神村学園は、後半11分に、チーム1の俊足である、MF9中村駿を、FW木村に代えて投入し、右サイドに中村を張らせた。実質、遠藤のワントップである。
その中村が、鋭い飛び出しで、いきなりチャンスを作るが、作陽GK安井豪が抜群の反応で抑える。
後半18分に、竹元監督は最後のカードを切った。
158cmの小柄な体格ながら、チーム1のドリブルスピードを持つ、MF11村田銀次を、MF15里慎也に代えて投入した。
その村田を、左サイドに張らせ、MF7芝貴希のワンボランチへと変更する。
交代から1分後には、遠藤のクロスから、最後は五領が鋭いシュートを放つが、見方に当たってゴール成らず。
後半20分に、作陽は、エースFW村井を投入し、時間を使いに出た。
ここから、圧倒的なボール保持率で、神村学園の攻める時間帯が続く。
後半29分には永畑の飛び出し。その4分後には、遠藤のヘディングがわずかに外れる。極めつけは、中村のクロスに、遠藤が飛び込みボールが流れるが、詰めていれば1点という場面を作るが、誰も居なかった。
チャンスを作るが決めきれない展開にイラ立ちも見せず、クリーンなプレーを続ける神村イレブン。しかし、無情にも時間は刻一刻と過ぎてゆく。
作陽FW村井は、必死の神村の選手らをあざ笑うかのごとく、エラシコなどを織り交ぜて、華麗にタックルをかわしつつ、ボールキープして時間を潰していた。
ロスタイムには、MF小室を温存し、選手交代で巧く時間を使う。
そして、死闘の終わりを告ぐホイッスルが国立のピッチに鳴り響いた。
敗戦した神村の選手たちの顔には、充実感が漂っていた。
この負けた気持ちを忘れず糧にすれば、初出場ベスト4という快挙をも超える結果が翌々出てくるであろう。
そして、要所要所で、試合巧者ぶりを発揮した作陽高校。
岡山県勢、初の決勝進出で、歴史を塗り替えようとしている。
健闘を祈りたい。負けた神村学園にはお疲れ様を言いたい。
ナイスゲームだった。
っと、試合レポ書きましたが、録画して、絶対に結果を耳に入れず試合観戦しました。本当に良いゲームを見させてもらいました。
準決勝もう1試合では、昨年の選手権で、遠野高校がベスト4に入った快挙を超える快挙を、盛岡商業高校が、オウンゴールによるゴールで八千代高校を下し、決勝進出を決めたそうです。
「ギュンギュン行くよ!山崎君。」の八千代のFW山崎は、積極的に絡んでいましたが・・・・。
posted by unitedexciting |16:25 |
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2007年01月05日
夢の国立へ
高校サッカー児なら、誰もが夢見る国立の舞台。
鹿児島実業の影に隠れていた名門が、高校サッカー界に新しい風を巻き起こす。
国立を目指して対戦した相手は、全国屈指の実力を誇る、石川県星稜高校。
本田圭祐(名古屋グランパス)を輩出し、一目置かれる存在となった強豪校に臆することなくチャレンジしていく。
神村学園の選手に、TVでも取り上げられた2年生がいる。
FW18鮫島 翼 ベスト8入りを賭けた桐校学園戦で先制点を奪ったセンターフォワードである。
「国立行きます」 力強くインタビューに応えてくれた裏には、ひとつのストーリーがあった。
親父の為に。
鮫島選手は、高校1年生時に、お父さんが危篤の知らせを受け、家に飛んで帰ってくると、既に他界していたそうだ。
「やっと男同士話ができるようになった。」と、彼は語っていた。
全国での舞台を一番父に見て欲しかっただろうし、残念だが、天国でもお父さんは見守ってくれているはずである。
鮫島選手のお母さんは、桐光学園戦の先制点を決めたシーンでは、「お父さんは天国でガッツポーズしてるわね!」と感激していた。
無論、彼にはもう1年あるが、来年も出場できるとは限らないし、今現在、全国の舞台に立っているという事で、精一杯ぶつけて欲しいと思う。
さて、その神村学園だが、冒頭でも述べた通り、準々決勝で星稜高校と対戦した。
試合の方は、前半は完全に星陵ペース。
試合巧者の星稜は、序盤からペースを握り、試合を決めに来たが、粘り強いDF陣と、シュートの精度がイマイチ上がらず、前半を無得点で終えた。
そして、勝負は後半へ持ち越されたわけだが、ここで神村が本領を発揮する。
桐光学園戦でも決勝点を決めた、MF五領が、MF芝のスルーパスを受けて、またも左足での得点で、均衡を破った。
そして、その3分後に、FKのチャンスから、主将・塗木が右足で追加点を決め、2-0と差を広げる。
そのまま試合は終了し、夢の国立へ立つことが決まった。
初出場ながらベスト4へ。
まだまだ神村学園の快進撃は止まりそうにない。
P.S
試合の方は、観戦予定だったんですが、見事時間にやられました・・・(笑)
いつもの2時30分と思って、用事を途中で抜け出してきたら、もう終わってる・・・・(涙)
結局、ネットで結果を見て、神村が勝っていることを知ってですよ。
でも、素直に嬉しかったので、更新させてもらいました!
もう一つの試合では、作陽が、静岡学園を接戦の3-2で下して、国立行きが決定したそうで・・。
ダークホースが大会を埋め尽くしそうで、なんとも言えませんが、まぁ、こんな年があっても悪くは無いんでしょうね^^きっと・・・
posted by unitedexciting |14:54 |
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2007年01月03日
全国高校サッカー選手権大会に、神村旋風が吹き荒れた。
鹿児島のサッカー高校と言えば、誰もが鹿児島実業を思い受かべるであろう。
しかし、主役の影に隠れていた名門が、初めて名を挙げた。
神村学園高等学校だ。チームカラーは鹿実と同じ赤。
県大会で鹿実は、鹿児島城西にPK戦の末、準決勝で敗退してしまった。
同じく、準決勝を勝ち上がってきた神村は、決勝の、鹿児島城西戦に見事勝利し、悲願の全国初出場を決めた。
シードで参加した全国2回戦では、秋田商業に0-0のPK勝ちで、選手権初勝利を挙げたが、3回戦に当たる桐光学園は、さらに強豪校だ。
恐らく、全国で最激戦区の神奈川県予選を勝ち上がってきた、青のチームカラーの桐光学園。セルティックの中村俊輔を輩出したことで知られる名門こうだが、選手権出場は、10年ぶりである。
注目選手には、10年前の中村が付けていた背番号10を背負う、内藤である。
1回戦でも、直接FKで、1-0の勝利に貢献した絶対的エースである。
続く2回戦でも、九州国際大学付属高校に、1回戦同様1-0で勝利を収め、波に乗っている状態だ。
また、サポーターは、非常にクリーンで、相手選手に対して絶対ブーイングはしないようにしているそうだ。
試合のメンバーは、小柄な選手を多く揃えた神村学園。U-17日本代表に入った、MF16永畑を軸として中盤を形成しており、FWは、2年生ポストプレーヤーの鮫島と小柄な10番遠藤が組んだ。
DFラインは、チーム主将の塗木がまとめる。
対する桐光学園は、2回戦とメンバーを代えてこなかった。
相変わらず、右サイドバックの阿部は、足首の状態が思わしくないらしく、3試合連続、ベンチスタートとなった。
試合開始のキックオフが鳴る。
神村学園は、鹿児島実業出身の、竹元監督が指揮をしており、鹿実伝統のフィジカルサッカーに、ミドルパスを多用したチーム作りを目指している。
その狙いが要所要所に出て、高い桐光のDFラインの裏を付くパターンが目立っていた。
桐光も、セットプレーで対抗する。高精度を誇るFKを蹴れる内藤が、ゴール前に良いボールを放り込むと、それに186cmの長身を誇るCBの主将高橋のヘディングシュートで、もう1歩という場面を作るなど、押しも押されぬ好ゲームとなった。
先制したのは神村学園。相手のクリアボールをヘディングでつなぎ、相手DFの裏に出したボールを遠藤が拾い、左足での完璧なクロスが入る。
2年生の鮫島は、相手DFから「消える」動きで、フリーでへディングシュートを決めた。
完全に崩したとは言い難いが、重要な先制点を奪った神村は波に乗りかけたが、桐光にいたっては、まったく焦っておらず、すぐ全員集まって、修正していた。
そして反撃に出た。内藤のキープから、右サイドの長谷川のミドルシュートは、神村GKの矢野がスーパーセーブを見せる。
続きざまに、長谷川のシュートが襲い、同点のチャンスは幾つもあったが、なんとかDF陣の踏ん張りで失点は間逃れ、前半を終了する。
ハーフタイムには、桐光学園OBの、宇留野(甲府)と佐原(川崎)が応援に駆けつけて、インタビューを受けていた。
神村学園は、女子サッカー部が、全国大会で連覇した実力を持つそうだ。
桐光の内藤は、ゴール正面でのFKを失敗し、神村の内藤はフリーで放ったヘディングシュートを外していた。
試合展開でいけば、5分5分であった。神村の先制点を挙げた鮫島は、1年前に父を亡くしたそうで、亡き父に捧げる、貴重な神村の選手権初得点で、また貴重な先制点であった。
さて、後半開始の笛が鳴る。
いきなり桐光学園が同点のチャンスを得る。浮き球のスルーパスを、神村DF柿原が、微妙に腕で触った為、イエローを貰い、PKを与えてしまった。
キッカーは内藤。これをキッチリ左上に決めて、同点に追いついた。
これにより、浮き足立ってしまった神村学園。やはり全国での経験が乏しい分、浮き足立つのは当然といえるだろう。前半のパス回しは鳴りを潜め、パスミスが目立ち始める。
ここを突きたい桐光学園は、FW9永村が、個人技でチャンスを作るが、寸前の場面で、GK矢野がストップ。
まったく試合の行方は分からなくなる。
選手交代で悪い流れを断ち切りたい神村は、158cmのFW村田と、MF五領を投入し、スペースを埋めにかかる。
これが功を奏したか、左サイドに流れた遠藤のアーリークロスから、永畑が絶妙なヘディングシュートを放つが、桐光GKの大塚が、ビッグセーブを見せ、勝ち越しを許さない。
桐光学園も、運動量の落ちた長谷川を代え、活性化を図る。
しかし、神村の中盤での潰しに、不要なパスが多く、速攻に繋げることができないでいたが、内藤のミドルシュートなどで、必死に反撃していた。
しかし、ここで試合を決定付けるチャンスが、神村学園に訪れた。
遠藤が中央に切れ込み、ミドルシュートを放つと、相手DFに当たり、こぼれたボールを拾った神村学園は、素晴らしいパスを飛び出した、五領に通し、これを冷静にゴール中央に流し込み、見事な勝ち越し点を挙げた。
意気消沈して居られない桐光は、高橋を前線に挙げ、FWを投入し、3トップにして得点を狙いにいく。
だが、カウンターを浴び、あわやという場面を作られていた。
相変わらず内藤のFKは高精度だったが、今日の神村のDFは集中が切れず、失点を許さない。
遠藤や永畑の巧みなボールキープにより、時間を使われ、試合終了のホイッスルが鳴り、見事初出場で、ベスト8まで上り詰めた。
神村学園のベスト4を懸けた試合では、石川の雄・星陵高校と対戦する。
全国常連に対し、どこまで喰らい付いていけるかが楽しみである。
posted by unitedexciting |19:34 |
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2007年01月02日
鵬翔vs尚志の試合前、衝撃的な事件が起きた。
戦後最多勝利を奪っていた、国見(長崎)が八千代(千葉)相手に、0-0引き分けのPKで、なんと1回戦敗退を喫してしまったのだ。
鵬翔としては、願っても無い朗報であったが、先を見据えるより、目の前の尚志戦に標準を合わせてもらいたい。
是非1回戦に勝利して、2回戦で国見を破った八千代と対戦したい鵬翔高校。
相手は、選手権初出場の尚志高校(福島)だ。
不運なことに、鵬翔は、横浜F・マリノス入団が内定している、エースのMF山本郁弥が、県大会決勝で、足を骨折し、まだ骨が付いていない状況で、残念ながら大会自体、参加不可能となった。
山本は、背番号23を付け、記録係を自ら買って出た。
この小さなエースのプレーに、関係者らは、注目していたらしいのだが、残念の2文字だろう。
山本が付けていた、鵬翔のエースナンバー「13」は、幼馴染の玉置が魂共々、背負った。
マッチレポを書く前に、尚志のサッカーにも触れておこう。
尚志は、パスつなぎで、相手を崩すスタイルである。特に、トップ下の10番(名前はスミマセン)は、センス溢れるヒールパスなどで、ゲームを作る賢い選手である。この選手の出来によって、左右されるチームだと思う。
試合は、前半から鵬翔ペース。
ポストプレーヤーの太田が、前線でタメを作り、トップ下の玉置へ。そこから、俊足FWの角島へのスルーパスという形を何度も作り出し、チャンスを作るが、尚志GKの松浦がスーパーセーブを見せる。
尚志のパスの出所である、10番を、ボランチの大久保がマークに付き、攻撃をシャットアウトし、尚志ワントップの安藤が、孤立する場面が多々あり、尚志は、鵬翔の前に、成すすべが無い感じであった。
しかし、鵬翔も、攻め込んでおきながら、チャンスを決めることができず、攻撃が、中へと偏り、有効的にサイドを使えないでいた。
前半のうちは、尚志に、チャンスらしいチャンスを与えず、0-0で終了した。
点を決めれなかった前半の反省を生かし、後半は、積極果敢にゴールを狙っていく鵬翔イレブン。
後半開始直後に、MF加藤の左ボレーや、MF玉置のミドルシュートで、あと1歩というところまで行くが、またもGK松浦のスーパーセーブに遭い、得点ならず。
また、前がかりになった所を、カウンターで、あわやという場面も作られたが、DF陣の体を張った守りで、失点を許さない。
チャンスを決めきれない鵬翔であったが、それでもチャンスを作り出していたので、そこまで焦りは無かったように思える。
しかし、次に起こるワンプレーで、完全に鵬翔イレブンの動きは変わった。
ポストプレーと、飛び出しに奮闘していた、太田が、負傷退場してしまったのだ。
エースの山本と、FW太田が負傷により欠場。
レギュラーの二人を欠く厳しい布陣を強いられた鵬翔は、後半途中のこの出来事により、動きが堅くなってしまった。
頼みの角島も、ゴール前の絶好機を、フリーで決めることが出来ず、MF加藤のミドルシュートも、ゴールの遥か上を越してしまう。
不幸中の幸いで、DF陣にそれほど乱れが無かったのが唯一の救いであった。
シュート数では圧倒してたものの、初出場相手に、1点も取れなかった鵬翔は、よほど悔しいのか、笑みが無い。
そんなしてる内に、試合は0-0のPK戦へと突入し、鵬翔は敗れた。
今大会の鵬翔は、怪我に泣いたというべきか。
しかし、その怪我人が居なくても、少なからず決めるべきチャンスはあったハズだ。
これは、日本サッカー全体に言えることだが、「決定力不足」これに尽きる。
2年連続の初戦敗退は、全国常連校にとって、許されざることだ。
しかし、今大会に出場したレギュラーの中で、1年生が二人出ていた。
GK横畠と、DF横山だ。
横畠は、PKを1本止めるなど、奮闘したが、決定力不足に泣いた。
横山は、元U-16日本代表候補ということもあり、前評判は高かったのだろう。実況からも、頻繁に名前を呼ばれていた。
この二人が、起爆剤となり、来シーズンの大会の盛り上げに一役買って出るとしたら・・・鵬翔の名も、全国に轟くであろう。期待している。
posted by unitedexciting |19:30 |
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2006年11月23日
先日、全国高校サッカー選手権大会の組み合わせが決定いたしました。
宮崎の鵬翔高校は、前年度優勝の野洲高校(滋賀)を始め、
強豪の国見高校(長崎)と同グループに入りました。
その中でも大会を占う緒戦の相手は尚志高校(福島)に決まりました。
初出場のこのチームは、僕もまだ知らないんですが、どういう戦い方をしてくるのか、とても興味深いです。(スタメンの殆どは県外からだとか・・・)
鵬翔としても、前年度は、2回戦で鹿島学園(茨城)に破れ、前々年度は、県内初となる、準々決勝まで進みましたが、市立船橋高校(千葉)に完敗しています。
なんとしても宮崎県の歴史を塗り替えたい鵬翔イレブン。
県大会決勝で接戦で倒した日章学園の分も、ハツラツとしたプレーで一生懸命戦い抜いて欲しいと思います。
posted by unitedexciting |12:47 |
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2006年11月05日
宮崎県総合グラウンドで宮崎鵬翔高校-宮崎日章学園高校 宮崎県大会の決勝が行われました。(13:00kick off)
両チームともこの大会にかける意気込みは相当のもので、ここ数年全国大会に出場している鵬翔高校の時代を終わらせるべく、1年間必死にどのチームも練習してきたことでしょう。
また、鵬翔も全国で上を目指すために良い内容の伴った勝ち方で自信をつけたいトコロ。
3年連続決勝が同カードとなった県大会。
満を持して登場の日章学園高校です。
鵬翔のフォーメーションはGKに1年生の横畠がスタメンで、センターバックにもU-16候補の1年生186cmの横山が出場し、MFには玉置やマリノス入団内定の山本などテクニシャン揃い。1トップ気味に角島ではなく、太田を起用してきました。
日章はセンターバックに守備の要である永友を軸に朝比奈らボランチ陣がディフェンスを固め、サイドには監督の次男でもある早稲田と主将の平がゲームを作り、2トップに10番の馬込と11番の富高が先発してきました。
ゲームは序盤から激しく展開します。
両チームとも自慢のパスサッカーで主導権を握ろうと躍起になり、競り合いなどで非常に見ごたえのある試合となりそうです。
やがて試合が落ち着いてきた前半10分ごろから日章がボールを支配しだし、FWの11番富高が俊敏な動きで鵬翔DF陣を苦しめます。
馬込の浮き球のパスを富高がトラップしてPA内で一瞬フリーになりシュートを放つも、鵬翔GKの横畠の好セーブに遭い得点はなりませんでした。
一方の鵬翔は高いDF陣の踏ん張りでピンチを未然に防ぐとそこからのカウンターでテクニシャンの山本の突破に攻撃を委ねると、中央の玉置にボールを預けPA内に浮き球のパスをあげ、山本が朝比奈と交錯しながらも、シュートを放ちますが、クロスバーの上へ。
が、、、そのプレーで山本は足を怪我してしまい、やむなく負傷退場となりました。前半28分の事件でした。
絶対的なエースの山本を失った鵬翔は、その代わりにストライカーの角島を投入します。
が、そのまま前半は終了。0-0で折り返します。
ハーフタイムには両チームとも監督から熱いゲキが飛び、気合を入れなおした所で後半へと突入します。(負傷退場した山本君は病院へ直行・・・無事を祈ります。)
後半は落ち着いてスタートします。
日章はオシムサッカーばりにオフ・ザ・ボールの動きが徹底されており、鵬翔のDF陣も手を焼いていたように思います。
鵬翔は前線のターゲットにあたる太田を基点に徐々に相手ゴールに迫ります。
ついにその時はやって来ました。
カウンターから右サイドの角島へ。そのまま角島が持ち上がり、シュートフェイントでマークを一瞬外すと、ゴール左隅に沈めました。
待望の先制点を前半8分にいれた鵬翔は余裕が出てきだし、追う立場となった日章は工藤を朝比奈に代えて投入し、早稲田をトップに上げ打開策を見出しますが、組織的な鵬翔DF陣を崩すまでにはいたりません。
ショートコーナーから日章の鳥原がチャンスを作るも、GK横畠の鬼門を突破できない時間帯が続きます。
鵬翔はFWも守備に参加し、是が非でも得点はやらないと気迫のこもった戦いかたです。
ついに長身DFの永友を前線に上げ、ロングボールによるパワープレーで得点をもぎ取ろうとしますが、さらに長身の鵬翔DFを最後の最後まで突破できず、タイムアップの笛が鳴り響きました。
歓喜に酔いしれる鵬翔高校。悔し涙にその場に崩れ落ちる日章イレブン。
どちらが勝ってもおかしくなく、非常に見る側としては楽しめた試合でした。
日章を始め、県内で戦ってきた高校、選手たちの分も鵬翔には全国で暴れまわってもらいたいものですね。
あと、中坊ながら、高校生の選手の人達を呼び捨て!?で書かせてもらったことをお詫び申し上げます。
posted by unitedexciting |17:50 |
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2006年11月04日
全国大会への1枚の切符を手にする宮崎県大会が明日ついに決勝戦を迎えます
宮崎鵬翔高校-宮崎日章学園高校
ここ何年かは宮崎県の高校サッカー=鵬翔高校というイメージが全国的にも、そして県内でも浸透していたことは紛れも無い事実ですが、近年非常に力をつけてきたのがこの日章学園高校です。
日章と聞くと、このカテゴリーの下の中学校の世代で日章学園中等部が全国制覇を成し遂げたので馴染みがあるかもしれません。
さてここまでの日章学園の県大会は、シードとして登場し、常に順調な戦いぶりを見せつけこの決勝まで勝ち進みました。
注目選手は攻撃的MFの平選手。
身長153cmのハンデをものともしない素早い動き、攻撃センスで日章の破壊力抜群なアタッカー陣をまとめています。
また、DFでは永友選手が非常に良い選手で、落ち着いてラインコントロールをし、時には正確なロングパスで守備からの攻撃を牽引します。
対する鵬翔は、10得点以上の試合で圧勝したかと思えば、準々決勝では日南学園相手に1-0で辛勝するなど陰りも見えていますが、やはり名門。
準決勝では8-0と圧倒し、決勝まで予想通り駒を進めました。
注目選手はJリーグ横浜F・マリノスへの入団が内定している山本選手や、エースの角島選手。1年で日本代表を経験してる横山選手といったトコロでしょう。
山本選手は群を抜く存在感でチームを牽引し、角島選手は決定力を存分に発揮しています。横山選手はDF、ボランチをこなす大型選手です。
今季日章は鵬翔相手に3勝1分けと分が良いです。
何が起こるのか分からないのがサッカーです。
明日は良い試合を期待しましょう!
posted by unitedexciting |20:59 |
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