2008年02月15日
ジーコの怪我予防の提言 -前十字靭帯損傷を防ぐために
前十字靭帯の怪我はサッカー選手にとっては大きな怪我だ。最近では家長がこの怪我をしてしまい、残念ながら北京オリンピック出場に黄色信号が灯ってしまった。 これをなんとか予防する方法はないのだろうか?これに関してジーコが興味深い提言をしていたのでその記事を引用したい。(その記事をそのまま引用すると読みにくいので一部改変した) http://zico.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_d1c1.html 膝の故障 [2006.12.04] 最近、意外と多くの選手達が特に膝の故障が原因でピッチから長期間遠のいている。膝の故障とはほとんどが前十字靭帯の裂傷である。 この、怪我を避けるにはどうしたら良いのか?私の意見を言うと、将来に於いてのフィジカルトレーニングでは選手にピッチに倒れる練習方法も取り入れなくてはならないだろう。転んで怪我をする確立が高ければ他に道は無い。例えば良い例を挙げると柔道があるが、相手の攻撃で怪我をしないように自分を守る練習である。理想ではシーズンの試合数を減らし試合間隔を広げてその間に選手が休養できる事だ。だがそれは不可能である。この世界の現状だと選手は映画のスタントマンみたいにならなければいけない。 http://zico.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_f0a6.html 涙・・そして十字靭帯 [2007.03.13] これはあくまでも私個人の意見であるが、選手がバランスを失い転倒する際、自然に怪我をしない為のリアクションをとれれば(例えば柔道の受け身の様な)その頻度はかなり減るのではないか。これは、自爆又は相手との接触、いずれにせよ瞬時の反応を身につけていなければならないが。それに関し私がまだ現役の頃のエピソードがある。 以前皆さんに書いた別のコラムで登場した当時私たちのフィジカルコーチだったフェルナンド・ソアレス氏がある日突然「今日は特別メニューとして皆に空手の極意を身につけてもらうぞ」と言い出した時には選手は大ウケだった。 しかしあの時は冗談であった事が今日、真面目に検討する価値があるのではないかなどと考えてしまう。 あの受け身の動作を身につけていれば・・・・。何故私が十字靭帯に関してこれほどこだわるかというと、私自身85年に同じ怪我をしており当時は選手生命を断念せざるを得ないかとまで追い詰められた経験をしているからだ。 もちろん今日のスポーツ医学の進歩により治療、リハビリで以前に比べると格段早く復帰出来る様に なった。 つくづく残念に思うのはあの頃に現在のケアーの技術があれば私が今でも毎日のように行っている投薬、補強運動、筋トレ、体重の管理等の努力は半減しただろうにという事だ。 只々、愛する草サッカーでプレーする為に・・・・。 ジーコが書いているように、近年のスポーツ医学は目覚ましく進歩した。元フランス代表のロベール・ピレス の靭帯手術を執刀した医師は「現在の技術があれば、ファンバステンは早くに引退しないですんだ」と言っていた。 しかし、これらはあくまでも起こってしまった後の対処策。起こる前に怪我防止策を考えなければならない。柔道を練習に組み込むことが本当にこうした怪我予防になるかどうかは自分にはわかならない。でも日本で生まれた柔道にそんな利点があるなら、日本発の怪我予防策として世界のサッカー界にアピールすることができるのではないだろうか? JFAの取り組みで今のところ靭帯の怪我防止策という話は聞いたことがない、JFAはジーコの提言を真剣に考えてもいいのではないだろうか。 サッカー選手がサッカーをできずに苦しむのはこれ以上見たくはない。
posted by uncolpodivento |00:18 |
怪我 |
コメント(3) |
トラックバック(1)


