ぶんきち日記

スポーツイベントの舞台裏あれこれ        Mail: xm3m-kn@asahi-net.or.jp

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今  昌司 / Masashi KON 専修大学法学部卒。広告会社数社で営業、スポーツ事業などを歴任。ナイキジャパンではイベントマネジャーとしてイベント業務、伊藤忠商事ではNBAの日本国内業務、主にスポンサーシップ業務を担当 もっと見る
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最新の記事

年末のご挨拶

2015年。今年は、スポーツ界でいろいろなことが巻き起こりました。2020年東京京オリンピック・パラリンピック競技大会絡みでは、メインスタジアムとなる新国立競技場の建設計画が紆余曲折し、年を越そうとしているいまも具体的な計画案は一般人が知るまでに至っていません。問題がさらに深刻化しているようにも感じます。大会のエンブレルもいまだありません。新たなデザインコンペの行方が気になるところですが、これも一般......続きを読む»

新国立競技場の新計画概要、A案とB案 スポーツイベント運営者の目線で見たひとつの検証

今週月曜日の午後、白紙撤回からどうなることやら・・・・・、と注目されていた新国立競技場建設の新たな計画案が、ふたつのグループから提示されたものがいよいよ公開となりました。今回は、デザイン案のみではなく、設計と施工が一体化された内容での提案が義務付けられていたため、公募に応じたグループはふたつのみでしたが、これは、限られた工期や建設費など、かなり厳しい条件の枠が嵌められていたため、仕方のないことなので......続きを読む»

日本ラグビーは化けられるか!? Vol.3

「ラグビーファミリー」を増大させる!? 2010年に、2019年までの日本ラグビーフットボール協会の戦略計画が発表されており、その中にひとつのミッションが示されています。 ◇「ラグビーファミリー」を増大させる。 更に、このミッションは、更に3つのターゲットに具体的に分けられています。 ・ターゲット① 2019年までに競技人口20万人の達成 ・ターゲット② 2018年における国内総観客動員数140万......続きを読む»

日本ラグビーは化けられるか!? Vol.2

日本ラグビーの潜在力とは? 2019年のラグビー・ワールドカップは、2002年の日韓ワールドカップの時と同様に、決して、ラグビーやサッカーというひとつのスポーツ競技としての捉え方だけで、その事業規模が語られるものではありません。日本国中に大きなムーブメントを創り上げていくことが必須となります。Jリーグがあり、日本代表は世界と戦う力を付けていった。そして、年間数百万人のサッカーへ観戦需要を創り上げて......続きを読む»

日本ラグビーは化けられるか!? Vol.1

2014年に開催されたFIFAワールドカップ・ブラジル大会における国際サッカー連盟、FIFAの総収入は、約5,800億円。対して、今年開催されたラグビー・ワールドカップ・イングランド大会で、主催者のワールドラグビー(WR)が得た収入は、約1,200億円と言われています。その差は6倍弱と、まだまだ事業規模には差がありますが、今回は日本代表の予選ラウンドでの活躍もあり、日本国内でも大いに盛り上がりました......続きを読む»

スポーツ産業の発展、そのカギは施設の拡充にあり!

年末という事もあり、今回は、今年起こった出来事からひとつ。日本のバスケットボール界を揺るがした、あのFIBAからの資格停止処分に端を発した出来事です。日本のバスケットボール界にとって、今年は忘れられない年になったことでしょう。そして、新たな出発の機会を得た貴重な年であった、ということでもあります。何よりも、一番大きな出来事は、何年経っても実現し得なかったふたつのバスケットボールがひとつとなり、B.L......続きを読む»

スポンサーの存在意義を問う、そこに新たなスポンサーシップの形が生まれる Vol.2

カープ・ビジネスの躍進 誰が名付けたか私は知る由もありませんが、ここ数年、東京近辺の広島東洋カープとの対戦カードでは、「カープ女子」というチームカラーの赤いレプリカユニフォームに身を纏った女性ファンが観客席に目立つようになっています。本拠地広島でのホームゲームで目にする女性ファンは、子供のころに両親に連れられて行った旧市民球場での思い出から、大人になってもカープファンでいる女性は比較的少なくない、......続きを読む»

スポンサーの存在意義を問う、そこに新たなスポンサーシップの形が生まれる Vol.1

今年5月22日にJリーグが発表した2014年度のクラブ経営情報に対して、同月29日の朝日新聞は、こんな見出しで記事を掲載していました。「広告料頼みは要注意」。最近、Jリーグに限らず、プロ野球も観客動員数の増加を、クラブ、球団の経営立て直しのための必須要件として、特に、女性層や若年層のファンを開拓、獲得しようと様々な施策を打ち出しています。そして、その効果は、少なからず目に見える数値で現われ始めていま......続きを読む»

日本のスポーツ産業の成長性をスポーツブランドの勢力図から読み解く 番外編

スポーツブランドによるスポーツへの投資が、日本はあまりにも少ない・・・・・続き 2週間後から開催される高校バスケットボールの選抜大会、ウインターカップでは、ナイキがもう17年くらい継続してスポンサーを務めています。この協賛を画策し、スポンサーシップの仕組みを変えようとして、大会主催者である日本バスケットボール協会の方と、喧々諤々論議したことを、昨日のように思いだします。実は、ナイキが協賛する以前は......続きを読む»

日本のスポーツ産業の成長性をスポーツブランドの勢力図から読み解く Vol.3

アシックスはダサイ?・・・・・からの脱却 アシックス現社長の尾山氏の経歴を見ると、面白いことに気が付きます。元々は日商岩井(現 双日)に勤務しており、日商岩井とは、あのナイキとの関係が深い商社です。私も大昔に日商岩井のポートランド支店を訪ねたことがあるのですが、その時、ナイキの関係者は誰もが日商岩井の存在の大きさを認めていました。誰もが見向きもしてくれない小さな会社を、積極的に支援していたのが、日......続きを読む»

日本のスポーツ産業の成長性をスポーツブランドの勢力図から読み解く Vol.2

日本のスポーツイベント市場規模は? 日本イベント産業振興協会によると、昨年度の日本のスポーツイベント市場規模は、約15.5兆円にもなるそうです。この数値は、イベントに対する様々な支出、例えば、イベントの出発前の支出、交通費、宿泊費、イベント会場内の支出、イベント会場外での支出、イベント後の支出などを合わせた来場者消費額です。スポーツ産業という視点で絞り込むと、その総体規模は約2.5兆円になるそうで......続きを読む»

日本のスポーツ産業の成長性をスポーツブランドの勢力図から読み解く Vol.1

先月中旬、文部科学省から「一億総活躍社会の実現に向けた文部科学省緊急対策プラン」なる資料が公表されました。この資料は、改造内閣で新たに就任した馳大臣提出資料とあり、安部政権が新たに掲げている「一億総活躍社会」の実現に基づいたものらしいです。この資料に注目した理由は、GDP600兆円を目指し、科学技術・文化・スポーツにより新市場を創出し、高い経済成長率を実現しよう、という目標のために、その具体的な施策......続きを読む»

スポーツ業界における人材育成

某大学で非常勤講師の立場で授業を受け持っていた時、最も多くの質問が、「何を勉強すれば、スポーツ業界で働くことができますか?」、という内容でした。答えは、当然のことながら、「いま勉強していることを、自分の頭を使って良く考えながら知識を深めなさい」、ということ。大学で最近多くなってきているスポーツマネジメント関連の学科やコースに入れば、自分はスポーツ業界で働くパスポートを手に入れた感覚になっている。公務......続きを読む»

「みる」スポーツの人気度

東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、都民のスポーツ参加率を高めて、より一層の盛り上がりを期待しているようです。東京都の調査では、現在の都民のスポーツ参加率は、約6割。これを7割台以上にしていくことが当面の目標だということです。確かに、スポーツを「する」ことは、スポーツへの関心や興味を高める効果は十分に期待できるでしょうが、大半は、スポーツというよりもジョギング......続きを読む»

スポーツ・ホスピタリティ 番外編

運営現場の裏側にあるホスピタリティ 土曜日の朝日新聞の夕刊にこんな記事が掲載されていました。「あのとき・それから」というシリーズで、1964年東京オリンピックの時の選手村にあった食堂に関するものです。提供されたメニューは、なんと2,000種類で、計60万食にも及んだそうです。1964年大会では、参加国数が94の国と地域、選手数は約7,000人ということでしたが、2020年では選手数が約1万人。役員......続きを読む»

スポーツ・ホスピタリティ Vol.4

スポーツ施設とホスピタリティ スポーツイベントや大会、試合の現場で、ホスピタリティ溢れる運営環境を構築していくためには、スタッフの意識や能力、スキル、そして経験から得た知恵というヒューマン・ウェアは非常に重要です。だからこそ、人材育成は、スポーツビジネスを大きく成長させていくためには、必須要件となります。しかし、そうしたヒューマン・ウェアだけでは、より効果的で魅力ある運営環境は構築できません。実は......続きを読む»

スポーツ・ホスピタリティ Vol.3

大学での「スポーツ・ホスピタリティ」教育 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を5年後に控えて、大学教育の現場でも、2020年に向けての人材教育をお題目に、様々な学科やコースが新設されるようです。つい最近、亜細亜大学でも、来年度より、従来の経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科の中に「スポーツ・ホスピタリティ・コース」が新設される、というニュースを目にしました。たまたまなんですが、......続きを読む»

スポーツ・ホスピタリティ Vol.2

従業員満足から顧客満足へ、そして顧客忠誠へ・・・・・ ホスピタリティ・マインドをもって顧客に接すること。それは、単なるサービスの提供とは違い、ひとりひとりの接遇対象者をしっかりと見ることから始まります。一律で一定レベルのサービスを、何時でも提供できる、というのは優れたサービスと言えますが、そこに相手のことを考えて、時には接遇対象者も気が付かない潜在的な欲求まで満たしてしまえば、その相手は喜びどころ......続きを読む»

スポーツ・ホスピタリティ Vol.1

2013年9月、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われたIOC総会において、2020年のオリンピック開催都市が東京に決定しました。あれから、もう2年も経過してしまったのですね。次回のリオ五輪までも9ヵ月しかないのに、大会のエンブレムもなければ、メインスタジアムとなる新国立競技場がどんなスタジアムになるのかも、全く見えていません。俯瞰で見れば、競技会場は、埼玉や千葉、そして最近、自転車競技の一部は伊豆......続きを読む»

スポーツメーカー企業がスポーツイベント協賛を行う真意 Vol.3

スポーツイベントそのものがブランディングのための装置として機能する スポンサードする対象のスポーツイベントが、多くの観客を動員する集客能力があり、故に、メディアの注目を集めニュース露出などの大きなメディア効果が期待でき、故に、テレビ放送による中継機会が生まれ、更には、高い視聴率を見込まれるためにゴールデンタイムなどの視聴者が多数テレビを見ている時間帯に放送され、故に、イベント内で露出されるスポンサ......続きを読む»

スポーツメーカー企業がスポーツイベント協賛を行う真意 Vol.2

プーマからナイキへ 1986年のFIFAワールドカップ・メキシコ大会の主役は、何と言っても、アルゼンチンのディエゴ・マラドーナ。もちろんプーマとの契約がありました。若造のくせに企画を持ち込むなどの大それたことをして、テレビ東京系列でこの大会の過去半世紀の歴史を振り返る特番を、大会開幕前日の夜に放送したのですが、この時もサッカーのCM素材がなく、制作することに・・・・・。今度はキックシーンを撮影する......続きを読む»

スポーツメーカー企業がスポーツイベント協賛を行う真意 Vol.1

日本のスポーツ産業、つまり、スポーツに関係する業界や産業の売上げ規模の合計ですが、約5兆円と言われています(文科省は2025年までに3倍に拡大する計画を発表しています)。対して、スポーツ大国アメリカのスポーツ産業は、約60兆円規模。日本の15倍です。ここ最近、国策でスポーツ産業を一大産業化していくことを謳っている中国は、10年後には100兆円規模にする、と表明しています。人口が日本の10倍ですから、......続きを読む»

東京オリンピックの観戦希望率、その低さに驚きました!

前回に続いて、笹川スポーツ財団による調査報告からひとつ。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会への観戦希望に関する調査です。この調査は2回行われており、3月には成人に対する調査結果が、10月には10代の青少年に対する調査結果が発表されています。 10月に発表された10代の青少年に対する調査結果をまず見ることにしましょう。結果は以下の通りです。 ◇オリンピックの観戦希望率  59.4% ......続きを読む»

遅々と進まぬ日本のスポーツ環境整備

去る10月21日、笹川スポーツ財団より、「わが国のスポーツ予算検証」という調査報告書が発表されました。この報告書の中に、少し興味深いことが書かれてありましたので、取り上げてみたいと思います。 まず、「わが国のスポーツ予算」はどの程度の額になっているのか、以下の通り示されています。 2012年度  235億4,269万円 2013年度  243億2,784万円 2014年度  255億2,784万円 ......続きを読む»

東京五輪の新設施設「有明アリーナ」の基本設計を徹底分析! Vol.3

私的なスポーツアリーナの標準モデルとの比較 (3)サブアリーナおよび付帯施設 サブアリーナは、38m×33mのサイズで、バスケットボールコート2面分の広さがあります。・・・・・となっていますが、バスケットボールコート2面を縦に配置すると、コートエリアの確保はできても、ゴールを設置するスペースがありません。また、チームベンチを設置するスペースがありません。練習コートの設定だけならギリギリですが、全く......続きを読む»

東京五輪の新設施設「有明アリーナ」の基本設計を徹底分析! Vol.2

2020年東京オリンピック競技大会時にはバレーボール競技会場として使用される「有明アリーナ」。その基本設計が公に発表されています。総客席数は、仮設席(オリンピック開催時に設置)を含めて最大15,000席とありますが、資料の中には詳細なデータは含まれていません。しかし、スタンド席レベルで1万席を超えていることは図面からも読み取ることができるため、都内にあるアリーナ施設の中で、最大規模になることは間違い......続きを読む»

東京五輪の新設施設「有明アリーナ」の基本設計を徹底分析! Vol.1

去る10月16日、東京都は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会で使用する3つの新設競技場に関する基本設計を明らかにし、実施設計・施工一括方式での一般競争入札を公告しました。今回は、技術提案型の総合評価落札方式で行われるらしく、その予定価格は、3つの施設合計で1,148億円とのことです。この技術提案型、というのは、設計段階から施工者の技術力を活用して、工期内に確実に工事を完了させる狙いが......続きを読む»

アメリカと欧州、日本が範とすべき選手育成モデルはどこにあるのか!? 番外編

貧困層が国全体の30%にまで拡大する中で・・・・・ 先のラグビー・ワールドカップで3位。言わずと知れたサッカーでは、FIFAワールドカップでの2度の優勝。昨年のブラジル大会では3度目の準優勝。更にはバスケットボールやバレーボールでも世界の強国の地位を確固たるものにしているアルゼンチン。FIBA、国際バスケットボール連盟の世界ランキングでは、アメリカ、スペイン、リトアニアに次ぐ世界4位にあり、男子バ......続きを読む»

アメリカと欧州、日本が範とすべき選手育成モデルはどこにあるのか? Vol.5

14歳でプロ契約!?・・・・・クラブが若手選手たちを発掘 1999年の世界ジュニア選手権(U-18)でアメリカを打ち破り優勝。そこからスペインの黄金期が始まり、2006年に日本で開催された世界選手権では見事に世界制覇。欧州でも2009年、2011年とユーロバスケットを連覇。今年のユーロバスケットも制しています。オリンピックでも2008年の北京、そして2012年のロンドンと、アメリカに敗れはするも連......続きを読む»

アメリカと欧州、日本が範とすべき選手育成モデルはどこにあるのか? Vol.4

スタートは7歳から・・・・・欧州の選手育成は街のクラブが支えている 去る10月30日、ラグビー・ワールドカップ・イングランド大会で、日本に3勝をもたらす活躍を支えた日本代表ヘッドコーチ、エディ・ジヨーンズ氏が日本記者クラブで記者会見し、今後の日本の課題をこう述べていました。「日本が世界で活躍するにはふたつの要素が必要である。タレントの発掘と、首尾一貫した指導だ。16歳から18歳の選手たちを選び出し......続きを読む»

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