"テニス"感覚観戦

【2016バルセロナ決勝】ナダルは想像以上だった!錦織選手には大きな意味のある1敗!

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 BIG3ナダル。今季好調ナダルを倒しての優勝とはなりませんでした。今後、TOP3以上を狙う錦織選手にとって、その最大のライバルである赤土の王者ナダルに、ATP500の決勝、それもクレーコート、ナダルの庭でのタイトルです。取ったら大きな1勝でしたが、それだけにこの1敗には大きな意味があるのではないでしょうか。  今、いろんな事に考えを巡らせておりますが、今大会について書き溜めていた内容もありますので、まずは、大会を時系列に追って行きます。

【3回戦シャルディ戦】  3回戦から観ました。シャルディは相変わらずパワフルでした。しかし、ストローク戦において、錦織選手の方が、組立もパワーでも上回っています。シャルディは多分思っているでしょう。錦織は又強くなったと。今大会決勝進出迄の相手の中で、1番心配な選手かと思っていましたが、スコア以上に実力差を感じました。しかし、テニスという競技はそれでもちょっとしたきっかけから勝敗がひっくり返るという事があります。この試合も、一つ間違えればという状況もありました。この様なプレーヤーばかりを相手に、5戦を勝ち続けるのは容易な事ではありません。ジョコビッチですら先週のモンテカルロの様な事が起こります。  一番印象深かった場面は、第1セット、3-2から錦織のBP、シャルディのアドサイドからの1stはセンターに威力のあるナイスサーブです。しかし錦織はこれをドンピシャで合せストレートにリターンエース!鮮やかなリターンでした。  錦織選手にはこれがあります。1stでもコースを読み切り、リターンエースに出来る。大事な場面で勝負強くいいコースに1stを入れてきた相手にとっては、こたえるでしょうね。今年の錦織選手は、強豪との対戦が多くコースを狙っている為か、サービスエースが少ない分、リターンエースを稼いで欲しいです。

【QFドルゴポロフ戦】  すみません。文章を消してしまいました。 第1セットのドルゴポロフは、非常に危険でした。しかし錦織選手が、その攻撃にも、たじろがず、慌てず、落ち着いてプレーした事でほぼ勝負がありました。

【SFペア戦】  いよいよペア戦(ペールが1番多い読み方の様ですが、他の選手でもカタカナにするといろんなパターンがありますので、ある時からスポナビの表記に合せるようにしています。スポナビ表記も知らないうちに変わっている事もあって、追い付けない事もありますが)、始まる前は、ガスケが出場すると思っていたので、今回はこの対戦は無いと思っていました。やはり、あの変わった雰囲気を持つペアも、同国の尊敬する大先輩に対し、今までも、今回も勝ち上がって来る事は出来ないだろうと思っていました。  ガスケ不在の中、勝ち上がって来たペアは、今大会も思い切ったショットが冴えわたっています。  しかし、今期好調の錦織選手、自分のテニスに集中していれば大丈夫だと言い聞かせながら、観始めました。  第1セット第9ゲーム、錦織はバックハンドでストレートのリターンエース2本、ペアのダブルフォルト(DF)2本でブレーク!第1セット、錦織6-3で取りました。

 第2セット、ここからが大切です、ペアの捨て身の攻撃に合わない様、このペースで行ってほしい、特別な事をしてペースを崩さない様にと思っていた所、第1ゲーム、ペアのプレーがはまりBPを握られます。しかし錦織は、サービスエースと、逆を突くストロークで逆にアドバンテージを握ります。ゲームポイント(GP)もストローク戦でポイントし、キープ! 第2ゲーム、錦織がラブゲームでブレーク、ペアなすすべなし状態に入って来たかという雰囲気の中、第3ゲーム、ペアのリターン等思い切ったプレーがはまり、ブレークされます。昨年、東京での展開が思い出され、嫌な予感がしましたが、第4ゲーム、錦織すぐさまブレーク!第5ゲームも錦織が堅くキープし、ゲームカウント4-1、ペースは錦織、あと少しです。ランキング22位のプレーヤーに1ブレークアップではまだ安心はできません。しかし、実力は完全に錦織が上、ペアは捨て身の攻めに入りますが、その責めも決まりません。最後は5-2のリターンゲームをブレーク!セットカウント2-0、2セット共に、2ブレークアップ、6-3、6-2で完璧な勝利!これが二人の本来の姿です。願った通りの試合になりました。スミマセン。こんな言い回しは、観戦者として最低な感じですが、恥ずかしながら、大体こんな風に思っているのが私です。  スカッとしました!ペア選手ごめんなさい。プレー後も紳士でしたし、多分純粋に自分のテニスに取り組んでいるだけだと思います。 この試合、錦織選手の落ち着いた試合運びも良かったのですが、何より良かったのは、1stサーブではなかったでしょうか。68%という確率もそうですが、スピードのあるサーブがかなり高い確率で入っていました。  是非、決勝ナダル戦でもこの1stで行ってほしいと思いました。ここの所、トップ5との対戦となると、必ずと言っていいほど確率が下がっています。コースを狙い1stの確率を下げ、2ndの回数が増え、ポイント率を下げるよりは、ペア戦の様なスピードで打ち込めるなら、それ程コースを狙わず確率を上げた方がいい気がします。

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テニスは、大学から7〜8年プレー、数年のブランク後、今も楽しくやっています。観戦は、ボルグ・コナーズ・マッケンロー→レンドルの頃から、今は、WOWOW、GAORAで見られる限り観ています。頑張れ!錦織選手。
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