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【2017ATPファイナルズ】ゴファンのキレキレプレーとフェデラーの少し多めのミスが生んだ番狂わせ & デミトロフがATPファイナルズのタイトルホルダーに!

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ATPファイナルズ、セミファイナル、フェデラーvsゴファン。今大会、この試合が最もセンセーショナル出来事でした。この試合のゴファンは、キレていました。膝の状態は、ほぼ問題無いと本人は言っていましたが、100%ではないと思っていました。しかし、、

第1セット、フェデラーが2ブレーク、6−2で取り、やはりこの対戦は一方的に終わるかなと思わせる内容でした。フェデラーのらしくないミスが少しありましたが、勝敗に影響するほどの事は無いと、、

ところが2セット以降のゴファンは、素晴らしかった。フェデラーの厳しいボールに対して、ゴファンの返球は甘く入ることがほとんど無く、相手コート深くにコントロールされたボールを返して行きます。フェデラーは、予想以上に厳しい相手のプレイスメントに手こずりました。そんなボールをネットにかけるシーンが何度となくありました。

第3セットでしたか、フェデラーがスライスでゴファンの左側に厳しいコースへ打ち込みネットに詰めますが、ゴファンはこれをギリギリのバックハンドでストレートにオンザライン!このショットも凄かった。今回のゴファンはこんな素晴らしいショットが何度もありました(感覚ですが)。ゴファンは、キレていました。フェデラーが相手という事もあり、緊張感や何かを変えようとする気持ちが極限までに達し、そんなプレーが出来たのでは無いでしょうか?

戦前は、フェデラーを相手にどうすればいいか分からないといった弱気な発言も出ていましたが、なんのなんの、あれよあれよと好プレーを続け、勝利してしまいました。

ブレーク数/ブレークポイント(BP)数 フェデラー:2/11 ゴファン :2/3

サービス/リターン ポイント率 フェデラー:68%/33% ゴファン :67%/32%

トータルポイント率 フェデラー:49% ゴファン :51%

サービスもリターンゲームもフェデラーの方がポイント率は高いのにトータルポイントはゴファンが上回るという、不思議な、僅差の試合でした。 BPの数が物語る様に全体的にはフェデラーが押しながら、大事なポイントを逃す機会が少し多く、ゴファンは、第2、第3セット、少ないチャンスをものにしたという内容だった様です。

ゴファンは、こんな試合展開の中、とうとう1ブレークアップでサービングフォーザセット(SFS)まで漕ぎつけ、マッチポイントを決めてしまいます。勝利を掴んだ時の表情!皆さんも見ましたよね。勝っちゃった、、。信じられない!そんな感じに見えました。テニス人生の大きなターニングポイントになるのでしょうか。

私にとって、ゴファンは、とても好きなプレーヤーです。しかし、今回はフェデラーに勝って欲しかった。今回の大会だけは、フェデラー以外のプレーヤーではなく、フェデラーにタイトルを取って欲しかったですね。ナダルでもなく他の6人の誰かがこのタイトルを取るというのは、私には受け入れ難い、という気持ちでいました。

しかし、ゴファンが勝ち、そのゴファンに接戦の末、勝利したデミトロフが、ナダルも手にしていない大きなタイトルを勝ち取りました。 錦織選手が持っていなMS・ATPファイナルズのタイトルホルダーになってしまいました。

2014年、錦織・ラオニッチらと共に次の世代を担う若手の1人としてトップ10入りを果たしました。しかしその後、デミトロフは下位に低迷し、錦織・ラオニッチがビッグ4+ワウリンカがいる中、GS・MSのファイナリスト、ランキング4位、ラオニッチは3位まで上げ奮闘して来ました。昨年までの3年間は、この7人がツアーのトップを形成して来ました。 この7人は満身創痍の中闘って来ました。そして昨年、先ずフェデラー・ナダルが離脱、今年はその2人が戻って来ましたが、残りの5人が離脱、今年復活した2人も最後の最後は故障や疲労を抱え万全でいる事は出来ない。そんな、状況の中での最終戦になりました。

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「ゴファンのキレキレプレーとフェデラーの少し多めのミスが生んだ番狂わせ & デミトロフがATPファイナルズのタイトルホルダーに!」へのコメント

コメント、有難うございます。
ゴファンは本当に上手かったですね。フェデラーの厳しいボールにも、ハーフバウンドのボールでも、ミスが少なく、いい所に返していました。
このプレーがいつでもこの確率で出来る様なら、非常に危ない相手になって来ますね。
来年、錦織選手との対戦や、今年休養組との対戦などが楽しみですね。

ゴファンのキレキレプレーとフェデラーの少し多めのミスが生んだ番狂わせ & デミトロフがATPファイナルズのタイトルホルダーに!

フェデラーゴファン戦を見ていて全豪のフェデラー錦織戦を思い出しました。錦織がゴファンくらい返球のプレイスメントを厳しいところに返す事が出来ていたら勝っていたかもと思ってしまいました。試合後チャンコーチが「圭はもっと意地悪に成らないとダメだ・・」と言ったとか。確かにフェデラーが打ち易い所の返球が多かった。その時はフェデラーがそうさせているものと思っていたけど、ゴファンのプレーの質が昨年以上上位に近付いて来てると実感しました。ナダル戦でエース14本です、サーブがとても安定してる。ジョコビッチが錦織とビック4にはまだまだ力の差が有ると言っていましたが、今のゴファンは錦織を上回っているように感じます。

「ゴファンのキレキレプレーとフェデラーの少し多めのミスが生んだ番狂わせ & デミトロフがATPファイナルズのタイトルホルダーに!」へのコメント

そうですね。
3人の結果は実力の内、ですね。
錦織選手が諦めずに頑張っていれば、いつか巡って来るでしょう。
コメントを頂き、有難うございます。

ゴファンのキレキレプレーとフェデラーの少し多めのミスが生んだ番狂わせ & デミトロフがATPファイナルズのタイトルホルダーに!

今年はサーシャ、ソック、ディミトロフなど、若手&同世代が次々にビッグタイトルを取りましたね。運もあったとは思いますが、運も実力のうち。2018年は錦織選手が万全な状態で、運も味方につけられ、何かやってくれることを心より祈っております!!!

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テニスは、大学から7〜8年プレー、数年のブランク後、今も楽しくやっています。観戦は、ボルグ・コナーズ・マッケンロー→レンドルの頃から、今は、WOWOW、GAORAで見られる限り観ています。頑張れ!錦織選手。
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