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【2017MSモントリオール2R】錦織選手初戦敗退、記録的に稀な敗戦

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フェデラー、ナダル、Aズベレフばかりが際立って行きます。マレー(1)、ワウリンカ(4)、ジョコビッチ(5)、チリッチ(6)がいない大会なのにか、だからか、初戦で上位8シードの内、半分の4選手が敗退して行きました。

その中に錦織選手も入ってしまいました。相手がモンフィスですから、それもあるかもと思っていました。 昨年のマイアミ、リオオリンピックでも、同じ様にマッチポイント(MP)を何度も握られましたが、2度とも勝ち切りました。今回はさすがに負ける順番だったかなと思うのが半分、こんな際どい局面を持ち堪えられないのが今年の錦織選手かなと思うのも半分です。

4本ものMPを逃したのか!?どんな試合だったのだろう。 トータルポイント:115対113、錦織選手が上回りながらの敗戦、1stサーブの確率57%と低い中、ダブルフォルト7本は、日頃1試合2〜3本の錦織選手としては多過ぎました。不安定なサービスゲームだったのかな。

そんな事を想像しながら、やっと録画を見る事が出来ました。

前半は、お互いにミスが多く、ミスにより試合が動いていく、ブレークしたというより、サーバーがミスでゲームを献上するという感じで進んで行きました。

錦織:モンフィスのウィナー27:28、アンフォースドエラー40:51。モンフィスのウィナーは、後半量産型でしたから、お互い悪い中錦織選手が優勢に進めていた筈です。 モンフィスは、膝の調子が芳しくない中、本当によく頑張りました。

しかし、録画を観て、どうやってこの試合を落としたのか、全く想像と違いました。 先にご存知な方の方が多いと思いますが、、

先ず第2セット、5−2迄行き、5−3でサービングフォーザマッチ(SFM)を迎えますが、なんとこの間、一度もMPを迎える事なく5ゲームを連取されます。

そして、第3セット再び5−3でSFMを迎えボレーによるチャンスボールを何度か決め切れず、BPを献上し(モンフィスも凄かった。)、そのままブレークされ、タイブレークに。

このタイブレーク、錦織6−2、4MPの意味がここで分かりました。生で観ていたら、色々あったけど、やっとなんとか勝てたな。そんな風に思ったでしょう。 そこから、錦織ダブルフォルト6−3、モンフィスサービスのラリーを優勢に進めウィナー級のボールもありましたが、脅威のディフェンスを見せられ、最後はバックのダウンザライン(DTL)を決められ6−4、錦織リターンをUEで6−5、錦織サービスモンフィス今度はフォアのDTLで6−6、錦織ストロークミスが出て6−7、モンフィスは初めて掴んだ、唯一訪れたMPを、また回り込みフォアのDTL、1発で決めました。

第1セットは取りはしましたが、やはり6−5でのSFSを取り切れず、タイブレークの末、なんとかものにしています。

3セット全てでSFSを迎え、どのセットも全てキープ出来ませんでした。錦織選手にとって、初めての出来事でしょうし、記録的にも非常に稀な出来事だったのではないでしょうか。

後半、モンフィスが観客を味方につけ素晴らしい粘り、ラインギリギリの信じられないショットを連発したのも事実ですが、幾度も決めるチャンスをものに出来なかった錦織選手がそこにいたのも事実です。

錦織選手にとって、この敗退のショックは大きいでしょうね。 しかし、今回は、初戦(2回戦)でモンフィスになりそうなドローを見た時に、うすうすそんな予感がよぎりました。(なんとかフェデラー迄勝ち上がってくれ。) また、コートへ入場する際の倦怠感漂う表情を見て、これから闘うプレーヤーの顔か?奥に闘志を秘めているのか? プレー間の表情も気になります。拳を握り気合いを入れる表情や、冷静ではありますが前を向いている様な表情を見せる場面もあります。しかし、気だるい表情や態度、動きが目立ちます。全体的にそんな気だるさやゆっくりとしたメリハリの無い雰囲気が漂っている様に感じます。

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この記事へのコメントコメント一覧

「錦織選手初戦敗退、記録的に稀な敗戦」へのコメント

篠原さん
とてもとても伝えられる様なものではありません。
確かに薄めのグリップで体のひねり運動と共に、肘のスナップを使ったスイングの方が回転の効いた威力のあるサーブを、もう少し楽に打てると、私も思います。
錦織選手は極端にいうと前屈運動で打っているように見えますね。
以前、肘の大怪我をした事も影響しているのかな?
昨年から今年の途中までは、セカンドも深めにコントロールされ、ポイント率も悪くなかった。昨年のセカンドポイント率は全米辺りまでワウリンカ、ジョコビッチと一位を争うほどでした。最近は、浅目に入るケースも増え、ダブルフォルトも多めになっていますね。
私の見識は未熟ですから、軽く流してください。
勉強になりました。

錦織選手初戦敗退、記録的に稀な敗戦

敗戦の原因は、セカンドサーブにあるのが、今回で証明されました。たまにファーストサーブのエースあり,向上したように見えますが、他のほとんどのプロと違いグリップ厚く、バックスイングでラケッツトが背中に回らない羽子板サーブです。手首の曲げで、スピード出しますが、セカンドでスピンのかけにくいグリップです。体の回転と肘の伸展が少ないフォームのため、スピード、スピンとも弱く、特にセカンドサーブはドロップしないので入れに行くサーブとなり,自信がないからダブります。薄いグリップに直せば、ラケットヘッドが背中に回りいっぺんに解決します。サーブの出来がメンタル、試合運びに影響することは、テニスプレーヤーなら誰でも承知するところです。体力、メンタル強化も大切ですが、緊急の課題は薄いグリップにし、セカンドサーブお確立することです。以上、この2年間の敗戦から確信しています。錦織君に知らせて欲しくコメントしました。

「錦織選手初戦敗退、記録的に稀な敗戦」へのコメント

コメント、有難うございます。
ワシントン、デルポトロ戦辺りはよくなって来たかなと思ったのですが、今回はまた戻ってしまったかなと感じました。
ワシントンの疲れが残っているのか?それでも3日ほど空いていますからね。
他にどこか悪い所でも無ければいいのですが、、

「錦織選手初戦敗退、記録的に稀な敗戦」へのコメント

本当に表情は気になりますよね。明らかに試合に入りきれてない。停滞してしまって少し現状に納得しちゃってるのかなぁ。

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テニスは、大学から7〜8年プレー、数年のブランク後、今も楽しくやっています。観戦は、ボルグ・コナーズ・マッケンロー→レンドルの頃から、今は、WOWOW、GAORAで見られる限り観ています。頑張れ!錦織選手。
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