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【2017ローマ】「迷惑ノーシード」と言われ続け、本人が一番「不幸なドロー」を闘い続けて来た“寡黙でカッコイイ奴”

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(スマホの方は横画面で見てください) ≪敗戦記録≫ 【2017年】 5月 ローマ     ジョコビッチ(2) QF  180pt 5月 エストリル   ハリソン:WO 3月 マイアミ    フェデラー(6)  R32 45pt 3月 IW      ジョコビッチ(2) R32 45pt 2月 アカプルコ   ジョコビッチ(2) R16 45pt 2月 デルレイビーチ ラオニッチ(4)  SF  90pt 【2016年】 10月 バーゼル    錦織(5)     QF  90pt 10月 上海      ゴファン(12)  R64  0pt  9月 USOP    ワウリンカ(3)  QF  360pt  8月 リオオリンピックマレー(2)    F    0pt  7月 ウィンブルドン プイユ(30)   R32 90pt

≪勝利記録≫主な記録 【2017年】  5月 ローマ     錦織(9) 【2016年】 11月 デ杯ファイナル チリッチ(6)・カルロビッチ(20) 10月 バーゼル    ゴファン(11) 10月 ストックホルム 優勝 ソック・デミトロフ・カルロビッチ・イスナー  9月 デ杯SF    マレー(2)  9月 USOP    ティエム(10)・フェレール(13)  8月 リオオリンピックナダル(5)・ジョコビッチ(1)  7月 ウィンブルドン ワウリンカ(5)

誰の敗戦記録か? 皆さんも直ぐにお分かりになったと思います。「デルポトロ」ですね。

このプレーヤーが復帰してからというもの、各シード選手が毎度気になる迷惑ノーシードと言われて来ました。そりゃぁそうです、GS初戦でこの人と当たるかもしれない訳ですから、何の為のシード?という所でしょう。しかし、一番厳しいドローに苦しめられて来たのは、誰よりも本人でした。

昨年、復帰直後はまだ本調子からほど遠い状況でしたので、ウィンブルドン辺りから拾ってみました。敗戦記録は全て挙げたはずです。

敗戦内容は、今月エストリルで棄権したハリソン戦を除いて、全て強豪ばかりです。それもほとんどがトップ10、というかビッグ4プラスワウリンカ等のトップ5ばかりです。トップ10外はゴファンとプイユだけ。ゴファンは今やトップ10ですし、プイユも上昇中の若手、近い将来入って来る事は間違いないでしょう。トップ5のプレーヤーだって、もっと下位のプレーヤーにポロポロ取りこぼしている中、本当に驚異的な内容ですね。

この期間、そろそろ1年になりますが、対トップ10に6勝8敗、勝率42.8%、これはワウリンカや錦織のキャリアデータより上、ビッグ4の次に高い数字です。6〜10位の相手にも満遍なく当たっていれば50%以上の数字になっていたでしょう。6勝の内4勝は、ビッグ4+ワウリンカです。 シード選手として出場出来ていれば、今頃は間違い無くトップ10に入っていたのではないでしょうか。 昨年のリオ、銀メダルが0ptというのも大きいですね。

復帰後も試合に出ない時期がありましたから、きっとコンディションも良くなかったのでしょう。手首も万全では無い時期があったのでしょう。そんな逆境の中、悲観する素振りも見せず、ふてくされる事なく、ただひたすら黙々とテニスをする姿がなんともカッコイイ!

錦織戦でも、ここというポイントを獲った時のガッツポーズ、雄叫びはありますが、ポイントを失っても、ブレークされても、劣勢に立たされた時も、冷静な表情で次を見ている。そんな感じに見えます。この人の自信であり、力であり、将来の自分に一点の曇り無く信じて闘っている姿なのでしょう。

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この記事へのコメントコメント一覧

「「迷惑ノーシード」と言われ続け、本人が一番「不幸なドロー」を闘い続けて来た“寡黙でカッコイイ奴”」へのコメント

toshibou0509mさん
お久しぶり?コメント、ありがとうございます。
いやー、デルポトロには、私もそう感じますね。
静かに全てをぶっ飛ばす。錦織達とは違い異質、存在そのものが規格違いですね。GSをもう一度とって貰いたい、出来ればWB辺りで、USは錦織君にとっておいてもらって。
今期、この後、やってくれるんじゃないでしょうか!?

「「迷惑ノーシード」と言われ続け、本人が一番「不幸なドロー」を闘い続けて来た“寡黙でカッコイイ奴”」へのコメント

デルポン、間違いなくテニスファンには後世まで語り継がれる選手ですね。20歳でUS獲った時は勢いだったかもしれないけど(まぁ既に6位でしたが)、その後の度重なる怪我を考えると心が萎えて引退しててもおかしくない。GSも一度獲ってる訳で選手としてはある意味引退後も安泰です。下手に復帰して無残な戦績の方がむしろマイナスが大きい。復帰直後の力のないバックのスライスはそれをより意識しました。だけど流石の上限値、破壊力抜群のフォアはトップ5すら手こずります。寡黙で朴訥としたキャラと相まって「静かに全てをぶっ飛ばす」感がたまりません。ある意味錦織君やジョコマレーとは対極で「緻密に計算された展開」とかをドカンと一発で黙らせる豪快感は異質です。BIG4に競り勝つ事は出来ても、心を折る事が出来るのはデルポンだけのような気がします。もう一度GS獲らせてあげたいなぁ。

「「迷惑ノーシード」と言われ続け、本人が一番「不幸なドロー」を闘い続ける“寡黙でカッコイイ奴”」へのコメント

halfwayvolleyさん
そちらは夜でしょうか、、でも、こんにちは

コメント有難うございます。
こんなデルポトロなら、負けてもしょうがないかな、、相手を称えるべき。という気になれます。

ズブレフは本当に、成長著しいですね。ベテランの安定感すら持ち合わせている様に見えます。精神力の強さ、自分でコントロール出来ている様にも見えます。
決勝で、何か起こすかも知れませんね。

テイエム戦はそんな感じだったのですか?私はテレビの前で寝てしまい、朝4時頃気が付いた時は、一方的なスコアで終わっていました。どんなだったんだろう?気になっていたのですが、有難うございます。

ズベレフ、それに状況がハッキリしないジョコビッチは復調したのか?今日は日本時間夜11時、そちらは朝10時ぐらいですか?いい時間じゃないですか。楽しみですね。

「迷惑ノーシード」と言われ続け、本人が一番「不幸なドロー」を闘い続ける“寡黙でカッコイイ奴”

ukk_chu_renさん、こんにちは。

デルポトロは手首故障との長い戦いを経て、一般的な野心とは別の、テニスそのものへの渇望のような純度の高い精神的境地に入ったように見えますね。

それと、お書きになってように、A.スべレフの成長曲線恐るべし。今日のイズナー戦、サーフェスがクレーとはいえ、イズナーのあの凶悪なサービスに届く腕の長さ、ヒットポイントで打てる背の高さが改めて羨ましくなりました。クレーだと回転の少ないカルロビッチのサーブの方が凶悪度が高いのですかね。

今、ジョコビッチ対ティエム戦の途中6-1、3-0ですが、ティエムの悪いところが悉く出ていますね。ナダルと違いジョコビッチは時間をくれないので、ティエムは十分に構えられず、無理な大振りでミス連発になっています。もしかするとティエムは、クレーでも、ジョコビッチや錦織とは噛み合わないかもしれません。

錦織のジュネーブ緊急参戦も、懸念の声が多いようですが、本人の不安が、今は手首や体力よりも試合勘にシフトしていると考えれば悪いことではないかもしれません。早い仕掛け、ポイントごとの戦術選択が、今のキーファクターと考えているならば、試合をして研ぎ澄ましかないこともありそうです。勝っても負けても、スコアが競ったとしても、きっと内容的には意図がハッキリした戦いをして、体力勝負を回避するのではないでしょうか。

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テニスは、大学から7〜8年プレー、数年のブランク後、今も楽しくやっています。観戦は、ボルグ・コナーズ・マッケンロー→レンドルの頃から、今は、WOWOW、GAORAで見られる限り観ています。頑張れ!錦織選手。
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