"テニス"感覚観戦

【2017IW 3R4R】錦織選手の状況と、ボールとサーフェス

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錦織選手は、3回戦ミュラー戦も堅実、盤石でした。後、これは、錦織チームの仕事だと思いますが、ランキング下位のミュラーに対しても、キチンと戦略の準備をして来たのではないでしょうか。

サーブ&ダッシュを仕掛けてくるミュラーに対し、足元へのリターン。前に詰めているミュラーには絶妙のロブ。高く跳ねるサーフェスを利用し、高い打点から厳しい角度へ威力あるショットを打っていました。ストロークが切れていました。また、サービスが素晴らしかった。この後の強豪との対戦に残しておきたいと思う程でした。

リオオープンから随分時間が有りましたから、良い練習が出来たでしょう。マインドの切り替えも上手くいった様に見えます。 本当にリフレッシュ出来て、非常に充実して来たのではないでしょうか。

それともう一つ大きな要因がある様に感じます。これは、私が画像を観ていて感じているだけですので、鵜呑みにはしないで下さい。同じ様に感じている方がどれ位いらっしゃるか?私だけの思い過ごしかな?という半信半疑な考えです。

前回のブログでも少し触れましたが、「コートサーフェスとボール」が昨年迄とは随分変わったかな?という事。 この件については、昨年からあれやこれやと勝手に考えており、改めて総合的な内容に纏めてアップしようと考えていますが、インディアンウェルズ(IW)の場合、何時も話題になりますので、、

(この内容は、私より詳しい方が多くいらっしゃると思います。どうぞスルーして頂いて結構です。)

IWの「コートサーフェス」、昨年(2016年)度のITF公表の内容は、下記の通りだそうです。

サーフェス:ハードコート(プレキシペイブIW) CPR (Court Pace Rating):カテゴリー1(slow) ボール:ペン社製

CPR (Court Pace Rating):コートペースレーティング ざっくり言うと「コートサーフェスの速さ」という事ですね。 カテゴリーは、1から5まであって、1が遅く、5が速いという事です。 大きな要素は2つ、 「反発係数」ボールがよく跳ねるコート面(硬いコート面)かどうか? 「摩擦係数」コート面の摩擦が大きい(グリップが効いている)か、摩擦が少ない(滑る)か?ラバー系・ザラザラ系のコート面は摩擦が大きいというところでしょう。 ですので、コート面が硬く、表面がツルツル(ザラザラが少ない)というサーフェスは、速い。USオープン等がそうですね。

クレーコートは硬くするにも限界があり、表面は土ですから当然ザラザラ、殆どのクレーコートがカテゴリー1になります。あの硬く固められたロランギャロスもそうです。

IWの昨年のCPRは、カテゴリー1。意外ですが一番遅い部類のコートだった様です。マスターズ1000のハードコートの中で最も遅いコートという事になります。数年前はマイアミが1、IWは2でした。昨年のマイアミは3と表記されています。

IWのボールは特に選手達から不満が出ていました。「重い」「飛びすぎる」「バウンドが不安定」「摩耗が早い」。それがボールそのもののせいなのか、温度、湿度、気圧のせいなのか断定はできない様ですが、多くの選手がこの状況に苦労していました。 その事が一番有利に働きそうなナダルが、最も辛辣にボールの問題を指摘していました。 錦織選手は「遅くて跳ねるので、なかなかウィナーが決まらない。ボールは、重くて硬い感じがする」 錦織選手の場合は、速いテンポでラリーを展開し、ウィナーを量産するプレースタイルですので、速いコートの方が適していると言われています。ボールとコートを併せたその特性が錦織選手のテニスに合わないという事なのでしょう。

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この記事へのコメントコメント一覧

「インデアンウェルズ 3R4Rの状況と、ボールとサーフェス」へのコメント

ch191さん
有難うございます。
皆さんの感想を聞きたい所でしたので、有難いです。
変わらない、遅い、という事かもしれませんね。
マイアミがターゲットだと思っていましたが、ここは一つ狙って欲しいですね。

インデアンウェルズ 3R4Rの状況と、ボールとサーフェス

お久しぶりです。

ボールはあまり変わっていないような気がします。
選手はサーブ時にボールを選ぶことができますが、それでもプレー後に怪訝そうな顔をしたり、主審がボールを回収したりしている場面を見ると、「摩耗が早い」「バウンドが不規則」というのは変わっていないと思います。
また、やはりバックアウトが多いことを考えると、「飛びすぎる」というのも同じようです。
ただ、トップスピンが強くかかっているとライン際で急激に落ちたりもしますね。

サーフェスに関しては、やはり遅いかなあと思います。
全豪と比べると、どの選手もサーブのスピードが平均10km/hぐらい遅い感じがします。
また、錦織のサーブを見ていると、2ndでたまにえ?と思うぐらい跳ねますね。
確かに錦織はボールにスピンをかけるのがうまいですが、昨日の2ndPTWを見ると相当有効なんだなと感じました。

「インデアンウェルズ 3R4Rの状況と、ボールとサーフェス」へのコメント

そうでしたか。
やはり、人の目というのは当てにならないというか、私の目はそんなものなんですね。
一度現地で、生で見てみたいものです。
貴重なコメントを頂き有り難うございました。今後とも宜しくお願いします。

「インデアンウェルズ 3R4Rの状況と、ボールとサーフェス」へのコメント

コメントを頂き有難うございます。
確かにフレームショットをよく見ますね。今日の錦織選手も何本かありました。
サーフェスのせいで高い方向に、更に気圧が低く余計に跳ねるという事でしょうね。
この条件で、スライスは対応しづらいというのは、どういう事になるでしょうか、スライスには、スライスで返すか、持ち上げないとネットにかけやすくなる。意識しすぎるとこのコートではオーバーし易くなるという事でしょうか?この先、少し注意して見てみます。

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テニスは、大学から7〜8年プレー、数年のブランク後、今も楽しくやっています。観戦は、ボルグ・コナーズ・マッケンロー→レンドルの頃から、今は、WOWOW、GAORAで見られる限り観ています。頑張れ!錦織選手。
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