2008年10月06日
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
秋も深まっておりますが、9月末から10月初めにかけては「半期区切り」の為、 バタバタし、ここでの更新も空きが多くなって失礼しております。 さて、別競技ながら テニスの世界ランキングでは、錦織君が自己最高の77位 と 上昇を続けておりますが、10月のFIFAランキングも8日に出る見込み です。 そして、「FIFAランキングから 自国の成長の指標を見い出す」 事へのチャレンジとして、 本シリーズは、不完全なランキング計算ですが まだまだ続きます。 前回 は、FIFAランキングの計算対象となる4年間で、得られた総ポイントはどうか? そして、最近1年間のポイントは、重み付けがなされて減少しているその前の3年間 に対して、各国とも どの程度なのか? (昨年1年の成長度合はどうか?) という観点で、207ヶ国のデータを出してみました。
ランキングポイントの計算結果が 誤差を含んではいますが、ポイントに直結する
「勝負」という観点からすれば、現在の日本代表がしているサッカーの質はともかく、
W杯アジア予選中である事もあって
「総ポイント」「昨年の成長度合」という点でみれば
皆が思われている程「日本は 落ち込んではいない」と思われるデータでしたが、
示した数字が漠然としたものなので、落ち込みが数字に現れていない部分も
多々あろうかと思います。
例えば「多くの人が 将来への可能性を感じるサッカー」であるかどうかは、
結果に出てきにくい部分であるため、数字では 判りづらいものでしょう。
西部さんが書かれた「戦術クロニクル」でも、クライフ監督の時のバルサは、
観る者にとって魅力的なサッカーや結果(リーガ5連覇)を残しつつも、
実は、5シーズンのうち圧倒的な差をつけて制覇したのは1シーズンだけで、
あとの4シーズンは 2位との差は僅差であった事も書かれております。
オシムさんが率いた千葉も、ナビスコカップ連覇(2回目は息子のアマル指揮)
という結果は立派ながら、2005年の決勝の対ガンバ戦はPK決着でしたし、
他チームあっての事でもあるので、J1のリーグ戦を 制する事は出来ていないのです。
先に引退した野球の清原選手ではないですが、やはり「記録よりも記憶」なのです。
(今日は別競技の話題にも結構ふれてるし・・・普段はご法度にしてんだけど、
久々なんで自分の中での「ブログを書く時の距離感」が少し狂ってるかもしれず)
もちろん、記憶に残るだけで 充分なものだとは思いますが、
「優勝したチームは後世まで伝わるが、2位以下のチームは忘れさられる」
事が多いというのは、なんとも口惜しいものですが・・・(だいぶ脱線)
久しぶりなので 道草食いまくり(笑)ですが、本題に戻りましょう。 一応、今回は「ゲーム数」の観点から 世界各国の流れをみて、 そして 日本代表のゲーム数がどうなのか? のデータを、 「FIFAランキング計算の副産物」 として出してみたいと思います。 FIFAランクのポイントは、計算方法から「ゲーム数に依存する」側面があります。 一つは、Aマッチが 年間5試合以下であっても、獲得ポイントは5試合分の平均と して計算されてしまう決まりであること、 そして、勝つ可能性が高いのなら、試合数をこなせばこなす程 ポイントが高くなる ということです。(年間5試合以上なら、ポイントは試合総数で割って平均化される) かといって、ランク下位の国と試合をこなして勝っても、得られるポイントは低い という事は自明の理なのですが、具体的にどれ位ポイントとして換算されていくのか をみてみましょう。 (例A)日本(35位)-グアム(200位):親善試合 例えば、この試合が今年行われ、日本が5-0でグアムに勝ったとしても、 FIFAポイントは、たったの7ポイント追加されるだけとなります。 【計算式】=(A)×(B)×(C)×(D)× 100 ○勝ち点(A) :勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点、PK勝ち=2点、PK負け=1点 ○試合の重要度(B) :親善試合=1.0 主要大会予選=2.5、大陸選手権本大会=3.0 FIFAワールドカップ本大会=4.0 ○対戦国間の強さ(C): ・FIFAランク150位まで=2.00-(相手国のFIFAランク)/100 (1位=2.00) ・150位以下は 0.50 ○大陸連盟間の強さ(D) : ・UEFA: 1.0 CONMEBOL: 0.98 CONCACAF、AFC、CAF、OFC: 0.85 ・計算には、(対戦2国の定数の合計)/2 を使用 から、3×1.0×0.5×(0.85+0.85)/2×100= 127.5 ポイント追加にしかなりません。 最終的に、試合数で割られる(平均化される)事を考えると、現段階で17試合 行っていますので、18で割った場合には 7ポイント追加、という訳です。 年間17~18試合をコンスタントに行う日本ですので、おおざっぱに考えると FIFAポイントは、こんな風に追加されていきます(負ければポイントなし)。 ☆親善試合で勝った場合:(引き分けの場合、ポイントは1/3) 【各大陸 上位国】 ◇スペイン (ランク1位:欧州) に勝った場合: 30~32 ポイント追加 ◇ブラジル (ランク6位:南米) に勝った場合: 29~31 ◇カメルーン(ランク14位:アフリカ) に勝った場合: 26~27 ◇メキシコ (ランク24位:北中米) に勝った場合: 25~26 ◇オーストラリア(ランク39位:アジア)に勝った場合: 23~24 【各大陸 中堅国】 ◇ロシア (ランク12位:欧州10位) に勝った場合: 29~31 ポイント追加 ◇コロンビア(ランク29位:南米5位) に勝った場合: 26~27 ◇マリ (ランク47位:アフリカ10位) に勝った場合: 22~23 ◇カナダ(ランク81位:北中米5位) に勝った場合: 17~18 ◇オマーン(ランク92位:アジア10位) に勝った場合: 15~16 ・・・と、計算すると こういった仕組みなので、親善試合以上の試合をしなければ、 なかなかポイントは増えていかない仕組みになっています。 例えば、W杯予選では上記ポイントに2.5を掛けたポイントとなるので、 オマーンに勝っても 38~40ポイントが追加される事になるし、 アジアカップで オーストラリアに勝てば、3倍の 69~72 ポイントが追加され (昨年の時はPK勝ちでしたので、2倍の 46~48 ポイント追加) W杯本大会で、例えばマリに(が出てきたとして)勝てば、4倍の 88~92ポイント が追加される事となります。 そういう意味で「目の前の大きな大会で勝ちあがったチームが、よりポイントを得る」 という、現在の仕組みは「判り易い」という判断になる訳ですが、 ゲーム数の観点からみれば「多いにこした事はない」としても、やはり 国内リーグ等との日程調整・選手の疲労の観点から考えれば、現在の試合消化数は Aマッチデー以外で過多にゲーム消化をしている感は否めません。日本に限らずアジア、そして北中米は「試合過多」の感がある事を示したグラフが 上の図ですが(試合数が多い国順に並べた表は、末尾にあります) グラフでは、横軸にFIFAランク、縦軸にゲーム数(4年間総計)を取っています。 日本は、サウジ、トリニダード・トバゴ、そしてメキシコに次いで4番目に 試合消化数が多く、「この4年間あちこちで試合出来ている」という点では、 確かにすごい事と思えますが、リーグ戦やACL(ナビスコやA3なんてのも・・・) そして場合によってはCWCの戦いが、強いクラブで 年間70~80試合前後行われて、 なおかつ代表で 年間20試合弱行われるという「ガチ勝負 100試合」を経験する選手は、 (アジアから欧州等に移動するには時差もあるし)やはり疲労が取りにくく、 体調管理が非常に難しく、怪我も起こし易くなると言えるのが実情だと思います。 上のグラフから見て、アジア各国では試合数が過多傾向にあります。 FIFAランク上位10ヶ国では、4年で平均65試合近くをこなしています。 これは、クラブでの国内リーグの発展の度合がまだまだ行われておらず、 クラブ < 代表 という ウェートが多数を占めている事によるところが大ですが、 この傾向を是正するACLの動きが翌年からある(プロ化の整備を加速する)ならば、 代表の試合数も 年間4~5試合程度は、少なくとも減少させていかないと 「選手が潰れる」事態が、来年以降のアジア各国(韓国や中国、サウジやイランなど) で起こりかねません。2010年W杯を控え、そういった事態というのは全く不本意の筈。 もちろん、アジアのレベルを他大陸に近づける為に、試合をより多く行おうという 意図があるのならば、少しは気持ちも判ろうというものですが、 それが「商業目的」であったり、強化につながりにくい試合を行うのであれば、 「投入しただけ回収しよう」としたとしても、長期的にみて、お金のムダ使い という気もします。 グラフから考えれば、代表の適正なゲーム数は「年間15試合くらいが妥当」 に思えて仕方ありません。さらに少なく、12~13試合であっても、 対戦相手や実施場所の質を向上させる事で、充分強化は行えるのではと思います。 代表の試合数が減り、少し観られなくなるというのは、観客からすれば残念な面も あるとは思いますが、個人的に思うには、AFCのプロ化が進む翌年以降は、 代表の試合数については、今後の親善試合等を減らす事を、真剣に検討してもらいたい (あるいは試合数を減らさないのならば、B代表を組む事などを検討して欲しい) と思います。一人よがりな考えかもしれませんが、 こういったデータを見ると、そう思わずにはいられないのです。 ☆2008年10月のFIFAランキング(10月8日発表予定)を 計算にて予測しています。
◇当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(今後の予定は変わるかも) (1)はじめに / (2)試合×4年分の計算? (3)本当のポイント計算を? / (4)計算やれんのか?(爆) (5)代表の適正なゲーム数とは? /(6)意外な数字?ポイント率 (7)各大陸の比較-1 / (8)各大陸の比較-2 (9)各大陸の比較-3 / (10)各大陸の比較-4 (11)成長の度合とは / (12)今後の日本、どう進むべき? (13)数字を信用してはいけない / (14)自分的ランキングを。
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posted by uj_lovesoccer |19:11 |
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当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
UJさん お邪魔します。
日本の場合は、ビール会社がスポンサーの試合がポイントの下支えになっている、ということになりますね。選手達のことを考えると、キ○ン(チャレンジ)カップなどはできるだけ少なくしてほしいでしょうが、ランキングの維持や上昇を考えると、バランスが難しそうです。
いつか、UJさん独自の計算方法を編み出して、スポナビ+で発表されることを期待しています。
posted by チュー新井 | 2008-10-06 22:07
[レス]_当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
チュー新井さん、コメントどうも有難うございます。
確かに、キ○ンカップがなければ(正確な試算はしていないものの)サウジや韓国と同じくらいのランキングになっているのではないかという気もします。長年やってきた事の賜物だと思い、関係者の方に敬意を表したい思いもあります。
ただ(100試合と書いたのはかなり大げさなのですがーー;)アジアや他地域とのクラブレベルでの戦いが増加しているこの頃、やはり少し試合を減らすか 欧州組の選手達にはあまり頼らない形で試合をするようしていかなければ、中田英のような形(グロインペイン)になったり、高原のエコノミー症候群や中村俊輔の今年の手術のような事態が絶えないのではという危惧があります。ガンバの遠藤やレッズの鈴木啓太らもその中に入ると思ったりしますし。そこは「日本独自の問題」が横たわったままの気がしています。
ランキングの独自計算を出すのは・・・あまり期待して頂かない方が良いかも^^;
しかし、こういった関係の分野でも、日本人が何か出来るようになるのは(私でないにしても)重要なことかもしれないと思ったりします。後追いだけでなく最後にはオリジナリティや「らしさ」が出せれば、という気もちょっとだけありますので。。。
posted by UJ | 2008-10-07 00:18
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
エントリーを読ませてもらい、「秋春制移行」に関連していると思い、コメントさせていただきます。
偏った意見かもしれませんが、「秋春制移行」の発言は協会の「代表ビジネス」がらみで出されたもので、Jリーグやクラブの将来を考慮したものではないと見ています。
やはり主眼は代表の「試合数」を減らすことなく「代表選手」の疲労を軽減させることでしょう。加えて、2010年秋からの変更でシーズン終了から開始までの期間、W杯へ向けて「代表」のマッチメイク・合宿を自由に行なうためで、だから年内にと焦っているのだと思います。
このデータを見させてもらって、改めて試合数が多いと思いました。アジアだからという理由もあるとは思います。確かに予選に時間をかけ、試合数が増える要素が多いのでしょう。ですがホームでの親善試合も理由の一つだと思います。
けれど、当然協会は収入源なので減らせない。なのでこの移行案があるのだと思います。恐らく、会長の意向だけではないでしょう。
実際、「代表選手」の疲労の軽減は、天皇杯をアマチュアだけにし、親善試合を減らすだけで、十分春秋制でも対応できると思います。協会が選手の疲労を本当に考えるなら自ら痛みを持って応える覚悟も必要ではないでしょうか。
それから、全く本文から外れますが、「Jリーグ」は「協会」の従属からより離れ、独立性を高めたほうがいいのではと思います。以前はサッカーの人気拡大に「代表ビジネス」と「Jリーグ」は共存関係にあり、共通の利益をみていたのでしょうが、近頃の関係を見ると「代表ビジネス」が「Jリーグ」や「クラブ」に不利益をもたらすことが多くなっているように思います。
優劣なく互いに主張できる関係こそ健全だと思います。、であれば、利害を反する2010年の「秋春制移行」はできないでしょう。もし実施されれば『所詮、従属した組織でしかない』とレッテルを貼られ、「Jリーグ」の人気は間違いなく下がると思います。
W杯で良い結果を狙うのはサッカー人気に重要ですが、「Jリーグ」を蔑ろにするならば本末転倒だと思います。トップを上げただけで世界に追いついたと言えるのでしょうか?
「秋春制移行」より「協会内の改革」を優先することが「代表」のレベルを上げ、延いては人気回復の近道だと感じますが・・・。
posted by aruto | 2008-10-07 20:39
[レス]_当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
aruto さん、しっかりしたご意見のコメント、どうも有難うございます。
「秋春制」についてこのブログで触れていない理由としては、
2年前に私が単純な形での「改革案」らしきものをエントリーとして出しており、
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/uj_lovesoccer/article/155
それに対して、やはり雪国の方からのご反論を頂いた事もあって、
JFAの犬飼会長が出す意見に対しても、個人的にはあまり賛同しがたい思いを
持っている事がありますが。。。
キリンカップ等での親善試合を減らすことなく、代表選手の疲労を軽減させる方向と
いうのは、オシムさんが最初の頃にやったような「現場の采配一つ」でも可能となる
事でもあろうかと思います。それがJFAの意向に沿うのかどうかは不明ですが。
実際の所、W杯に向けて自由なマッチメイクを行うという観点もそうかなと思いますが
個人的には、10/6にJFAサイトで出ている犬飼さんの「芝生で語ろう」の文言が
そのまま犬飼さんの意見なのだろうと、文面通りに受け取っています。
http://www.jfa.or.jp/jfa/column/new.html
そのまま抜き出しますが、以下のような事を書かれております。
「日本サッカーのレベルアップや選手、観客の安全性、さらにプロとしての興行価値を
考えた場合、秋~春シーズンのメリットはかなり大きいと言えます。海外移籍も
今よりスムースに行われ、欧米のトップリーグで活躍する日本人選手が増加する
でしょうし、国内では若手の試合出場機会も増えますから、日本サッカーは一段と
レベルアップするはずです。」と。
そういう意味で「焦って」おられるという事は、理解できる気もするのですが、
この記事で個人的に言いたかった事は「単純に試合を減らすこと」の提案に
すぎないのです。具体的には、やはりキリンカップをターゲットとすべきだと。
以下、記事と離れた個人的な思いになってしまうかもしれませんが、
「今の強化の方向性」から脱皮していかなければ、ご指摘のように「代表ビジネス」
と「リーグの意向」とが相反していきます。互いに独立して主張できる関係であれば
良いのですが、そこまでJの基盤も固くない気がする現状では、Jが従属的な立場を
とる可能性が高く、結局、選手にしわ寄せがいく形が加速していく気がしています。
キリンとの契約は 次の次のワールドカップくらいまであり、現実的でない意見に
なってしまうかもしれませんし、過去にキリンカップが果たした役割をないがしろに
するつもりもありませんが、おっしゃるように「協会が選手の疲労を本当に考える
なら 自ら痛みを持って応える」という覚悟を すべき時期が近づいていると思います。
最後に「秋春制移行」は、やはりすぐには できないだろうと思います。
もっとJFAとJチームの(地域との)対話が必要です。ただ、W杯(予選)の
結果次第では、トップダウンでの改革を断行していく可能性もあるでしょう。
ただそれは、地域の意見を吸い上げないで、他地域の動向をみないで実行する
「秋春制移行」でなく、日本の実情をみた上での「別の制度改革」や投資によって、
(例えば キリン杯をアンダーエイジの大会にするとか、ベストメンバー規定を廃止
する、アジア枠を拡大するなど)他の形でやれないかと思ったりしています。
posted by UJ | 2008-10-07 21:28
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
ご丁寧に返答をありがとうございます。
本エントリーを「秋春制移行」に結びつける解釈は管理人さんの本意ではないと思いましたが、「代表」と「Jリーグ」におけるこれからの関係を考慮する上で、多くの示唆を与えるデータと思ったことと、また協会側の移行案のメリットを考えれば考えるほど、「代表選手の疲労軽減」が主眼に思われ、けれどもその原因となる「試合数の多さ」にを言及しない矛盾を感じたことからコメントしました。エントリーの趣旨をゆがめたようであれば、ご容赦を。
HPで会長の発言を読みましたが、やはり素直に受け取れませんでした。確かに嘘はないと思いますし、挙げられた理由がJリーグのメリットにつながると本気で思っているのかもしれません。
けれどもトップ選手の移籍、若手の出場機会の増加はレベルアップにつながることはあれ、Jリーグの人気をあげる理由にはならないと思います。むしろ海外リーグよりも劣ったものとして以前よりもみられるようになる。
海外移籍については主力選手よりも若手が行かなければ本当のレベルアップにつながらないとも思います。
そしてこれが変更の理由なら、2010年でなくてもいいはずです。選手個人の問題をJリーグやクラブで解決する必要があるのでしょうか。選手の海外での活躍を増やそうとするなら、シーズンを変えることよりも協会やJリーグが欧州や南米とのコネクションを作って、海外クラブの下部組織に研修生を送るなどのプロジェクトを考えたほうがいいように思います。
海外移籍が少ないのは日本がよく知られていないということが大きな理由だと思います。欧州や南米と真剣勝負をする機会が少ない。だからスカウトも選手の能力を測れないので雇いたがらない。
Jリーグやクラブが他国と行う大会に参加する機会を増やすことがレベルアップや移籍を増やすことにつながると思います。その参加のために「秋春制移行」を検討するならば、大いに議論すべきだとは思いますが、シーズンを単に変えたからレベルアップが図れるというのは間違いだと思います。
会長の発言はどうしても代表中心にした発想に感じますし、今のままではJリーグに大きなメリットを感じないのが正直なところです。
オシムさんがこの発言をした時は「代表はその国のサッカーの窓口」で自分が上にたってトップのレベルを上げ、それによってJリーグの選手の能力向上を促し、全体のレベルを底上げしようという意図が見えていました。それはオシムさんが選手のトレーナーであったからだと思います。なので代表のスケジュールをきめ細かく設定して理想となるチームを作りあげるということに賛同し、海外との対戦を増やすために「秋春制移行」は考えてもいいのかとも思っていました。
けれども同じ「秋春制移行」への発言とは言え、会長の発言はろくに議論もせず、はっきりとしたビジョンがないのに移行の期限を決め、それを前提に考えることを促す。オシムさんなら、恐らく実態を見てから目標期限を決めたでしょう。場合によっては断念したかもしれません。観測気球としても、会長の発言のタイミング・内容ともに稚拙です。
なので現状の発言を見ると、協会は親善試合の削減などは全く考えていないとは思いますが、管理人さんのおっしゃるようにまずは「キリンカップ」を見直すことが「代表選手の疲労軽減」の優先事項だと思います。強化目的もなくクラブへの見返りもなくただ協会の収入のために選手を酷使しているように見えます。
キリンのスポンサーシップには敬意を払っていますが、やはりサポートの方法を再考してもらい、加えて「別の制度改革」を考えたほうがいいと私も思います。
「秋春制移行」の是非だけでなく、そろそろサッカー界全体の制度(育成や地域リーグなども含めて)をもっと時間をかけて多角的に検討する必要があるのだと思います。
長々と失礼しました。
posted by aruto | 2008-10-08 20:40
[レス]_当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
aruto さん、再度コメントどうもありがとうございます。
エントリーの趣旨とは違った方向に行っても、全然構いませんので(笑)
思った事を書いて頂ければ、こちらも色々と参考になります。
犬飼さんは、Jリーグの人気回復?という観点からは、あまり考えておられない
気もしています。それは犬飼さんが浦和でされたように「クラブの仕事」だと
お考えなのではないかと。
Jリーグの制度改革については、確かにJFAが舵取りをしたり支援をする部分も
出てくるとは思いますが、それは「日本のレベルアップ」の為に何をするのが
良いのかという観点から、アイデアを出し合い、そして実情に沿うよう議論を
深めていかなければならないものなのは、言うまでもない事でしょう。
個人的には、まだまだ日本全体の動きを考えれる程、地域リーグについては
観れていないし、はっきりと判らない点も多々ありますが、
犬飼さんが就任当初におっしゃられた「47都道府県とのコミュニケーションの
取り方を、もう少し五分五分で物を言う形で発展させていきたい」という
「対話路線」を行う上での観測気球の一つが、秋春制移行なのだというのであれば、
今それは進んでいないといけない筈なのですが、実際どうなのでしょうか?
という疑問はあります。
海外移籍については、制度と共に日本人の精神的な部分や、語学面(コミュニ
ケーション)の問題、生活をかけた場合の不安定さもあって、チャレンジするには
色々とクリアしていかなければならない問題もあろうかと思います。
上手く考えがまとまりそうもないのですが、それらの問題に立ち向かうのは
個人であっても、制度的に移籍し難い状況を作っていたのがこれまでの取り組み
であったのではないか?という事だとしたならば「秋春制」の価値もあるのかな?
現状では冬の欧州市場で移籍し、慣れるまでに半年を要し、戻ってくる場合でも
シーズン途中からという事になれば、チームになじむ期間が必要となり、
その選手にとっては半年の2回分、結局1年を「適応期間」として過ごす事に
なってしまいがち。ただ、若年層の場合には、日本の学校制度があるので・・・
という事で結局、社会的に支援する事も必要になってきます。
それは「秋春制」に移行した場合には、Jリーグの高卒・大卒の選手の受け入れの
場合でも同じ問題になるでしょうから・・・という形で、現在はそのストーリーを
考えている最中なのではないでしょうか。
反町さんが「五輪反省会」で発言したという、上に書いた世代での「出場機会の
少なさ」が問題だとするならば、それともリンクして例えば、U-18のリーグ戦を
Jリーグで実施できるような形にするなど、もし秋春制を前提として改革するなら、
積雪地域への配慮もそうですが、移行期間の問題解決についても、犬飼さんから
提案がもっとなされて欲しいところだと思います。
posted by UJ | 2008-10-09 22:43
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
再度、返答ありがとうございます。
http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/blog-entry-629.html
上記のブログを読んで、なるほどと思ったのでご参考までに。
あくまで推測だそうですが、「W杯誘致」が理由ならばここまで執着するのも当然かもしれないと思いました。
「代表選手の疲労軽減」も協会のメリットであるとは思うものの、「代表ビジネス」にとってはあまり重要ではないのかもしれません。
posted by aruto | 2008-10-10 22:19
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
arutoさん、レス遅れましたが、コメント&ブログを紹介頂き、どうも有難うございます。
裏事情がどうかは判りませんが、個人的には2010年の誘致も込みで、2018年誘致の為に秋春制がすぐに導入されなくとも、今後導入される事でのメリットを考えているのかもしれないと思ったりします(あくまで推測・・・と思ってたら、そんな旨も話されておられるようで)。
ご紹介頂いたブログでは秋春制でない日本以外の周辺国の事にもふれられていますが、以前の拙ブログでも(コメントに)書いたように「カレンダー統一」なら周辺国も巻き込んで変えていかないと成り立たない話です。それは、結局日本だけどうこうでなく世界全体が動かないと話にならず、犬飼さんはAFC他国の反応もみるための観測気球を、本当は上げたいのではないでしょうかね?
ある程度言い続ければ他国メディアも取り上げ、他国協会からも何らかの反応がある筈。そう思えば、そこまで固執するのも、少し納得したりもしています。
posted by UJ | 2008-10-15 03:06
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
すみません、再度レスさせていただきます。
確かに先般、AFCからの要請という記事がありましたが、国内への配慮よりも「W杯誘致」や「AFC内での発言力」など他国との交渉を有利に進めるための布石の意味が強いかもしれませんね
Jリーグやクラブに対して強引な主張と傍目からみても思うので、実はそこは計算ずくなのでしょうか。
ただ、裏の事情があったらあったでその理由を明らかにしない時点で、前会長同様、裏表がある人間のように思いますし、Jリーグを応援しているサポーターへの軽視をよりいっそう感じるので、私の中では会長への印象はかなり悪くなったのは事実ですけれど・・・。それも計算の内で悪役を引き受けて、日本サッカーをよくしようと考えてのことならば、事情がわかれば私のような今反対しているサポーターもある程度、許容できるでしょうが、デメリットに対して有効な対策を提示できない現状を見ると恐らくそこまで考えての発言ではなかったと思います。
熟考した上での発言ならば、期限などは決められないでしょうし、もっと遠回しな表現で観測気球を上げて打開策を見つけようとしたと思うのですけれど、どうでしょう?
会長の発言に振り回されたくはないですが、発言をそのまま強引に進めようとすれば、地域の特色を重んじるJリーグの多様性と人気を失いかねないと思い、危機感を抱いています。
委員会での検討を待ってまた判断したいですが、会長主導で決めるようなシステムだと意味はないですね。
posted by aruto | 2008-10-24 01:03
[レス]_当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
aruto さん、レスコメどうも有難うございます。いつでもどうぞ。
犬飼さんの仕事には、元企業人らしい「逆算の納期」が設定されていると思います。
2018年W杯誘致を逆算すると、2012年には「望ましい状態」が確立されていなければ
その時点で候補地から落選しまいますから、普通に考えれば(反対意見も出して、
双方の妥結点を見出して進めるには)今年くらいから動き出さなければ
2012年には 軌道に乗っていない筈ですよね。
2010年の事はダシというか、そんな感じで、長期的に考えると、来年中になんとか
しようとしている気がしています。
そしてAFCの要請というのは、プロ化が進む予定の 次年度以降の事でもあり、
不透明な事が多いのですが(AFCのハマム会長も 結構 ヤリ手ですから・・・)
これも「ダシ」でしょう。以前にも書いたと思うのですが、周囲国を巻き込めば
なお「説得力が高まる」ので。
個人的な意見としては「統一カレンダーでなくともプロ化も強化も出来る筈」と
思います。関係者がどう考えるかは判りませんが。
「アジア枠」の話も、2年前には既にブログレベルで拙ブログでも他でも出ていますが
(個人的には否定的だったにもかかわらず)ようやく来年から導入されます。
時代が変わってきているのか、誰かがそうしようとしているのか不明ですが、
統一カレンダーの件も 関係者や評論家の方々含め、今後の「強化の一策」として、
世界的な流れとして出てくる可能性も充分あります。
そこにはFIFAの「サッカーの普及」という名の「何かの考え」があるかも
しれませんので、利権がからめば 非常に危険な状態になります。
そう考えると今後もみていきたい所ですが、なにぶん表に出にくい動きですので・・・
ただ言える事としては、そういう流れになったとしても
「新潟なり札幌なりは 自分達の意見をひっこめず、きちんと理知的に訴えるべき」
だと思います。
長い目での見方を要するので、時間が許せばテーマとして取り上げ、調べて
記事にしたい所なのですが・・・今は (個人の)力不足の感ありーー;
今抱えているテーマの目処がつき次第、AFCプロ化ともからめて、考えてみれれば
面白いのかなとも思ったり。
実は、今は FIFAランキングの「再計算」を、基本に立ち返ってやり直してます。
「FIFAが1996年まで遡って計算した」というのを忠実に再現しようとして・・・
これが出来れば(現行方式の計算では)カメルーンが一時期 世界のトップ5に
入っていた事や「日本が5位」だった時の現行方式での順位が何位だったかなど、
(どうでもいい過去の話かもしれませんが)意外な事実にも突き当たります。
そして邪推ですが「FIFAが何故 その順位を出さなかったのか」という事にも
思い至ったりも・・・
posted by UJ | 2008-10-24 23:29
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
いつでもという言葉に甘えて再度コメントさせてもらいます。
>2018年W杯誘致を逆算すると、2012年には「望ましい状態」が確立されていなければその時点で候補地から落選しまいますから、普通に考えれば(反対意見も出して、双方の妥結点を見出して進めるには)今年くらいから動き出さなければ2012年には 軌道に乗っていない筈ですよね。
そうですね。確かにそういう見方もできると思います。
この頃、やはり「W杯誘致」が主な理由と確信しつつありますが、「2018年を考えて」というのは「代替開催」よりもありそうな話です。ただ「代替開催」を打診されたことがキッカケだったのではないでしょうか。どなたかのコメントにあったのですが、それが発言につながったように思います。
>「新潟なり札幌なりは 自分達の意見をひっこめず、きちんと理知的に訴えるべき」だと思います。
札幌が声を上げたようですが、収入減が予想されるクラブの立場を踏まえて発言して欲しいです。委員会は移行を前向きに検討ということですがデメリットをクラブ任せにするような議論なら問題だと思います。デメリットを認識していたからこそ、棚上げされていた問題だったようですからできればサポーターのアンケートをとって、実施した場合の観客数のシミュレーションをしてから議論してもらいたいですね。
再度エントリーにされるようですが、ランキングの調査結果楽しみにしています。
確かにあの時の日本の順位はおかしいと思いました。
そもそもランキングなんて誰が始めたんでしょうか。今でもランキングなんて信用していないですが、それを表そうとした経緯には興味があります。政治的に利用したかったのでしょうか?
posted by aruto | 2008-10-31 00:23
[レス]_当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
aruto さん、コメント有難うございます。
秋春制の議論が進行している事も報道されているこの頃ですが、
経緯はきちんと見守り、JFAがどういう姿勢なのかはきちんと把握したい
ものだと思います。何はともあれ、忌憚のない意見が多く出せる場が重要ですので
現場・現実とかけ離れた事にならぬよう祈るばかりです。
ランキングの記事は しばらく出せておらず失礼してますが、導入された経緯は、
「どの国が強いのか?」を比べたいという元々ありそうな興味の他に、
他のプロスポーツで出されていたランキングに触発されたのではないかと
勝手に考えています。書く前に調べた限りでは、FIFAランキングというのは、
他のスポーツと比較して、意外に後発です。
「ランキングなんて サッカーでは当てにならないし意味もない」と思う気持ちは、
導入前の時代でも、サッカーを良く知っていれば思うに違いない事でしょうから。
ただ「時代は常に移り変わりゆくもの」ですし、導入しようとする側からすれば
当時は「大きなチャレンジ」であった事も判る気がしますので、今後も当てにならない
ものかもしれませんが、不完全であっても「指標を」とチャレンジする意欲に対しては
敬意を払ってみていきたいと思っています。
posted by UJ | 2008-11-01 20:39
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
またお邪魔させてもらいます。
>他のプロスポーツで出されていたランキングに触発されたのではないかと勝手に考えています。
私はてっきり、隠れた理由としてFIFAの大陸間の駆け引きにあったのかと思いました。
FIFAとしてはなるべく、欧州だけでなく世界が関心をもつようなものとしたい。そのためにアジア枠を広げたりしてきたように思ったのですが、ランキングというのが枠を増やす材料として使われたのかなと思ったものですから。
確かに異種格闘技でどの競技が一番強いのかというような最強を決めたい欲求というのも人にはあると思いますが、もう少しビジネスライクのものじゃなかったのかなと思っていますが、どうでしょう?
ただ、ランキングは試合内容を表すものには決してならないと思っています。そして観客は結果だけを望むものではないと。やはり、あくまで「指標」にすぎないかと。
posted by aruto | 2008-11-01 22:39
[レス]_当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
aruto さん、遅くなりましたがコメント有難うございます。
個人的に読んだ 田崎健太さん著「W杯ビジネス30年戦争」の中では、
FIFAのアベランジェ元会長は、コカコーラ(ランキング・スポンサー)と
アディダスの多大な支援を受け、84年のロス五輪の商業的な成功を目の当たりに
して、ワールドカップという「イベント」をビッグビジネスにしたいと思うように
なったのが、FIFAの現在のサッカーの世界普及政策?になっているようですが
>隠れた理由としてFIFAの大陸間の駆け引きにあったのかと思いました。
>FIFAとしてはなるべく、欧州だけでなく世界が関心をもつようなものとしたい。
>そのためにアジア枠を広げたりしてきたように思ったのですが、
>ランキングというのが枠を増やす材料として使われたのかなと思ったものですから。
というご意見には納得する部分もあります。上に書いた当時は、UEFAと
FIFAアベランジェ会長(ブラジル人)との利害対立の構図があり、
UEFAがヨハンソン、プラティニと変わっても、FIFAブラッターの
考える「バランス」の元に「綱引き」は続いている感があります。
ビジネスライクに考える方が自然な気もしますし、そういう意味ではこのブログも
ランキングに踊らされている部分があるかもしれません。
>ただ、ランキングは試合内容を表すものには決してならないと思っています。
>そして観客は結果だけを望むものではないと。
>やはり、あくまで「指標」にすぎないかと。
ほぼ同意です(書いておいて言うのも何ですが)。
ランキングが試合内容を表すものでもなく、結果だけを観客が望むのではないのが
本筋で、計算方法が変わる経緯からして、ランキングという結果は常にブレる
可能性もあるので、単なる指標に過ぎないというのは、続きが書ければ「オチ」に
なるのですが、
試合内容を表さない筈のランキングは、試合結果の累積計算をしたものであり、
「長期的にみて 良い内容を続ければ 結果も右肩上がり」になるものだと思います。
これは単純に持論になり一般的ではなく、まだ 続きの記事も計算の検証も未完なので
偉そうな事は言えないのですが。
そして、思う事としては、単純に「長期的なバランス」です。
内容は内容として振り返れば良く、その積み重ねが最終的に結果につながるの
でしょうが、その結果を振り返る作業というのも「長期的な戦略」には必要と
思っています。
ランキングの計算に必要な要素は、単にその試合の重要度や対戦相手、得失点、
そしてここで振り返った試合数だけですが、そこから得られるものは大したもの
ではないにしても、「長期的にみた何か」を示唆してくれると考えています。
posted by UJ | 2008-11-06 04:35
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
またコメントさせてもらいます。
私も日韓共催の経緯から見て、各国の駆け引きというのがかなり熾烈である思い、ランキングに投影しましたが、そういった視点でランキングを見たほうがより客観的なのかなと個人的には思ったので・・・。
どうしても客観的な測定方法というのはできないのだと個人的には思っています。弁証法が不完全なように、精度を上げることはできてもいつまでたっても二アリーイコールでしょう。一般論として。といって役に立たないとは私も思いませんが・・・。
やはりランキングは長期的な視点で見る上でもあくまで一つの「指標」であり、「各国の強さ」を測る上で、より信頼性をもつものにするにはもっと複合的な見方が必要になってくるのかと思います。
「リーグ」「クラブ」「選手」「指導者」「観客」「インフラ」などの国別のレベル。
またランキングには「伝統」というものが反映されない。
一時的にその国の順位が落ち込んだとしても、トレンドをしっかり分析して対策をとれば、潜在的な力があれば容易にリカバーできるものだとも思います。
そういった点でアジア、アフリカ諸国というのは劣っているのだと思いますが、ランキングというのはそういうものを考慮しないものだと思っています。
「長期的なバランス」という視点で分析をされるということですが、「新たな指標」を見出すきっかけを与えるものになるまで持っていくと更に面白いのではないかと思います。
私には何もアイデアが思い浮かびませんが、管理人さんのような地道な分析というのは新しい視野を広げてくれるものだと思っています。期待しています。
ACL決勝、先日ガンバが見せてくれたようなエキサイティングなサッカー。
あれがデータとして反映できるものになれば素晴らしいのですが・・・。
posted by aruto | 2008-11-07 23:23
[レス]_当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(5)代表の適正なゲーム数とは?
aruto さん、コメント有難うございます。
たまに寄るネカフェの際のひと時くらいしか書けておらず失礼。m(_ _)m
面白い案を色々と頂きましたので、今後のエントリーの参考にさせて頂こうかな(笑)
と思っておりますが(これはいつもの手口なのでーー;)
>「リーグ」「クラブ」「選手」「指導者」「観客」「インフラ」などの
>国別のレベル。またランキングには「伝統」というものが反映されない。
以前 拙ブログで紹介させて頂いておりますIFFHSのランキングには、
色々と面白いものがあります。
http://www.iffhs.de/?82c48d3171fd33400f06 (IFFHS)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/uj_lovesoccer/article/388 (ここのブログ)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/uj_lovesoccer/article/106 (同上)
ご指摘頂いた事の 個別ランキングはあれど、それらを複合化したものは
なかなか難しいようで出ていませんが。
> 一時的にその国の順位が落ち込んだとしても、トレンドをしっかり分析して
> 対策をとれば、潜在的な力があれば容易にリカバーできるものだとも思います。
>そういった点でアジア、アフリカ諸国というのは劣っているのだと思いますが、
実際の所、FIFAランクを月ごとに見ていくと、スペインやイタリアですら
ストンと20位前後に落ちた時すら過去にありますが(旧計算方式の時代ですが)、
旧計算方法の時代は「計算が複雑」だという批判が出たとのこと。
かといって新計算方式にして「シンプル イズ ベスト」とも言えない もどかしさ
もあり、他の方にもご指摘頂いた「新たな指標作り」は、良いサッカーを定量化
する事が困難で(多様な価値観ゆえに)あるし、逆にサッカーの自由度を考えると
「やるべきではない」事もあるのかな? と思ったり・・・まとまらないのですが。
あまり地道には分析できていない現状ですが^^; ご期待に少しでも沿うものが
出れば(いや、出せる環境に自分自身を持っていくのが今は先なので・・・)。
ガンバのサッカーは、個人的には 今は 釜本さんの遺産・上野山さん+西野サッカー
の融合で、遠藤という「違い」がエッセンスを加えたものだと思っており、
まだまだ積み重ねが必要でもあるし、そろそろ世代交代も考慮すべき時期になって
きつつありますが、受け継ぐべき手法や精神は そのままに、新しい何かをその時々で
加えていかないと、進化していけない気もしています。
データ化の基は、おそらく皆があまり観に行かない 練習場のピッチに転がっている
事が多いと思っております。ここ足掛け2年で関西・関東と複数のクラブを観て
回った感じでは、(大分とか札幌も観たいのですが観れておらず残念ですが)
関東のクラブの観客が多く熱心な感じを持ちましたが、その熱心さが「オーバー
コーチング」の批評家や「外れた視点」の観客を多く生んでしまっている残念さも
同時に感じています。自分の中で未消化で データ化できる段階ではないですが。
posted by UJ | 2008-11-10 22:07




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