2008年09月27日

当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(4)計算やれんのか?(爆)

「FIFAランキングから 自国の成長の指標を見出す」 という意図で始めたのに、
長いこと引っ張ってしまっているので「FIFAランキングの計算を ホンマに 
自分でやれんのか?」 という「イタイ企画」に変わりつつある感がありますが(笑)、

だいぶ期間も頂きましたので「自分の不備」も込みとして、そろそろアウトプットを。

FIFAが公表しているランキングとポイントに対して自分が計算した結果の表は、
長ったらしい事もあり、以前の記事 の末尾に追加しました。
#いつの間に? それは昨日・・・

計算が合ってない感もあり、それを不備と申し上げておりますが、

自分の不備なのか、FIFAランキングの計算に使用する過去の各国ランキング
(2006年7月12日以前のもの)が、公表分と違い「非公表」な為によるズレなのか、
まだ判別できないので、

当面は 「±20ポイント位はズレがある事を前提」? で ざくっといこうと思います。


再度 現在のFIFAランキングの計算方法を書くと、以下の計算式

【計算式】=(A)×(B)×(C)×(D)× 100  

から導出されております。ここで

○勝ち点(A) :勝ち=3点、引分け=1点、負け=0点、PK勝ち=2点、PK負け=1点
○試合の重要度(B) :親善試合=1.0 主要大会予選=2.5、大陸選手権本大会=3.0
          FIFAワールドカップ本大会=4.0 
○対戦国間の強さ(C): 
 ・FIFAランク150位まで=2.00-(相手国のFIFAランク)/100 (1位=2.00)
 ・150位以下は 0.50 
○大陸連盟間の強さ(D) :
 ・UEFA: 1.0 CONMEBOL: 0.98 CONCACAF、AFC、CAF、OFC: 0.85
  ・計算には、(対戦2国の定数の合計)/2 を使用

を4年分の試合に当てはめて 1年毎に総和を取り それを試合数で平均を取る。
そして
 ・直近の12ヶ月=100%、1年前=50%、2年前=30%、3年前=20%
の割合を各年の平均にかけて、最後に足したのが、ランキングポイントになる
という訳です。


さて、ランキングポイントの計算をしただけでは面白くないので、
それから導かれる何らかの事を分析したいものだと思うのは、自然な事なので
それなりに行ってみたいかなと思います。

上記の計算方法から、1年以上前のゲームポイントには重み付けがなされて、
全てのポイントが反映されていない(50%、30%、20%分しかない)
事になりますので、以下をデータから得てみようと思いました。


◇4年間で得られた総ポイントは? 

末尾の表がその表になります。表は左列から、
 FIFAが公表しているランキング、国名、自己計算のFIFAポイント、
 4年間のゲーム総数、4年間の総ポイント、そして
(X)=(自己計算のFIFAポイント)を(4年間の総ポイント)で割ったもの
としています。

表の色分けとして、緑を欧州(UEFA)黄色を南米(CONMEBOL)、
肌色をアフリカ(CAF)、紫色を北中米カリブ海(CONCACAF)桃色をアジア(AFC)
そして、白色はオセアニア(OFC)としました。


これを見ると、ゲーム数がどこが多いかという順番の表は 後の記事でアップして
(いつになるやら・・・)、そこで議論する事として、

4年間で得られた総ポイントでいうと、FIFAランクと大差ない傾向が見られます。
が、それはおそらく「EURO後」のすぐだからという事もあるのかなと。

そして、ポイントトータルの各国傾向で言えば、概要としては

・日本は36位(FIFAランク35位)と それなり。

・南米は ブラジルやアルゼンチンは(コパ・アメリカが1年前なのもあって)
 重み付けがされたFIFAランクよりも、上に来ている。

・2006年のドイツW杯で活躍した国は、上に来ている(フランス、ウクライナなど)

・CONCACAFのメキシコやアメリカは、上に来ている。
 (これは試合数の多さと関係がありますね)

のような感じでしょうか。

重要な大会でのポイントの係数が大きく、なおかつ、こなす試合数があまり多く
ない場合、ランキングの計算方法からして、各大陸ごとに 似たようなポイントに
なりやすいと予想されますが、

やはり 表で見られる傾向として、中位や下位でUEFAやCAF、そしてAFC
でも、同じ色が固まってみられるように思います。


◇この1年間のポイントは、4年間全体に対して何%くらいを占めているか?

というのが、表での(X)の値で、計算方法から 50%というのが一つの基準となると思います。

(FIFAランクは計算方法からいって、4年間分のポイントを計算するものですが、
最初の1年で(行った試合により)得たポイントは100%そのままで、
後の3年は近い順に 50%、30%、20%と減らされて加算される為、
後の3年分 50+30+20=100%で、最初の1年分と等価と判断)

このため、

50%より上: 今年1年で得たポイントが多い
50%より下: 昨年以前で得たポイントが多い

という事に ほぼなるかと思いますが、

計算された今年1年分(2008.9~2007.10)では 
欧州のEUROや、アフリカのネーションズカップが入っており、
南米や北中米、アジアは大陸選手権の期間が入っていない為、

50%より上: 欧州(緑)やアフリカ(肌)が多い?
50%より下: 南米(黄)や北中米(紫)やアジア(桃)が多い?

という大まかな傾向を 前提としてみると、

※大陸選手権の結果がFIFAランクに与える影響は、各国それぞれですが
 ジャンプアップした感があっても、7~8%程度

なのかなという気がしております。(元々強い国が上位を占め、波乱が少ない)

それよりも、
欧州ではモルドバ(63.2%)やラトビア(64%)などが躍進し、逆に
ウクライナ(40.5%)やスウェーデン(45.5%)、スイス(41.7%)などは 
前年以前よりも落ち込んだ感がするし、
(EUROに出れなかったイングランド(44.6%)や、出てもグループリーグで
 敗退したフランス(44.1%)は W杯の成績もあって 言わずもがな・・・)

アフリカではさらに伸び幅が判り難いですが、
カメルーン(52.5%)やマリ(54.6%)が上昇し、
ナイジェリア(46.7%)やモロッコ(46.5%)といった昔の強豪や チュニジア
(45.1%)は、やや伸び悩んだ感があり(トーゴ(37.4%)に至っては・・・)

南米では、パラグアイ(50.6%)やチリ(51.1%)が好調な1年であった事、
北中米では、トップ2強(メキシコ(43.5%)、米国(44.1%))は意外に
伸び悩んだ感がある事、そして、

アジアでは、日本(48.7%)は(昨年の欧州遠征等の結果もあるせいで)
あまり落ち込んでいないように「見える」こともわかります。

まぁ、こんな風に「成長の度合」を図る指標があってもいいのかな、と
思っておりますが、なにぶんまだまだ「データ過多」で分析不足の感は否めず。
(原因と理由にまで深く立ち入れてない)

他に思うご意見等あれば、ご教示頂ければと思う次第です。
※10月になったらまた新しいランキングが出る訳ですが、その時は
 また再計算だ・・・ (でも半自動プログラムが出来たので、実は
 そんなに苦労しないで済む)


◇当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(予定は常に変わるもの)
  (1)はじめに(2)試合×4年分の計算?
   (3)本当のポイント計算を?(4)計算やれんのか?(爆)
  (5)代表の適正なゲーム数とは? /(6)意外な数字?ポイント率
  (7)各大陸の比較-1 / (8)各大陸の比較-2
  (9)各大陸の比較-3 / (10)各大陸の比較-4
  (11)成長の度合とは / (12)今後の日本、どう進むべき?
  (13)数字を信用してはいけない / (14)自分的ランキングを。

      ※表: FIFAポイント計算結果から得られる 4年間での総ポイント等
          左列から、FIFAが公表しているランキング、国名、自己計算のFIFAポイント、
         4年間のゲーム総数、4年間の総ポイント、そして
           (X)=(自己計算のFIFAポイント)を(4年間の総ポイント)で割ったもの

     表の順番は、Total Pts.(4年間の総ポイント)の多い順。
     FIFAランキングは、2008年9月3日付けのもの。

FIFA_Point3


posted by uj_lovesoccer |14:47 | テーマ設定した記事2008 | コメント(0) | トラックバック(0)
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