2008年09月25日

ACLノックアウトステージでのベスト4決定:悲喜こもごも

ご無沙汰サターンで失礼しておりました。なんとか生きております。

さて、早速 タイトルのくだんの件ですが、日本勢では浦和G大阪は
勝ち進んだものの、非常に残念ながら鹿島は敗退となってしまいました。

代表戦もあり、リーグ戦を挟んでの 大移動も含みなど、各チームとも
負傷離脱などのH&Aでの厳しい日程での戦いを強いられておりますが、
悲喜こもごもの結果には 「これもサッカー」だと言う他なく。

それではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のノックアウトステージの
準々決勝を 簡単に振り返る事にしたいと思う。

ACL Knockout Stage Quarter Final 
 ・1st Leg: 2008/9/17,   2nd Leg: 2008/9/24


GAMBA OSAKA (Japan) 4 - 1 AL KARAMA (SYR) :total
 ・1st Leg: @Khaled Ibn Al Waleed Stadium: AL KARAMA 1 - 2 ○GAMBA OSAKA  
 ・2nd Leg: @Expo '70 Commerative Stadium: GAMBA OSAKA○ 2 - 0 AL KARAMA

シリアでの第1戦前まで 公式戦で全く勝てず サポながら大変心配していましたが、
リードされながらも終盤の粘りで逆転し、アウェーでの戦いをモノにした おかげか、
指揮官が話すように「復帰のバンちゃんとACLで好調のマサトくんの途中投入が
功を奏した」か。しっかりと相手も見えていたようなので、それも勝因の一つか。
はたまた 敵将の話すように 相手チームの準備不足と主力離脱に助けられたか。

ホームの第2戦では ルーカスの離脱 もあったものの 第1戦と同じスタンスで臨み
第1戦と同じく遅い時間帯での2得点ながらも 「全てがうまくいった」 と
振り返れるだけの(第1戦での)アドバンテージを最大限 活かして快勝。ほっ。

「浦和とやりたい」という気持ちで挑んだ準々決勝から「またリーグとは違う戦い
 になるだろうから、楽しみだ」という準決勝。楽しみましょう。


URAWA RED DIAMONDS (JAPAN) 4 - 3 AL QADSIA (KUWAIT): total 
 ・1st Leg: @Mohammed Al Hamad Stadium: AL QADSIA○ 3 - 2 URAWA RED DIAMONDS  
 ・2nd Leg: @Saitama Stadium 2002: URAWA RED DIAMONDS○ 2 - 0 AL QADSIA

撃合いでのアル・カディシアの先勝から始まった第1戦、エジミウソンによる
アウェーでの「努力が実った」 2得点が ポジティブな方向に働き、
カディシアのイブラヒム監督の言う 「エクセレントな結果」「チャレンジ」の言葉が
示すように、ディフェンディング・チャンピオンの威厳となり、クウェートのチーム
には それが大きなプレッシャーとなってのしかかっていたようにも思える。

赤いサポーターが後押しするホームでの第2戦は、21日のダービーマッチの勝利を
好材料として臨み、「思い切り勝ちにいかねば」いいゲームへの入り方をし、
ヒヤリとする場面はあったものの、相馬・闘莉王が得点を重ねていき、堀之内や
田中達也の不在をものともせず、見事に勝利で2大会連続での セミファイナル進出。

10月8日の第1戦は大阪、同22日の第2戦は埼玉での対戦。エンゲルス監督のみ
ならず、西野監督も 大きな移動なしで戦えることは この時期 喜ばしい筈。


KASHIMA ANTLERS FC (JAPAN) 1 - 2 ADELAIDE UNITED FC (AUSTRALIA): total
 ・1st Leg: @Kashima Soccer Stadium: KASHIMA ANTLERS FC 1 - 1 ADELAIDE UNITED FC  
 ・2nd Leg: @Hindmarsh Stadium: ADELAIDE UNITED FC 1 - 0 KASHIMA ANTLERS FC

う~ん、悔しいねぇ。個人的には 最後まで鹿島の得点を信じていたんだが・・・
マルキーニョスの81分のプレーは、オフサイドですかぁ??? とちとグチる。
広島に在籍した事もあるヴィドマー監督が 「信じられない偉業」 と喜ぶ通りの、
守備が堅いチームの無欲の勝利なのかもしれず・・・ 
 
ピッチの状態が揶揄されたアウェーの第1戦を、GKガレコヴィッチの好守や 
監督が賞賛するバックラインの良い出来 もあって ドローに終えることが出来た
アデレードに対し、第1戦終了後に「まだまだチャンスがある」 とオリヴェイラ監督が
語った鹿島は、やはり大黒柱の 小笠原の重症離脱 が痛かったのだろうか。

「鹿島ではそうできた。(第2戦は)すこしましに同じことができるのを期待する。」
と謙虚に語る事が出来るオグネノフスキがいるチーム(彼は累積警告でセミファイナル
の第1戦には出場できなくなったが)、ホームの利を活かして
「彼(小笠原)に代わってプレーが出来る良い選手がたくさんいる。」 と
不在を団結に変えて臨もうとしたアントラーズを、力で抑え込んだ戦いの感が。

アデレードは Aリーグファイナルで6-0で屈した(元々仲が悪いらしい)メルボルン
が予選敗退した事もあって溜飲を下げただろうが、これでベスト4。立派な成績。
(アデレードの胸スポンサーのSAKAI(酒井重工業) の関係者は
 フクザツな気分かもしれませんね・・・胸中お察し致します)


KURUVCHI/BUNYODKOR (UZB) 7 - 3 SAIPA (IR IRAN) : total
 ・1st Leg: @Azadi Stadium: SAIPA 2 - 2 KURUVCHI  
 ・2nd Leg: @MHSK Stadium: KURUVCHI○ 5 - 1 SAIPA

目立つ所では リバウド(前AEKアテネ)、そして監督にはジーコと、おそらく
今最もアジアで派手な補強をしているクルフチ(ブニョドコル)、日本人的に目立つ
動き以外にも、FWビジャヌエバ(チリ)やDFルイザオ(ブラジル)を補強し、
10日のオーストラリア代表戦でも ウスベク代表に大量7選手を送り込むチームだが
(とはいっても、パクタコールはさらにそれより多い 8選手がウズベク代表だが)

以前も書いた通り、UzGasOil という ウズベキスタンのガス会社がスポンサーなのだが、
スイス等のリッチな外資投資家と結びついた 一連のウズベキスタン国内の
「石油・天然ガス」採掘事業でのジョイントベンチャー が引き金となり、
他国が羨むような投資が(そして選手補強も)可能となっている様子である。

代表監督に急遽就任し これが最後の采配?(ジーコ監督については「口頭で合意」と
書いてあるし、ブニョドコルのサイト でも「リバウドの為に来た」 みたいな話なので
まだ日本で報道されている程 実際の契約は進展していないのかもしれない)と
なる予定のカシモフ率いるクルフチが、ビジャヌエバのハットトリックなどで
ホームの第2戦を 5-1としてリティ率いるサイパ を蹂躙した。

第1戦のホームでは先に得点されながらも粘ってドローに持ち込んだ サイパだったが、
「リバウドへの特別なプランを立てた」 としても、ペナルティエリア内でのハンドが
前半で2回もあっては、第2戦での大敗も致し方なしという気が。

さて、このリッチなクラブチームが W杯予選2連敗で、UAE同様に監督を変えた
ウズベク代表にどう影響を与えるかは(たとえジーコがアドバイザーとなったと
しても)判らないが、準決勝第1戦をアデレードで、第2戦をタシケントで行う
「オーストラリアvs ウズベク(多国籍軍?)」の戦いにも、ガンバvsレッズ同様に
注目してみたい所である。


2008 AFC Champions League : Quarter Final WinnerKURUVCHI/BUNYODKOR (UZBEKISTAN)
◇ADELAIDE UNITED FC  (AUSTRALIA)
◇URAWA RED DIAMONDS  (JAPAN)
◇GAMBA OSAKA         (JAPAN)

Semi-Final Schedule:

2008/10/8 (Wed.) : ADELAIDE - KURUVCHI @Hindmarsh Stadium ? (AUSTRALIA)
                       GAMBA    - URAWA    @Expo '70 Commerative Stadium(JPN)

2008/10/22 (Wed.) : KURUVCHI - ADELAIDE @MHSK Stadium ? (UZBEKISTAN)
                        URAWA    - GAMBA    @Saitama Stadium 2002(JPN)

#微妙にユニ色は違えど、どちらも 青(蒼)/黒 vs 赤 の対決の構図・・・


ベスト8の段階から思っていた事でもあるが、昨年も 西アジア勢がアル・ワーダ
(UAE)しかベスト4に進めなかったり(昨年のセパハン(イラン)は南アジア扱い)、
今年もこれでベスト4に入れず 全滅したりと、

ACLの勢力図は 以前の 西アジア(アラブ)+韓国 の構図から 日本のクラブの躍進
(とはいっても2年間に過ぎないが)やオーストラリア、ウズベクのチームに
よって変わりつつあるのだろうか(・・・って来年からACLフォーマット変わるし)。

サウジや韓国から がっつり4チームが出てきたら、西アジアや韓国も来年からまた
元気を取り戻してくるかもしれないので、それはそれで面白い事でもあろうから。

「プロ化の流れ」を遅れの目立つアジア各国で浸透させたい意向のAFC(とそれに
協力した「元」JFAスタッフ)、向こう2年間は「サッカーの実力だけでなく」
国内リーグのマネージメント能力も加味された出場枠(だからインドが入る)で
開催される事の意味は、クラブ運営が私費等で賄われる感も強いアジアの国々に
対して、どういった影響を及ぼすのか。

選手のアジア枠がどう浸透するのか、(個人的には)不透明な為、マーケティング
戦略しかポジティブな面が見当たらない気がしているが、それはそれでアジア各国の
「底上げ」となる効果や、「何を求めるのか」「どう変わるか」が我々に明確に
なってくる時期に 「良かったね」といえる事も期待しつつ見守りたい所である。

#「当てにならない」方のFIFAランキング計算は、ぼちぼちとやります。
#グラフをこれまであまりUPしたことなかったせいか、意外に難しい・・・
#と、変な所で悩んでおりまする。

(追記) 
あくまで超個人的に思う事ですが(当初、そうなってなかったっけ?)
記事ジャンルのダブル投稿を止めるようにしました。
せっかくの「サッカー全般」でのJリーグ、日本代表、そして欧州サッカー以外の
興味深い記事が、上記関連の記事のダブル投稿により 下に流れていって
見れなくなるのが早くなってしまうのが しのびないので。

posted by uj_lovesoccer |03:44 | ひとり言2008 | コメント(2) | トラックバック(1)
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[Football] ガンバと浦和が準決勝へ。鹿島、敵地で敗北。 【タイで想う日々の日記】

AFCチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦 アデレード・ユナイテッド 1−0 鹿島 ※2試合合計2-1でアデレードが勝ち抜け G大阪 2−0 アルカラマ ※2試合合計4-1でG大阪が勝ち抜け 浦和 2−0 アルカディシア ※2試合合計4-3で浦和が勝ち抜け 第1戦を終えて、勝ち抜ける

2008-09-25 05:14 | 続きを読む
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ACLノックアウトステージでのベスト4決定:悲喜こもごも

お久しぶりです。

雅人は何でカップ戦だと点が取れるのが不思議。
トリニータよりお買い上げいただいた商品がお客様に喜ばれるのもひとつの楽しみですな。
 ....という訳で福元は返してくださいね。家長は返せないけど....(笑)

posted by 鳥脳 | 2008-09-25 09:27

[レス]_ACLノックアウトステージでのベスト4決定:悲喜こもごも

鳥脳さん、ご無沙汰しております。コメントどうも有難うございます。
ナビスコ決勝の国立で、上手い酒が飲める事を祈っております。
そして・・・何やらJ1の頂点にまで達しそうな勢いには・・・ウラヤマシス。

家長が復活して試合に出た暁には、鳥脳さんのブログに寄せて頂きたく思って
おったのですが・・・彼は のらりくらりと抜いていくドリブルや、ピンポイント
でのアシスト(元々パサーですから)もさることながら、何といっても
「ふくらはぎ」が凄い筋肉でお勧めですから、是非そこを見てやって下さい。
(謎のアピール)

マサトくんのおかげで今期は 本当に助かっております。大感謝でございます。
そして、あのキャラがまた味があって・・・大阪向きなのです^^

安田ミチにいじられている「チョコチップ」福元くんも、既に大阪向きの
キャラクターに開眼しております。そして、結婚した(する?)ので
個人的には 大阪に家を買う事を勧めたいと 勝手ながら思っております(笑)。

相変わらず「固定メンバー」が好きな西野監督ですので なかなかスタメン出場の
機会がないのが 申し訳ないのですが、大事な「宮本2世」候補ですから。
・・・しかし、大分が懐かしくなったら、それはそれで育った環境に戻して
あげたい気もしております。

posted by UJ | 2008-09-25 21:44

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