2008年09月15日
当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(3)本当のポイント計算を?
先週初めから、タイトルのランキング計算についてエントリーをしている 訳ですが、こういうのは 「ある考え方」を仮定してのことなので、 本当の意味での?強弱は その考え方がズレていると 推し量りにくく、 多方面から批判・非難が出てくるものでしょう。 ただ、適当な評価がなければ仮定して「比較分析」しようという事をやるのは 他のスポーツの世界ランキングに触発されての事かもしれませんが 一種の「チャレンジ」でもあるので、その姿勢自体は評価すべきことなのかも。 さて、そのFIFAランキングを「自分で」しかも「日本に限らず他国 =200ヶ国超 まで」計算しようという、暇人でなければ考えつかない ような事(苦笑:意味があるのか?)をやろうとしている訳ですが、 幸いなことに「半自動」のプログラムらしきものが出来つつあります。 #「本当のポイント計算をしているのか?」は、ともかくとして。 ですので、出てきた結果がどうかと、その結果から推し量れる事を 今後 書いていこうと思います。(が 詳細は次回・・・) #このパターンで引っ張るのが 最近増えてますねーー; 一旦作り始めると、数字と国名がもはや「記号」にしか見えず(笑)、 「本当に見るべき」ゲーム内容とか選手とか監督の戦術とかを 振り返れず 何も 頭に入っていかないーー; やりすぎ注意なのです。遊び心を忘れずに。 半自動プログラムを作ってみて 初めて判った事は 「開催地からホーム/アウェー/セントラルを判断する事は極めて難しい」 という事です。字面だけを見ても、対戦国を書いてある順で左にあればホーム、 右にあればアウェーとは単純にいかないのです。(親善試合や予選の場合が問題) #このあたりが 新方式でホーム/アウェーが考慮されてない理由?
先ずは確認しておきたい計算(プログラム:後述に補足記載)の信憑性ですが、 FIFAが計算例として公表している2007年10月のランク1~20位のチーム の計算結果と照合してみました。 #これは既にやれているという時点で「計算できるもの」はあるんですが・・・ #まだまだ改良できそうな気がして・・・ <参考> FIFAランク計算例(2007.10.17~2003.10.16)分のポイントと 今回計算との比較(計算時間:20ヶ国分で50分程度) 国名:FIFA公表ポイント、自計算ポイント、誤差の順に記載) Argentina : 1533 1481 -52 Brazil : 1459 1441 -18 Italy : 1387 1375 -12 France : 1271 1278 + 7 Germany : 1245 1254 + 9 Spain : 1226 1230 + 4 Netherlands : 1207 1191 -16 Portugal : 1203 1228 +25 Czech Republic : 1174 1192 +18 Croatia : 1155 1164 + 9 England : 1137 1127 -10 Romania : 1086 1082 + 4 Scotland : 1049 1051 + 2 Greece : 1034 1027 - 7 Mexico : 978 988 +10 Russia : 960 969 + 9 Uruguay : 900 878 -22 USA : 886 879 - 7 Nigeria : 841 839 - 2 Poland : 837 831 - 6 「2006年7月以降の計算結果」は 20ヶ国分計算して、全て合致していたので そこを見れば信頼して良さそうですが、4年分として上のように表にしてみると、 誤差が最大で 52 あり、誤差の絶対値平均は 12.5(もある・・・)。 ポイントが接近している所では、オランダと、ポルトガル・チェコとの順位の 逆転もあったりと、そのまま使うには問題がありそうですが、これは 使用する「過去ランキング」が、 ◇FIFAが計算しているものは、非公表の過去ランキング(新方式で再計算) ◇今回計算に使用したものは、過去に公表されたランキング の違いが ポイント差に現れているものだと思われます(計算ミスなければ)。 2006年7月以前については、過去に書いてきた通り 違っても不思議でないので。 後は、もし間違いがあるとすれば、計算自体ではなく、対戦結果データと 過去のランキング(計算に必要)の入力の時の「単純な入力間違い」ですが、 これを除外する為に、例えば日本の計算をするならば、FIFA.com] での 「国(Japan)」→(代表の)「Fixtures an Results」←リンク先は日本の所 へ行き、そのサイトの右上の Search 機能を使うと、適宜必要な所が出てくるので それを利用して「コピペ」(得意か!)で 貼り付けてます。 (具体的には、Search機能の、Time Range を Customize search として、例えば From:「September」「2004」 To:「September」「2008」と選択して Searchボタンを押せば、2004.9~2008.9 の期間内の試合結果が出てくる) 「コピーペースト」でデータを貼り付ければ、入力間違いは FIFA.com が していない限りにおいては、起きる事はないという理屈です。 (データ計算自体は、Excel に貼り付け VBAマクロで処理。ただ、コピペは 「手動」なので、そこは 個人的に超えられない「半自動」の壁がある・・・)
まぁ「それなりの」評価ツールが作れましたので(そこで満足すんな!) 次回から手始めに、 ◇日本の(他国も?)1993年8月以降から2008年現在までの総ポイントの 年平均の推移を「新方式」の計算方法で出してみようと思います。 1993年8月以降としたのは、ここがFIFAランキングの最初である為ですが そう考えてみると、ランキング自体は「新しい」(といっては語弊がある?) 試みなのかもしれません。 日本のポイント計算をする上で 取り扱いに困ったのが、デーヨ(サビチェ ビッチ)が協会長として来日した2007年6月のモンテネグロ戦ですが (セルビアから分離独立したてで当時ランキングなし、自動計算上でも ストップしてしまう)ので、その時の最下位の「モンテネグロ 199位」 (ポイント0)として計算しようと思う。 ※試合自体は 日本が2-0で勝利し、日本の獲得ポイントは 138.75。 計算した結果をグラフにしてみると以下のようになりました。 というグラフも次回(出来れば今日中にアップ)・・・説得力に欠ける・・・ 比較したい国 等のご意見があれば「出来る範囲で」対応したいと思います。 #ボランティアなので、あまり納期にムチャを言わないで頂ければ・・・
【補足】計算手順の説明(「ヤル気」と「力」があれば 誰でも出来るように)
#ムダに長くなりますので、以下は、飛ばし飛ばしで 適当に読んで下さい^^;
【FIFAランキング計算手順】
◇手順1:先ず、戦った試合とその結果を全て出していく。
例えば、2008年9月のランキングは、2008年9月3日付けで発表されているため、
ランキング計算をするには、さかのぼって2004年9月3日~2008年9月2日の、
丸4年間で行われた試合を全て出す事になる。
上で説明したように FIFA.com サイトでの、Search機能の、Time Range を
Customize search として、From:To:の年月を選択し、Searchすると、
以下のような結果が表示される(FIFA.com の画面とは違いますがご容赦願います)。
Results Date Venue Competition
・India 0:4 (0:1) Japan 08/09/2004 Calcutta FIFA World Cup Qualifier
・Oman 0:1 (0:0) Japan 13/10/2004 Muscat FIFA World Cup Qualifier
・Japan 1:0 (1:0) Singapore 17/11/2004 Saitama FIFA World Cup Qualifier
・Japan 0:3 (0:0) Germany 16/12/2004 Yokohama Friendly
・・・・・・
(あんな試合もあった、こんな試合もあったと振り返ってると最後まで見れず
時間だけが ただただ過ぎていく・・・ので、途中で振り返らない事が大事^^;)
・・・・・・
・Japan 3:0 (2:0) Oman 02/06/2008 Yokohama FIFA World Cup Qualifier
・Oman 1:1 (1:0) Japan 07/06/2008 Muscat FIFA World Cup Qualifier
・Thailand 0:3 (0:2) Japan 14/06/2008 Bangkok FIFA World Cup Qualifier
・Japan 1:0 (0:0) Bahrain 22/06/2008 Saitama FIFA World Cup Qualifier
・Japan 1:3 (0:0) Uruguay 20/08/2008 Sapporo Friendly
・Bahrain 2:3 (0:2) Japan 06/09/2008 Manama FIFA World Cup Qualifier
◇手順2:1試合毎のポイント計算:
wikipedia の計算方法や、FIFAが出している計算例をみれば判るが、
引っ張ってくる数字は「あまり多くはない」。
例えば、2004年の W杯1次予選 インド戦
・India(138) 0:4 Japan 08/09/2004 Calcutta FIFA World Cup Qualifier
で 日本が得たFIFAランクのポイントは、こんな感じになる。
(個人的には、プログラム(Excelマクロ)で条件設定をして (A)~(D)の値を計算。
相手国のFIFAランキングと所属大陸を出すのは、結構苦労するかもしれない)
計算式(A)=3.0(日本の勝ち)
計算式(B)=2.5(W杯予選のため)
計算式(C)=0.62(= 2.00 - (138/100))
※2004年9月8日当時の インドのFIFAランキングは (138)位と「すれば」の話。
138位という順位は、2004年9月8日時点での最新ランキング(9/1付) から。
ただし、FIFAの計算では、2006年7月12日以前のランキングは 旧方式で計算
して出したランキングのため、過去に遡って「新方式を適用して計算した」
ランキング順位(FIFAはこのランキングを非公表)で計算している。
この値が「簡単に判らない」ため、計算には 誤差が出てくる。
計算式(D)=0.85(日本もインドも AFC所属の為、大陸間係数はどちらも同じ値で、
2国の平均を取っても 0.85 になる)
これから、ポイントは計算式から、(Excelでやれば、計算間違いは ほぼない)
=(A)×(B)×(C)×(D)×100
=3.0×2.5×0.62×0.85×100=395.25 となる。
1個(2,3個?)やってしまえば、どういう仕組みの計算かは判るから、
後の計算は、個人的には Excel VBAマクロを作成して自動計算。
計算時間は、FIFA.com サイトからのデータのコピペの時間から計算終了まで
2~3分もあれば終了しそうである(200ヶ国分は・・・1日仕事ですねーー;)
マクロが完成してしまえば(多少エラーが出て止まる事もあるので修正中だが)
どの国のどの期間でも(FIFA非公開のランキングがある故の誤差はあるが)
ランキング、ランキングポイントに関しては計算できるという事になる。
その計算の中で、相手国ランクや得失点も出すようにすると便利である。
(簡単な処理フロー)
・変数定義
・ライブラリ定義(FIFAの過去ランキングデータと 国と所属大陸との対応、
FIFA過去ランキングは、コピーペーストで作成)
・初期入力(国名と開始年月日のみ)
→出力:開始年月日のFIFAランク、計算式係数(1部)
<以下(A)~(C)を 1試合毎に実行し、最初から最後の期間までをループ>
(A) FIFA.com データ読み出し
(入力:試合対戦国、対戦日時、結果(スコア)、試合カテゴリ)
(B) 計算式の係数計算
(C) FIFAポイントの計算(1試合毎)
・結果出力(体裁整備)、終了
#暇をみて やってるんですけどね。結構、面倒なんです・・・
◇当てにならない?FIFAランキングの意味を知る:(予定は常に変わるもの) (1)はじめに / (2)試合×4年分の計算? (3)本当のポイント計算を? / (4)計算やれんのか?(爆) (5)代表の適正なゲーム数とは? /(6)意外な数字?ポイント率 (7)各大陸の比較-1 / (8)各大陸の比較-2 (9)各大陸の比較-3 / (10)各大陸の比較-4 (11)成長の度合とは / (12)今後の日本、どう進むべき? (13)数字を信用してはいけない / (14)自分的ランキングを。 ※おまけ: 一応、計算したのを乗っけてみてますが、いかがでしょうか? 表の左列から、FIFAが公表しているランキング、国名、FIFA公表のポイント、 所属大陸、自己計算のFIFAポイント、FIFA公表分と自己計算との誤差 です。
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posted by uj_lovesoccer |15:21 |
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