2008年08月03日

相手を少し知りたいかなぁ(2):ナイジェリア 北京五輪代表チーム

先々週のサカダイもサカマガでも、北京五輪での戦いを間近に控えた時期になれば 
当然、相手国の分析が出ておりましたけれども、
以前に書いた こちら(1) とは、予想通り「違っておりました」。はい。

アメリカのフォーメーション予想は、アドゥをトップ下にして、中盤の底に
ブラッドリーというダイヤモンド型の中盤と予想・・・
香港INGカップの対コートジボワール戦の前半もそんなメンバー起用です。

この場合だと、アドゥの守備時の「穴」は 確かに出にくいですが、
アメリカチームの全体の位置取りは 高く取りがたいと思いますね。
まぁ、前の3人(マクブライド、アルティドール、アドゥ)の決定力に
期待できるからこそ、そしてスペースがあってこそアルティドールとアドゥの
スピードを活かせそうであるからの 布陣なのかもしれませんが。

逆に、対日本でいうならば「日本の守備時のライン」をどうするかが重要ですね。
世界の潮流では、やみくもにプレスをかけず、ある程度ラインを下げての守備で、
裏に抜けられた場合のリスクを回避するという戦術があると思いますが、
(アルゼンチン戦では それは意識されてなかったのでしょうが・・・)

正直な所、それは「FWにスーパーな選手がいてこそ」でもありますし、
それがなければ「ドロー狙い」の戦術に近いものがあります。
(後は、セットプレーとカウンター狙いかな?)

また、オーストラリアのU-23代表監督からは、日本側の「サイドバックの裏」の
欠点を指摘されていましたが、それは予め判っている事でもあります。
マンマーク主体のDFを行うU-23代表ですので、その対応は・・・秘密の方向で。
ただ、いずれにしても マンマーク=フォーメーション に反映されるでしょうから、
3-5-2 チック? な形になりそうではありますが。

さて、前置きが長くなりましたが「相手を少し知りたいかなぁ」第2弾として、
第2戦で当たる ナイジェリアU-23北京五輪代表 についての紹介を。


FIFAサイト(英語)で、全ての代表のメンバーが確認できるようになって
おりますので、それをみて頂くのも良いでしょう。
(Olympic Football Tournament Beijing 2008 の各国Team の Squad List をご参照下さい)
 ※米国ナイジェリアオランダ


ナイジェリアのサッカー五輪代表チームは、往年の名プレイヤーであるシアシア
(Samson Siasia)が監督を務める。2005年オランダでのワールドユースで、
準優勝の成績を収め(スポナビさんの戦前予想では・・・やっちまってます・・・)
その延長として、同じ世代を率いての今回の五輪代表。
厳しい規律を重視されているようで(かなり理不尽ながら こんな記事も・・・)

選手たちが手の込んだ髪型にかける時間が多すぎるとし、その時間を試合本番に
向けた最終調整に使うべきだと考えているという。(これはある意味 納得)
さらに、短髪にすることで空気力学を活用でき、(えっ? それはないやろ?)
ピッチでのリズムもとりやすい「とまで」主張している。(・・・強引や・・・)

そんなシアシアさんの手がけるアカデミーのサイト(SiaOne.com)へは、
全然つながりません・・・というのは、どうでもいいとして、

ミゲル(チェルシー)が今回の五輪メンバーに入っていないのは、
チェルシー側に拒否されたからだとも、チーム内の規律が守れなかったからとも
指摘されておりますが・・・アフリカ最終予選でもガーナに3-2、0-0とし、
南アフリカに3-1、3-0と勝っての五輪出場ですので、攻撃力は出色でしょう。

OAとしては、エニュアマとウチェがやはりクラブ側の拒否にあったようで
オデムウィンギ(ロコモティブ・モスクワ)一人となっておりますが、
タイウォ(マルセイユ)、アパム(ニース)やアデレイエカイタ(スパルタ)
らのWY準優勝メンバー9人に、アニチェベ(エバートン)を加えたチームは

アメリカ以上の「個の強さ」(オランダ 程ではない感じがするが)という
当たり前の感想であります。相当 強いと思っておいた方が無難かと。


ただ、前半で日本が破綻しなければという前提付きで(これがかなり難しいが・・・)
ある程度 やれるのではないかと思ったりします。
#いかにも無難な感想だ・・・

ナイジェリアの攻撃と日本の守備とが、がっぷり四つに組み合う形となった時、
「日本の守備時のライン」をどうするかが重要ですね。(自分の文章のコピペ)

親善試合でカメルーンとやっている 日本、個人技や1対1での勝負では
「カメルーン戦よりもさらに厳しい」事は 想定しておいた上で、
守備時のラインがカメルーン戦よりも下がるようでは、得点の匂いがしてこない。
かといって、上げ過ぎれば オデムウィンギやアニチェベといった選手のスピード
に振り切られた時に 決定的なチャンスを与えてしまう。

ギリギリの所で凌いだ上で、後半にはナイジェリアが高温多湿の気候にバテてくる
であろう事を考えた「前半は我慢の戦い」となるかもしれません。
(これは 最終戦の 対オランダ戦にも言える事かもしれません・・・)

そして、アルゼンチン戦前に反町監督が言っていた「オープンプレー」だけでなく、
監督が「ともかく」と戦前におっしゃられた「セットプレー」の方の「非公開での」
精度がどこまで上げられたか、も 一つのポイントでしょうけれども。

そして、これまで出来ているようで 出来ていない事が多い
「たとえ1点取られたとしても、気持ちを切らさず」次のプレーに集中していく事。
「もしリードしたとしても」気を抜く事無く、無欲で次のプレーに集中していく事。
「グループリーグの戦い」=1試合だけで考えないこと が実戦で実践されれば
と思っております。これも「情熱と誇り」の一つなのかもしれませんが。
(これは 初戦の 対アメリカ戦にも言える事かもしれません・・・)

まぁ、頭の中で考えるだけでは 実際の試合とは全然違いますので、
なかなかそう上手くはいかない事が多いでしょうが。

全く参考にならないながらも、ちょっとした歴史的な対戦をみていくと
アテネ五輪の時のガーナ戦(1-0)、シドニー五輪の時の南アフリカ戦(2-1)、
アトランタ五輪の時のナイジェリア戦(0-2)と「必ず当たる」アフリカ勢。

ユースレベルでもA代表レベルでも「身体能力の違い」をみせつけられてしまう
のは判っているのですが、それとゲームの結果とは違うものだという事を、
試合自体で自ら証明していって欲しいものだと思います。

◇8月10日 17:00(現地時間)
       北京五輪 グループリーグ 第2戦 日本-ナイジェリア 戦 (天津)

posted by uj_lovesoccer |12:48 | テーマ設定した記事2008 | コメント(0) | トラックバック(1)
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