2007年12月16日

経験と新しさと:凡庸たるゲームの受け止め方

我那覇選手がドーピング規定に抵触したとしてJリーグから処分された件は、
スポーツ裁判所(CAS)の仲裁を受ける事となった。
この件のエントリーは、これまで 別途記事 を出しているので、推移(自分の余裕?)
をみて書いていければと思う。

こちらが本題なのだが、
CWC(○:クラブワールドカップ、×:カップウィナーズカップ=現在廃止)の
3位決定戦と決勝が本日行なわれるが、浦和がエトワール・サヘル(チュニジア)と
争う3位決定戦は、浦和自体はもちろん、アジアやJリーグの、アフリカのチームとの
現在の位置を確認する上でも興味深い。

強者アル・アハリを下したチームには、現在の北中米の雄 パチューカ(メキシコ)に
対して耐えて勝ったという点でも、勢い以外のものを感じる。チュニジアのサッカー
は以前サッカー・クリニックでも紹介されていたが、厳しい環境の中ながらも
基本に忠実で、代表強化に「チュニジアの文化を理解する事」が項目として含まれて
いるように、発想の部分にも懐の深さを感じる。

浦和はJの傾向として「異質なチーム」かもしれないが、サッカーというゲームの上で
現在のチームは、良いチームだと(ガンバサポながら)素直に思っている。
アジアを勝ち抜くに必要な資質を十二分に発揮し、そこで得た経験を元にして、
アフリカのクラブチームとの戦いという「新しい扉」の一章を、今日開く。

この試合だけで一喜一憂する事もないと思うが、より大きな世界へ向けての希望と
今後への課題を持てる戦いになってくれればと思う。
・・・みたいなことを書くと、上から目線のように思われがちだが、
最近あまりサッカーに触れたり観れたりしてないから、仕方ないのだよ。。。

ただ、今朝から最近の色々なものを読んで思う事は、特にサポーター視点からいうと
「落ち着いてきた反面、良くも悪くも誤解したままで進んでいる」
ようにも思えてしまうので(自分もか?)、ゲーム内での出来事の受け止め方の
個人的な意見を少し書いてみようと思う次第。

例えば、浦和とミランとの戦いは、スコア上では0-1の惜敗。ただ浦和の選手の
受け止め方として「まだまだやれる事がたくさんある」「もっとやらねば」と思える
戦いであっただろう事が伺えるのが、良い経験であって、次につながる新しさとなる。
局面の技術的な戦いでもそうだろうし、チーム全体としてのゲーム内での戦略的な
部分もそうだろうし。それがゲームという実際の戦いで得られた貴重なもの。

個人的な受け止め方として、それ以上に具体的でないのは問題だろうが^^;
ワイタケレ(ニュージーランド)とセパハン(イラン)、ボカ(アルゼンチン)と
エトワール・サヘルの戦いについても、スコアこそ違えど、異なる各大陸の
「異質なサッカー」同士から得られる戦いの経験と新しさとが、より具体的に得られる
事こそが、改めてCWCの大きな価値かなという思いも強くなっている。

これがあるからこそ、普段の戦いよりも得られるものが少ないかもしれない欧州も
その意義に気がついてくれる今年の大会であって欲しいものだと思っている。
「普段観れないチームにいる選手のスカウティング」だけと思わずに。

(とはいえ、昨年のこの大会で一躍名を轟かせた感のあるアレシャンドレ・パトも、
 来年1月からEU圏外選手の年齢制限から解かれて出場できるよう。チーム内での
 評判は上々のようだし、新たな驚きがもたらされる予感が大きいのは嬉しいことだ)

より具体的に「あの局面ではどうだろうか」という事が書けないのは寂しい事だがーー;
より大きなピッチ状況が見渡せるスタジアムの観衆として、そしてアングルによっては
スタジアム以上に局面の詳細を、選手の目線や表情が見れるTV画面からみる思いとして、
それが観れないからこそ言える、捉われない視点からの意見もあったりして。
経験に新しさをプラスできる戦いの場が、今日も与えられる事でサッカーが日々進化する。
そういう、凡庸たる受け止め方でいるこの頃でもある。


【追加】 12/16 12:15

第24回のSEA大会で、地元タイが優勝を飾ったようですね。 この大会で活躍した選手が
翌年2月のW杯3次予選に出場してくるとも思うので、今後少しみておきたい所。

リードル監督が率いるベトナムは 3位決定戦でシンガポールに敗れて4位。
こちらはW杯1次予選でUAEに敗れているので、しばらくは力を蓄える戦いに。

そのUAE代表は、1月8日に現在来日中のミランと親善試合を行なう事に。
ミランが年明け合宿を、温暖なドバイで行う事によるものだが、UAEのエミレーツ
航空が渡航を全面協力するそうな。う~ん、日本のスポンサーもこういった考え方で
色々と協力してくれないかなぁ・・・というのは、ちと贅沢な感も。
(クラブワールドカップの前後ってのは、ミランもボカも嫌がるかもしれんし)

・・・数珠つなぎ? のお知らせでございました。

posted by uj_lovesoccer |08:55 | ひとり言2007 | コメント(2) | トラックバック(2)
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[Football][Thailand] 本日はタイで日本と英国よりサッカー4本立て! 【タイで想う日々の日記】

まさにSuper Sunday!  14:00 クラブ世界選手権3位決定戦 浦和-エトワール・サヘル(タイ地上波11ch) 17:00 クラブ世界選手権決勝戦 ミラン-ボカ(衛星スタースポーツ) 20:30 プレミアシップ リバプール-マンU(衛星true1) 23:00 プレミアシップ アーセナル-チ

2007-12-16 13:08 | 続きを読む
レッズ意義ある3位!/FIFA CLUB WORLDCUP JAPAN 2007 【タイで想う日々】

タイ地上波11chにて観戦。 まず前半でよく追いついたと想います。後半立ち上がりからサヘルの猛攻にもレッズは自分達のペースで対処できていた。 相馬のクロスが相手のハンドを誘い、FK。そこで再びワシの頭! 2-1。もうボクの青図通りの展開…… しかし!このあと....

2007-12-16 18:53 | 続きを読む
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経験と新しさと:凡庸たるゲームの受け止め方

SEAゲームはタイ優勝ですか!?
連続8度目=8連覇ってこと?
そんなに強かったでしたっけ?^^;

最近はベトナム・シンガポール当たりが日本と
絡んでたからか(完勝とはいかず)、タイは頭になかったですね(笑)
でもランクでは1番上みたいで^^;

あっ、CWC記事でしたね(汗)
TV観戦ですが、エトワールはアフリカのチームではなく完全に欧州のチームのように見えましたね。浦和は良く闘ったし、勝ったと思います。
来年は鹿島&愛しのG大阪もACL出場ですから
どんな結果を出してくれるか楽しみですよ。

posted by DGS | 2007-12-17 18:18

経験と新しさと:凡庸たるゲームの受け止め方

DGSさん、コメントどうもありがとうございます。
タイ、そんなに強かったでしたっけ?^^; ですね。
大会の雰囲気や質、各国の取り組み方の違いにより起こりうる事でもあるので、試合の映像をよく見ておきたいとは思っています。

CWCは「観れていない」状態に近いのですが^^;(エントリーするのもおこがましい程)、浦和の結果に対しても、ニュースで伝え聞く「感動」を読んでも、皆さんの反応を見ても、収穫の多い大会だったと思います。これが欧州まで伝播してくれると、なお良いのですが。

posted by UJ | 2007-12-18 06:18

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