2007年06月19日

忘れえぬ出来事に際しての面持ち

(以下、随分前に終わった 「知ってるつもり」 から ちょい引用)

デットマール・クラマーさんの教えは、グラウンドだけに留まらず、
「サッカー選手であるということはどういうことなのか」ということを、
様々な場面で身をもって選手たちに教えていった。

「グラウンドはサッカーをやるだけの所ではない。人間として修練の場である」

「サッカーは人生の鏡である。そこには人生のあらゆるものが映る」

そして、個人的に感動した言葉が・・・これ。「1・2・3」

「勝者には友が集まってくる。しかし本当に友が必要なのは敗れた時であり、
 敗れた者である。」 

として、東京五輪(この世に形なき頃・・・)の対アルゼンチン戦で 
日本が逆転で(キャプテンも1ゴール1アシストの活躍)勝った時に、
アルゼンチンのロッカールームに行ったと聞く。

同じように、オシムさんも(出典:「オシムが語る」(木村元彦さん著:集英社))
シュトルム・グラーツ時代に、チャンピオンズリーグで(以前監督を務めた)
パナシナイコスとのアウェー戦で、初の勝ち星を挙げた時。

勝った事に舞い上がった、オーストリア放送協会(ORF)のリポーターが
「大変素晴らしい夜になりました。ご感想は?」 と聞いたとき。

オシムさんは実に悲しげなまなざしで、こう答えた。「1・2・3」

「喜べるわけがない。どうして喜んでいられる?
 相手の事も考えてみてほしい。パナシナイコスだって、うちに劣らず
 勝ちたかったはずだ。今回、うちに負けたことで、向こうはチームも
 監督も大きな問題を抱え込んだ。」

「そう、うちは勝った。でも、
 今は、向こうのチームの問題のほうが気がかりだ。
  苦しい立場に立たされたわけだから」

ORFのリポーターは、言葉を失ったという。

1年前、クラマーさんやオシムさんに近かったのは、アドリアーノだろうか。

そして、応援していた人たちは、日本代表に対して、こんな気持ちでなく
勝手に過大な期待を押し付けて、勝手に失望する人が多くなかったか。
それが悪いとは、まったく思わないけれども。

昨年の出来事は、人の人生を映し出したのだ、という事は忘れない。
なんせ、このブログの原点でもある。

感情的に煽るつもりも毛頭ないし「変なヤツもいるもんだ」と思われても
なんら不思議はないのだが、ただただ、そういう事実は忘れられない。

忘れえぬ出来事に際しての面持ちは。

まぁ、現実を受け入れて 今後やるだけです。1年前にそうすべきだったように。


(おまけ その1)
行ければ良かったのに・・・という思い。後悔しないようやること、大事だなぁ。

【JFA プリンスリーグU-18関西 2007 第6節】

ヴィッセル神戸 0-5 ガンバ大阪ビッグレイクC
 【得点者】 大塚3、池、宇佐美 (いずれもガンバ大阪)

天然芝の上でやれたのかぁ・・・たまにはいいよなぁ、そういうの。

悔しさをきちんとぶつけた人(これ、韓国遠征に行けなかった大塚くん)と、
そうでない人(これ、ビッグレイクに行けなかったワタシ)との違いは、
万博のスタンドで、トップチームの試合を見ている時の距離以上に大きい・・・

池選手(164cm)も1ゴール1アシスト、安田選手(165cm)も2アシストと
ミニミニコンビも活躍。そして、宇佐美も1ゴール1アシスト。
いぶきの森での、全日本ユース関西予選の雪辱(1-3で敗れる)を
果たして、「苦手」になりつつあった神戸への借りを返したね、今回は。
#あぁ、行ければ良かったのに・・・

(おまけ その2)
セレッソ大阪も、デカシの一発で、改修工事中の長居で モンテディオ山形に
1-0で勝った ようだし。
14日(木)の京都産業大学との試合 〔南津守G〕で5-3だったから
ちょっとヒヤヒヤしてたのですが。
#あぁ、行ければ良かったのに・・・

posted by uj_lovesoccer |23:05 | ひとり言2007 | コメント(4) | トラックバック(0)
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Re:忘れえぬ出来事に際しての面持ち

いつも遅くてスイマセン・・・
ドルトムントで彼がピッチに別れを告げてもう一年になりますね。早いのか?遅いのか?確実なのは、僕があまりにも成長しないことと、時間は誰にも等しく流れている・・・ということでしょうか?
あの試合の記憶と言えば、ケーヒルのシュートの行方を見ることの出来なかった僕が、意地でも目を逸らすまい!!と決意していて成し遂げたことと、寝転がった彼が、一人だったということでしょうか?
アドリアーノが話しかけたことで、彼はほんの少し救われたでしょうか?彼の意志は誰かに受け継がれているでしょうか?僕は、それを期待しているのですが・・・
 
僕は失望というよりも、絶望した一人・・・
「こんなはずはない!!」と何度言ったことでしょうか?
それでもいつかの勝利を願っているのもまた事実。生半可な祈りではないことを、彼らに勝手に押し付けつつ(苦笑)、日本サッカーの底として、真の意味での底上げの一部分になりたいと思います。

それと以前の中澤の話・・・上条さんを何故か?彼の高校時代の恩師と勘違いしてました。ドイツ一美味しい料理屋の主人だと、ようやく思い出したようです。失礼しました!!

posted by モ-リー | 2007-06-21 23:51

>モーリーさん

コメントいつも有難うございます。遅い早いはご都合もあるでしょうし、気になさらないで下さい。問題ないですからw
成長の度合は、毎日見ている自分よりも、たまに見る他人の方が正確に判断して下さるケースが多いのだと思います。ただ「学んだ」と思う満足感よりも「まだ足りない」という向上心の方が、モチベーションとしては上がると思います^^;
それとは別に、本当に日本人は「学んだ」のかについては疑問を持つ事もありますけども・・・それも個人的にはエントリーする上でのモチベーションであったりするので・・・

勝利を願ってやまないのは健全ですから、適度に表現されるのであれば、あまりご心配されない方が^^ ・・・底上げは難しいですね。日本人は「学んだか」と共通する所がありますが、勘違いないようによく見て、その上で発言していこうとは思っています。
高校時代の恩師の上条さんの話、知らなかったので勉強になりました。有難うございます。私があまりにも書かなさ過ぎたので、原因は私にあります。

posted by UJ | 2007-06-22 05:57

Re:忘れえぬ出来事に際しての面持ち

スイマセン。いまだに中澤の恩師の名前が思い出せません。僕も書かなさすぎたようです・・・・

posted by モ-リー | 2007-06-23 20:10

>モーリー さん

いえいえ。うろ覚えの多い私もきちんと覚えてない事が多いので。

三郷工業技術高時代の恩師は、村田義昭さん(現在 春日部東高校)という方のようです。この方あっての中澤選手ですし、だからこそ中澤選手は「教師になりたい」と思ってたり、NAKAZAWA SC の活動があるのだと思っています。(^^)

http://www.asahi.com/sports/wc2006/TKY200508150271.html
http://www.bomber22.com/nakazawasc/index.html#school

posted by UJ | 2007-06-24 07:29

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