2007年02月25日
砂場のサッカー場を:結果は一過性
いい環境は、日本では幸いなことに、他国と比較すれば形成されやすい。 ただし、作るのも人なら、それをどう使うかも人。 スポーツナビ+という、非常に良い環境(ヨイショっと)のブログが 作られても、それを活用するブロガー・コメンターの姿勢もまた、 一過性の結果に左右されることなく、あって欲しいと思うこの頃。 JFAが(財団法人という性格上もあるが)投資して、芝生のサッカー場を 日本中に、という話をしている中、タイトルのような話をするのもどうか? とは思うのだが・・・確かに必要だし(笑)
責任逃れで言うのではないが、タイトルは、私の発言ではない。 ガンバ大阪 の、育成・普及部 部長の、上野山さん の言葉。 (以下、G大阪・オフィシャル・イヤーブックからの、一部引用)
「ブラジルに視察に行ったのですが、ブラジルでは砂浜でビーチサッカーを
している。そうすると下が砂場だから こけても痛くないし、
アクロバティックなプレーも出来る」
「砂場でのサッカーは体力的にも非常にキツイですし、アイデアも
養われて、育成期に必要なものを与えられる」
イヤーブックを読んでいると、色々と面白い視点がある。 よく知られているように、ガンバ大阪 の下部組織、育成チームの源流を辿れば 釜本FCがその基礎となっている。 #釜本さんの説明? すべきことなのかなぁ・・・ 必要な方は調べてちょ。 発足当時には、ユースチームの監督で、上で紹介した 上野山信行 さんは、 かねてから「いい選手、いい環境、いい指導者」が 育成の成功の要因 だと 語られている。そして「世界を目指せ」という姿勢も 一貫しており、 「止める、蹴る」という基本技術の習得の徹底 と、選手の自主性 を尊重される。 もちろん、他のクラブのそれを読んでも、同じ感想を持つだろうし、 他のクラブには、そのクラブなりの別の良さがある事も、当然だろう。 育成機関の重要性は、どのクラブも痛感し認識されて取り組まれている筈。 昨日のゼロックス杯で、19歳の安田選手が出場したから書いている感も 否定しないが、G大阪の今期のトップ登録30人中、ユース出身は約半数。 (高卒・大卒を除く) この比率が良い悪いではなく、クラブの地域性によるものもあるだろう。 浦和も、純粋なユース出身は7名おり、個人的には首都圏のチームで 現在のチーム事情を考えれば、それなりの数ではないかと思う。 話は少し変わるが、フィジカルの事を書いていると、 その体得に必要な時期(年齢)を間違えない事 の重要性を痛感する。 技術やアイデアの年間発達量の多さというのは、12歳までにピークを迎え その後、減少傾向にあるという指摘もある。 (吸収する量が多い、という事で、歳を取ったらなくなるという事では ないので、誤解なきよう。もちろん、個人差もあるし) レアルとバルサが、11歳のアルゼンチンの少年、ラウレアーノ・ルドゥエナ君 (75試合の公式試合で160ゴール)の獲得を争うのではないかとの話も聞く。 遡れば、イニエスタやメッシらも辿った道、育成年代での技術の習得というのは 12歳のピークまでに多く得られるという認識は、既存のものとなっている。 ・・・で、少し脱線気味なので、上野山さんの話に返ると(笑) 「結果は一過性のもの」 という発言がある。 ただ、同時に 「1番になるのも素晴らしいこと」 とある。 育成段階ならではのものかもしれないが、長い目でみたときの評価としては、 長期的な目標設定に対してどうか? という観点からは、 目の前の結果だけにこだわるのも、確かにどうかと思う。 しかし、目の前の勝ちにこだわる姿勢も、忘れてはならないものでもある。 なんだか、相反する事を言う詭弁のように思われるかもしれないが、 「ポジティブな未来を見ている」 という観点は同じなのだと思う。 そして、その為にも、残った結果をきちんと受け止め、 ないがしろにしないという事も。 「どちらも抜けてはいけないのだ」ということだろうか。 以前より書いている 「ナイーブ」 とは、決して外国ではホメ言葉ではない。 「そのどちらかが抜けている」バランスの悪さの指摘だと考えている。 どちらも考えていると思っていても、現れる結果は正直だ。 そして、現れる結果しか、共有される結果としては残らない。 #・・・な~んのこっちゃ・・・アホ? はい、そうです(爆) #以前より、数限りなく、自己申告済。 砂場のサッカー場は、ポジティブな未来を見据えたものであろう。 そして、一過性の結果の捉え方も、捉える人間次第なのだから、 その人間の、ポジティブな未来を決めるものであろう、と思う次第である。
posted by uj_lovesoccer |11:24 |
ひとり言2007 |
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Re:砂場のサッカー場を:結果は一過性
>「結果は一過性のもの」 という発言がある。
ただ、同時に 「1番になるのも素晴らしいこと」 とある。
これはいつの時でもバランスが難しく、というよりバランスなんてものが存在するのかどうか?
これにかんして個々の裁量や国のサッカー文化によってかわるので「正解はない」とされる指導者の方が多いように感じます。
(あくまで雑誌やネット調べですけど・・)
イタリアの大半のクラブでは日本で言う中学1年の年代からかなり戦術を教え込むと聞きました。
テクニックがあってもその時点である程度の戦術理解度がないと駄目だという考えなんだとか。
日本の指導者の方たちが現地に行ってその練習の様子を見たときに怪訝な顔をしたそうですが、何となくわかる気がします。
究極は海外のモノマネじゃなく、日本人が思うバランスでいいんじゃないの?ということで・・・それじゃ意見になってないだろと言われればその通りです(笑)
ほんとこれといった正解が思いつかないんですよね。
posted by オス2歳 | 2007-02-25 16:09
Re:砂場のサッカー場を:結果は一過性
オス2歳さん、コメントどうも有難うございます。
変な記事で失礼してます(汗)。
ご指摘の点、0-100、100-0の考えに見えるようでは困る(現れる現実として)、というつもりで書いたのですが、本文記事が上手く書けてませんでしたね。確かに正解はないと思います。
上手く説明できないかもしれませんが、コメント頂いた技術と戦術理解度の話ですと、
・若い内から技術が全然なくて戦術理解度だけあると、選手ではなく単なるサッカーマニアだろうし、
・逆に技術があっても戦術を全く理解しないような頑固な性格だと、上のカテゴリで壁に当たり成長できないでしょう。
という類のつもりなのです。
「そんなヤツおらんで~」(by大木こだま)と思われるかもしれませんが(笑)
posted by UJ | 2007-02-25 17:07
Re:砂場のサッカー場を:結果は一過性
>0-100、100-0の考えに見えるようでは困る(現れる現実として)、というつもりで書いたのですが、本文記事が上手く書けてませんでしたね。
分かっていながら考えが纏まる前に書き込んでしまいました。すいません。
いや、ほんと自分でも的外れなこと書き込んでいるなと恥ずかしいです(汗)
意見じゃないですし。受け売りっぽい(実際雑誌からの情報です)
>逆に技術があっても戦術を全く理解しないような頑固な性格だと、上のカテゴリで壁に当たり成長できないでしょう。
まったくその通りですよね。
上のカテゴリーまで行ってもその点で壁にぶつかっている有名人がちらほら。
自主性を重んじた指導を受けた選手が、ユースでは通じた事が20歳越えると急激に伸び悩む例が南米ではたくさんあるように思います。
もちろん南米では活躍出来ているのだからそれはそれで良いのですけど、最近のブラジルを見ていると、欧州仕様に形を変えてきているような気がするんですよね。
posted by オス2歳 | 2007-02-26 03:50
Re:砂場のサッカー場を:結果は一過性
オス2歳さん、コメントどうもありがとう。
全然恥かしいなんてないですから大丈夫ですよ。このブログの記事の方がよく恥かしい事が多いですから(汗)
戦術理解度もそうだし、性格的な面もそうだし、本当に包容力というかいろんな事を理解できて、自分の力と出来る選手というのは息も長いし、どこへ行っても活躍・成長できるのかなぁと。
ガンバの上野山さんの功績というのは、ガンバにとって非常に大きいし、釜本さんもトップチームの監督としては?とは思いますが、選手時代の実績とその思想・哲学的な所には尊敬の念があります。そういう方々の精神がJ発足前から脈々と流れるガンバの育成機関は誇れるものだと思っています。(本当はそこにフォーカスして書かないといけないですね・・・)。
posted by UJ | 2007-02-26 07:05
Re:砂場のサッカー場を:結果は一過性
>「結果は一過性のもの」
この言葉は、私には
「ひとつひとつの結果を次の継続の礎にする工夫を怠ってはならない」
という意味に受け取っていました。
「素晴らしいこと」を「素晴らしかった」で完結させてはいけないのだ・・というような。
行間の読み方というのは、難しいですね。
posted by Tadahide | 2007-03-24 01:42
Re:砂場のサッカー場を:結果は一過性
Tadahideさん、コメント有難うございます。
私は行間が読めなくて、人の気持ちに気付けないことがありましたので、記事を書くより何より、そちらの方が問題かなぁと反省しているこの頃・・・
posted by UJ | 2007-04-12 00:03


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