2009年12月30日
元世界ストロー&Lフライ級王者の甥・井岡一翔が昨日行われたノンタイトル10回戦で世界12位の国重隆に3-0 の判定勝ちを収め、4戦目となる
次戦での世界挑戦を目指す方針を固めたようだ。
ただ個人的には井岡一翔の好素材は認めるものの、最低でも
10戦はキャリアを積んでからでも遅くはないと考えるので拙速だと
思う。
プロ入り最短キャリアで世界を取ったといえばタイのセンサクが3戦目、ウイラポンが5戦目という記録があるが いずれもムエタイで かなりのキャリアを積んでの転向だ。
国内では辰吉丈一郎と名城信男の8戦目が最短キャリアでの世界奪取だが、特に辰吉の場合は8戦目で世界を取ったものの網膜裂孔と網膜はく離を患い2度防衛したのみだった。
特にキャリアの差を痛感させられたのがSフライ級に上げてのダニエル・サラゴサ戦。
辰吉自身プロ入り初のサウスポーとの対戦だったが、周囲は ‘高齢のサラゴサ’という事で心配してなかったし辰吉もサウスポーとはスパーリングで対戦しているから・・・・という事で楽観論が蔓延っていた。
ところがサラゴサは単なるサウスポーではなく変則サウスポーだったのでアジャストできずに2試合とも完敗している。
そういえばプロ入り初黒星を喫したビクトル・ラバナレスも変則スタイルで国内はおろか東洋圏にもいないタイプだったのだ。
井岡陣営は井岡一翔に求めるものは何であろうか?
最短記録を作れれば それでOKなのか?
ハッキリ言って世界王者は防衛して初めて本物といえる。
仮に4戦目で首尾よくタイトルを奪取できても初防衛戦で負ければ ‘やはりキャリア不足’と言われるのは目に見えている。
それよりも辰吉が6戦目で戦ったアブラハム・トーレスのような中南米の強豪とグローブを合わせて しっかりとキャリアを積んで どんな相手でも勝てるという自信を持って欲しいのだ。
バンタム級で10回の防衛に成功している長谷川穂積は20戦目で、メキシコで強豪のジョニー・ゴンサレスを逆転KOしたSバンタムの西岡利晃の初挑戦は24戦目。
元WBCフライ級王者の内藤大助も初挑戦は22戦目なのだから、長く
王座を守りたければ焦らず しっかりと強豪相手にキャリアを積んでから挑戦すればいい。
マスコミも‘最短キャリア王座奪取記録’などと煽り立てずに世界の常識を基準に見守らないと単なる御用メディアになってしまうのでは
ないか!
せっかくの好素材を一時的な栄誉のために潰す愚を繰り返しては
ならないと思うのだ。
posted by ue-kj |23:48 |
ボクシング |
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2009年12月29日
昨日行われたスピードスケートのバンクーバー五輪代表選考会の
男子500mで長野五輪の男子500m金メダリストだった清水宏保が7位に終わり、バンクーバー五輪の代表が絶望的になり5大会連続の五輪出場を逃し引退を決意したという。
残念な話ではあるが35歳まで よく頑張ったと思うし、お疲れ様
でしたと言いたい。
清水宏保といえば何といっても98年の長野五輪の男子 500mで日本人初の金メダルを獲得しただけでなく、1000mでも銅メダルを獲得したのだ。
連覇を目指して臨んだソルトレイクシティ五輪では腰を痛めながら金を獲得したケーシー・フィッツランドルフと僅か0,03差の銀メダルを獲得している。
長身選手に有利と言われるスプリント種目で162cmと小柄だけでなく気管支喘息という持病まで抱えながらの活躍は見事としか言いようがないし、世界記録を4度も更新しているのは金メダルを取る以上に凄い事だと思う。
更に通常なら金メダルを取ると燃え尽き症候群になるのではなく、スピードスケートでは初のプロとして活動を始めている。
これは五輪シーズン1年の活動費用が約1億かかるので、企業の社員だと会社の景気に左右されて活動に集中できないのに対する対策だった。
プロというだけで‘カネの亡者’呼ばわりする連中が蔓延る日本の
スポーツ界 及びスポーツマスコミだけに、清水のような選手の口からプロ化の必要性が語られたのは初めてだ。
五輪でメダルを取るには不可欠な活動環境を確保する必要を世間に
知らしめ、自らの成績だけでなく日本のスピードスケート界のために
一石を投じたというのも世界記録保持者や金メダリストと同じく特筆すべきだろう。
posted by ue-kj |23:19 |
オリンピック競技 |
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2009年12月28日
昨日行われたラグビー大学選手権の2回戦で3連覇を狙った早稲田は対抗戦で辛勝していた帝京大に20-31で敗れて今回も3連覇は
ならなかった。
我が家ではスカパーに加入してないので大学ラグビーを見られるのは11月23日の早慶戦からだが、今年の早稲田を見ていると‘3連覇は厳しいか・・・・’とは思っていたもののライバルと目されていたチームもパッとしなかったので、仮に早稲田が 3連覇したら大学ラグビーのレベルが下がっているという事になるのではとも考えていた。
01年に早稲田史上初のフルタイム監督として就任した清宮克幸監督が率い始めてからは、早稲田のライバルは関東学院のみという状況が00年代に入って06年度まで続いていた。
ところが07年度に早稲田の3連覇を阻み連覇を狙った関東学院が部内不祥事で出場辞退したためライバル不在となった早稲田が慶應に圧勝して優勝すると、昨年は対抗戦で帝京大と明治にも敗れて2敗しながら大学選手権では初戦で関東学院、Sファイナルでリーグ戦優勝の東海大、そしてファイナルでは帝京大に雪辱して連覇を果たしたのだった。
そして迎えた今シーズン。
早稲田ウオッチャーの方のブログによると‘今年の早稲田は厳しい’的な記事が載っていたが、昨年のファイナルで対戦した帝京大戦は双方ノートライで6-3と競り勝った。
しかし早慶戦では中心選手のケガ人が出たり狙うべきところで PGを狙わずに辛うじて引き分けに持ち込んだが、トライ数の差で不利に
なっていた。
それが早明戦の前日に慶應が帝京大に敗れたため早明戦で逆転勝ちした早稲田が対抗戦グループで優勝となった。
ただし悪い事に早明戦でも故障者が出てベストメンバーを組めないまま選手権に臨む事になったのだが、ドローを見て思ったのが帝京大-関東学院の勝者と対戦する2回戦がヤマ場になるという事。
Sファイナルで対戦が予想される明治は開幕当初の勢いがなく、 FW戦でも早稲田から押し込まれていた。
ファイナルで対戦が予想される慶應は ここ一番で勝ちきれないし、リーグ戦優勝チームの東海大には早稲田が昨年のSファイナルで勝っていたから波乱が最も起こりやすいのが帝京大が上がってくる可能性が高い2回戦だと思っていた。
もともと帝京大は自力があるし昨年はファイナルに進出しているので自信をつけている。
更に対抗戦の後半になって明治を圧倒し慶應にも勝っているだけでなく、選手権の初戦で関東学院相手に終了間際のトライで追い付いて引き分けに持ち込みトライ数の差で勝ち残っていたのでツキもあり早稲田はヤバいのでは?と感じたのだった。
そして実際に前半は辛うじて早稲田が1点差で折り返し後半に入って20-12とリードを広げたものの、3トライで逆転されたのだった。
これで早稲田は3連覇挑戦が5度目だが今回も失敗。
平尾誠二や大八木淳史らが いた同志社が唯一の3連覇を果たしているが、3連覇目のファイナルでは慶應の逆転トライと思われたのがミスジャッジとも思えるスローフォワードに救われているから本当に 3連覇は難しいというのが分かる。
posted by ue-kj |23:10 |
ラグビー |
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2009年12月27日
今日行われた全日本フィギュアスケート女子シングルで浅田真央が優勝し、2位に鈴木明子、3位が中野友加里となったがGPファイナルで 2位に入った安藤美姫が既に代表を決めていたため安藤・浅田・鈴木の 3人が女子シングルの代表に決まった。
男子は前日優勝した高橋大輔と2位の織田信成・3位の小塚崇彦が順当に決まり、バンクーバーでのメダル獲得を目指す事になる。
男子は前回は出場枠が1だったのに対し今回は最大の3。
トリノに続く連続出場で前回は8位だった高橋大輔の表現力と織田のナチュラルジャンプに小塚の見事なスケーティングが 世界相手にどこまで通用するか?
3人のうち誰かが表彰台に上れば、それだけで五輪史上初の男子シングルのメダルになるので誰が歴史に名前を残すか楽しみだ。
女子はエースの浅田真央が今シーズンの前半から何とか間に合ったという感じだ。
安藤もジャンプだけでなく表現力に磨きをかけているし、今シーズン勢いに乗って出てきた鈴木も摂食障害から来る地獄を乗り越えての代表だけに精神面にも期待したい。
不運だったのが中野友加里。
昨年までは浅田・安藤に継ぐ3番手に位置しながら今シーズン不調に陥り、今回の全日本選手権で代表を決めた鈴木とは0,17差での3位だっただけに何とも惜しまれる。
この3人の誰が表彰台に上ってもおかしくないので巷では‘表彰台独占’などという景気のいい話が明日以降出てくるだろうが、五輪は何が起こるか分からない。
大本命の金妍児だけがライバルではないし絶対でもない。
4年前の今頃 荒川静香が絶対に金を取ると予想する者が どれだけいただろうか?
そんなワケで五輪開幕までの47日間、あらゆる予想を立てられる幸せな期間が始まる。
posted by ue-kj |23:51 |
オリンピック競技 |
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2009年12月26日
最近 年末から年始にかけて行われる高校ラグビー大会のTV中継がファイナルしかないので、ほとんど見られない。
高校ラグビーを見始めた70年代後半は住友グループの提供でTBSが 毎年12月28日の初日から(現在では27日)OAしていた。
28日までが1回戦、30日が2回戦、元日が3回戦で23:30ぐらいから
ダイジェスト中心の録画中継。3日のQファイナルは15:00からダイ
ジェスト録画中継。そして5日のSファイナル、7日のファイナルは
生中継というのがいつものパターンだった。
最近は地元の東福岡が強いので30日が初戦というケースがほとんどだったが、 数年前から住友グループのスポンサー降板という事情からか生中継する5日以降しか放送が見られなくなり、05年度からは遂にファイナルのみしか見られない状態になってしまった。
確かに昨今のラグビー人気はイマイチで視聴率的にも苦しいのは
分る。
しかしかつてラグビー以上に低迷していたサッカーはNTVが毎年
OAしていたではないか!
高校スポーツはサッカーがNTV、ラグビーがTBS、バレーがフジで
柔道がTV朝日という全国大会の放送の住み分けができていた。
これらの民放は視聴率が取れようが取れまいがしっかりと放送して競技のバックアップをしてくれていた。
ラグビー好きの故・山城新伍は以前
「TBSと住友グループは偉いよ、視聴率的に厳しい高校ラグビーを
しっかり毎年やってくれてるから」とコメントした事もあったのだ。
名作ドラマ‘スクールウォーズ’の元ネタになった80年度ファイナルの伏見工vs大阪工大や、松任谷由実が‘ノーサイド’を作るもとになった83年ファイナルの天理vs大分舞鶴など名勝負が多いのだが、昨今特に放送するTV局のスポーツ中継の評判がよくない。
恐らく‘国際試合に勝てない競技で視聴率も取れないから’という
考えからの措置だろうがNHKではケアできない高校スポーツの普及の担い手というプライドを忘れたのかと思うほどこのTV局の姿勢は露骨だ。
一応スカパーでは全試合生中継で見られるようだが、一般の視聴者にアピールできるのは地上波でないと厳しい。
ラグビー協会も手をこまねいてないで積極的にTV東京系でもいいから働きかけないとW杯が開催される追い風すら消えかねない。
posted by ue-kj |22:46 |
ラグビー |
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2009年12月25日
今から20年前の現地時間89年12月25日に‘ケンカ屋’ と呼ばれた
元NYヤンキース監督のビリー・マーチンが 乗っていたトラックが
アイスバーンで横転する事故で 亡くなった。
享年61歳と早過ぎる死である。
私にとってビリー・マーチンといえば77年・78年にNY ヤンキースが
Wシリーズ連覇を果たした時の監督という イメージが強い。
75年にNYヤンキースの監督に就任し76年にWシリーズで ‘ビッグ・
レッドマシーン’と呼ばれたシンシナティに4 連敗して敗れたものの、
77年にLAドジャースに4勝2敗で 勝ちシリーズを制覇。
特に優勝を決めたG6でのオークランドから移籍したレジ ー・ジャクソンの3打席連続HRは圧巻だった。
破壊力満点の一発攻勢と機動力をミックスした攻撃的な スタイルが特徴で、ワガママと言われたレジー・ジャクソン らを上手くコントロールしていたのだろうと思っていたら・・・・
何とマーチン監督とジャクソンは犬猿の仲でケンカは日常茶飯事
だったらしいし、超ワンマンオーナーといわれたジョー ・スタインブレーナーオーナーとも しょっちゅうケンカして 実に5回解雇され4回監督に復帰している。
ちなみにマーチン監督の部屋に
1:ボスは常に正しい
2:ボスが間違っていると思ったら1を見よ
というスローガンが貼られていたらしい。
このスローガンはスタインブレーナー・オーナーの部屋にも 貼って
いたらしいので、これでは両者が犬猿の仲だったとしても 当然だろう。
とはいえスタインブレーナーはマーチンの訃報を聞いて‘家族の
1人を失ったようだ’と悲しんだらしい。
やはりケンカするほど仲がいいという事だろうか。
個性派の選手達とケンカを繰り返しながらも、チームをしっかり
コントロールしていた名監督である。
当時の主将だったサーマン・マンソンがオールスター休みを利用して 自家用機で自宅に帰ろうとしたときに木に接触する墜落事故で亡く
なった一報を河釣りの最中に報道陣から聞いたマーチン監督は
‘お前達の言う事は信じない、マンソン自身が私に報告に来るまで
待つ。
それがヤンキースだ’と釣竿を持つ手を震わせながら応えたという。
マーチン監督とは殴り合い寸前の口論をした事もあるマンソンだが、
ここまで素晴らしい信頼関係を構築していたわけだ。
現役時代から付けていた背番号1が永久欠番に指定されていたのも 頷ける。
posted by ue-kj |23:55 |
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2009年12月23日
先日ホークスファンの友人と話をしたのだが、この友人は某サイトのホークス辛口掲示板に建設的な批判を投稿していたところ 感情的な反論が後を絶たなかったらしい。
これが応援掲示板なら励ましの投稿だけでいいのだろうが辛口掲示板だから しっかりした理論で反論するならまだしも、全て感情的な反論だからどうしようもないという事らしい。
いい例が松中信彦に ついて。
松中は04年に三冠王まで取った大打者だが、06年以降ケガに泣かされ毎年シーズン終盤に失速し それと歩調を合わせるかのようにホークスもペースダウンしている。
今年など9月から膝の状態が悪くなり、まともに走れなくなったにも拘わらずDHで試合に出場し続けた。
‘こんな状況でCSまで もつのだろうか’と危惧された通り、9月下旬以降打てなくなり 肝心のCSではスタメン出場すらできなくなった。
結局9月上旬からの強行出場が裏目に出たとしか言いようがないのだが、これについてスポーツ新聞などのメディアの批判はない。
‘何よりも大事なのはCSなのだから、しっかり休養を取ってCSで活躍するためにコンディションを整えるべきだったのに’と友人が掲示板に書き込んだらしいし、私も同じ思いだった。
ところが掲示板では‘膝のケガをおして出場している松中を批判するのは本当のホークスファンではない’などという反論が多かったらしい。
確かに努力は必要だがプロに求められるのは いかに試合で活躍
するかであって、いかに練習したかではない。
結果が全ての世界である。
にも拘わらず日本では結果が出なくても猛練習していれば
‘あれだけ努力をしているのだから、批判するのはかわいそう’などという意見が幅を利かせている。
個人的に ここ数年の松中はケガで体調が万全ではないにも拘わらず若い頃と同じような猛練習を続けている結果オーバーワークになって疲れが溜まり調子を崩しているようにしか見えない。
ところが メディアでは‘20代の頃と同じ練習量をこなせる’と賞賛しても‘30代後半にさしかかるのだからオーバーワークに気をつけないと’ という論調は殆ど見た事がないのだ。
批判なきところに進歩なしとは言うように、もう少し多様な意見が出てもいいと思うのだが・・・・・
posted by ue-kj |23:17 |
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2009年12月21日
昨日終わったトヨタ・世界クラブ選手権はバルセロナの初優勝で幕を閉じたが、面白かったのがサッカーライター・宇都宮徹壱氏のアブダビ日誌2009というコラム。
連日読んでアブダビの様子が分かって面白かったのだが、観客動員数は日本で行われていた昨年までより少ないにも拘わらずFIFAのトップの評価は高いそうだ。
最も大きいのが時差。
特に日本で開催するより時差が あまりないので特にスケジュールが建て込むバルセロナをはじめとしたヨーロッパの選手達には楽だし、
ヨーロッパの視聴者にも現地時間で20:00キックオフはヨーロッパでは17:00だから好評らしい。
考えてみると昨年の北京五輪では放送権料を最も払うアメリカに配慮して競泳や体操などはアメリカのゴールデンタイムにあたる午前中行われる事になった。
反対にサッカーのW杯がアメリカ大陸で行われる時はヨーロッパの
ゴールデンタイムに合わせるため、酷暑の中でも昼間にキックオフされるのだ。
そういえば冬のオリンピックでもスキー競技は基本的に午前中から昼にかけて行われていたが、トリノの頃からジャンプやモーグルにアルペンのスラロームまで夕方の視聴率が稼げる時間帯に行われている。
つまり現在のスポーツビジネスでは観客動員数よりTVの視聴率の方が重要視される傾向が強いという事だろう。
posted by ue-kj |20:51 |
サッカー |
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2009年12月20日
今日未明UAEのアブダビで行われたトヨタ・クラブW杯のファイナルでバルセロナが延長の末エストゥディアンテスに2-1で勝ち、3度目の
出場で悲願の初優勝を飾った。
試合前の予想では圧倒的にバルセロナ有利ではあったが理想の
サッカーに拘るあまり、南米のしたたかな試合運びに屈するケースが見られるし中盤を仕切るイニエスタが不在という状況だからので予断は許さないため互角だと思っていた。
実際に試合が始まるとバルセロナがボールを保持して攻めるものの肝心な部分ではシュートが打てず、点が入る雰囲気ではなく前半の
バルセロナのシュートは1本という状況。
そんな中でエストゥディアンテスは37分に左サイドから上げたクロスにボセッリがヘッドで合わせて先制する。
一瞬のチャンスを逃さずに点を取るしたたかさは さすがに南米の
チームだ。
後半に入るとバルセロナがパワープレーも織り交ぜて一方的に攻めまくるが点が入る雰囲気ではなく、エストゥディアンテスは 1本もシュートを放たずに踏ん張る展開が続く。
そして89分にペドロがヘッドで合わせて遂にバルセロナが追い付くと、延長後半5分にメッシが胸で押し込むゴールで挙げた1点が決勝点になった。
エストゥディアンテスも終了間際にベロンのFKがバルセロナのゴールを襲うが外れて2-1でバルセロナが逆転勝ち、3度目の挑戦で初めての優勝を飾ったのだった。
今年もヨーロッパ勢の攻勢を南米勢が したたかに守りながら、いかに乾坤一擲のカウンターで点を取って勝つというリアリズムの試合と
なった。
いつもリーガで見慣れているバルセロナのスペクタクルなサッカーもいいが、こういう試合こそサッカーの醍醐味が詰まっているというべきだろう。
寒い中 夜中まで起きて見ていたかいがあった好試合だった。
posted by ue-kj |23:33 |
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2009年12月19日
昨日5試合連続KO勝ちで10度目の防衛に成功したWBCバンタム級王者・長谷川穂積が、これを区切りにして上の階級での2階級制覇を目指すという報道が多い。
個人的に最近の長谷川が10㌔以上の減量を試合の度に強いられているので、選手寿命を考えると階級アップには大賛成だ。
日本ではキツイ減量をする事で飢餓感が増し、神経が研ぎ澄まされるなどという理由で過酷な減量に対する肯定的な意見の方が多かった。
しかし過酷な減量は間違いなく選手生命を縮める。
沢木耕太郎の著書「王の闇」の中で輪島功一がエディ・ガソ相手に最後の世界戦で惨敗した後に
‘70㌔までは順調だったけど、それを切ってから地獄が待っていた’
というコメントがあった。
また
‘30代になると若い頃に比べて新陳代謝が鈍くなるので30分動いたら燃えていた脂肪が1時間近く動かないと燃えてくれなくなる。
とはいえ それだけ動いていたらオーバーワークが怖いので、食べずに減量する事になる。’という記述もある。
長谷川も29歳になっているので輪島と同じように体重が落ちにくく
なっているのは当然だし、筋肉も発達しているので減量が きつくなるのは仕方がない。
今回のペレス戦でもKOは したものの、最大の武器だったスピードに衰えが見えている気がする。
これも過酷な減量が影響しているのでないかと思うのだ。
西岡利晃がSバンタムに上げて成功したように最近は上の階級に無理せずに上げて成功する例が多い。
減量の影響という足枷なしで戦う長谷川が どこまで強くなるのかというのも見たいし、それがラスベガスなどでのビッグマッチへの近道だと思うのだ。
そしてラスベガスなど海外でのビッグマッチで活躍する事が、噛ませ犬相手のKOショーをやるよりも日本のボクシングがメジャーになるものと思っている。
posted by ue-kj |23:12 |
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2009年12月18日
今日 神戸ワールド記念ホールで行われたWBCバンタム級タイトル
マッチで長谷川穂積が挑戦者の9位:アルバロ・ペレスを4RTKOで下して10度目の防衛に成功した。
以前 記したように当初は前WBAフライ級王者のエリック・モレルとの防衛戦が予定されていたが、モレルの犯罪歴で来日不可能のなる可能性があったため急遽ペレスに変更された経緯がある。
タフで荒々しいスタイルでパンチもあるペレスは意外な強敵で、
10㌔を越える減量苦からスタミナに不安があり目を切りやすい長谷川にとっは嫌なタイプの挑戦者だった。
TV中継は19:56からだがセレモニー無しで いきなり始まったので‘これは判定まで行ったか?’と思っていた。
開始早々にワイルドな左を振って突進してきたペレスの奇襲をかわしていたものの意外に手ごわそうだった。
それでも途中で左ストレートをヒットしてグラつかせるなど優勢に
試合を進める。
2R、3Rともスリリングな打ち合いになり的確にパンチをボディや顔面にヒットさせていったがペレスの左も長谷川の顔面にヒットするし、時折繰り出される大振りの左フックがタイミングをずらして飛んでくるので‘当たったらヤバイ’ と感じさせる。
そうして迎えた4Rにペレスが目をカットした直後に打ち合いになり、左ストレートでグラつかせた後に左ストレートが当りペレスが前のめりにダウン。
カウント途中でレフェリーがストップし見事な5試合連続KO防衛で10度目の防衛に花を添えた。
それにしても素晴らしい試合だった。
タイミングをずらして飛んでくるパンチに冷静に対処し、的確にパンチを当てて行き最後は絶妙の左ストレートでのKO だから価値がある。
奇しくも今年は具志堅が10度目の防衛を達成してから30年目。
そういえば具志堅の10回目の防衛戦も7RKOだった。
とはいえ長谷川の減量も過酷さを増しているので選手寿命を考えても この試合をいい区切りにしてフェザー級あたりに階級を上げて2階級制覇を目指して欲しいし、今のボクシングができれば決して無理ではなさそうだ。
日本のメディアも こういったホンモノの試合をこそ、大きく取り上げて欲しいものだ。
posted by ue-kj |21:55 |
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2009年12月16日
WBCバンタム級王者・長谷川穂積の10回目の防衛戦が いよいよ
明後日の18日に迫ってきた。
挑戦者は9位のアルバロ・ペレス(ニカラグア)。
左のファイターで頭から突っ込むラフなタイプという評判だ。
今年の長谷川は3月と7月の防衛戦で2試合連続の1RKOで防衛しているので、今回もKO防衛の期待が かかるものの意外に手こずる可能性がある。
それは長谷川の減量苦。
冬は体重が落ちにくいし最近は早いラウンドでのKO勝ちばかりなので目立たないが、終盤までもつれた場合は減量苦から来るスタミナ不足という懸念がある。
更に本来なら元フライ級王者のエリック・モレル(プエルトリコ)というビッグネームが予定されていたが、犯罪歴があったので来日できない可能性が出てきたため急遽ペレスに変更になったのだ。
強敵と対戦する予定が変更され格落ち挑戦者になったにも拘わらず苦戦するケースは多々ある。
だから‘対戦が決まった時には12位だったから格下’などという雑音が聞こえてくるが、こういう時の相手ほど怖いのだ。
勝てば具志堅用高に次ぐ日本人王者の2桁防衛となるし、何と言っても黄金のバンタムを10回防衛するというのは歴史的金字塔で回数だけならエデル・ジョフレやルペ・ピントールの8回やカルロス・サラテの9回を抜くのだから堪えられない。
KOで勝てれば言う事ないが、例え判定でも‘これぞボクシング’と
いう見事な試合を見せて2000年代を締めくくって欲しい。
3週間ほど前に行われた赤坂TVフライト級タイトルマッチで心ある
ファンをガッカリさせた後だけにホンモノのボクシングに期待が
かかる。
posted by ue-kj |23:29 |
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2009年12月15日
去就が注目されていたNYヤンキースの松井秀喜がLA エンゼルスに移籍する事に合意したと今日のニュースで知って大いに安心した。
オフシーズンに入ってからヤンキースのキャッシュマン GMのコメントを聞いているとDH専任という評価は動かないようで、これでは将来的にはジリ貧になるのは確実なため守備をさせてくれるチームに移籍する方が松井のためにもベストだと思っていた。
純粋無垢な日本のファンはWシリーズでMVPを取った松井をなぜ放出するのか?と思うだろうが、基本的にMLBではポストシーズンゲームではなくレギュラーシーズン162試合の内容で判断するのが当たり前。
ポストシーズンになるとからっきしだったAロッドが高年俸を維持できたのも大事なのはレギュラーシーズンという価値観の下だからだ。
NYヤンキースは力が落ちた選手は放出されるのが常で あのスー
パースターのベーブ・ルースですら晩年は放出されたし、最近ではトーリ監督時代に4番を打っていた生え抜きのバーニー・ウイリアムスも解雇されている。
ジータやデーモンと同い年の松井にとって仮にヤンキースに残留してもDH専任では老け込むのも早いだろうし、遅かれ早かれ出場機会が減って放出されるのは目に見えていた。
そこで松井が望むのは優勝を狙えるチームで守備機会があるというのだが、移籍候補に上がった中でエンゼルスは最適だろう。
西地区では実力が頭一つ抜け出ているし気候も温暖で膝の痛みというリスクがある松井にとって春先や秋口は寒いニューヨークでのプレーより1年中温暖なロスの方が適していると思う。
更にファンの気質も常に活躍しないと文句が出るNYに比べてロスの方が穏健だからプレッシャーも少なくて済む。
そういう意味でも例え年俸が半減しても自分が求められているチームに移籍するのは当然の事だ。
面白いのがNYヤンキースにとって今年はリーグ優勝決定戦で勝ったものの最近最も相性が悪かったのがLAエンゼルス。
仮に来年LAエンゼルスがNYヤンキースに勝ったら、かなり話題になるだろう。
そんなワケで来年が大いに楽しみになってきた。
posted by ue-kj |23:01 |
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2009年12月14日
12月11日から3日間にわたって行われていた柔道のグランドスラム東京大会が昨日終わった。
今大会の注目はロッテルダムで行われた今年の世界選手権で男子が史上初の金メダル0という歴史的惨敗を喫したリベンジなるか?というもの。
その結果 女子は何と全階級制覇という快挙を達成したのに対し、男子は4階級を制した。
グランドスラムとはいえ100㌔超の世界ランキング1位であるテディエ・リネールが参加してないように各国に温度差はあるし、開催国の日本は1階級に4人がエントリーできる大会だ。
そういう意味では いい成績を残した当たり前という意識で見ていたの
だが・・・・・
男子は軽いクラスから始まるのだが、初日に60㌔級で野村以後の第1人者である平岡拓晃が決勝まで行ったものの福岡政章から敗れて2位。
このクラスは平岡と秋元希星がポスト野村を争っていただけに、秋元が2回戦で敗れたのも意外だった。
66㌔級は五輪連覇の内柴正人が第1人者だったが、ここの所不調モードで 案の定 内柴はベスト8で敗退する。
ところが新鋭の海老沼匡が同じくベスト8で世界ランキング1位のモンゴル人に逆転の一本勝ちで波に乗り優勝。
ある意味これが今大会で最も嬉しい優勝だったろう。
2日目は90㌔級のベテラン・小野卓志が優勝したがベスト8 以降は日本人相手に勝っての優勝で、ベスト4を日本人3人が占めるという内容に90㌔級のレベルが上がったのか?今大会のレベルが低いのか・・・・と考えてしまう。
とはいえ かつて古賀稔彦が活躍した73㌔級や吉田秀彦が活躍した81㌔級は最近苦戦気味。
今回も73㌔級は世界ランク1位の韓国人に粟野靖浩が決勝で一本負けし、81㌔級でも松本雄史のベスト4敗退が最高成績と今ひとつ。
90㌔級は60㌔級同様ベスト4を日本人3人が占めたので、それなりに
レベルは高いという事なのか?
最終日は100㌔級と100㌔超級。
100㌔級は全日本を制した穴井隆将が世界選手権3位の雪辱に燃え快調に勝ち進んだが、決勝で韓国の黄に残り17秒で有効を奪われ2位。
また100㌔超の鈴木桂治はベスト4で北京 銀メダリストのタングリエフに押さえ込みで一本勝ちしたものの、決勝で高橋和彦から一本負けした。
24歳の新鋭がベテランに勝って頭角を現したのを喜ぶべきか、鈴木の衰えを悔やむべきか・・・・
そんなワケで福岡・海老沼・高橋と一般的に名前を知られてなかった選手達が勝ったというのが今回は何よりの収穫だが、果たして本当に実力がついてきたか?地元開催だったから活躍できたのか?
その答えは来年の世界選手権で出るだろうが、来年以降の世界選手権は強豪国は1階級に2人エントリーできるので、来年を楽しみに待ちたい。
posted by ue-kj |23:29 |
オリンピック競技 |
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2009年12月13日
今日行われた甲子園ボウルで関西大が法政大に50-38で勝ち 62シーズンぶりの優勝を決めた。
第1Qから両チームが時間をじっくり使いながら攻めていたので当初はロースコアゲームかと思われたが、意外に点が入って前半を17-16と関西大がリードで終わる。
後半に法政も2点差まで追い上げるが、その度に関西大が突き放し最終的に50-38とハイスコアゲームになったのだ。
RB並みの走力で3TDを挙げた関大のQB原口とキッキングゲームで絶妙のリターンをしたのが勝因だろう。
さて今回の甲子園ボウルは久しぶりにBSとはいえNHKがOAした。
私が初めて甲子園ボウルの中継を見たのは76年で関学の全盛期、その後ショットガンオフェンスの日大が天下を取り、日大を引きずり降ろしたのが京都大と これらの甲子園ボウルは全てNHKで見ていた。
ところが88年に毎日甲子園ボウルとして毎日放送がOAし始めると
ディレー中継で編集しているので面白味が今ひとつ。
というワケで徐々に見なくなったのだが、気が付くとコチラでは夕方から深夜の録画中継となっていたので録画してまで見る気もせず新聞で結果のみを見る事になった。
しかし今年から?BSとはいえNHKがノーカットでOAし始めたら、いつも見ているNFLとはレベル的に雲泥の差ではあるが それなりに楽しめた。
やはりノーカットのライブ中継は面白い。
編集したディレー中継は味気ないと思ったし、試合開始から試合
終了までノーカットで中継するのが放送権を持ったTV局の義務だと
思う。
posted by ue-kj |23:40 |
アメリカンフットボール |
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