2009年02月27日

祝!ノルディック複合団体 金獲得

 昨夜寝がけにPCを覗くと‘ノルディック複合団体で金’という記事が
載っていた。
 その前に見た時は‘前半のジャンプを終わって5位’というものだった
ので、5位の順位をキープできればいいかなと思っていた。

 これまでの日本の複合は荻原健司らが活躍していた90年代前半
からジャンプでリードしてクロスカントリーで追い上げをかわして逃げ切るという勝ちパターンしかなかったので、ジャンプの順位をいかに
キープできるかだった。

  ところが今朝のニュースを見たらトップから24秒差の5位でスタートした直後に一走の湊祐介がトップ3の先頭集団に入ると二走の加藤
大平が粘って4位でつなぎ、三走の渡部暁斗は集団から抜け出して
アンカーの小林範仁がラストの直線でドイツとの競り合いに勝って
見事に優勝したのだ。

 これには驚いた。

 ‘クロスカントリー有利なルール改正から低迷’と言われるが、実は
ジャンプのレベルが跳ね上がったためジャンプでK点を2本揃えないと
クロスカントリーの勝負にならないようになっていた。
 だからクロスカントリーが苦手とはいえ、ジャンプが得意なエースの高橋大斗を外しては厳しいだろうと思っていたのだ。

 ただトリノの頃から苦手と言われたクロスカントリーの成績が上がり
出し、今回でも複合個人でも小林が5位・湊が6位に入賞していた。 

 実は荻原健司が複合の最後の金を獲得した97年のトロンハイムでも
ジャンプで3位につけ、クロスカントリーで逆転しての優勝だった。
 荻原健司の優勝はクロスカントリー有利のルール改正のおかげでも
あった。
 そういう意味でクロスカントリー強化が金奪回の原動力になったと言えるだろう。

 もう1つの要因は層が厚くなった事。
 90年代前半の頃は荻原健司だけでなく河野孝典や阿部雅史に荻原
次春らW杯ランキングの上位に入れる選手達がいたが、低迷期に入ると荻原健司に高橋大斗と勝負できるのがエースのみという状況だったのだ。 

 今回は高橋抜きでの優勝だから価値がある。
 湊や加藤、渡部ら若手選手が力を付けて層が厚くなったのも大きい
のだ。

  これで来年のバンクーバーで‘優勝候補の筆頭’と思っては
いけないが、表彰台を狙える資格が出てきたのは間違いない。 

posted by ue-kj |22:22 | オリンピック競技 | コメント(0) | トラックバック(2)
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2009年02月26日

西岡利晃メジャーへのチャンス?

 ガラの悪い一家の二重契約問題で支配されていた先週のボクシング界だが、面白いニュースが飛び込んできた。

 それはWBCのSフェザー級王者・西岡利晃2度目の防衛戦がメキシコかアメリカで行われる事になったというもの。

 挑戦者は2位のジョニー・ゴンサレスだから強敵だ。
 共に自国開催を主張したがまとまらず入札の末メキシコのプロモーターが勝ったのでメキシコかアメリカでの開催となった。
 
‘強敵相手に敵地での防衛戦’というシチュエーションは正直 西岡に
とっては厳しいものになるだろう。
 しかしモノは考えようだ。

 昨今の世界戦は下位ランカー相手に防衛戦をダラダラと行うより
防衛回数は少なくても強敵と ドンドン戦うほうがトレンドだ。
 強敵のゴンサレスに勝てば一気に西岡の名前は有名になり、ビッグマッチに出場という これまで日本人ではやりたくてもできなかった事が
現実になるのだ。

 これこそ ある意味バンタム級王者の長谷川穂積も熱望している事で
ある。
 閃光の左ストレートでゴンサレスを倒し、ビッグマッチ路線に乗る事
こそ かつて‘天才’と言われた西岡がアキレス腱断裂を乗り越えて戴冠した面目躍如だろう。
 
 そしてラスベガスのビッグマッチに出場すればボクシング人気もガラの悪い一家の人気に頼らなくてもメジャーになれるのではないかと思うのだ。
  
 そういう意味では西岡のV2戦は日本のボクシング界にとっても試金石になるわけで、何が何でも防衛に成功して欲しいものだ。
 

posted by ue-kj |22:13 | ボクシング | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年02月23日

原辰徳と大田泰示の因縁

 昨年ジャイアンツがドラフト1位で指名した東海大相模の大田泰示
だが、入団の経緯で高校の先輩である原辰徳監督との共通項が
あった。
  一昨年のドラフトの目玉は超高校級の打者と言われた大阪桐蔭の中田翔だった。
 ジャイアンツは高橋由伸がケガがちで生え抜きの4番が不在だったので、甲子園のスターである中田を取れば待望の生え抜きの4番候補だと思われたのだ。
 ところが意外にもジャイアンツは中田を指名せず仙台育英の速球派
投手の佐藤由規を指名したものの抽選で外していた。 

 それが昨年のドラフトでは東海大相模の大田泰示を指名して抽選で引き当てたのだ。
 これを見て28年前に原が入団したシチュエーションを思い出した。 

 今から29年前の79年のドラフト1位候補は早稲田で4番を打っていた岡田彰布とアマチュアNo1サウスポー・日本鋼管の木田勇だった。
 当時のジャイアンツは4番を打っていた王貞治に衰えが見え‘王が
引退したら誰が4番を打つのか?’と、ファンの間でまことしやかに心配する声が耐えなかった。
 そこで‘タイガースファンではあるが岡田を指名するべき’という意見が主流になっていた。
 なぜなら翌年ジャイアンツ入りを熱望していた原辰徳を指名しても
クジで外す可能性があるのだから、少なくとも岡田を1位指名しないと・・・・と言われていたのだ。 

 ところがジャイアンツは木田を1位指名したものの、抽選で外して林と
いう高卒の投手を1位で獲得する事になった。
 ただし林はルーキーの年の紅白戦で王から三振を取ったのが唯一のインパクトで聞かなくなったが・・・・ 

 そして80年シーズン終了後に長嶋茂雄が解任され、王も引退し
ONがいなくなったジャイアンツが抽選で原辰徳を引き当てたのだ。
 ただし3塁手の原だが、レギュラーの3塁には中畑清がいたし2塁も
篠塚利夫がいた。
 原は結局シーズン開幕時に2塁でデビューするのだが、5月に中畑がケガをして欠場した間に3塁に入り篠塚も2塁で打ちまくったため
1塁・中畑、2塁・篠塚、3塁・原という理想の内野陣ができあがったのだ。 

 中畑・篠塚がいるのに岡田と原が入って来たら、どちらかが不慣れな
外野に回される可能性があった。
 だから岡田を指名しなかったとしたら凄いギャンブルだった。
 なぜなら岡田と原の両方を取れない可能性もあったのだから。 

 この話を適用し‘来年は大田を必ず指名して抽選で引き当てるから今年は中田を指名せずにおこう’と考えていたのならジャイアンツの
首脳は大したものなのだが。 

posted by ue-kj |21:36 | 野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年02月22日

28人のサムライ決まる!

 WBCの日本代表メンバー28人が今日発表された。
 合宿には33人が招集されており5人が外れる事になっていたが外れたのはピッチャーが和田毅と岸孝之、内野手は松中信彦と栗原健太、キャッチャーは細川亨の5人。 

 昨年の日本シリーズのMVPの岸はWBC使用球にアジャストできなかったようだし野村克也イチ押しの細川は右肩痛、松中は左アキレス腱痛。
 更に栗原は右肘手術の影響懸念というのが外れた理由だ。 

 これは いい判断だと思う。 

 北京五輪惨敗の最大の理由が選手のコンディション不良だった。
 つまり中心メンバーの川崎や西岡、新井らがケガを抱えて参加し
大会中にケガを悪化させてしまったのだ。

  日本では とかく‘ケガを押して頑張る’という事を美化する傾向が
強いが、そんな事で勝てるほど国際試合は甘くない。

 コンディションの悪いレギュラーよりコンディションのいい控えと
いうのが常識である。 

 特に感慨深いのが松中信彦の落選だ。
 アトランタ五輪で銀メダルを獲得した時の4番打者で、前回大会でも
4番を打ちホームランこそなかったもののチームバッティングに徹して優勝に導いている。
 つまり日本代表が活躍した時に4番を打っていたので実績は十分なのだが、アキレス腱痛では まともに走れない可能性が高い。
 ただでさえオーバーワーク症候群なのに、こういうケガを抱えていては活躍はおぼつかない。

 そういう選手を外すというのは
‘いくら実績があってもベストコンディションでない者は起用しない’
というメッセージでもある。 

 選手のコンディションを最重要視する方針というのは、意外にできそうでできない事だ。

 これを断行した原ジャパンはセレクションという面では合格だろう。 

posted by ue-kj |22:57 | 野球 | コメント(53) | トラックバック(0)
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2009年02月21日

人類最強の男 見参!から10年

 今から10年前の今日99年2月21日は‘人類最強の男’ アレクサンドル・カレリンが来日して横浜アリーナで前田日明と戦った日である。 

 前田日明は引退試合の相手としてカレリンとの対戦を希望し、異種格闘技戦のリングにカレリンを上げる事に成功した。 

 カレリンはレスリング・グレコローマン130㌔級でソウル・バルセロナ・アトランタと3大会連続五輪の金メダルを獲得したロシアの英雄。
 87年から00年まで国際試合で13年連続無敗、300連勝を誇り76大会連続優勝という実績を持つので‘人類最強の男’ という呼称は決して大げさではなかった。

  そのカレリンが異種格闘技戦のリングに立つのだから、ある意味
モハメド・アリーアントニオ猪木戦に勝るとも劣らない豪華カードだった。 
 格闘家の前田がカレリンにどこまで通用するか?
 5分2ラウンドでの試合に注目が集まる。 

 試合は前田がローキックで先制しタックルに行くが、巧く外されグラウンドに持ち込まれる。
 それでも最初にバックを取ってロープエスケイプに持ち込み先制のポイントを挙げるが、2Rに2度も得意技のカレリンズ・リフトで投げ飛ばされる。

 特に最初に投げられたときに頭を強打しただけでなく、頚椎を負傷。
‘あれはレスリングならではの技だから絶対に喰わない’と豪語して
いた前田だったが、人間離れしたあまりに強い力でクラッチを極められ全く抵抗できずに2度も受けてしまう。 

 これでペースが完全にカレリンに移り、2度のロープエスケイプで
2ポイント失い判定で敗れたのだった。

 僅か10分間の試合だったが濃密な内容で‘もの凄いものを見た’ と興奮してしまい‘これぞ死闘!’という思いを強くしたのだった。 

 この試合WOWOWで生中継されたのだが、加入していたおかげで
ナマで見られ ‘WOWOWに入っていてよかった’とつくづく思った。 

 常に強い者に戦いを挑み、引退試合で人類最強の男をリングに上げ死闘を演じた前田日明の男気には敬服する。 

 常に自分より弱い相手としか戦おうとしない‘浪速の逃犬’と揶揄されているボクサーには前田の爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。 

posted by ue-kj |20:25 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年02月19日

09・FIS世界ノルディック選手権始まるが

 世界ノルディックスキー選手権がチェコのリベレツで始まる。
 スキーの世界選手権は2年に1度、五輪の前後に行われるのだが
今年は来年のバンクーバー五輪の前哨戦としての意味合いがある。 

 五輪前年の世界選手権では93年のファルン世界選手権のジャンプNHと、97年のトロンハイム世界選手権のジャンプ LHで原田雅彦が
優勝しているのが印象深い。
 また同じ97年にキング・オブ・スキーと言われた荻原健司がノル
ディック複合の個人戦でジャンプで3位につけ、クロスカントリーで
地元のビークに競り勝って優勝している。
‘ジャンプでリードしないと勝てない’と言われていた常識を覆す見事な優勝だった。 

 五輪の前年というのは活躍すると本番が楽しみになる反面、前年が
ピークだったという事になるケースも多々ある。
 だから活躍し過ぎてもかえって不安になるのだ。 

 さて肝心の日本だが惨敗したソルトレイクの翌年の03ヴァル・ディ・
フィエンメ大会でジャンプ団体が2位で個人戦でも葛西が LH・NHともども3位に入ったし、トリノの翌年の07札幌大会でもジャンプ団体が3位に入った。 

 ところがソルトレイクの前年の01ラハティやトリノ前年の05オーベルストドルフではメダル0の惨敗に終わり、翌年の本番でもメダルなしに終わった。  

 こうしてみると五輪翌年より前年の世界選手権の方が本番を占うのにはいいみたいだ。
 今のところ残念ながら複合やジャンプ個人はW杯の成績を見てもメダルは厳しそうだから、ジャンプの団体に期待するしかないかもしれない。 

 それなりに活躍してバンクーバーへ いい流れを作って欲しい
のだが・・・・・・・

posted by ue-kj |23:06 | オリンピック競技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年02月18日

2番打者はバントをするだけではない!

 今日のスポーツ紙にWBCの先発オーダー予想が載っていて1番・
岩村、2番・中島、3番・イチローというものだった。
 これを見て‘面白い!’と思った。

  保守的なOB達は‘非常識だ’と言いそうだが、正直に言って最近の野球では かつての川相のようなバント職人の2番は必要ない。
 むしろノーアウト1塁で右方向に打ってノーアウト1,3塁を作りに行く
方が理想的。 

 つまり1アウト2塁を作って3・4番でタイムリーを期待するよりノー
アウト1・3塁でビッグイニングを作りに行った方がいいのだ。 

 MLBで2番はデレク・ジータに代表されるようにランナーを進塁打や右
方向に大きな打球を打てるタイプが重宝されているし、トニー・グィンの
ような安打製造機タイプの日本でいえば3番タイプが起用されるケースが多い。

  打撃レベルが飛躍的に向上した現在は1点づつ取りにいくより、早い
イニングなら大量点を取りに行く方が合理的になっている。 

 また点を取るのが難しい好投手相手に1アウト2塁でタイムリーを
期待するよりも、タイムリーを打たなくても点が入るシチュエーションを作る方が点が入る確率が高い。 

 考えてみると原辰徳の父親・原貢監督は75年の東海大相模では 2番に1試合で3本の2塁打を放つような安打製造機タイプの森を起用していた。
 当時としては かなり革新的なオーダーだったが、原辰徳自身も02年に日本一になったときは2番に起用した二岡智宏が大活躍して日本
シリーズではMVPに輝いた。 

 日本の野球界が宗教の如く信仰しているスモールベースボールは長打力のないチームが それを補うために機動力を駆使して点を取りに行くものだが、スモールベースボールの元祖・オークランドは殆どバントを使わないのが特徴だ。 

 だから中島の2番起用は面白いと思うし、バント職人が起用される
打順ではないのだ。  

posted by ue-kj |22:14 | 野球 | コメント(15) | トラックバック(0)
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2009年02月16日

ジャイアンツ・大田泰示の2軍スタートは大正解

‘ジャイアンツの高卒ルーキー大田泰示の2軍スタートが決定した’という記事が今日のスポーツ新聞に載っていた。
 紅白戦2試合で6打数ノーヒット3三振という結果では当然の事で
あり、むしろ健全な事だと思うのだ。 

 高校時代に公式戦で金属バットを使用している高卒ルーキーに
とって木製バットを使用するというのは全く違う感覚になる。
 いくら練習で木製バットや竹バットを使用しても真剣勝負の実戦とは違う。

 キャンプ中の報道で‘バットを折られた’という記事が載っていたが、ある意味では仕方ない事。
 木製バットに適応できてない高卒ルーキーを あたかも即戦力のように喧伝し、持ち上げようとするマスコミは何を考えているのだろうか? 

 ジャイアンツにとっては久々の生え抜きのスター候補で背番号も
松井秀喜の55を付けさせているのを見ても期待感が分かる。
 しかし その松井ですら1年目に1軍の試合で出場し始めたのは優勝が絶望になった8月下旬からだった。

 報道するマスコミは そういう事を知らないはずはないだろう。 

 高卒の打者がルーキーの年からレギュラーを取って大活躍というのは高校野球が金属バットを使用し始めてからは清原和博があるぐらいで、殆どの選手達は金属と木製バットの違いなどに手こずって
レギュラーを取るまでは時間がかかっている。 

 もっともマスコミが期待するように大物高卒ルーキー達が 1年目からレギュラーを取って大活躍するというのは、日本の野球レベルが低いという事の証明になるわけだ。 

 MLBで全ポジションを日本人だけで守れるぐらいレベルが上がった
日本のプロ野球が、高卒ルーキー達から大活躍されるようでは情け
ないと思うのだ。 

 それだけに大田泰示の2軍スタートは大田を しっかりと育てようと
しているジャイアンツの意気込みが分かる。

posted by ue-kj |21:03 | 野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年02月13日

亀田またしても世界戦中止

 WBA2位の亀田興毅が3月4日に世界挑戦前哨戦後に5月下旬から
6月上旬に予定していたWBA王者デンカオーセンへの挑戦が流れたらしい。 

 最近の亀田の迷走ぶりからすると‘やっぱり’という感じだ。 

 昨年の大晦日にデンカオーセンは坂田健史を2RでKOし新王者に
なったが、亀田陣営が早速挑戦を表明し5月下旬から6月初めを目処に挑戦というのを目指していた。 

 ところがデンカオーセンは
‘王者は自分だし、オレが挑戦者を指名する。亀田が怖いのではなく、
4月に試合をしたいんだ’
と怒りをあらわにしたコメント。

 以前から
‘自分達と直接何も話していないのに、亀田はなぜ自分と戦うと言い
続けているのか?’‘亀田とやるつもりはさらさらない’とデンカオーセンは言っていたらしい。

  どうやら亀田陣営はデンカオーセンのプロモーターとみられていたS氏を窓口に交渉していたらしいが、S氏はデンカオーセンとトラブルを起こして絶縁関係になっていたという。 

 こんな相手と交渉していたという亀田サイドの不手際は笑止千万
だが、そもそも王者のスケジュールを無視して自分達の都合のいい
予定をでっち上げ 世論を誘導していた前科がある。
 王者に対するリスペクトすらない態度は噴飯ものだ。 

 そもそも亀田はWBA1位だったのにも拘わらずWBA王者の坂田から
逃げ、WBC王者の内藤への挑戦を表明しながら昨年の11月1日に
メキシコでWBA8位との対戦があるからとキャンセル。

 ところが、その8位との対戦を暫定王者決定戦にねじ込むがWBAから却下されてキャンセルすると、1月31日にメキシコでWBA14位との対戦を表明する。
 これが日本未公認のIBF王者への挑戦者決定戦で、JBCから
‘IBFの試合に出場したらライセンス停止’と通告され再びキャンセル。 

 そして12月31日にWBA王者の坂田がデンカオーセンにKO負けすると ‘やっと挑戦できる’
と言いデンカオーセンへの挑戦を表明していた。
 3月4日にメキシコLフライ級王者アベル・オチョアと前哨戦を行う予定が、1月下旬にオチョアがキャンセルしてきたという。
 代わりの対戦相手が昨日WBC20位のドローレス・ビダルに決まったと発表されていたが、ビダルは急に世界ランクに入った30歳のロートルで12月に大毅からKOされていた元ミニマム級王者のイサック・ブストスにも敗れているらしい。

  亀田陣営に言わせると
‘オチョアが亀田に恐れをなして逃げた’と喧伝するのだろうが、亀田興毅が世界戦をやる前の06年3月に予定していたエドガル・ソーサ戦が2週間前にドタキャンされ急遽呼び寄せたカルロス
・ボウチャンに変更され‘ソーサが逃げおった’と喧伝したものの苦戦
したボウチャンは その後ほとんど聞かない。

 一方でキャンセルしたソーサは今やWBCのLフライ級王者で7度防衛している強豪だ。 
 案外ソーサのビデオを見て勝てないと踏んで難癖をつけてキャンセルさせた可能性が高いし、こういう前科があるから今回の土壇場での対戦相手の変更も色眼鏡で見られてしまう。 

 坂田健史→内藤大助→WBA8位→WBA14位→メキシコLフライ級王者→ WBC20位と対戦相手が どんどん格下になっていっているのが分かるだろう。 

 亀田一家は もはや狼少年状態に成り下がっている。

 それなりに才能があるだけに惜しいのだが、このままでは厳しい
だろう。

posted by ue-kj |22:33 | ボクシング | コメント(17) | トラックバック(0)
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2009年02月12日

遂に暫定王座決定戦!

 4月14日にバンコクでWBCフライ級暫定王座決定戦が2位のフリオ・セサール・ミランダと4位のポンサクレックの間で行われるらしい。
 当然のように正規王者の内藤大助はケガも病気もしてないのに・・・・

 本来なら内藤は次の防衛戦が1位のポノムルンレックとの指名試合だったのが、WBCからの指示に従って中国で中国人相手の防衛戦になったという事。

 統括団体からの指示に従っていたのに暫定王者を作られるのか
不思議でならないし、百歩譲って暫定王者は挑戦者決定戦に勝った
ミランダと1位のポノムルンレックとの間で行われるべきではないか!

 正規王者の名城が完全に無視されているWBAのSフライ級といい、今回のWBCといい統括団体が最近迷走しているのが目に余る。
 そんな事をするからトップボクサー達は‘王座防衛よりネームバリューのある強豪との対戦’を望むのだが、日本人に そういう選手がいないというのが残念ではある。 

posted by ue-kj |23:16 | ボクシング | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年02月11日

オーストラリア戦の引き分けを どう見るか?

  今夜横浜で行われた南アフリカW杯アジア最終予選で日本は
オーストラリアと引き分け2勝2分の勝ち点8としたが、勝ち点差2は
変わらず2位のままとなった。

 殆どのメディアは‘1位通過するには勝つしかない’と大騒ぎして煽り立てているが、先日も書いたようにW杯は2位まで出場できるし、3位のカタールとは勝ち点差が4と広がったので出場権獲得に大きく前進する事になった。 

 さて今回の引き分けを検証すると・・・・・・ 

 まずオーストラリアにとって3連勝してアウェーの試合だけに引き分けOKだ。
 ヨーロッパのクラブでプレーしている選手達にとって日曜日に試合をしての強行軍というのは厳しいし、ケガ人も出ているのでリスクを負って勝ちに来るという無理はしないはず。
 当然のように前線に大型FWを1人置いてDFラインを下げてブロックを
築き、守りを固めて奪ったボールを前線のFWに放り込んで高さで勝負
する。
 日本ボールのセットプレーになれば1トップのケーヒルまで戻って守るというやり方だった。 

 一方の日本としてはホームだから勝って1位になりたいが、負けて勝ち点0に終わるのは更に悪い。
 だから勝ちに拘るのか、最悪引き分けOKなのかオーストラリア以上に選択が難しかったのだ。
 後藤健生氏が言うように‘2月の日本はシーズン前という事もあり体が出来上がってないので、過去の試合をひも解いても拙戦が多い’ という事が問題だ。 

 試合は予想通り引いてきたオーストラリアをサイドからのパス交換を
主体に攻めていく展開。
 意外にオーストラリアもショートパスをつないで来たのに対し、日本はしっかり対処してチャンスを作らせない。
 反対にサイドを基点に何度かチャンスを作り、ファウルを誘って3度ほどFKのチャンスを得るが得点できずに前半終了。

  後半に入ると立ち上がりからオーストラリアがロングボールを織り交
ぜて日本のゴール前に迫って押し込むものの、中澤と闘莉王が対処して決定的なチャンスを与えない。
 58分に松井に替えて大久保を投入して流れを引き戻し、内田のサイド突破から再三チャンスを作るが得点できず。

 特に87分の内田からのクロスを長谷部がボレーで狙ったボールが
大久保に当って外れた場面を見て‘これは引き分けやむなし’と思った。

  結局オーストラリアには決定的なチャンスを殆ど作らせずに0に抑えたのだからDFは及第点を与えられる。
 特に前線から玉田や田中らFW陣が激しくプレッシャーをかけたのが、かなり効果的だった。 

 攻撃面はゴール前のパス交換で呼吸が合わずにパスがつながらない場面が多々あった。
 これは中村や長谷部ら海外組と国内組との呼吸のズレというのが影響しているだろう。
 もう少し海外組と国内組が一緒に試合をこなせれば精度も上がる
だろうから、このままのスタイルで行ければ面白いかもしれない。 

 総括すると勝ち点3を取れればよかったのだが、今年に入って初めて
相手を0に抑えての引き分けというのは それなりに評価したいと思う。
 少なくとも‘絶対に勝たないといけない’モードで無理攻めしてカウンターから失点して負けるより断然いいのだから。

 最後に1つ。
 やはりW杯予選の雰囲気は、こうでなければいけない。
 岡田ジャパンになって初めて‘W杯予選の真剣勝負をしている’という緊迫感が伝わってきた試合だった。

posted by ue-kj |23:12 | サッカー | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年02月10日

明日のオーストラリア戦は

 2月に入ってメディアが こぞって取り上げているのが明日に迫った
南アフリカW杯アジア最終予選のオーストラリア戦。
 グループで最強のオーストラリア相手に横浜で行われる一戦だけに注目度は高く、最近売り上げが低迷していると言われる代表戦では
異例の前売りチケット完売らしい。 

 中継する民放地上波も‘絶対に負けられない戦い’と恒例の煽り
報道が目立つのだが、私的には‘そこまで重要な戦いだろうか?’と
思ってしまう。

  12年前のように1位のみが出場権獲得ならば

‘絶対に負けられないない戦いに’になるのだろうが・・・・・

  最大の理由は日本が入ったグループではオーストラリア以外に
バーレーン・カタール・ウズベキスタンがいるものの、この中で 2位に入れば出場権獲得という日本の実力をもってすれば難しくないレギュ
レーションで現在の日本は2勝1分で3連勝のオーストラリアを追っている。
 3位のカタールは既に4試合を終えて1勝2敗1分の勝ち点4で4位以下になるとバーレーン・ウズベキスタン共々1分づつで勝ち点1にすぎない。

 現時点でW杯出場権を得るための最大のライバルはカタールだ。 

 メディア報道によれば‘オーストラリアは勝つ気満々’というものだが、果たしてそうだろうか?
 というのもホームで勝ちたい日本に対しオーストラリアは3連勝して
いるので引き分けOKなのだ。
 ヨーロッパ組が中心のオーストラリアの選手にとってシーズン中
だからコンディションはいいだろうが、時差ボケなどで体調面はベストではないはずで勝ちに行ってケガをするというのは避けたいはず。 

 思い出されるのが4年前。
 最大のライバルだったイランは2試合目に行われたホームでの日本戦で勝ち、5試合目のバーレーン戦で勝って出場権を獲得すると8月に行われた日本での最終戦はベストメンバーを組んで来なかった。
 つまりイランにとって1位通過も2位通過も同じだったのだ。 

 オーストラリアも日本戦以外で全勝しているので、アウェーの日本戦は勝ち点が取れればOK。
 3年前のW杯で戦ったオーストラリアは‘必ず日本から勝ち点3’という
意気込みで臨んで来ていたのだから、引き分けOKの今回とは全く状況が違う。  

 だからこそ日本は‘南アフリカでベスト4’という目標を立てているの
ならば、勝つだけでなく内容も問われる試合となる。 

posted by ue-kj |21:36 | サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年02月09日

亀田の所業はホルヘ・アルセのマネか?

 先日行われたSフライ級の世界戦で統一王者のビック・ダルチニアンがWBA暫定王者のホルヘ・アルセとの防衛戦を行い、11RTKO勝ちした。

 ところでホルヘ・アルセといえばWBCのLフライ級王者の頃は かなり強かった。
 8度の防衛に成功しタイトルを返上しフライ級に上げる。
 この時のWBC王者はポンサクレック。

 日本以外では殆どが地元のタイでの防衛戦だったので、タイに乗り込みたくないアルセとタイ以外で戦いたくないポンサクレックの間で綱引きが行われるもののポンサクレックが防衛戦を遂行しているにも
拘わらず何故か暫定王者になった。

 本来ならポンサクレックと統一戦を行わないといけないのに何故かWBCは統一戦を強要せずに、3度の防衛後にLフライ級に続いて返上しSフライ級に上げた。

 ところがWBCSフライ級でクリスチャン・ミハレスに挑戦したが大差の判定負けで3階級制覇に失敗する。
 それでもWBA暫定王者のラファエル・コンセプションにTKO勝ちして暫定王者になったが、正規王者の名城信夫と統一戦を戦わず初防衛後にスーパー王者のダルチニアンに挑戦したのだ。
 これは正規王者の名城が完全に無視されている事にもなる。

 そもそもフライ級時代にポンサクレックと戦わないで暫定王者となり、2階級制覇と喧伝。
 更にSフライでも同じ事をやっているのだ。

 こうしたロクでもない事をやっていると必ず模倣犯が出てくるのは
世の常。

‘浪速の逃犬’あたりが‘アルセがやってるやん’という感じで同じような
事をマネしていると思えるのだ。

 まぁ地元以外では戦おうとしないタイや日本の選手達も悪いといえば悪いのだろうが・・・・・ 

posted by ue-kj |22:27 | ボクシング | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年02月07日

浅田真央は価値ある3位

 今日カナダのバンクーバーで行われた4大陸フィギュアのフリーでSP6位と出遅れた浅田真央は、フリー1位の演技で 3位に入った。
 優勝はSP1位スタートの金妍児で、2位は地元カナダのジョアニー・
ロシェットだった。

 今回の4大陸選手権はプレ五輪として来年と同じ会場で行われる
大会だが、本来はアイスホッケー用のためリンク幅が狭い。
 更にタラソワコーチ不在というハンデに‘1月半ばから調子が落ちた’という不調の中、SPではジャンプで失敗し6位スタートだった。

 そんな悪条件が重なった中での3位は大いに価値がある。 

 今日のフリーは本来2回跳ぶはずのトリプルアクセルを1回にしたものの、冒頭のトリプルアクセルが1回転半と失敗。 
 それでも続くダブルアクセルをトリプルに変えて成功させ崩れる事
なくまとめてフリーで1位になった。

  いつものようにSP1位でスタートしたライバルの金妍児はフリーでは3位だったが、SPの貯金で逃げ切った形。

  今シーズン4戦中3勝の浅田にとって重要なのは3月にロスで行われる世界選手権。
 正直言って1シーズン中に好不調の波は当然あるが、浅田の調子は今のところ12月のGPファイナルがピークだったような気がする。  

 だから今回の4大陸は調子が下降気味の時に当ったとみるのが正しいだろうし、そんな中でもフリーで1位になって3位以内に入れる浅田の力は改めてホンモノだと思うのだ。 

 にも拘わらず‘3月の世界選手権や来年の五輪に不安を残した’ 

などという論調は何とかならないものだろうか!

posted by ue-kj |23:07 | オリンピック競技 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年02月05日

いいかげんにして欲しい スポーツ紙の報道

  昨日行われたサッカーの国際親善試合・日本ーフィンランド戦は
日本が5-1で大勝した。
 そこで今日のスポーツ紙の1面は‘仮想オーストラリアに大勝’というもの。

  とはいえ日本同様フィンランドもシーズン前で決してコンディションはよくないし、若手中心のメンバーで とてもじゃないが仮想オーストラリアとは思えない。
 そのフィンランドに3試合連続でセットプレーから失点しているし、プレスも緩かったのでパスも回るからオーストラリアの高さとプレッシャーの比ではない。 

 にも拘わらず、この持ち上げようは‘何なんだ’という感じだ。 

 考えてみれば96年のアトランタ五輪の初戦でブラジルに1-0で勝つと
‘メダルが見えた’と大はしゃぎ。
 97年のフランスW杯最終予選の時に初戦のウズベキスタンに6-3で勝てば‘日本大勝’で、3試合目の韓国戦で1-2で逆転負けすると
‘絶望’ (勝っていたら‘フランスが見えた’だったろう)
 そしてカザフスタン戦からホームのUAE戦までの3試合は‘勝つしかない、絶対に負けられない’と煽りまくっていた。

 何度も同じフレーズを並べるとは まるで狼少年ではないか! 

 11日に行われる横浜でのオーストラリア戦についても‘格上のオーストラリア’とか‘絶対に負けられない相手’などと決戦ムードを煽っている。
 冷静に考えると2位までが出場権を獲得できるわけで、仮にオーストラリアから連敗してもウズベキスタン・カタール・バーレーンに勝てば W杯に出場できる。

 1位でも2位でも大して変わらないのだ。 

 更にオーストラリアを格上扱いするのはドイツW杯で逆転負けしたのが原因だろうが、一昨年のアジア杯では引き分けたとはいえ日本が押し気味で進めたし それまでの対戦成績は格上にはとてもじゃないが思えない。

 ドイツW杯の逆転負けも

 まともな監督なら1-0のまま逃げ切れた試合なのだ。 
 
おそらくドイツW杯でオーストラリアに勝っていたら‘勝って当然’ 的なフレーズになっていただろう。 

 こうしてみるとスポーツ紙のスタンスは昔から

‘思い上がりと自己卑下’の両極端しかない。 
 
 こんな報道ばかりしていたら良識あるファンから信用をなくすし、売り
上げも落ち込むばかりではないかと思う。   

posted by ue-kj |23:19 | サッカー | コメント(21) | トラックバック(0)
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