2009年01月30日

WBCの球数制限は当然!

 3月に始まるWBCのルール問題で日本側が要望した球数制限の
撤廃は受け入れられなかったという事が今日の夕刊に載っていた。

 正直言って当然だと思う。
 選手はチームと契約しているわけで、代表チームから契約金をもらう
わけでなない。
 代表選手は所属チームからの借り物で、ケガなどでレギュラーシーズンに影響を与えてはいけないのだ。
 だから出場選手にはケガをしないよう最大限の気配りが必要になる。 

 01年に9・11テロの影響でワールドシリーズが11月にズレ込んだ事が
あったが‘11月になって まだ野球をやってるのか’と評判が悪かった
らしい。
 アメリカでは11月はアメリカンフットボールとバスケットシーズンで
あり、野球をやっても興味を持たれない可能性が高い。 

 オールスター休みにSファイナルとファイナルをやるというのは間が開きすぎでナンセンスだから、そうなるとシーズン前の3月となるのが必然。

 サッカーのW杯を‘シーズン閉幕直後の6月開催よりシーズン開幕前の9月に行えばケガ人も出ずにいいのでは?’という意見があるぐらいなのだから、WBCの開催がシーズン開幕前の3月開催の方が現実的だ。 

 かつて長嶋茂雄の著書「ネバーギブアップ」を読んでいると‘キューバなどでは最も才能のある子供はショートを守る’という記述があった。
 そういえばメジャーNo1サウスポーのヨハン・サンタナはリトルリーグ
時代に右利き用グラブを使って遊撃手としてプレーしていたがコーチに左利きであることを見抜かれるとセンターに転向したらしい。
 そしてヒューストンとの契約は外野手として契約したが、強肩という事でピッチャーに転向している。

 ‘子供の頃からエースで4番~’という歌があったように最も才能が
ある者がピッチャーになる日本とは野球に対する価値観が違う。 

 日本では過度にピッチャーに依存するスタイルで歴史を積み重ねているから‘球数制限があると真剣勝負にならない’という意見が多いが、世界的に見たらケガ防止という側面からも球数制限は十分考えられる。 

 むしろ高校野球で美談として語られていた

'‘炎の四連投’

‘魂の 230球完投’などの方が

異常な事だと思った方がいいのだから。    '

posted by ue-kj |22:32 | 野球 | コメント(18) | トラックバック(0)
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2009年01月29日

岡田ジャパン・バーレーンに敗れるも・・・・・

 岡田ジャパンが今日未明にバーレーンで行われた11年アジア杯
予選で0-1で敗れた。
 試合前は もっぱら‘代表の試合の中継がない’という話題が先行
して、試合自体に対する興味はファンの大半が持ってなかったと
思える。

 それがイエメン戦を控え中心で戦い2-1で辛勝したのに続き、アウェーとはいえバーレーンに0-1で敗れたので風当たりが強くなっている。 

 そもそもアジア杯は五輪の年に行われていたが前回から W杯の翌年に前倒しになったため、予選が今年行われる事になったのだ。
 アジア杯は16チームが参加するのでW杯のアジア最終予選に確実に残る日本にとって、予選は勝ち抜いて当たり前。
 今回の予選でもホーム&アウェーとはいえ、バーレーン・イエメン・香港と組んで2位以内に入ればOKというユルい規定である。 

 しかもバーレーンとはW杯の3次予選で2試合戦っているのに最終予選でも同じグループに入っている。
 3次予選では互いにホームで勝ったものの、最終予選ではアウェーで戦い終盤追い上げられたが3-2で勝っている相手だ。
 だから正直言って‘今さら’感が強かった。 

 今年の岡田ジャパンにとっての最大の目標はW杯予選の勝ち抜きであり、アジア杯に1位で出場する事ではない!

 当面の目標は2月11日に横浜で予定されているオーストラリア戦だから、それに合わせた調整試合と位置づけた方がいいのだ。
 だから20日に行われたイエメン戦では控え中心のメンバーで戦い2-1で辛勝したと批判が出ても気にする事はないし、後藤健生氏も言っているが、そもそもJリーグのオフシーズンにあたる 1月の試合で いい
試合を期待する方がおかしい。

  反対にイエメンやバーレーンは、ガルフ杯を戦ったりしているから
チームの習熟度はオフシーズン明けの日本より断然上だろう。
 確かに負けた事は痛いが6戦全勝するには無理があるし、この予選は2位でも出場可能なのだからホームでの負けならまだしもアウェーでの負けは計算に入れていいはず。 

 少なくとも この敗戦を受けて‘オーストラリア戦に不安を残す’などと騒ぎ立てる方がナンセンスだと思うのだ。        

posted by ue-kj |22:31 | サッカー | コメント(13) | トラックバック(0)
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2009年01月28日

奇妙な日本ボクシングのマッチメイク

 今日のスポーツ新聞に「亀田大毅が元世界王者で9位のワンディと対戦」という記事が載っていた。
 しかも「勝てば世界挑戦可能な15位以内にランクされるので年内にWBA王者のデンカオーセンに挑戦へ」との事。 

 亀田大毅といえば07年10月に内藤大助に挑戦して大差の判定負けしただけでなく、反則騒動まで犯して世間の大ヒンシュクを買って試合出場停止処分を受けていた。 

 昨年11月に復帰戦を行っていたのだが1試合を挟んでワンディと
戦い、勝ったら世界戦とは・・・・・ 

 そもそもデンカオーセンには兄の亀田興毅が挑戦を表明していた
のではなかったか? 

 御用メディアに言わせると「2試合連続の元世界王者」12月に大毅が3RでKOしたブストスは04年の12月にWBCミニマム級王者のイーグル赤倉にアクシデントで勝ったものの、05年の 4月に高山勝成に大差の判定で敗れ王座を失うと以後3年8ヶ月の間に1勝1敗とパッとしない
相手。 

 今回対戦するワンディも11年前の98年8月にWBCミニマム級王者となり、00年2月に王座を失った後に階級を上げて勝ち負けを繰り返し
昨年8月には升田貴久に判定負けしている。
 もともとSフライ級でデビューした大毅だからLフライからフライで戦っているワンディとの対戦は決して難しい相手ではない。

 どうも亀田一家のマッチメークは、こういうのが多い。 

 兄の興毅は世界を獲る1年2ヶ月前の05年6月に元WBC Lフライ級王者のサマンに1RKO勝ちしているが、サマンは01年1月にリターンマッチに失敗した後に4年間で1勝3敗。

 05年の11月には元ミニマム級王者のノエル・アランブレッドを7R終了
TKOで下したが、前年の7月に体重オーバーで王座を剥奪されて以来パッとした内容の試合をしていない。 

 自分より下の階級の相手と自分の階級で戦うのだから、ある意味 
‘勝って当然’のようなマッチメークが目に付く。
 そして‘とりあえず大毅で様子を見て勝てばよし、負けたら興毅が
敵討ちで満を持して挑戦’という目論見だろうか? 

 一方で現役の世界王者の方は内藤大助が4度の防衛戦中3度が
日本人相手というのをはじめ、先日敗れた坂田も4度中2度が日本人。

 WBA・Sフライ級王者の名城信男は9月に行われた決定戦が日本人の河野公平で、4月に予定されている初防衛戦の相手は東洋王者の冨山浩之介らしい。 

 世界王者の挑戦者は日本人相手が多く、亀田の対戦相手は下の階級から上げてきた外人ばかりという妙なマッチメークが目に余る昨今のボクシング界だ。 

posted by ue-kj |22:28 | ボクシング | コメント(19) | トラックバック(0)
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2009年01月26日

渋井陽子の復活優勝で考えた事

 昨日行われた大阪女子マラソンで渋井陽子が優勝した。
 渋井といえば01年の大阪国際が初マラソンで、2:23:11という初マラ
ソン世界記録を樹立し、エドモントンの世界陸上でも4位入賞を果たし若手ホープに名乗りを上げた。 
 ところが、それから優勝は04年9月のベルリンマラソンで優勝した以外は成績は頭打ち。
 特に五輪や世界陸上の選考レースでは、ことごとく失速して出場権を取れなかった。 

 今年8月にベルリンで行われる世界陸上の出場権をかけた東京国際
女子マラソンでも前半から快調に飛ばしながら、後半に失速して残り
4㌔で逆転されて4位に終わった。
 それから2ヶ月のインターバルで復活の優勝となったわけだが、気に
なった事がある。 

 それは東京から2ヶ月という短いインターバルでのレースで優勝できた事だ。
 今回は渋井よりも‘ママさんランナー’赤羽有紀子の方が注目されていたのだが、渋井の評価が今ひとつだった原因として最近の後半の失速癖と短いインターバルがある。 

 最近の日本人ランナーは目標とするレースに出場するために数ヶ月前から合宿などをして備える。
 だから‘○○マラソンに出場予定だったが、合宿中にケガをして準備
不足のため欠場’などという事が多々あった。
 そのため‘レースに出るには半年以上前から備えなければいけない’ という常識が蔓延していたのではないかと思われる。 

 そういえば男子の藤田敦史も06年12月の福岡国際で8位と惨敗した 
2ヵ月後の別大マラソンでタイムこそ2時間10分台だったものの優勝を
飾っている。

 また宗茂は76年は7月にモントリオール五輪に出場すると12月の
福岡国際に出場し4位に入っているし、77年の福岡国際を走って惨敗した2ヶ月後の別大マラソンで日本人で初めて2時間10分をきって優勝していた。 

 つまり短い調整期間でも勝てる前例があるのだ。 

 実際に世界記録保持者のハイレ・ゲブレセラシェなど世界のトップクラスの選手は短いインターバルでレースに出場していて

‘何で日本人はマラソンを走るのに、そんなに長く調整しないといけないのか?’ と不思議がっていた。 

 確かに半年近くかけて準備するやり方は確実かもしれないが、北京の時のように追い込み過ぎてオーバーワークになってベストコンディ
ションを作れないという弊害もある。
 短いインターバルでレースに出場した方が疲れが取れていれば、かえってオーバーワークにならずに済むという考え方もできる。 

 当日解説をしていた増田明美が‘高橋尚子が01年にベルリンで世界
記録を作った2週間後にシカゴに出場しようとしていたが、実際に走っていたらどうなっていたか’とコメントしていた。
 仮に好記録で走っていたら日本人のマラソンに対する常識も変わっていたのかもしれない。

posted by ue-kj |21:00 | オリンピック競技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月25日

‘稽古不足’に対する疑念

 今日行われた大相撲初場所の千秋楽で朝青龍が優勝決定戦の
末に勝って優勝した。 

 朝青龍は場所前の稽古総見で酷評されたが場所に入ると調子を上げていき、白鵬に本割りで敗れ全勝優勝はならなかったが決定戦では見事な相撲を取った。 

 場所前に相撲通と言われる方々に言わせると‘あの稽古量では・・・・’
だった。
 実際に親方衆をはじめとした評論家達は成績が悪いと判で捺した
ように‘稽古不足’と言うが、むしろ彼らの言い分の方に疑問を感じる。 

 たしかに猛稽古というのは絶対に必要だが、オーバーワークという
リスクが高い。

 ボクシングの世界フライ級王者の内藤大助は34歳。
 7月の防衛戦で大苦戦した原因はオーバーワーク。
 練習量を減らされて不安感から隠れて練習をしたのが原因だったらしい。     

 だから12月は しっかり休養を取って素晴らしい内容で完勝した
のだ。 

 20代半ばを過ぎると体力は落ち気味になる。
 ましてや左肘を痛めている朝青龍にとって20歳前後のような猛
稽古をするとケガを悪化させるリスクが大きい。 

 若いうちに猛稽古を積む事は否定しないが、30歳近くなりケガを持っている力士が昔のような猛稽古をするというのは逆効果だと思うのだ。 

 不調の原因を何とかの一つ覚えのように‘稽古不足’で一括りにしていると、基礎体力の落ちた昨今の若手には逆効果ではないかと思う
のだ。 

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posted by ue-kj |22:00 | 相撲 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年01月24日

選抜再生にはリーグ戦を

 先日09年選抜高校野球の出場校が発表された。 
‘春は選抜から’と言われていたが、最近は夏に比べて選抜は残念ながらカゲが薄い。
 ピークを夏に持ってくるチームが多いので、夏に比べて春は準備
大会という感じがするのだ。
 そこで高野連は21世紀枠や(今年から廃止されたが)希望枠などという妙な特別枠を作り‘選抜の独自性’と強弁し、存在感をアピールしているが今ひとつピンとこない。 

 そこで高野連が言う‘選抜の独自性’を強調するなら、むしろリーグ戦+トーナメント方式を取ったらどうだろう? 

 今月17日に行われたサッカーの‘フットボールカンファレンス’ では、
公式のリーグ戦を行う事で選手達の実戦経験が積めるというリーグ戦の導入を提唱していた。 

 サッカー同様 野球もトーナメントばかりでは試合数が少ないので
実戦経験を積む機会は限られる。
 そこで一発勝負の面白さを楽しむ意味で夏は現行のままでやるなら、春の大会をリーグ戦+トーナメントというW杯方式を取り入れればいいのではないか。 

 私案だが、神宮大会に出場した10校に21世紀枠のようなチームを
4校と、神宮大会のファイナリストになった地区から1校づつ計16校で行う。
 4校1組のリーグ戦を行って上位2校がベスト8に進出し、ベスト4に
残った学校の県は夏の出場枠を1校増やすという事にすれば盛り上がるだろう。 

 試合数もリーグ戦が6X4で24にトーナメント7で31試合。
 これなら現行の32校で行っているトーナメントと同じ試合数になる。 

 せっかく出場して甲子園の雰囲気に呑まれて力を出し切れないままに 1試合しか戦えずに去るよりも、最低でも3試合は戦えるという方が参加校にも喜ばれると思うのだが・・・・

posted by ue-kj |21:51 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月23日

ジョー・モンタナが‘神’になった日

 20年前の今日89年1月23日はNFLの第23回スーパーボウルで、
サンフランシスコのQBジョー・モンタナが‘神のドライブ’ と呼ばれる
大逆転劇を演じた日である。 

 マイアミのジョー・ロビー・スタジアムで行われた第23回のスーパー
ボウルはサンフランシスコとシンシナティが顔を合わせたのだが、シンシナティのサム・ワイチHCはサンフランシスコのビル・ウォルシュHCの
オフェンスコーチだったため ‘師弟対決’と呼ばれていたが、もう1つの
師弟対決がモンタナを最初にコーチしたのがサム・ワイチだったのだ。 

 AFCを席捲したシンシナティのノーハドルオフェンス対モンタナ中心のサンフランシスコ・オフェンスの対決と言われた。

 試合はサンフランシスコが1QにFGで先制するとシンシナティも 2Qに
FGで追い付き3-3で前半終了。
 後半に入りシンシナティがFGで勝ち越すと、サンフランシスコもFGで
再び追い付き6-6からシンシナティがキックオフ・リターン TDを決め
13-6とリードを奪う。

 サンフランシスコもモンタナのパスを受けたジェリー・ライスがエンド
ゾーンをかすめるTDで追い付いたものの、シンシナティが FGを決めて16-13と3点リードし残り3分10秒・自陣8ydからの攻撃となったのだ。 

 リズムよくシンシナティのお株を奪うノーハドルでRBのロジャー・クレイグやTEのジョン・フランクにショートパスを通して1stダウンを次々に更新して行く。
 更に ここぞという時にはWRジェリー・ライスへのホットラインが機能し、瞬く間に敵陣に入る。 

 ところが敵陣に入った最初のドライブで反則を取られ2ndダウン・20yd
とピンチを迎えた。
 それでもロングパスをDF3人に囲まれていたライスに通し一気に
レッドゾーンに持ち込んだ。 

 そして残り34秒で中央に走り込んだジョン・テイラーへのパスが通って大逆転のTDが成功!

 ‘逆転、逆転、大逆転!まさにモンタナ・マジック!’とNTVの吉田
慎一郎アナが絶叫、見ていた私も全身が総毛立つ気分になったのだ。 
 2分36秒・11プレーでの逆転タッチダウンは今でも伝説の‘ザ・ドライブ’と呼ばれている。

 まさしく‘神のプレー’だった。 

 20年経った今でも、このドライブは忘れられない。

posted by ue-kj |21:19 | アメリカンフットボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月22日

平成最初の名勝負・マーク対高橋ナオトから20年

 20年前の今日・89年1月22日に行われたのが‘平成の名勝負’ と
呼ばれたマーク・堀越・ブルックスー高橋ナオトの日本 Jフェザー級
タイトルマッチが行われた日である。
 この日は日曜で中継の前にOAされていたNFLのプレーオフの後番組としてタイマー録画していた。

 営業が終わってから見たのだが、まさしく‘凄いものを見た’という
感じで度肝を抜かれた。 

 この試合まで6連続KOの王者・マークはWBA6位で世界挑戦寸前
だったので、予想はマーク有利。
 人気者の1位・高橋ナオトも実力者だが2度KO負けしているという事で、マーク有利は当然と思われた。 

 試合が始まると両者のパワーの差はハッキリしていて、マークが振るう力強いパンチに対しナオトはカウンターで応戦するが時折ヒットするものの全体的にはマークが上回る展開で進む。 

 流れが変わったのが4Rでマークの強打に打ち負けてジリ貧になるかと思われていたナオトが打った右ストレートのカウンターが見事にヒットしてダウンを奪ったのだ。
 立ち上がったマークに追撃のダウンを追加するが、マークも踏みとどまり凌いで このRを終了。

  5Rも仕留めそこなったナオトにツケが回ってきたのは6R。
 ダメージから回復したマークの強打がナオトを捉え始め、打ち勝ち始めた。
 迎えた8Rには一方的なマークの攻勢、そして右から左フックの
返しがヒットし遂にナオトがダウン。
 更にアッパーで顎を跳ね上げられストップは時間の問題で辛うじてゴングに救われる。 

 9Rも最初はマークのペースだったが、おもむろに放ったナオトの左
フックが絶妙のカウンターでマークの顎を捉えてグラつかせると左
フックから右ストレートの返しで大逆転のダウンを奪う。
 更に再び右ストレートがマークの顎を捉えるとマークは背中からダウンして立ち上がるものの足がふらつきレフェリーがストップ。

 勝ったナオトはリングに突っ伏して、負けたマークが立っているという珍しいシーンが印象に残る大逆転のKO勝ちとなった。 

 4Rぐらいから場内はナオトコールが地鳴りのように響き渡り、もの
凄い雰囲気になっていた中での大逆転KO勝ちだから見終わった後もTVの前で呆気に取られていたのを昨日のように思い出す。 

 この年は日本人が世界戦で全敗した年だったが、例え世界戦で
日本人が勝ってもマークーナオト戦が年間最高試合だったろう。

 それぐらいの激戦だったのだ。 

 なお、会場で観戦していたのが‘はじめの一歩’の原作者・森川ジョージ氏で、この試合を見て‘はじめの一歩’を描こうと思ったらしい。 

posted by ue-kj |21:38 | ボクシング | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年01月20日

ヨミウリ支配の終焉

 昨日の新聞に読売グループのNTVがヴェルディの筆頭株主から
降りるという記事が載っていて、Jリーグの将来の不安を煽るような
論調だった。
 ただ私に言わせるとJリーグ発足から16年目にして、ついにヨミウリの
呪縛から解き放たれると考えていて大いなる進歩だと思うのだ。 

 確かに読売グループはトヨタ杯や高校サッカーなどサッカーが冬の時代にメジャーなイベントとして一筋の灯を点していたし、読売クラブのような企業チーム全盛の時代にクラブチームを立ち上げてサッカー界の主流にしていった。

  ところが自称・日本一の人気チームを不法所持している某社長が、
Jリーグの理念である‘企業名を名乗らず地域名で呼称’ というスタイルに異を唱え不満をぶちまけ続けていた。

 Jリーグ発足当時こそ多くの代表選手を億単位の契約金で抱え名実
共にトップの座に座っていたが、Jリーグブームが去った後は選手の高年俸が足枷になり経営難に陥る。 
‘読売ヴェルディにならカネは出すが、読売を出せないのなら意味がない’と某社長は捨てゼリフを残し傘下のNTVをメインスポンサーにして経営の主流から去ったのだ。 

 その後のヴェルディの迷走ぶりは目を覆うばかりで、とてもじゃ
ないが全盛時の面影はない! 

 今回のNTVの撤退劇は1つの企業だけで1つのチームをバックアップする時代は終わったという事だろう。

 どうしても1つの企業でバックアップするシステムだと、その企業が
退潮になると資金難に陥り身売りと共に下手したらチームそのものがなくなるという最悪の状況になってしまうのだ。 
 その点、世界の主流である地域名で呼称するシステムならメインスポンサーが降板し、代わりのスポンサーが出てくるだけの事だ。

 ヴェルディは読売のみがスポンサーチームでないという事に
感謝するべきだろう。


 読売ヴェルディなら、ヴェルディそのものが消滅する可能性が
高かったのだから。 

posted by ue-kj |21:20 | サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年01月18日

スーパーボウル制覇は どこ?

 08~09シーズンも大詰め。
 AFCとNFCのファイナルを前にしているが、残った4チームの中で
スーパーボウル制覇に最も近いのは どこだろうか? 


 まずは日本時間の19日5:00からアリゾナーフィラデルフィア戦がアリゾナで行われる。 
 アリゾナはNFC西地区優勝ながら9勝7敗での優勝。
‘同地区の他チームが失速してくれたおかげという見方もできたが、
プレーオフに入ってホームでアトランタに勝ったまでは想定内だったもののシャーロットに乗り込んで第2シードのカロライナに勝つとは思わなかった。
  今シーズン唯一ホームで全勝のカロライナに対し、東地区では全敗のアリゾナだったので、まさしく番狂わせだ。

 フィラデルフィアは最終戦でダラスに勝って9勝6敗1分でワイルド
カードに滑り込んだ。
 第3シードのミネソタに乗り込んで26-14で勝つと、第1シードのNY
ジャイアンツをノータッチダウンに追い込んで23-11で勝っての進出。
 ワイルドカードでの第6シードからの快進撃で勢いに乗っているのは事実。  

 MLBでもフィラデルフィア・フィリーズが優勝しているだけにあやかり
たいが、まだスーパーボウルで勝った事がない。
 一方のアリゾナは99~00年シーズンにセントルイスでスーパーボウルで勝ったQBのワーナーがいるので、アリゾナが勝った方がスーパーボウルでは勝つ確率が上がるか? 

 ただしホームで強いアリゾナだが13週にフィラデルフィアから20-48で敗れているのが気になる。 

 8:30からピッツバーグで行われるピッツバーグーボルティモア戦は、
DFが固いだけにロースコアになるだろう。
 両チームとも近年スーパーボウルで勝っているだけに、コチラの勝者の方がスーパーボウルでは有利かもしれない。 

 レギュラーシーズンではピッツバーグがホーム&アウェー共々連勝しているので数字の上ではピッツバーグ有利か?
 となると最終的に一番人気はピッツバーグという事になるが、昨年のNYジャイアンツはシーズン終盤に調子を上げて勢いをつけてワイルドカードを勝ち上がっての優勝だっただけに 勢いという要素も侮れないと思う。 

 残り3試合、かなり面白い試合が見られると思う。    

posted by ue-kj |16:54 | その他 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年01月17日

サッカー人気が ここまで上がるとは思えなかった20年前

「頼むさかい、日本リーグの選手らに満員の国立でプレイさせ
たってや」ファン代表/明石家さんま 

 これは20年前の今頃、東京の電車の中で見かけた中吊り広告だ。
  20年前にジャパンボウルに行くのに京浜東北線の電車内で見た
のだが、これは89年2月26日に国立で行われるサッカー日本リーグの
後期開幕戦である読売vs三菱と日産vsヤマハのダブルヘッダーを満員の観衆の下でやろうとリーグ事務局が立てた企画だった。

  2月26日の観客は4万1千人だったそうで、それまではメキシコ五輪直後の三菱vsヤンマー戦の4万人だったので新記録となった。
 ただし実際は3万人入ってたかどうかという入りだったものの、中吊り
広告に2千万をかけ 社会人から子供のサッカークラブにまで国内5千のチームに招待券をばらまいた手前、新記録にしないと格好がつかなかったようだ。 

 当時‘国立ボウルゲーム’と我々が言っていたのが、正月から成人の日にかけて国立で行われる競技。

 元日がサッカー天皇杯決勝。

 2日は大学ラグビー準決勝。

 3日はアメリカンフットボールのライスボウル。

 6日は大学ラグビーの決勝。

 7・8日は高校サッカーの準決勝&決勝。

 15日にラグビーのNHK杯 
というスケジュールだったが、当時 最も入っていたのがラグビーで
 天皇杯が一番観客が少なかった。 

 特に87年など、ある外国のスター選手が天皇杯決勝と東海大一vs国見の高校サッカー決勝の両方を観戦したのだが‘天皇杯より観客が多い’と驚いていた。 

 それが逆転したのが93年のJリーグ開幕の前哨戦となった92年の
ナビスコ杯だった。
‘サッカーがプロ化したので’とは当時よく言われていたが、Jリーグがプロ野球のような企業の宣伝部門の一部なら ここまで盛り上がらなかったと思われる。

 やはり独立採算制にしたのが原因だろう。 

 独立採算制になると親会社におんぶに抱っこというワケにはいかない。
 だから関係者は‘いかに黒字にするか’といつも考えていた。

 Jリーグ発足前は‘こんな田舎で採算が取れるわけがない’と思われていた地域にチームができ、しっかりと黒字経営しているのだ。 

 この20年間でJリーグが本来のプロとしての経営のスタンダードを
作ったと言っても過言ではないだろう。
 その最たる例がJリーグのチーム数の増加で‘10球団の1リーグ制’
などと血迷った事を推進しようとした競技とは根本的に違うのだと思えた。 

 大事なのは、やる気なのだから。

posted by ue-kj |22:59 | サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年01月14日

ファンは賢くなっている

 今日のスポーツ新聞によると2月11日に横浜で行われる南アフリカ
W杯アジア最終予選のオーストラリア戦の前売りチケットが完売
らしい。
 最終予選ではホームでウズベキスタン・オーストラリア・バーレーン・
カタールの順番で対戦するのだが、最大の敵はオーストラリアだ。
 これを勝てば1位通過に大きく前進するのでファンの感心が高いのは
当然だろう。 

 06ドイツW杯で惨敗して以来、代表の人気が下降気味というネガティブな記事をよく目にする機会がある。
 確かに親善試合のキリンチャレンジカップなどは空席が目立つの
だが、最終予選のウズベキスタン戦の入りは悪くなかったので個人的にはファンが賢くなっただけと思っていた。 

 サッカーライターの杉山茂樹氏は‘代表の親善試合で毎試合満員札止めという方がおかしい’と事あるごとに言っていた。
 確かに親善試合は調整試合。 加茂ジャパンの頃から見ていても対戦相手がベストメンバーではなかった事などザラだし、ベストメンバーでも‘ケガだけはしないよう’というスタンスでモチベーションに欠けた状態のチームが来日する事はよくあった。

 W杯に出場するのが目的だった加茂・岡田ジャパン時代ならまだしも、02年に開催国とはいえベスト16に入っているのだからファンの見る目は格段に厳しくなった。
 だから親善試合に例え勝っても前記したようなチーム相手なら、いくらマスコミが囃し立てても嬉しくはない。 

 トルシエ&ジーコ時代にヨーロッパ遠征に行って対戦したスペイン戦やチェコ戦は小さなスタジアムで行われ、とてもじゃないが殺気立ったアウェーの雰囲気とは程遠く‘しょせんは親善試合’というムードだった
(01年のサン・ド・ニでのフランス戦を除いて) 

 日本のサッカーファンも そういう感覚になってきた事は本物と偽物の
差を見分ける事ができるようになって喜ぶべき事であり、間違っても‘代表人気の低下’と悔やむ事ではない。 

 2月11日のオーストラリア戦の前売りチケットが完売になったという
事はある意味当然だろう。
 もっとも‘オーストラリアごときだったら生観戦して応援するまでもなく勝つに決まってる’というようになると頼もしいが、そこまでなるとW杯予選の緊張感がなくなってしまうか。 

posted by ue-kj |21:04 | サッカー | コメント(10) | トラックバック(0)
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2009年01月13日

大相撲 3日目を終わって明暗分かれる

 大相撲初場所は3日目が終了し、場所前に稽古を積んで絶好調を
伝えられた日馬富士が まさかの3連敗スタートしたのに対し精彩の
ない稽古に終始し不安視された朝青龍や魁皇などが 3連勝と好調なスタートを切った。

  琴光喜以外の上位陣は全勝で好調なスタートなのに対し、期待された若手の稀勢の里や琴奨菊らは初日が出てないなど対照的なスタートだ。 

 朝青龍は初日に稀勢の里に立ち遅れて右上手を許しながら、左から
すくい投げを打って踏みとどまり右を巻き替えて両差しから一気に寄り
切った。
 内容的には褒められたものではなかったが、2日目にも琴奨菊から右上手を取られながら勝つと勢いに乗った感じだ。

 内容が悪くても結果が出ていれば勢いが付く。 

 それに対し日馬富士は初日に嘉風と対戦し、いなしに泳いで送り出
されて敗れた時は‘まだ初日で先場所も連敗してから盛り返した’という意見が多数を占めた。
 ところが2日目に雅山の足が出ないまま中途半端に押し込んで土俵際で突き落とされて連敗すると、今日も連敗スタートの豊ノ島にも敗れてまさかの3連敗。

 コチラは勢いに乗り損ねた感じだ。 

 そういう意味では日本人の稀勢の里や琴奨菊ら若手力士達も勢いに乗り損ねていると思われる。 

 かつてボクシングの世界王者だった輪島功一は‘5Rまでに10R分のスタミナを使ってペースを握れば後半は意外に楽だけど、相手にペースを握られたら いくらスタミナに自信があっても消耗度が激しくなる’と常々ペースを握る事の重要性を力説していた。

  まだ3日しか経ってないので拙速な判断をするのはマズいが、もと
もと朝青龍は休場し始める前から中日ぐらいから調子を上げるタイプだったので稽古総見の頃は最悪のコンディションだったのではないかと思う。
 日馬富士は新大関の場所という事で調整がオーバーペースになっていたのではないかと思ってしまうのだ。 

 場所前の稽古を見て調子の良し悪しを判断するのが難しくなってきてるのではないかと思えてならない。

  

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posted by ue-kj |23:19 | 相撲 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月12日

選手権ファイナルに見る高校サッカーの魅力

 今日行われた全国高校サッカー選手権のファイナルは、広島皆実が3-2で鹿児島城西に勝って初優勝を飾った。

 鹿児島城西はSファイナルまで5試合で27得点と爆発的な攻撃力を誇る反面、失点も11失点と多い。  

 それに対し広島皆実は初戦の帝京戦で0-0で引き分けPK戦で勝って
波に乗り、4試合で6得点と派手さはないが失点も5試合で1失点と安定感抜群の試合運びを見せる。
 お家芸の組織的な堅守に決定力のある2トップの攻撃力が加わっているし練習試合の対鹿児島城西戦は3戦3勝だ。 

 20分に城西は大迫勇也が大会10点目となるゴールで先制するが、23分にサイドから崩して金島が決めて追いつくと 33分には谷本が決めて逆転。
 後半は風上に回った城西が攻勢に出て62分に大迫勇也が作った
チャンスに野村が全試合得点となる同点ゴールを決めたが、4分後に右サイドから崩して上げたセンタリングを金島が決めて勝ち越し そのまま逃げ切った。

  城西はSファイナルの前橋育英戦でも先制した直後に追いつかれ、
かなり危ない場面があったが大事なファイナルでも同じ事を繰り返した。

 どんな競技でもそうだが、点を取るが失点も多いチームが優勝するのは難しい。
 野球はまだしも点が最も入りにくいサッカーでは致命傷になりかねない。

 それが決定力のある大迫勇也と野村の2トップを擁しているとはいえ
‘失点しても1点でも多く点を取ればいい’というスタイルで全国のファイナルまで行けるのは稀有な例だが、それだけのロマンを感じさせてくれるチームだった。

  90年代から00年代前半にかけて黄金時代を築いた国見のような
運動量のサッカーをやるチームもあれば、3年前の優勝チームの野洲のようにショートパスを繋いで相手を崩すスタイルのチームもあってバラエティに溢れるのが高校サッカーの面白いところ。

 ‘選手の将来を考えて高校生のカテゴリーでは目先の勝ちに拘らず大きく育てるべき’
という意見と
‘高校レベルから勝ちに拘る事で勝負強さを身に付ける’
という対極の思想があるのは事実。
 このバランスが微妙に保たれているのが、高校サッカーの魅力だろう。

posted by ue-kj |22:01 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月10日

危ないのは朝青龍だけではない

 明日から09年度の大相撲初場所が始まる。 
 巷では‘朝青龍の進退がかかった場所’という論調が賑やかだ。 

 確かに8日に行われた横綱審議員の稽古総見で朝青龍の不調が
まことしやかに伝えられ、北の富士勝昭などは ‘酷いね、あれなら出ない方が いい’などとコメントしていた。 
 実際に稽古総見での不調ぶりは夕刊のスポーツ面ではなく、三面記事に載るぐらいだったのだ。 

 ただし私的には朝青龍の事ばかり騒いでいるが、むしろ危ないのは 
魁皇だと思っている。 
 というのも朝青龍は10番勝てばいいわけで、最初の2日間を1勝1敗で いけば昨年の初場所のように後半調子を上げてくる可能性があり、10番 ほど勝てば今回に限って横綱の責任は果たした事にはなる。 
  
 魁皇は先場所前の稽古で足の肉離れを起こし、それが原因で途中休場 しているのだ。 
 本来ならば交傷が認められて一場所ぐらい休んでもいいぐらいとは思うが交傷制度がなくなったので、そうも言ってはいられない。 
 無理して出場するわけで、本人は出場に意欲を示しているが何とも心 もとない。 

 今の力では両横綱や日馬富士に相性の悪い琴光喜などが相手では厳 しい。 
 つまり、ここまでで4敗を計算に入れないといけないのだ。 
 しかも力を付けてきた若手の琴奨菊、把瑠都、豊ノ島、稀勢の里ら 
相手に全敗した時点で負け越しになる。 

 観客動員で最も苦戦している九州場所では魁皇は依然として
主役だ。 
 相撲協会としては魁皇には1場所でも長く現役を務めて欲しいだろう 
から、朝青龍同様に頭痛のタネではないかと思う。 
 魁皇だけでない、千代大海も故障を抱えているのでカド番予備軍に 
なっている。 

 琴光喜も年齢的に先がしれているので、先ほど挙げた日本人若手力士 から一刻も早く大関に上がる力士に出てきて欲しいものだ。   

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posted by ue-kj |22:37 | 相撲 | コメント(0) | トラックバック(0)
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