2008年10月31日

日本シリーズ、最初の2連戦について

 明日からいよいよ日本シリーズが始まる。
 ライオンズが西武になって6度目の対戦だが、02年以来6年ぶり
だけにワクワクする。

 さてG1とG2の2連戦について74年からの優勝チームの最初の
2連戦を調べてみると
(ジャイアンツのV9まではジャイアンツが強すぎて参考にならない)

H ○○:5 ○×:4 ×○:3 ××:2  14 △○:1
R ○○:7 ○×:4 ×○:5 ××:2  18 △×:1
Hはホームスタート(今年ならG )Rはロードスタート(L)

 過去36年間でロードスタートの18勝14敗。
 これを見て分かるのは連勝、連敗がありえる2連戦は連勝スタート
すると12回も優勝しているし連敗スタートの優勝は4回と3分の1に
確率が落ちる。

 特に敵地スタートチームが連勝すると7回も優勝しているように連勝スタートでホームに戻るとそれだけ有利になるという事、これは敵地
スタートとなっているLには心強いデータだ。

 昔はG1、G2は収拾したデータとの照らし合わせのようなもの、
本番はG3からの3連戦という事から互いに1勝1敗でOKというような
風潮があった。
 2000年以降では連勝スタートが6回中4回あり連勝スタートしたチームで優勝できなかったのは00年のHだけだ。

 また2000年以降の1勝1敗の場合は01年のSや04年のLが初戦を
取って優勝に結びつけている。
つまり初戦を取るというのはかなり大きな比重を持つのが分かる
だろう。
 明日のG1はそういう意味で注目だ。

posted by ue-kj |21:20 | 野球 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年10月30日

赤鬼に祝福の鐘が鳴る・フィリーズ28年ぶりのワールドチャンピオン

 史上初のサスペンデッドゲームとなったワールドシリーズ G5は、
6回裏にフィラデルフィアが勝ち越すと7回にタンパがHRで追い付く。
 なおも2アウト2塁で岩村が2塁へ内野安打を放つが、2塁ランナーの
バートレットが一気にホームに突っ込みアウト。
 2塁手のアットリーが1塁に送球せずダイレクトでバックホームした
好判断だった。
 仮に1塁に送球していたらセーフだっただろう。

 その裏に1アウト3塁からフェリスのセンター前に抜けるタイムリーで
再び勝ち越し4-3、そのまま逃げ切って28年ぶりのワールドチャンピ
オンに輝いた。 

 始まる前はレベルの高いアメリカンリーグ・東地区を制し、ポスト
シーズンでもシカゴやボストンを破っているタンパが有利という予想
だった。
 G1は1回にアットリーの2ランで先制しハメルズの好投で先勝した
ものの、G2は0-4から追い上げたが残塁の山を築き2-4で1勝1敗となる。 

 先発がカズミア、シールズ、ガーザと安定した3枚いるタンパに対し
‘ハメルズ以外は・・・’と言われたフィラデルフィアにとって最低限の
スタートだった。 
 ところがフィラデルフィアに戻ってのG3で、かつてシアトルで活躍した
45歳のモイヤーが芸術的な好投を見せ4-1から一旦追いつかれた
もののサヨナラ勝ちして勢いに乗ると、G4では打線が爆発して10-2と
大勝し王手をかけていたのだ。 

 監督は かつてスワローズやバファローズで活躍したチャーリー・
マニエル。
‘赤鬼’と呼ばれた巨漢で打ちまくりバファローズ時代にはアゴに死球を受けて骨折しながらアメフト用のヘルメットをかぶって出場し続けたのが印象深い。 

 バファローズ時代は全盛だった広島に2年続けて3勝4敗と敗れて
いたが、奇しくも今年はスワローズで日本一になって30年目である。

 フィラデルフィアも28年前にピート・ローズらで優勝して以来、 83年と
93年に敗退していたので監督同様3度目の正直だったのだ。 

 フィラデルフィアのシチズンパークは自由の鐘を模したリバティベルが名物だが、今日の勝利で鐘の音がフィラデルフィアナインを祝福
しているような気がした。 

 フィリーズのみなさん、おめでとうございます! }

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posted by ue-kj |23:05 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月29日

ビッグレッドマシーン来襲から30年

 30年前の昨日78年10月28日はビッグレッドマシーンと言われた
シンシナティ・レッズが日米野球で来日し初戦を戦った日である。
 7戦まで戦った日本シリーズの熱もさめやらぬ1週間後、後楽園球場に‘闘将’と呼ばれたスパーキー・アンダーソン監督率いるシンシナティが文字通り来襲したのだ。 

 スーパースターのピート・ローズや名キャッチャーのジョニー・ベンチ、黒バットのジョージ・フォスター、名ショートのデーブ・コンセプシオン、ケン・グリフィ・シニア。
 屈指の2塁手だったジョー・モーガンこそ来日しなかったものの、
そうそうたるメンバーだ。 

 そぼ降る雨の中で黒バットのフォスターが弾丸ライナーのHRを堀内
恒夫から放ったのが号砲だった。
 ジャイアンツも通算311勝のトム・シーバーから王貞治がライトスタンド最前列に打ち込むHRなどで反撃、終盤に中畑清の活躍で何とか逆転勝ちした。 
 しかし翌日からシンシナティは本領を発揮。
 5-0からジャイアンツが河埜和正のライトへの2ランで2点返すのが
やっと。 

 それ以降オールジャパンやジャイアンツ・ブレーブス連合、カープ
連合などのチームも挑んだが、ことごとく一蹴され結局シンシナティは14勝2敗1分という60年代以降では最高成績を残していったのだ。 

 当時はフジTV系?で日曜の昼過ぎから録画ながらMLB中継がOAされていて、シンシナティの試合も見る機会があった。
 この日米野球も見られる限りTV中継を見ていたがメンバーやモチ
ベーションを含めて‘コイツら凄い’というのが画面を通してビンビン伝わってきた。
 なお同級生の中にはピート・ローズの事を‘ピート・ズロース’ と言う
不届きものがいた。 

 因みにピート・ローズは翌年からFAでフィラデルフィアに移籍。
 28年前の80年にはワールドシリーズでカンザスシティと対戦、ホーム
ゲームで全勝して4勝2敗でフィラデルフィア唯一のワールドシリーズ
優勝を果たした。 

 当時‘こんなハイレベルなチームがいるMLBで日本人選手が活躍
できるワケがない’と痛感したのだが、30年後の現在ここまでMLB で日本人が大活躍するとは思わなかった。

posted by ue-kj |21:29 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月28日

高橋尚子が引退・お疲れ様でした

 シドニー五輪の女子マラソン金メダリストの高橋尚子が今日引退
する旨を発表した。 
 高橋尚子のこれまでの足跡を辿ると・・・

 98年のバンコク・アジア大会で日本新記録で優勝し脚光を浴びると、
00年3月の名古屋で大会記録で優勝してシドニーの出場権を取る。 

 9月に行われたシドニー五輪でリディア・シモンとの競り合いとなり、
34㌔過ぎでスパートをかけシモンを突き放すとそのまま逃げ切り見事に金メダルを獲得した。 

 01年の9月にはベルリンマラソンで世界新記録を出すなど五輪の金
メダルと世界新記録の両方を達成する快挙。 


 これまでの日本の女子マラソンは有森裕子に代表される粘って
走り、脱落してきたランナーを抜いていくスタイルが主流だった。
 バルセロナやアトランタなど暑い中でのマラソンには、スピードより
暑さに耐えられるスタイルが有効だった。 

 ところが高橋は粘りだけでなく勝負どころを読んで鋭い切れ味ある
スパートをかけるセンスと度胸があった。
 このスタイルで走れるのは現在では野口みずきぐらいか。 

 1つだけ残念なのが本当の意味での賞金レーサーになりきれな
かった事か。
 ポーラ・ラドクリフに代表されるプロの賞金レーサーは年に複数レースを走るのが通例だが、高橋は五輪の連覇に拘っていたので五輪選考レースとなる東京マラソンには出場したものの海外の賞金レースは
02年のベルリンが最後。

 私的には五輪で金メダルを獲得したのだから、賞金レース中心に
シフトしてもよかったのでは?と思った。 
 高橋をはじめとした日本のマラソンランナーは、1つのレースを走る
ために長期間にわたって準備をする傾向が強いのに対し男子マラソン
世界記録保持者のハイレ・ゲブレセラシェは‘なぜ日本人はマラソンを
走るのに、必要以上の準備をしないといけないのか’と不思議がっていた。

 プロの賞金ランナーになる事によって そういう慣例を打破して欲し
かったという個人的な願望はあるものの、高橋の偉業はそれを補って
余りあると思える。 

 本当に長い間お疲れ様でした。  

posted by ue-kj |23:21 | オリンピック競技 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年10月26日

JOEよ誰がために戦う!

 前WBCバンタム級王者の辰吉丈一郎がタイで行われた復帰戦で2RTKO勝ちした。
 90年代ボクシング界のリーダーとして活躍していた辰吉だが、99年
8月に大阪ドームで行われたウィラポン・ナコンアンプロモーションとのリターンマッチで壮絶な7RTKO負けして引退を決意していた。

 ところが燃え尽きてなかったのか復帰を表明して、02年の12月に前
世界フライ級王者のセーン・ソーンプルンチットを6RTKO勝ちして再起。
 更に03年9月にメキシコのフリオ・セサール・アビラに判定勝ちした
ものの、事前に痛めた腿裏の肉離れが完治せず批判を浴びジムからも引退勧告を受けていた。

 それでも辰吉は納得せず復帰を画策、今年5月でボクサーとしての定年を迎え日本で試合ができなくなっていたのでタイでの復帰を画策し今日の復帰戦にこぎつけたわけだ。

 正直言って私は99年のウィラポンとのリターンマッチまでは現役続行には賛成だった。
 しかしウィラポン戦で露呈したのが手術していた左目の視力が0,03と低下していた事、いくら動体視力とは関係ないとはいえ右目とのバランスが悪過ぎる。
 そしてバンタムの体重を維持するのが年齢的に厳しくなっていたと
いう事実がある。
 こういう事例を見ればパンチを見切って外すスタイルではなく、しっかりガードを上げて戦うスタイルに替え階級もフェザー級で戦うならいいが、これまで通りバンタムでガードを下げて戦うスタイルでは無理だと思っていた。

 03年のアビラ戦を見ると‘バンタムでは もはや厳しいし、現役続行も厳しい’と思った。
 それでも辰吉は諦めなかった。

 かつてデビューしたての頃に辰吉は‘1試合でも負けたら引退する’
と言っていたが、ここまでボクシングに取り憑かれるとは思わなかっ
た。

 名ボクサーと言われたモハメド・アリをはじめ、ロベルト・デュラン、
シュガー・レイ・レナードらは引退後にリングに舞い戻り戦って無残な
姿をさらすハメになった。
 
 名ライター・佐瀬稔氏はボクシング名勝負番組でロベルト・デュラン
対ロニー・シムズ戦を解説しながら‘かつての名王者達が復帰して晩節を汚すかのような試合をするのは、彼らにはリングで受ける喝采が忘れられないのだ’と言われていた。

 辰吉も喝采が忘れられず、彼らと同じ道を辿るのだろうか・・・・

 

 

posted by ue-kj |21:58 | ボクシング | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月24日

スポーツ新聞1面の違和感

 少し旧聞ではあるが昨日のスポニチの1面は‘星野代表監督を
固辞’というもの。
 この日はライオンズがファイターズに勝って日本シリーズ出場を
決め、セ・リーグではCSが始まりドラゴンズが初戦を勝った。
 またサッカーでは大阪が浦和に逆転勝ちしてACLのファイナル進出を決めている。

 確かにスポーツ紙は売れてナンボだから、1面に最も刺激がある見出しを載せるのは当然だが少なくとも旬のニュースが3つもあるのに
星野仙一が代表監督を固辞した話で使うのは違和感がある。 
 92年にライオンズがスワローズとの死闘を制して日本一になった翌日の1面が‘貴花田・宮沢りえ婚約’に乗っ取られたような感覚だ。

 これが代表監督問題でも誰かの就任が決まったのなら別だが、プロ
野球のCSの最中に候補者が辞退しただけでなぜ貴重な1面を使うのか理解に苦しむ。 

 スポーツ紙がCSより代表監督について1面を使うという事は、 CSの
結果より代表監督が誰になるのかの方が野球ファンの関心事となって
いる事を証明している。 

 そして心あるファンの反対を押し切って始めたCSが、代表監督のイチ候補が固辞しただけでスポーツ紙の1面を奪われる程度の感心しかないのでは?と思えるぐらいの扱いになっている。 

 かなり嘆かわしい話ではないか!

posted by ue-kj |23:09 | 野球 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年10月23日

明日の世界戦・裏カードに光は当たるか?

 先週の今頃は長谷川穂積が2RでKO勝ちして保持しているバンタム級タイトル7度目の防衛に成功。
 一方でWBCフェザー級タイトルに挑戦した日本王者の粟生隆寛は
オスカー・ラリオス相手に4Rにダウンを奪いストップ寸前まで追い込む
など健闘したが、終盤ポイントをピックアップされて惜しくも1-2の判定
負け。
 このWタイトルマッチから早くも1週間たった。 

 そして明日は、もう1つのWBAフェザー級タイトルマッチが行われる。
 インドネシアのクリス・ジョンに東洋太平洋王者の榎洋之が挑戦する
のだ。
 王者のジョンは これが10度目の防衛戦。
 過去9度の防衛戦ではデリック・ゲイナーやファン・マヌエル・マルケスを破る強豪で、初防衛戦では2階級制覇を狙った佐藤修や8度目の防衛戦で武本在樹の挑戦を受けて完勝している。 

 挑戦者の榎はデビューから無配で日本、東洋と獲得して着実に力を
付けてチャンスを窺っていた。
 ただ実力がありながらチャンスに恵まれず4月にはホープの粟生
隆寛と対戦し引き分けチャンスを逃したかに思われたが、急遽WBA
王者のジョンへの挑戦が決まったのだ。 

 正直言ってWBCのラリオスよりジョンの方が厳しい相手。
 会場は粟生が代々木第一体育館でNTVのライブ中継だったのに
対し、今回は後楽園ホールでTV中継も深夜の録画中継。
 ラリオスー粟生戦に比べて 裏カードとも言える あまりにも待遇が
違うのが現状だ。 

 ただし内藤大助のようにWBAのロレンソ・パーラより厳しいと思われたWBCのポンサクレックに挑戦して見事に勝った例がある。
 ジョンも減量がきつそうだったり今年1月以来の防衛戦という不安要素はあるので、全く希望がないというワケではない。
 何とか苦労人の榎に内藤大助のような奇跡を期待したい。 

 榎が勝ては71年9月に西城正三がアントニオ・ゴメスから5RKO負けして以来37年ぶりのWBAフェザー級タイトル。
 過去スパイダー根本、歌川善介、ロイヤル小林、フリッパー上原、
杉谷満、竹田益朗、浅川誠二、松本好二、平仲信敏、渡辺雄二、越本隆志に前記した佐藤修に武本在樹の13人が計17回挑戦して失敗している。  

posted by ue-kj |22:00 | ボクシング | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月22日

柔道は修行スポーツから脱却できるか?

  IJFは国際大会や世界の選手を格付けするポイントランキング制度の導入を決めた。
 いよいよ柔道もテニスやスキーのようなランキング制になっていくようで、試合数も大幅に増える。
 こうなると日本柔道は修行スポーツからの脱却を余儀なくされるだろう。
 私的には大歓迎である。

 基本的に欧米の選手達は、たくさんの試合をこなして実戦の中で
レベルアップを図る。
 一方で日本では何よりも大事なのは、日頃の鍛錬。
 そして日頃の鍛錬の発表の場が試合という感覚だ。
 つまり試合で勝つのは大事だが、それに向けていかに鍛錬したかというのが最も大事だというもの。
 これはアマチュアでは尊い精神だが、プロとしては失格である。
 プロは結果がすべて、勝たないと意味がない。
 どんなに一生懸命練習しても勝たなかったらダメなのだ。

  欧米の柔道家は練習もするが、試合数も半端じゃない数をこなしている。
 試合で勝つためにどうするかでの練習と、練習の成果を試合で発表するというスタイルでは、勝つための練習をやった者達には勝てるわけがない。

 MLBをはじめとしたプロは試合に勝ってナンボだから、試合に影響
する猛練習は御法度だ。’練習するエネルギーがあるなら試合で
使え’と感覚だ。
 だからメジャーに残れるかどうかは、紅白戦やエキジビションゲームの結果で決まる。寝る間を惜しんで練習しても試合で結果を残せなければマイナー行きで、練習をしなくても試合で結果を残せばメジャーに残れるのだ。

  こういう流れが、いよいよ柔道にも来たということ。
 日本の柔道界にも構造改革が迫られる事になってきたわけだ。
 保守的な柔道界が、どこまで変われるか?
 変われなければ国技ながらメダル0という屈辱が待っているだけで
あるが。

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posted by ue-kj |23:16 | オリンピック競技 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年10月21日

カネがないとプレーオフも見られないのか?

 プロ野球のクライマックスシリーズが たけなわである。 
 パ・リーグは今日から2ndステージのG4に入るし明日からはセ・リーグの 2ndステージも始まる。 
 ところで1stステージを見ていて思ったのだが、肝心のTV中継が地上波でOAされてないのだ。 

 これは由々しき問題だ。 

 ライオンズが敗れてリーグ優勝が決まった試合の中継は BS-1だった。 
 ジャイアンツがスワローズに勝ってタイガースが敗れて優勝が
決まった試合を見たのはBSフジだった。 
 リーグ優勝が決まるのが、TV局の番組改編時期にあたるため昔は 
ナイターを急遽差し替えて入れたり他の番組に挿入したりして胴上げの 瞬間は地上波で必ず見る事ができた。  

 ところが昨今のプロ野球中継の視聴率不振からかナイター中継の数が極端に減り、昨年などジャイアンツが優勝を決めた試合ですらBS-1でのみ生中継、お膝元のNTV系ですら優勝の瞬間の生中継をしていないのだ。 
 だから劇的な優勝の瞬間は衛星放送無しでは見られないという昔なら 考えられない事態になっていた。 

 それでも‘クライマックスシリーズがあるから’という感覚だったが、CSが始まってもパ・リーグの試合は地上波では OAされないではないか! 

 つまりCS導入の大義名分だったTV中継というのが反故にされている わけで、何のためのCSなのか!という感じなのだ。 

 今年のパ・リーグの1stステージはBS-1で、セ・リーグの1stステージは G1がBS-hi、G2以降がBS-1でのOA。 
 開催地の関西と北海道などでは地上波中継もあったようだが、全国 
ネットでの中継はない。  

 しかも今日行われているパ・リーグのG3はBS朝日でのOAになっている。 
 つまりBSに加入していてもアナログでは見られないわけだ。 
 昨今のプロ野球中継はCS放送で料金さえ払えば全試合を開始から終了まで見る事ができる。 
 逆にCS放送で見られるから民放地上波は昔ほど視聴率が取れず視聴率の奴隷と化した現在、まともにOAされるのは日本シリーズぐらいしかなさそうだ。 

 このまま日本シリーズの視聴率が低迷し始めれば、コチラも衛星放送でしか見られない事態になりかねない。 

 つまりカネを払わなければ日本シリーズすら見られなくなる可能性が出てきたのだ。 

 MLBの場合はレギュラーシーズンはローカル中継が主だが、ポストシーズンに入れば全米生中継が当たり前。 

 つまり日本でいえばCSが始まれば全国中継するのが当然なのだが、 ここまで民放地上波の中継がなければCSは即刻廃止するべきだろう。  

posted by ue-kj |23:46 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2008年10月20日

タンパ‘成り上がり’のアメリカンリーグ優勝

 アメリカンリーグのリーグチャンピオンシップ最終戦が行われ、
タンパが3-1で逆転勝ちし万年最下位から奇跡のリーグ優勝を
果たした。 

 先発のガーザは1回にペドロイアから先制HRを浴びたが 6回まで 
その1安打に抑える。
 レスター相手にタンパ打線は3回までパーフェクトに抑え込まれていたが、4回に岩村のヒットから4番ロンゴリアの 2ベースで追いつくと5回にはアイバーの2ベースからチャンスを掴みノーアウト1,2塁としてバルデッリのタイムリーで勝ち越し。
 更に7回にはアイバーのHRで突き放し8回のノーアウト1,2 塁の
ピンチから2アウト満塁まで攻め立てられたものの凌ぐ。
 そして9回も先頭打者を歩かせたものの連続三振の後、2塁ゴロを岩村が掴んでベースに駆け込み試合終了。
 遂にアメリカンリーグの‘お荷物’から‘王者’に成り上がったのだ。

 タンパといえば98年にアリゾナと共にエクスパンションで誕生したが、
強豪ぞろいのアメリカンリーグ東地区では1度だけ4位があるものの
最下位が指定席だった。
 04年にヤンキースと東京ドームでの開幕戦で来日した時は選手層が格段に違ったし監督はルー・ピネラだったものの彼をして立て直す事は難しく04年の4位が最高の成績。

 05年には野茂英雄も在籍し、日米通算200勝を挙げたのが目立つ
ぐらい。
 07年に岩村明憲がポスティングでタンパに移籍したときは ‘よりに
よって何でタンパ?’と思ったが、ここまで活躍してチームの優勝の原動力になるとは予想できなかった。

 今年に入っても好調を維持し7月のオールスターゲーム前に7連敗
したが、すぐに持ち直し東地区の優勝を決めた。 
 それだけでも凄いのにポストシーズンに入ってもシカゴを 3勝1敗で
下すとワイルドカードとはいえ前年度の優勝チームのボストンに競り
勝ったのだ。
 特に王手をかけて迎えたG5で7-0から大逆転負けを喫し、地元に
戻ってのG6でも2-4で敗れて逆王手をかけられた。
 こうなると2度のワールドシリーズで優勝し、王手をかけられながら
逆転勝ちしているボストンが断然有利と思われたのだが先制された
ものの逆転して逃げ切ったのだ。

 本当に見事なチームに成長した。 

 岩村は矢沢永吉の大ファンらしい。
 まさしくタンパは‘成り上がった’わけだが、本当の‘成り上がり’は
フィラデルフィアとのワールドシリーズを制して完結する。 

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2008年10月18日

ボストン奇跡の踏ん張りだが

 今日ボストンのフェンウェイパークで行われたアメリカンリーグのチャンピオンシップで、1勝3敗と王手をかけられたボストンが0-7から大逆転勝ちという奇跡に近い勝ち方で生き残った。

  初戦でタンパ打線を0に抑えた松坂大輔が先発し1回に2ランを浴び
ると、3回には2ランとソロの3HRを打たれて5失点。
 5回に先頭の岩村明憲を歩かせたところで降板、岡島秀樹が 6回まで0に抑えて反撃を待つがボストン打線がタンパのカズミアーの前に2安打4四死球でチャンスを掴むものの無得点。

 7回にタンパはデルカーメンとクローザーのパペルボンを攻め 2点を
追加し7-0として勝負あったと思われた。
 ところが、その裏2アウト1,3塁からペドロイアのタイムリーとオルティスの3ランで4点返すとフェンウェイのムードが変わる。
 8回には四球で出塁したベイを1塁に置いてドリューが2ランを放って1点差とすると2アウト後にセンターオーバーの2ベースで出塁した
コッツェーをクリスプがフルカウントから粘ってライト前に弾き返して遂に同点。 

 9回に1アウト1,2塁のピンチを凌いだボストンは、その裏2アウトから
ユーキリスが3塁前の内野安打と悪送球で2塁に出るとベイが敬遠された1,2塁からドリューがライトオーバーのサヨナラタイムリー。
 7点差を引っくり返す劇的な勝ちで踏みとどまった。

 76年に日本で長嶋ジャイアンツが5回表終了で0-7から、その裏に2点返すと6回に3ラン、8回に2ランで追い付き10回にサヨナラ勝ちしたのを見て以来。
 長嶋ジャイアンツは5回からの反撃だったが、ボストンは7回から 
3イニングで追いついたのだから凄い! 

 ボストンは04年にリーグチャンピオンシップでNYヤンキースに 3連敗
したものの、G4とG5を終盤に追い付いて延長でサヨナラ勝ち。
 これで勢いに乗り、ニューヨークで連勝して3連敗から4連勝でリーグ
優勝を果たしWシリーズでも4連勝した。

 更に昨年もクリーブランド相手に1勝3敗からの逆転勝ちが記憶に
新しい。

  しかし不安材料もある。
 もともと両チームは今シーズン互いにホームで強くタンパはボストンで2勝、ボストンはタンパで1勝しか挙げてない。
 G6はG2で打ち込まれたジョシュ・ベケットの登板が有力で不安を残すし、0-7からの逆転勝ちはムードがよくなるだろうが76年の長嶋ジャイアンツはブレーブス相手に0-7からの逆転勝ちした翌日のG7を 2-4で敗れて優勝を逃している。 

 そして04年はG3が雨天中止となったためホームで連続サヨナラ勝ち
して移動日なしでNYへ乗り込み通算4連勝したのに対し、今回は移動
日がしっかりある。

 ここで1日開くというのが、どう影響するか?  興味は尽きない。 

 なお今日の解説者は与田剛で、まともな解説をしていた。  

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2008年10月16日

祝V7!長谷川穂積&粟生隆寛に足りなかったもの

 7回目の防衛戦に臨んだ長谷川は私的に苦戦するのでは?と思って
いた。
 苦手のサウスポーだし長身でリーチの長い1月のシモーネ・マル
ドロッド戦で少々てこずったというのと、念願の海外での防衛戦とならなかった事でモチベーションが下がり気味では? と危惧したのだ。
 ところがバルデスから2Rに左でダウンを奪うと、立ち上がったところに連打を浴びせてレフェリーストップとなった。

 一方で惜しかったのがフェザー級の粟生隆寛。
 心配された1Rにラリオスのパンチをかわしながら左のカウンターを
打ち込んで好調な立ち上がりだったが、2Rにはラリオスが反撃。
 迎えた4Rにラリオスが粟生をロープに詰めて打ち込んだ右に合わせた左のカウンターでラリオスがダウン。
 その前にはボディブローも効いていたし、更に目をカットしてストップは時間の問題と思っていた。

 ところが力んだのか手数がめっきり減り、一方でラリオスは6R から
足を使ってアウトボクシングを始めた。
 粟生のパンチはヒットしていたものの、ラリオスは軽いパンチを倍近く
出してペースを奪い返す。
 8Rが終わった時点で互いに2ポイント差とイーブンが1人。 

 粟生は9Rの前半にパンチをヒットしてグラつかせたが、後半にラリオスの強烈な右をヒットされグラつき その勢いで10Rも取られ劣勢になった。
 結局惜しまれるのが4Rのダウン。
 ダウンを奪った後に1分以上残っていたが、狙い過ぎて手数が減った
事だ。 

 さすがにラリオスはSバンタム級時代に9度の防衛をしていただけの
事はある。
 ダウンしたのが4Rだったという事で慌てずにアウトボクシングをして
打ち合いを避けダメージの回復につとめ、同時にポイントをピックアップしていった。

 やはり修羅場をくぐったキャリアが最後に明暗を分けた形だった。 

 もっとも粟生は まだ若い。
 ポテンシャルの高さは証明されたし、何より長谷川がダウンを奪った
後の詰めを実践してみせたのだから。
 これを いい薬にして次の挑戦では必ず奪取して欲しい。 

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2008年10月16日

岡田ジャパン勝ちきれずか?負けなくてよかったか?

 サッカーW杯2010年南アフリカ大会最終予選の2試合目が、さいたま
スタジアムで行われ岡田ジャパンはウズベキスタン相手に1-1で引き
分けた。
 28分にカウンターから警戒していたシャツキフに決められ先制されるが、40分に中村からのクロスを大久保が折り返し玉田が決めて同点。
 後半に入ると何度も決定的なチャンスがあったが、岡崎のヘディング
シュートが中澤に当たる不運もあり得点できず。
 最後は闘莉王を前線に上げてパワープレーに持ち込むが、得点を奪えなかった。

  ホームでの引き分けは正直残念ではある。

 しかし先制されていたのを追い付いての引き分けだから、負けるよりはいいと思う。

  ウズベキスタンとは、これまで戦って4勝1分。
 最後に戦ったのが00年のアジア杯でトルシエジャパンが大勝していたので‘与しやすし’と思われるかもしれないが、 97年のW杯最終予選ではタシケントで終了間際に追い付いての引き分けだったから油断はできない。 
 巷ではホームでの試合という事もあって‘ウズベキスタンは既に2敗しているので勝って当たり前’という意識が強かったようだ。
 ウズベキスタンはカタールとオーストラリア相手に連敗しているが、今日負けると敗退がほぼ決まりとなるので必死になるのは間違いない。
 一方で日本はアウェーで3-2で勝ち、勝ち点3を挙げている。

 つまり勝ち点3が絶対条件だったのはウズベキスタンなのだ。 

 今回のレギュレーションも2位までが自動的に出場権獲得となるので、後藤健生氏ではないが‘ホームで全部勝ち、アウェーで負けなければ2位以内は大丈夫’と思っていた。
 そして初戦で追い上げられたとはいえ3-2で勝ち、勝ち点3を挙げているので今日の試合は勝つに越した事はないが負けたらまずい試合という位置づけで無理をしてでも勝ちに行くか?最悪引き分けでも仕方ないのか?
という状況でどちらを選ぶのかだった。 

 先制されたときは驚いたが、これを追い付いたのは評価したい。
 そして先制して追いつかれるより追いついての引き分けなら、まぁ
仕方ない。
 こういう展開で勝ち点3に拘って総攻撃に出て、カウンターから勝ち越されるとムードは最悪になる。
 勝てれば最高だったが、引き分けでもホーム&アウェーでの2試合で
勝ち点4を確保した形だから帳尻が合った。

 こうしてみると全勝で予選突破はありえないと思う。 

 オーストラリア対カタールはオーストラリアがカタールに4-0で勝って
いる。
 これでカタールと勝ち点4で並んだものの得失点差で2位をキープしている。

 11月のドーハでのカタール戦で負けなければ大丈夫だとは
思うのだが・・・・      

posted by ue-kj |00:08 | サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年10月15日

帝拳の‘石橋たたき挑戦’は成功するか?

 いよいよ10日ほどでダブルタイトルマッチが行われる。
 日本のエース・長谷川穂積の防衛戦では‘これぞボクシング’という世界基準の試合をして欲しい。

 それとは別に今回大いに関心があるのが粟生隆寛の世界挑戦だ。
 アマチュア時代から鳴り物入りで帝拳入りして‘東の粟生、西の亀○’と呼ばれたホープは、噛ませ犬相手にキャリアアップして底を見せた亀○と違い、それなりに順調なキャリアを積んで世界挑戦にこぎつけた。
 そして‘これしかない’という最高のお膳立てをしてもらっての挑戦である。

 ジムメイトのホルヘ・リナレスが所持していたWBCフェザー級王座に挑戦するのだが、相手はリナレスに負けたオスカー・ラリオスだ。
 ラリオスといえば福島学、石井広三、仲里繁らを連破したベテラン王者ではあるが、Sバンタム級王者の時代に比べ衰えは見える。
 そのラリオスへの挑戦となるが‘十分勝てる’とは言い切れないのだ。
 というのも‘ピークを過ぎたベテランへの挑戦’は辰吉がサラゴサに挑戦して惨敗したのを筆頭に枚挙にいとまがない。
 更に帝拳勢としては、確実に勝てそうな力の衰えた王者に挑戦する、いわゆる‘石橋たたき挑戦’でR・ガメスに八尋史郎が、W・バスケスに葛西裕一が惨敗という実績がある。
 極めつけは06年の稲田千賢のラスベガスでの挑戦で、対戦相手がシリモンコンから急遽ホセ・サンタクルスに変更され惨敗という記憶も新しい。
 今回の粟生の挑戦が、こういう臭いがプンプンする。
 さてさて粟生の挑戦は成功するか? 

posted by ue-kj |00:21 | ボクシング | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年10月14日

タイガース・岡田彰布監督の辞任に ついて

タイガースの岡田彰布監督がリーグ優勝を逃した責任を取って辞意を
表明したようだ。
 確かに開幕ダッシュに成功し、7月の時点ではジャイアンツに
13ゲーム差を付けたにも拘わらず8月以降失速しての大逆転を喫した。

 確かに歴史的な大逆転負けではあるが、少々気の毒なところがある。 
 北京五輪では藤川と矢野に新井という主力を代表に取られ、しかも
新井はケガをしたという踏んだり蹴ったり状態。
 特に新井の穴がいかに大きいかが新井不在の間に痛感する事になる。

 反対にジャイアンツからは上原と阿部しか取られてないのだ。
 これがペナントの行方を大きく左右する結果になった。 

 岡田監督に非があるとすれば機動力があるはずの打線が赤星以外は走る雰囲気がなかったし、2番の所で送りバントをするという戦法は
チームの躍動感をなくしてしまった。
 それに言うまでもないが、投手陣はJFKに依存し過ぎた感が強い。 
 彼ら3人は優秀ではあるが、05年以降は出ずっぱり。
 特に昨年は開幕から出遅れたという事で5月の交流試合の頃に 6回
からリードされている場面でも3人を投入していた事を思い出す。
 それに対し先発はMLBに移籍した井川慶の穴を埋められないので先発の柱と言える投手が出てないのだ。
  こういう失態があったが、辞任するほどの成績ではないと思っていたはずだ。
  それにしても疑問に思うのが‘なぜクライマックス・シリーズを控えた今の時点で辞任を発表したか?’である。

 ‘監督が辞めるので最後に日本一になって花を添えよう’というパターンより、監督が辞任する事によって求心力が失われガタガタになってしまう可能性の方が高い。 最後に連敗して2位に落ちたタイガースに対し、何とか
3位に上がったドラゴンズとでは勢いからしてドラゴンズに分がありそう
なのだ。 

 04年就任以降、05年から4年連続Aクラスの監督の最後が こんな形
なら寂しい限りである。    

posted by ue-kj |00:02 | 野球 | コメント(13) | トラックバック(0)
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