2012年01月29日

大阪国際女子マラソンは重友梨佐が優勝

 ロンドン五輪の選考レースの大阪国際女子マラソンが今日行われ
マラソン2度目の重友梨佐が26㌔過ぎに今大会の優勝候補・福士加代子を振り切って独走状態に持ち込み2:23:23の好タイムで優勝しロンドン五輪の代表を ほぼ確実にした。

 今大会の最大の目玉だったアテネ五輪の金メダリスト・野口みずきが欠場したため、トラックの第1人者・福士加代子を中心にしたレースが予想され重友だけでなく北京五輪の金メダリストのコンスタンティナ・ディタやアテネ五輪7位だった坂本直子も出場するなど大いに注目を集めるレースになった。

 気温5,5度、湿度56%、曇り、風速1,3mという絶好のコンディションの中で五輪代表選考会としては女子で初めて導入されたペースメーカーが引っ張るというスタイルだったので かなりの高速レースが期待
され、実際ハイペースでの展開になったためディタらが脱落しトラック出身のスピードが武器の福士が有利になるものと思われた。

 ところが並走していた重友が26㌔過ぎで抜け出すと福士は付いて
行けずに離されただけでなく後続にも次々に抜かれて9位に終わったのに対し、重友は そのままのペースを保って優勝。

 横浜国際で優勝した木崎良子のタイム2:26:32を大きく上回る好記録での優勝だから五輪出場には かなり有利な立場になったが、個人的には重友の選出に異議はないもののメダルを期待するには時期尚早かと思う。

 最大の理由は もともと大阪は他の選考レースよりもタイムが出やすいし、今回の好タイムの理由の1つが国内の女子五輪選考会で初めてペースメーカーが導入されたというのがあるだろう。

 実際84ロスの増田明美から88ソウルの宮原美佐子&荒木久美、92バルセロナの小鴨由水、04アテネの坂本直子など大阪国際女子マラソンの成績で選出された選手達は本番の五輪では出場した日本人選手の中で最も悪い順位になっている。

 世界選手権の選考レースで選ばれた選手が活躍しているのと比べて意外な話だが、好タイムが出やすいコースにペースメーカー付きでの記録だから本番の五輪で そのままの力を発揮できるか?ましてや今回が2度目のレースというのだから過度な期待はしない方がいいだろう。

 ただ年齢を考えると24歳の重友に対し木崎が26歳ではあるが他は
野口みずき33歳、尾崎好美30歳に渋井陽子32歳などベテランが多いので待望の若手ランナーが出てきた事を喜びたいと思う。

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2012年01月28日

伊東大貴W杯初優勝! 名実ともに日本のエースに

 今日 札幌の大倉山で行われたノルディックスキーW杯札幌大会で日本の伊東大貴が1回目に134mを飛んでトップに立つと、2回目も130mを飛んで2位のアンデシュ・バルダル(ノルウェー)に0,1ポイント上回るW杯初優勝を飾った。

 1回目に不安定な風の中でW杯の上位勢が飛距離を落とす中で伊東は134mを飛びトップに立ったものの、まだW杯では未勝利だったので最後に飛ぶプレッシャーなど いらぬ心配をしながら見ていたがプレッシャーに負けずに勝ててよかったと思うし これで名実共に日本の新エースの誕生だ。

 大倉山といえば奇しくも40年前に行われた札幌五輪で70m級で優勝し両種目優勝を期待された笠谷幸生が2回目に風に恵まれずに失敗し表彰台すら逃した会場で、一応地元ながら日本人選手が全盛だった頃から今ひとつ勝てないジャンプ台である。

 意外にも相性がいいのがノルウェー勢でW杯でも好成績を残しているから1回目に3位だったバルダルが1位にいるのも気になったのだが、よくぞ動じずに2本とも揃えたと思う。

 日本のジャンプ陣は92年のアルベールビルで原田雅彦が4位に入ってから上昇モードに入り世界選手権では93年に原田、95年に岡部孝信がNHで97年に原田がLHで優勝し98長野五輪で船木和喜がLHで優勝して団体でも優勝とピークを迎えていた。

 ところが翌シーズンから長身選手が有利なルール改正で98~99
シーズンを最後に下り坂に入り低迷状態になった。

 どうしても葛西紀明や岡部ら長野世代が素晴らしかったし選手寿命も伸びたので よくある次の世代がワリを食うケースになっていたため、ポスト長野世代の台頭が望まれていた昨今。

 世界選手権ではメダルを獲得できていたものの どうしても最後は葛西らに頼るパターンが続いていたのは、ポスト長野世代がW杯などでも表彰台に上れても優勝がなかったのが世代交代ができそうでできなかった原因だ。

 昨年末から年始にかけて行われたジャンプ週間で伊東は2位と3位に入る健闘を見せ それを含めて2位が2度、3位が1度と表彰台には
上がれていたので残るは優勝という段階だったが これが意外に難しい。

 しかし地元開催のプレッシャーの中、風が不安定で難しい大倉山で世界の強豪と互角に戦って優勝したというのは大きいし これで名実共に日本のエースになれたと思う。

 後は伊東と同世代の竹内択らが これに刺激を受けて選手層を厚くして、日の丸飛行隊を復活させて世界のトップに返り咲いて欲しいものだ。

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2012年01月25日

錦織 圭 アンディ・マレーに完敗したものの・・・・

 今日メルボルンのセンターコートで行われた全豪OPのベスト8で日本の錦織 圭は第4シードのアンディ・マレーにストレートで敗れて80年前に佐藤次郎がベスト4に進出して以来の快挙に並ぶ事はできなかった。

 試合は第1セットの第2ゲームで40-0からサービスゲームを落とし第3ゲームでも40-15と2度のブレイクチャンスを逃したのが響き3-6で落とすと、残り2セットも3-6、1-6で落としてストレート負けとなった。

 試合前‘同じタイプで4強の中では最も相性が悪い’と言われていたしベスト16でツォンガに勝って勢いに乗っているものの、フルセットの末の勝利だけでなく2回戦から長丁場の試合を重ねてきているだけに疲労が心配されたしクルム伊達とのミックスダブルスの試合に前日出場しているのもネックになるのでは?と思っていた。

 実際ストローク合戦になっても最後にはマレーが必ず大事なポイントを抑えるという嫌な展開で試合が進み、そのまま押し切られた形で 
せめて第1セットの2・3ゲームを取っておけば少しは流れが変わった
かも・・・とは思ったが力の差というシンプルな敗因だった。

 やはり日本のマスコミが大好きな高校野球のように‘無名の選手が勢いに乗って優勝’というストーリーはプロでは ありえないわけで、
世界ランキング一桁に入らない限り優勝やベスト4というのは厳しい
だろう。

 とはいえ4大大会のベスト8というのは95ウィンブルドンの松岡修造以来。

 4大大会の試合と それ以外の大会で強豪と対戦するのは全然違うだろうし、ベスト8という舞台で戦える事の素晴らしさとマレーらの強さを実感できたのが最大の収穫ではないかと思う。

 ベスト8の壁を越えるには世界ランキング一桁と3回戦ぐらいまでは
フルセットを戦う事なく余力を持って勝ち進まなければ消耗してしまうだろうし、ベスト8以降を いいコンディションで戦えなければ勝ち目は
ないと思うのだ。

 今回のベスト8でランキングも確実に上がるだろうから22歳と若い事だしケガなく一歩づつ進化して欲しいものだ。


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2011年01月03日

箱根駅伝が終わって正月終わる

 正月の風物詩である箱根駅伝は今日が復路。
 往路で27秒差で2位に つけていた早稲田が6区の山下りで東洋を
抜いてトップに立ち、終盤の追い上げを振り切って21秒差と大会史上初のタイム差で18年ぶりの優勝を飾った。

 一方で優勝争い以上に熱い戦いになっていた10位以内をかけた
シード権争いは日体・青山学院・国学院・城西の4校で3つの枠を争う展開になり、国学院がコースを間違えるハプニングがあったものの2秒差で城西を振り切ってシード権を確保したのだった。

 ランナー同士の競り合いや山上りが見られる往路より、最終順位が決まる復路の方が視聴率が いいのだが今日のような展開なら復路の面白さが満載だったので納得できる。

 将来の五輪代表を擁して毎年優勝候補の一角に挙げられるものの、山上りや山下りの‘鬼門’区間での不調で総合優勝を逃していた早稲田が前回の総合優勝したのは現監督の渡辺康幸が1年で武井・櫛部・花田の最強トリオを擁していた93年以来。

 今回も志方・佐々木というエース2人を欠いていたし、往路でも1区
こそ1年の大迫が区間賞の快走でトップに立ったものの4区までに
思ったほどのリードを奪えずに5区の山上りで東洋の柏原から逆転
され2位に終わった時は‘今年もか’と思っていた。

 ただし5区の猪俣が柏原から抜かれても粘ってリードを広げられずに27秒差での2位に付けていたのが効いて、6区の高野が15㌔過ぎに凍結した路面で転倒するアクシデントがあったものの18㌔過ぎで東洋を突き放しトップに立つと7区で1分20秒に差を広げ その後は東洋から追い上げられたがアンカーの中島が21秒差を守りきって逆転優勝を飾った。

 5区で柏原から2分54秒差を16㌔地点で逆転されたのだが残り7㌔で最大で34秒差までしか広げられなかったのが大きかったし、復路でも8・9・10区の3区間を東洋が区間賞を取ったのに対し早稲田の区間賞は1区のみだったものの5人が区間2位という粘りを見せたのが勝因か。

 それにしても2日・3日の2日間は箱根の話題が どうしても中心になるので、まるで夏の甲子園と同じようなムードだから夏の甲子園も終わると夏の終わりを感じてしまうのと同様、箱根駅伝が終わると正月休みが終わる気分だ。

 願わくば箱根で活躍したメンバーが、ここで燃え尽きる事なく、マラ
ソンやトラックの代表選手として大きく羽ばたければ言う事ないの
だが・・・・・


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2010年05月19日

‘小よく大を制す’という理想は結構だが・・・・・

' 先日 友人とのスポーツ談義のテーマになっていたのが‘小よく
大を制す’的思想に日本人は縛られているという事だ。 

 開幕まで1ヶ月をきったサッカー南アフリカW杯だが岡田ジャパンに対する評価はコチラでも辛辣で、岡田武史監督が大型FWではなく小回りの利く小型FWでかき回す事を選択しているのを槍玉に上げている。 

 つまりオランダやデンマークといった大型選手が揃っているチームを相手に小型選手ばかりで太刀打ちできるのかというのが最大の課題で、レベルの低いアジア最終予選で日本の小型FWはオーストラリアから1点も取れず得点を挙げたのはDFの闘莉王だった。

 ‘鈍重な大型選手より俊敏な小型選手’という思想はバレーボールでもあるが、日本の(特に女子)バレー界は俊敏な小型選手をありがたがり大型選手に冷淡な歴史が長い。 
 ところが俊敏な小型選手で固めて金メダルを獲得したのは64東京五輪の大松時代のみで、72ミュンヘンの松平ジャパンや76モントリオールの山田ジャパンは大型選手をスタメンに3人以上擁していた。 

 そして松平康孝氏は当時‘俊敏な170cm台後半の選手が何年かけても190cm台にするのは無理だが、190cm台の選手をトレーニングすれば180cm台前半ぐらいの動きにはできる’と確信し‘大きいだけ’と言われていた大古誠治を抜擢し、これがミュンヘンの金獲得には必要不可欠な選手となった。 

 また‘ゴッドハンド’故・大山倍達氏は‘技は力の中にあり’と言って
いた。
 つまりフライ級の選手ではヘビー級の選手に勝てない、勝つにはミドル級ぐらいはないと いくら技が優れていてもダメだという事だ。 

 そこで最近のスワローズのように外人選手以外はホームランを打てそうもない打線は批判されず、ジャイアンツのようにホームラン打者を揃えた打線は‘小回りが利かない’などと批判の対象になるというのも‘小よく大を制す’思想の流れを汲むものだろう。 

 小さくても俊敏な選手を揃えるのは結構だが、鈍重ながらも大きな選手をも入れてバランスを取らないと大型選手の多い欧米には勝つのは難しいだろう。 

 問題はマスコミが‘小よく大を制す’思想を極端に評価し過ぎている事だ。

 こういった固定観念を払拭しない限り日本のスポーツ界の進歩は
ないだろう。 '

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2010年04月10日

何とかならないのか・・・・最近のスポーツニュース

' 4月になってNTV系の週末にOAされていたスポーツうるぐすが、
リニューアルされてGoingとした始まり江川卓だけでなく上田晋也が
出演していたのだが先週見てみると あまりにもスポーツの結果が
簡単に扱われていてガッカリした。 

 特にNTVのスポーツニュースはジャイアンツ戦は詳しく紹介していたのだが、他の試合同様 決勝点が入った場面ぐらいしか映像で紹介
されてないではないか! 

 以前はフジTVのプロ野球ニュースが2試合を除いて その日に行われた試合の詳細を映像で紹介してくれていた。
 当時ナイター中継はジャイアンツ戦が中心で放送延長もなかったので、試合の結末やジャイアンツ戦以外の試合を映像で見られるプロ
野球ニュースは野球ファンにとっては かなりありがたい存在だった。 

 他にはNHKのスポーツアワーが毎日15分間ながら2試合ばかりを詳しく映像で紹介してくれていた。

  ところが最近のスポーツニュースを見ても こういったダイジェスト
番組は激減して試合の映像といえば決勝点が入ったシーンぐらいしかOAされない。

 これでは試合の流れなど全く分からない。 

 現在はビデオデッキなど録画機器が行き渡っているのでタイマー録画して見られる相撲は大相撲ダイジェストが打ち切りになっている。 

 しかしプロ野球中継の場合はタイマー録画しても後から見るのは
大変だから試合の詳細をダイジェストで紹介してくれていたプロ野球
ニュースの方をタイマー録画して見る方が楽だ。 

 最近は低視聴率で野球中継は放送時間の延長がなくなっている
ので最後まで見られないケースが多々あるので、プロ野球ニュースのような番組は必要ではないかと思うのだが・・・・・ '

posted by ue-kj |21:39 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年12月06日

スポーツ中継三昧の週末

 毎年12月の第1日曜日は福岡国際マラソンと大学ラグビーの早明戦に、ゴルフの日本シリーズと立て続けにビッグイベントが行われる。 

 その前日の土曜日にはサッカーJリーグの最終節やフィギュアス
ケートのグランプリファイナルやK-1グランプリまであるので見どころ満点の週末になっている。 

 昨日は未明に2010年W杯の組み合わせ抽選会が行われただけでも大きなニュースだが、15:30からJリーグの最終節が行われ川崎が勝って鹿島が勝てなければ川崎の逆転優勝が決まるとあって大いに楽しめた。

 各会場一斉にキックオフされるので前半終了時点では川崎が降格が決まった柏に3-0でリードしたのに対し、鹿島は0-0だったので
‘ひょっとして?’と思ったら 興梠のシュートが決まり1-0 で勝って3年連続優勝。

 やはり王者・鹿島は強かった! 

 それと同時に金儲けとしか思えないサッカー版クライマックスシリーズだったチャンピオンシップを廃止した05年から最終節で優勝チームが入れ替わるかもしれない緊迫感が出て面白味が倍増している。

 いかに前後期制度が異常だったか分かるではないか! 

 フィギュアスケートは男子が織田信成が、女子は安藤美姫が2位に入り五輪代表を決めた。
 男子のSPで1位だった高橋大輔はミスで5位に落ちたが、やはりケガ明けでファイナルに残れるのは大したもの。

 女子のSPで1位だった安藤だが金妍児に勝つには難易度の高い
ジャンプが必要になるだろう。 

 K-1グランプリは1RKOが続出する展開で、セーム・シュルトが 3試合連続での1RKO勝ちというピーター・アーツ以来の快挙。
 やはりシュルトの力が頭1つ抜きん出ている感じがするが、そろそろワンデートーナメントではなく5Rマッチの1ヶ月1試合にしないとトーナメントそのものが味気なくなるのではないかと思う。 

 今朝はクラシコ明けのバルセロナがデポルティボに手こずりながら、
3-1で振り切った。
 チャンピオンズリーグの大一番のインテル戦で勝ち、クラシコでレアルマドリードに勝った後だけにエアポケットができて取りこぼすという事があるかと思われたが、しっかり勝つのは凄い。

  福岡国際マラソンは北京五輪銅メダリストのツェガエ・ケベデが国内初の2時間5分台の2:05:18で走り連覇を達成。
 凄い記録が出て感心する反面、日本選手は一般参加の下森直の
9位が最高と不振。

 トラックの強化をせずに駅伝ばかりにうつつを抜かしているうちにトラック上がりのスピードランナーに勝てなくなっているのが最大の原因だ。
 日本人選手で最後に世界と互角に戦えそうだった高岡寿成がシドニーの1万mで7位に入ったのを最後に世界大会での長距離トラック種目で世界に通じなくなっている現状が全てを物語る。

  関東大学ラグビーの早明戦は前半14点を先行された早稲田が16-14で逆転勝ち。
 明治の粘り強く執拗なディフェンスに手こずった早稲田はフルバックやセンターのバックスの中心が出場できず、フッカーとロックの選手がケガで途中交代したハンデを乗り越えての勝利。

 とはいえ30分過ぎから殆ど明治陣内での試合で2点差なのは明治の粘り強さを褒めるべきか、早稲田の決定力不足なのか? 

 12月6日に行われる早明戦は81年に本城-吉野のコンビの早稲田が
ボールを7割近く支配されながら21-15で競り勝った奇跡の勝利や、
87年に前夜から積もった雪が残る中で残り5分以上をゴール前で早稲田が明治の猛攻を凌ぎきった雪の早明戦などの伝説の名勝負が多かった。 

 今年は点差こそ2点差で早稲田が逃げ切ったが、過去の伝説になった名勝負に比べて格落ちした感はある。
 やはり勝った方が優勝というシチュエーションに比べ、明治が3連敗して迎えた早明戦という事もあったのだろう。 

 ゴルフの日本シリーズは通算+3の19位タイで石川遼の世界初の10代賞金王になっが、終わりよければ全て良しというように せめて優勝争いして欲しかった。

 石川遼の10代賞金王は快挙だが、裏を返せば日本の男子選手のふがいなさを象徴している。
 石川の活躍が刺激になって男子のレベルが上がればいいのだが・・・・

posted by ue-kj |19:30 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年09月03日

スポーツ番組のディレー中継を考える

 昨今のスポーツ中継はライブではなく、時間をずらして中継を始めるディレー中継が多い。 

 これはバレーボールW杯などのTV中継では昔から行われていた事で、TV中継は19:00とか20:00からだが実際の試合は 18:00に始まっているというもの。 

 バレーボールは基本的に時間制限がないので中継時間内に終わらせるためには やむをえないと思っていたが、残り時間を見ながら結末が判断できるという欠陥がある。 

  実は こういう中継は日本ぐらいでスポーツ大国の欧米では絶対にありえず、スポーツ中継は試合開始から試合終了まできっちり終わらせるというのが絶対条件。
 だからバレーボールなどは時間がかかるのでサイドアウトシステムからラリーポイントシステムになったし、テニスでもタイブレークシステムができたようだ。

 五輪で野球やソフトボールが嫌われるのも時間制限がないので、
試合開始から試合終了まで中継するのが大変なためというのも理由の1つらしい。 

 個人的にバレーボールなどは許容範囲内だと思うが、下らない賑
やかしどころのタレントを出すためのディレー中継は絶対に必要
ない。 

 今年の夏は世界水泳に世界陸上、世界柔道が行われ いずれも民放が中継した。

 世界水泳は まだしも世界陸上はライブと録画をごちゃまぜしながら中継するし、TV局が当日のプログラム通りに中継しないので混乱する。 

 そこで対抗策がタイマー録画。
 本来ライブ観戦に勝るものはないのだが、ここまで いじくられると
タイマー録画で撮ったのを翌朝PCを開く前に見る事にしていた。

 当然のように鬱陶しいタレントキャスターの部分はカット!

 競技の部分だけ見れば残りは早送りしながらでいい。

  いただけなかったのが世界柔道。 
 日付が変わってから録画中継されるだが、残念ながらネットで結果が判明しているので殆ど見る気がしなくなる。 

 かつて世界柔道はNHKが中継していた。
 NHKの場合は23:00頃から中継していたので録画でも悪くなかったし日本人以外の試合も中継していたので悪くなかったが、こういった民放の中継法では どうしようもない。 

 最近ボクシングの世界タイトルマッチは複数の興行になるケースが多いのだが、先日の長谷川穂積の防衛戦は前ふりが長過ぎて‘早いラウンドでのKO’という予想がついて これまた興ざめだった。

 やはり国内の世界戦のTV中継はライブで行い、早く終わった場合は
過去の名勝負などをOAするべきだろう。
 それこそが新しいボクシングファンを発掘する事にもなるのだから。    

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2009年08月14日

海老沢泰久氏 死去

 今朝の朝刊の1面に山城新伍が亡くなった記事が載っていたので、詳細を読もうとしたら「直木賞作家の海老沢泰久氏が死去」という記事が載っていて驚いた。 

 海老沢泰久といえば私的には直木賞作家というよりも87年から
F1グランプリに全戦参戦し始めた中嶋悟のドキュメント「F1地上の夢」をスポーツグラフィックNumberで連載していた事で氏の存在を知った。 

 そしてF1の事が今ひとつ分からなかった私にF1ワールドの魅力を伝えてくれた。

 自らの信念を持って生きるアスリートを扱った作品が多く、スポーツノンフィクションというジャンルで初めて知ったライターでもある。

 氏の好みは究極の目標である勝利を ただひたすら追求するタイプで広岡達郎や森祇晶にV9ジャイアンツなどを好意的に扱っていた。 

 反対に選手・長嶋茂雄は評価してもエンターテイメント路線だった長嶋監督を一貫して否定していた。 

 乏しい戦力で結果を残すタイプを評価する反面、恵まれた戦力を生かせるタイプは評価しない傾向が強く‘あれだけの戦力なら勝って当たり前’という傾向が強い。

 だからWBCでの原辰徳監督などの評価は今ひとつのようだった。 

 ただ野球では管理野球の指揮官を評価する一方、サッカーで
自由を標榜するジーコを評価して決まりごとをしっかり作る岡田武史やフィリップ・トルシエを評価しないという不思議な傾向が あったのは事実。 


 特に95年暮れのボビー・バレンタインと広岡達郎の確執について一方的に広岡を擁護した文章を書いたときには、俯瞰的に見られない御用ライターの限界を感じたものだ。 

 とはいえ物事を一方から見るのではなく、いろんな角度から見る
事の大事さを教えてくれたライターでもある。 

 海老沢泰久氏のご冥福をお祈りします。

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2009年07月26日

シンクロメダルなし に思う

 18日からイタリアのローマで行われている世界水泳選手権は
今日から競泳に移る。

 背泳ぎの入江陵介らの活躍に期待がかかるが、競泳に先がけて行われていたシンクロで初めてメダルを逃す事になり関係者は衝撃を受けている。

 まぁ個人的には ある意味仕方ないとは思うのだが・・・・・・
 ‘よくぞ ここまで継続してメダルを取ってきたな’ という感じである。 

 フィギュアスケートをはじめ美しさを競う種目では日本は体形などを
考えると不利になりやすい。
 一般的な注目度も五輪の頃だけという感じだから、スポンサーも集まりにくいだろう。
 そういう不利な条件の中で五輪では正式種目になった84ロスから7大会連続のメダルを獲得していた。 

 面白いのが84ロスから96アトランタぐらいまでは1位・アメリカ、 2位・
カナダに次ぐ3位という序列だった。
 それがシドニーの頃からアメリカとカナダが脱落し、ロシアが浮上してきたのだ。

  シドニーとアテネではロシアとの一騎打ちという感が強かったが、その後スペインが台頭し昨年の北京では開催国の中国が強化されて浮上してきた。

 だから北京ではロシアとスペインに敵わず中国との3位争いという
状況になっていたが、北京五輪終了後に日本はメンバーが全員入れ替わり平均年齢20歳と若過ぎるチーム構成になっていたので今回の結果も十分想像できたのだ。

  考えてみると体操が美しさと正確性で世界のトップをキープしていたが、76モントリオール終了後ぐらいから世界の趨勢が変わり84ロスぐらいからはメダル確保が精一杯になり96アトランタでメダルを逃した。

 そこから04アテネで復活するまで8年を要したのをみると、むしろ栄枯盛衰は世の習い。 

 メダルなしというのは衝撃的だろうが、これをいい薬にして再浮上の
きっかけにして貰いたいものだ。  

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2009年07月09日

名実況は心地いい

 5月25日の月曜日に車の中でホークス戦のラジオ中継を聞いて
いたら実況で聞き覚えのある声が流れていた。
 島村俊治アナの声そっくりなのだが、島村アナはNHKは退職したもののローカルラジオ局の実況などはしないのでは・・・・と思っていたらレポーターが‘放送席の島村さん’と言うので島村アナというのが判明した。 

 それ以降 楽しい実況を聞きながら気分よく車を走らせ目的地に着いたら降りるのが惜しかった。 

 私が野球をはじめスポーツ中継を見始めた頃の昭和のアナウンサーは名実況が多かった。
 NHKでは前記した島村さんや西田善夫・羽佐間正夫・土門正夫アナなど。
 民放も負けてなくNTVの浅見・小川・芦沢、フジの松倉・大川、TBSの石川・岡部、TV朝日の東出・銅谷アナらの実況を聞くとワクワクしたものだ。
(TV東京は系列局がなかったので・・・・)

  しかも彼らの実況は担当する競技の歴史や、かつての名選手などにも詳しく聞きながら知識を吸収していたので勉強になった。 

 ところが最近のアナウンサーは競技自体のルールに疎かったり、
応援団となって絶叫したり、選手の名前を間違えたりなど聞き苦しいケースが多々ある。

 12年ほど前に福岡県予選の実況を聞いていたら何と女子アナが1人で実況していたが、妙にエキセントリックで聞きづらかった。
 そして2アウト満塁のケースで

‘バッター打ちました、左中間に大きな当たり。
3塁ランナーホームイン、2塁ランナーもホームへ、1塁ランナーも
3塁を回りました・・・・・ライト取りました、スリーアウトチェンジです’

という信じられない実況をする始末。
 このアナウンサー野球のルールを知らないな・・・というのが明白だった。 

 ここまで酷くなくても、たまたま割り当てられたから仕事として仕方
なくやっている・・・・感が強い実況が たまにある。 

 それに引き換え名実況のアナウンサー達は、実況する競技に対する
愛情が滲み出ていた。
 やはり名実況は、実況する競技に対する愛情なしでは成り立たないというのがよく分かるのだ。   

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2009年05月27日

地元のチームがあるのは嬉しい

 先日 富山に出張した時に 朝食を食べて何気に備え付けの新聞に目を通していたら富山のメンバーが‘今日の富山はどうなるか?’と新聞に見入っていてると‘やはりJ2に参入できたら応援しがいがあるよね、新潟がJ2に上がった時がそうだったもの’と新潟のメンバーも
言っていた。 

 その新聞はローカル新聞だった事もあり他にも野球の独立リーグであるBCリーグやバスケットのBjリーグの結果も大きく載せているので みんな嬉しそうだった。 

 その様子を見て改めて地元に応援するチームがある事の ありがたさが分かるのだ。 

 考えてみると福岡には西鉄ライオンズという誇れるチームがあった。
 ところが私が野球に興味を持つ頃は西鉄から太平洋クラブ、クラウンライターと名前が変わり、その度に弱体化していった。
 そして78年限りでライオンズは福岡から所沢に移転してしまったのだ。 

 さすがに愕然としたが時既に遅し。 

 89年にかつての宿敵である南海ホークスが移転してきたが、本来なら‘かつての憎っくきホークスを誰が応援するか’という感情があるはずが10年間の地元チーム不在の寂しさが、反発する気持ちを上回った。 

 だからこそ移転当初のホークスがいくら負けてもファンは応援していたし、その熱気が福岡ドームの建設につながり移転10年目の99年に福岡移転後初の日本一となったのだ。 

 高校野球が今でも根強い人気を誇るのは、やはり地元意識が最大の要因だろう。


 だからサッカーのJリーグが発足した時に
‘企業名ではなく地域名を名乗る’という趣旨は大ヒットだったし、これこそが企業依存の日本スポーツを根底から変える第一歩となると思う。  

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2009年05月06日

貴重な民放・テレビ東京

 昨日まで卓球の世界選手権が横浜アリーナで行われていたが、
中継していたのがテレビ東京。
 連日20:00からの中継だけでなく14:00からも2時間ばかり中継して
いた。

 これって最近の民放地上波では珍しい事だ。 

 かつてバレーボールのW杯が77年に初めてOAされたときはゴールデンタイムの日本戦だけでなく、夕方の16:00ぐらいから強豪国同士の試合までOAしてくれていた。
 ところが、いつの頃からかゴールデンタイムの日本戦のみになってしまった。

  柔道の世界選手権でも日本人選手が登場する試合ばかりで、外国の強豪同士の対戦や日本人の出場しないファイナルですら まともにOAしないのだ。 

 一番酷かったのが06年の男子バスケット世界選手権。

 日本が登場する予選リーグの試合のみを中継したのは仕方ないが最初の2試合は週末という事で昼間の試合だったし、残りは深夜の
録画中継だったのだ。

 しかも決勝トーナメントに入っても深夜中継のみで、ファイナルまでもライブ中継ではなかった。 

 そういったロクでもないスポーツ中継が蔓延っている民放地上波
中継の中でTV東京だけは できる限りの努力をしてくれているというのが分かる。 

 福岡では火曜のホークス戦のナイターを主に中継してくれている。
 延長こそないものの18:30からOAは、僅か30分とはいえ嬉しい。
 昔からパ・リーグの中継も熱心だったのを覚えている。 

 またサッカーも三菱ダイヤモンドサッカーで海外の試合を紹介してくれていたし、サッカーがマイナーな時代にサッカーフェスタというイベントを中継し日本代表対ユベントス戦などをOAしていた。
 だから93年のドーハで行われたW杯最終予選の最後のイラク戦を中継して高視聴率を挙げたのは、ある意味サッカーの神様からの‘ご褒美’ だったのかもしれない。 

 ボクシングでも海外でのビッグマッチをOAしていたが、衛星放送が
なかった時代には貴重な存在だったのだ。
 日本人選手の海外世界戦でも よく中継してくれていたので、渡辺
二郎や勇利アルバチャコフの海外防衛達成も見る事ができた。 

 どうしてもネット局が小規模で視聴率的にも苦戦しているテレビ東京だが、視聴率の奴隷と化している他の民放局にない意欲を持っている貴重な局である。 

 福岡では91年から系列局ができて私の地元でも93年から見る事ができるようになった。
 今テレビ東京系が見られないと思うとゾッとする。

posted by ue-kj |22:32 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年04月13日

片山晋呉 大健闘のマスターズ4位

 マスターズ最終日に前日まで首位と5打差の通算-6でスタートした
日本のエース・片山晋呉は、5バーディー・1ボギーの-4で回り通算-10とスコアを伸ばし首位と2打差の単独4位に入る大健闘を見せた。 

 片山にとって今回のマスターズは8度目の出場で過去最高は06年の27位だった事を考えると素晴らしい進歩だし、首位と2打差でのフィニッシュというのは91年に中嶋常幸が首位に4打差というスコアを上回ったわけだ。 

 日本人の男子ゴルファーは丸山茂樹以降、国内では活躍するものの海外での成績は低迷していた。
 高校生の石川遼が鮮烈なデビューを果たして注目されていたが、国内の賞金王である片山らが国内で勝てても海外で全く通用しないというのが男子ゴルフ界を閉塞感が覆っていたし、石川が活躍すればするほど‘日本人のトップは何をやっているのか?’という思いに駆られるのだった。 

 今回の片山の健闘で‘男子ゴルフも捨てたものではない’という事が証明された。
 これを励みに海外のビッグトーナメントに どんどん出場して場馴れしていけば、今回のような成績を残せる事は夢ではない。 

 ルーキーにすぎない石川遼の人気は一過性のもので、アテにはならない。
 片山や谷口徹、丸山茂樹らの中心選手達が海外のビッグトーナメントで活躍してこそ男子ゴルフの人気は復活するものだと思う。 

posted by ue-kj |19:14 | その他 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年04月11日

石川遼のマスターズ予選落ちについて

 昨日から始まったゴルフのマスターズで初出場の石川遼は初日+1の51だったものの2日目は+5と崩れて通算+6の73位で予選落ちした。
 昨日は後半-3と巻き返していただけに残念ではあるが、ある意味順当な結果だと思う。
 ただし今回のマスターズの報道には 物凄い違和感がある。 

 石川遼を特別扱いし 過ぎなのだ。 

 日本のエース・片山晋呉が通算-4で首位とは5打差の6位に付けアメリカツアーで頑張っている今田竜二も通算+1に盛り返して 42位で予選通過を決めている。

 マスターズでは日本人最高成績は01年に伊沢利光が4位に入っているが強い風と早いグリーンに手こずり、苦戦するケースが多い。
 強豪が順当に優勝するケースが殆どなのに、ここまでの報道を見ていると‘石川が予選突破するのは当たり前’的な扱いが目に付いて不愉快だった。

  日本人は夏の甲子園のような一発勝負で伏兵が勢いに乗って優勝するというパターンを好むが、それはあくまで高校生のジュニアレベルの事。
 オトナの世界であるプロでは、そういう伏兵の優勝というのは珍しいし期待する方がおかしい。 

 第一、若干17歳の石川から2勝(アマチュアを含めれば3勝)もされている事自体が、日本のゴルフ界のレベルの低さを証明していると思えるのだ。 

 これでは日本のゴルフ界のレベルが上がる事はありえない。

  石川遼も1日も早くアメリカかヨーロッパツアーに参加しないと、
ぬるま湯状況の日本では才能を浪費させるだけだろう。      

posted by ue-kj |21:21 | その他 | コメント(3) | トラックバック(0)
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