2008年12月27日

選手層の厚さこそが、強化への道

 今年最後の五輪スポーツイベントの全日本フィギュアスケート選手権が終わった。
 女子はエースの浅田真央がSP2位から逆転優勝し、男子は織田
信成がエースの貫禄を見せて優勝した。 

 長野五輪後の日本ウィンタースポーツはスピードスケートやノル
ディックスキーのジャンプや複合など正直言って下降気味。
 そんな中で男女のフィギュアスケートのシングルは、活況を示して
いる。 

 女子が浅田真央を筆頭に安藤美姫、中野友加里、村主章枝に武田
奈也や鈴木明子らが鎬を削り、男子もエースの高橋大輔がケガで欠場しているもののライバルの織田信成や若手の小塚崇彦や無良崇人も世界で通用しそうな人材が揃ってきた。 

 何の競技でも層の厚さは大事だ。

 10年前の長野ではジャンプは全盛だったがエースの船木和喜、
原田雅彦に岡部孝信、斉藤浩哉、葛西紀明だけでなく吉岡和也、宮平秀治に渡瀬雄太らW杯で表彰台に上れる選手が目白押しだった。 

 72年ミュンヘン五輪の男子体操や、84ロスから92バルセロナの頃までの男子マラソンは‘誰を落とすのか・・・’と悩むぐらい層が厚かった。
 最近では女子マラソンが、そんな感じだ。 

 柔道でも神永昭夫ー猪熊功、上村春樹ー遠藤純男、山下泰裕ー
斉藤仁、斉藤仁ー正木嘉美&小川直也という重量級のエースを争う
ライバル関係があった。
 これが92バルセロナ~96アトランタは世界に通用するのが小川直也
のみという時代になると一気に日本の重量級は低迷。 

 ところが99年ぐらいから従来の篠原信一に、井上康生や鈴木桂司に
棟田康幸らが絡み始めたぐらいから日本の重量級が息を吹き返し始めた。  

 こうしてみると一部の連中が好きな‘少数精鋭’や‘固定メンバー’ と
いう強化方式も大事だが、同時に選手層を厚くする事が必要不可欠だと思うのだ。

posted by ue-kj |22:29 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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