2008年12月14日

スピードスケート・クライシス

 昨日はフィギュアスケートのGPファイナルで沸いたが、昨日・今日の
2日間スピードスケートのW杯長野大会が長野五輪の会場であるエム
ウェーブで行われていた。
 このW杯はスプリント系の男女500mと1000mが行われるのだ。 

 初日の昨日は男子500で長島圭一郎が優勝し加藤条治が3位。
 女子500で吉井さゆりが3位。 

 今日は男子500で昨日に引き続き加藤が3位に入ったのだが・・・・ 

 男女共に1000では表彰台に上がれず、女子の500でもドイツの
ジェニー・ウォルフが圧倒的な強さを見せている。

 これは由々しき問題だ。 

 かつてスピードスケートでは500と1000がスプリントで、5000と10000が長距離、1500は中距離のスペシャル種目と言われていた。
 そんなわけで1000は500のスピードを維持できるタイプの選手が
強く、堀井学は長野の前には世界記録を持っていたし黒岩敏幸や
宮部行範ら世界と勝負できる逸材が多かった。
 ところがソルトレイクの頃からスプリント能力のある1500の選手が500上がりの選手を凌駕し始めていた。

 以前は88カルガリーで青柳徹が5位に入賞、92アルベールビルでは
橋本聖子が銅メダルを獲得するなど1500でも日本は健闘していたが、
スラップスケートが導入された長野ぐらいから1500以上の長距離で
日本勢は苦戦している。 

 男子1000で連勝したジャニー・デービスが昨日のレースでは最初の
200は2ケタ台だったのに、600で8位に上がると1000ではぶっちぎりの
1位に上げているなど典型的な中距離系のレースである。
 だから1000は1500同様 中距離系の種目になってきた感じだ。 

 となると500が短距離のスペシャル種目化したと言える。
 その500だがショートトラックのコーナーリングのテクニックを生かして加速する選手が増え、ショートトラックの強い韓国や中国が台頭してきているのだ。
 このままでは男子500ですら金奪回はおろかメダルすら危なくなる
可能性がある。

 早急な対策が求められるが、私的には‘1500の強化を避けて通れ
ないのでは’と思う。  

posted by ue-kj |22:34 | オリンピック競技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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