2010年02月27日

バンクーバー五輪15日目:日本ショートトラックの落日

 今日はショートトラックの最終日。
 昨日 女子フィギュアスケートのフリーに沸いたパシフィックコロシアムで男子500mと女子1000mに男子リレーが行われた。 

 日本からは男子は吉沢純平が、女子は小沢美夏が準々決勝に進出していたものの予想通り準決勝にすら残れず日本選手は参加した男女合わせて7種目全てで準決勝に勝ち残れずに入賞もゼロという歴史的惨敗を喫した。 

 大会前から予想されていたとはいえ、入賞すらないというのは酷い
話だ。
 ましてや かつては世界のトップだったのに・・・・・

  公開競技だった88カルガリーの頃は世界のトップレベルで当時の
日本の監督はメダルラッシュを宣言していたが、大会に入ると意外な不振で結局 金:1、銀:1、銅:1を獲得した。

 ところが正式種目になった92アルベールビルでは男子リレーの銅のみで94リレハンメルではメダルがゼロに終わり、98長野こそ男子500mで西谷岳文が金・植松仁が銅を獲得したものの02ソルトレイクシティと06トリノではメダルの可能性すら皆無になっていた。 

 そして今回の予想では辛うじて女子リレーこそメダルのチャンスが
あったけど、個人戦では かなりの苦戦が予想されていた。

  初日の女子リレー予選は中国・カナダのグループで あえなく敗退と早くもメダルの希望が潰え、個人戦6種目で予選に出場し次のラウンドに進んだのは僅かに5人(うち1人は救済措置での進出)だから、いくら若手中心とはいえ この結果には目を覆うばかり。

  昨今の不況で実業団のチームが休廃部が相次いでいるので、競技に集中できないというのが最大の理由だろうが(長野の銅メダリスト・植松がリストラされたのには驚いた)五輪の場合は必ずOAされるだけに関係者達には もう少し対策を立ててもらわないと負の連鎖でショートトラックを志そうとする者すらいなくなる危険性がある。 

 韓国がショートトラックで培ったノウハウをスピードスケートに導入した成果が今回の金:3・銀:2という大躍進に繋がっているのを忘れてはいけない。

 ショートトラックの強化はスピードスケートの強化にも繋がるのだから。

posted by ue-kj |23:39 | オリンピック競技 | コメント(0) | トラックバック(1)
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