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貴乃花親方と協会幹部の考えの違いは

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 幕内・貴ノ岩への暴行事件が発覚して横綱・日馬富士が引退する 形になっただけでなく貴ノ岩の師匠・貴乃花親方と相撲協会の抗争 にまで発展している現在の相撲界だが、どうやら貴乃花親方の考え る理想論と協会幹部が容認している現実論の争いという形になって いるのではないかと思う。

 03年のNumberでモンゴル勢力士達の躍進が取り上げられて いたのだが、これを読んでいるとモンゴルをはじめとした外国人力 士達はトップアスリートの資質を持つ者が入門しているのに対し日 本人力士の質の低さが指摘されていた。

 考えてみると昭和の力士達は相撲をしなくても他の競技で名を成 す事のできるような運動能力の高い者が活躍していたわけで、今で はそういった者達が他の競技に流れるようになっているのが現状だ。

 最近の運動能力の高い者は相撲界のような理不尽な指導体制を嫌 がるし特に暴力指導などもっての他と考えているので貴乃花親方は そういった指導なしでも強くなる方法を考え、日本人の運動能力の 高い者を入門させようとしているのに対し協会トップの面々は暴力 指導を必要悪と捉え‘あれに耐えたから強くなった’と考えている 者が多いのではないか。

 一方でモンゴル人力士は強くなりたい一心で入門しているし日本 人の運動能力が高い者が嫌う理不尽な指導体制にも従順で、暴力指 導を甘んじて受け入れる者が多く協会トップは自分達との価値観を 持つモンゴル勢を認めていると思われる。

 すなわち現在の稽古は厳しいが指導法を今風に改めて才能のある 日本人力士に門戸を広げようとしている貴乃花親方と、自分達がや ってきた事に従順な者さえ入ってくればいいと考える協会トップの 考え方の違いが鮮明になっていると思うのだ。

 とりあえず協会トップのやり方が現実的ではあったものの最近の 白鵬の品格に欠ける姿を見ると日本的な美意識をモンゴル勢に求め るのは難しいし、そのためには日本人力士が横綱になって手本を示 さないといけない状況になっている事から貴乃花親方の考える方に シフトする必要があると思うのだが果たして協会トップの面々はど うするのか・・・・



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