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山中慎介の王座陥落は必然?

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 早いものでWBCバンタム級王者だった山中慎介が1位のルイス ・ネリ相手の13度目の防衛に失敗して2週間が経つ。

 具志堅用高の持つ13度の防衛に並ぶかという試合だったが、 ネリの連打にセコンドのリングインによるTKO負けでタイトルを 失ったものの勝ったネリが試合後にドーピングに引っかかるなど 何とも後味の悪い話である。

 山中陣営の本田明彦帝拳ジム会長によると‘ネリとの再戦以外 意味はないので、再戦できないなら引退させる’と語っていたよ うだが、肝心の山中の肉声が聞こえて来ないし敗れた翌日の記者 会見では‘納得のいく勝ち方なら引退を考えていた’という話も 出ているわけで釈然としない。

 本来14度の新記録を作って引退を考えるのなら分かるのだが、 13度のタイ記録で引退を考えるとは どういう事なのだろうか?

 山中慎介は‘神の左’と呼ばれる左強打を武器にWBCバンタム 級タイトルを12度防衛していた一方で海外進出や他団体王者との 統一戦を熱望していたのだが、ソチラの方は一向に進む気配がな く内山高志同様にモチベーションの枯渇が最大の敵になりそうな 気配だったものの9度目と11度目の防衛戦で対戦した元WBAバン タム級王者アンセルモ・モレノのようなビッグネームとは対戦で きていた。

 そうしている間に具志堅用高が持つ国内連続防衛記録を狙うと いう新たなモチベーションを喚起する話が出て来たし、挑戦者の ルイス・ネリはかなりの強敵だから十分なモチベーションで臨め るはずだった。

 つまりネリ以上の強敵は他団体の王者以外にはいないのでネリ 戦の後はモチベーションを保てないから引退すると考えていたの かもしれないが、そこをゴールと考えていたのなら負ける可能性 は高かったわけで陥落も仕方ない。

 おりしも同門の三浦隆司や亀海喜寛らはアメリカでビッグネーム 達と戦っているのに、民放地上波の看板選手になっているばかりに 全く違った価値観を押し付けられている感じがしていたので‘ネリ 戦を最後に引退も’というコメントが出たのではないか。

 こうしてみると民放地上波主導のマッチメイクは超一流選手に とって、むしろ足枷になってしまうのではないかと思うのだ。



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