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‘しっかり振る’バッティングと継投が甲子園必勝法

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 花咲徳栄の初優勝で幕を閉じた今年の夏の甲子園は06年の60本 を上回る68本ものホームランが飛び出した。

 また優勝した花咲徳栄は毎試合9点以上挙げての勝利だし準優勝 の広陵も決勝以外は6点以上を挙げているというのも特徴で、最早 1人の投手に拘って少ないチャンスで挙げた1点を鉄壁の守備で守 り切るという伝統的なスタイルでは夏の甲子園で勝ち進めないとい うのが鮮明になった形だ。

 68本もHRが出ると‘飛ぶボール’疑惑などがまことしやかに 言われるのだが、いくらボールが飛んでも昔のような小さく構えて バットを短く持ち当てに行くスタイルでは打球は飛ばないのだから バッティング理論が進化したといった方が正しいだろう。

 バットを振り抜くスタイルのメリットとして好投手相手に連打が 難しいので長打を打つ確立が上がり長打を警戒して外野が下がり気 味になるとポテンヒットが出やすくなるなどがあるし、どんな投手 でも鋭いスイングをされれば空振りでも威圧感を与えられるのでコ ントロールミスを誘発しやすくもなる。

 更にベスト4に残った中で広陵以外はバントでランナーを進める のではなく打ってたたみかける攻撃が主流になっており、これも以 前の高校野球では考えられなかった事で高校野球の進化といえるだ ろう。

 つまりバントで1つのアウトを与えるよりも打って更にチャンス を広げ、最低でもランナーを次の塁に進めるという事ができるよう になっているのだから1回からバントで2塁に進める事に拘るプロ 野球の試合よりも面白いわけである。

 こうしてみると高校野球がMLB的な進化を遂げているのが分か るしMLBやWBCで指摘される日本野球最大の弱点である‘振り 切れない’スタイル克服には、高校生の頃からの取り組みが必要不可 欠なので‘野球が乱れる’と嘆く保守的なプロ野球OBやマスコミの 言い分など聞く必要はない。

 伝統的な高校野球信者には嘆かわしい事かもしれないが、このス タイルこそが日本野球がレベルアップするには必要不可欠という事 になる。

 逆に1枚エースに拘りランナーが出れば判で押したようにバント というスタイルに異常な拘りを持つチームは甲子園で勝つ事はおろ か、甲子園出場すらままならくなるわけで特に‘温故’はあっても‘知 新’がない伝統校の首脳達は心するべきだろう。



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