スポーツ えっせい

マラソン復活には多くのレース経験を

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 今年のロンドン世界陸上では初めて男女同日に行われたマラソン で日本勢は男子の川内優輝の9位が最高という成績に終わった。

 基本的に最近の日本マラソン陣の現実的な目標は8位以内という ものになっているのだが代表マラソンラストランを公言していた 川内が終盤猛然と追い上げて9位に入ったのが最高で、女子では 清田真央の16位が最高と11大会ぶりに入賞を逃すなど3年後の東京 五輪でのメダル獲得に暗雲垂れ込める内容だった。

 巷では最近のマラソン界の低迷は高橋尚子や野口みずきらのよう な壮絶な練習量をこなせてないのが敗因のように毎回言われている ものの、個人的にはマラソンの駆け引きのなさというのが原因では ないかと思ってしまう。

 男子の場合は井上大仁のスピードに注目していたが、例によって 先頭集団の急激なペースアップに付いて行こうとして振り落とされ た形だ。

 確かにメダル争いに絡むなら先頭集団に付いて行けなければダメ なのだが、振り落とされて大幅に順位を下げるというのは決して賢 い選択ではない。

 やはり急激なペースアップには付いて行くか後ろで自重するかと いう判断が大事だし、特にアフリカ勢のような爆発的なスピードの ない日本選手には必須だろうし こういう判断を磨くには川内のよ うに多くのレースをこなす必要があるのではないか。

 以前も記したように最近のマラソンは1万mを4本走るようなトラ ックレース化しているわけで、そうなるとイーブンペースで走るス タイルではなく急激なペースの上げ下げが続くという形になってい るのが分かる。

 にも拘わらず駅伝と合宿の連続で年2レースしか走らなければトッ プランナーの駆け引きに付いて行けるわけないわけで、男子の井上 や女子の清田に安藤友香らには1レースでも多く走る事が求められる のではないだろうか。



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