2009年01月22日

平成最初の名勝負・マーク対高橋ナオトから20年

 20年前の今日・89年1月22日に行われたのが‘平成の名勝負’ と
呼ばれたマーク・堀越・ブルックスー高橋ナオトの日本 Jフェザー級
タイトルマッチが行われた日である。
 この日は日曜で中継の前にOAされていたNFLのプレーオフの後番組としてタイマー録画していた。

 営業が終わってから見たのだが、まさしく‘凄いものを見た’という
感じで度肝を抜かれた。 

 この試合まで6連続KOの王者・マークはWBA6位で世界挑戦寸前
だったので、予想はマーク有利。
 人気者の1位・高橋ナオトも実力者だが2度KO負けしているという事で、マーク有利は当然と思われた。 

 試合が始まると両者のパワーの差はハッキリしていて、マークが振るう力強いパンチに対しナオトはカウンターで応戦するが時折ヒットするものの全体的にはマークが上回る展開で進む。 

 流れが変わったのが4Rでマークの強打に打ち負けてジリ貧になるかと思われていたナオトが打った右ストレートのカウンターが見事にヒットしてダウンを奪ったのだ。
 立ち上がったマークに追撃のダウンを追加するが、マークも踏みとどまり凌いで このRを終了。

  5Rも仕留めそこなったナオトにツケが回ってきたのは6R。
 ダメージから回復したマークの強打がナオトを捉え始め、打ち勝ち始めた。
 迎えた8Rには一方的なマークの攻勢、そして右から左フックの
返しがヒットし遂にナオトがダウン。
 更にアッパーで顎を跳ね上げられストップは時間の問題で辛うじてゴングに救われる。 

 9Rも最初はマークのペースだったが、おもむろに放ったナオトの左
フックが絶妙のカウンターでマークの顎を捉えてグラつかせると左
フックから右ストレートの返しで大逆転のダウンを奪う。
 更に再び右ストレートがマークの顎を捉えるとマークは背中からダウンして立ち上がるものの足がふらつきレフェリーがストップ。

 勝ったナオトはリングに突っ伏して、負けたマークが立っているという珍しいシーンが印象に残る大逆転のKO勝ちとなった。 

 4Rぐらいから場内はナオトコールが地鳴りのように響き渡り、もの
凄い雰囲気になっていた中での大逆転KO勝ちだから見終わった後もTVの前で呆気に取られていたのを昨日のように思い出す。 

 この年は日本人が世界戦で全敗した年だったが、例え世界戦で
日本人が勝ってもマークーナオト戦が年間最高試合だったろう。

 それぐらいの激戦だったのだ。 

 なお、会場で観戦していたのが‘はじめの一歩’の原作者・森川ジョージ氏で、この試合を見て‘はじめの一歩’を描こうと思ったらしい。 

posted by ue-kj |21:38 | ボクシング | コメント(4) | トラックバック(0)
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平成最初の名勝負・マーク対高橋ナオトから20年

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 もう20年も経つんですね。私が初めて買ったボクシング専門誌は、ナオトが韓国選手にKO負けして、引退を決意した記事が載っていましたね。
 そのころから、伝説の試合という触れ込みで紹介されていて、「すごい」とは聞いていたけど、この試合は本当に凄かったですね。結果も内容も記事で読んで、展開も知っていたけど、今見たらまた凄い!と感じる。

この試合、YOU TUBEにもアップされてるので、見たことの無い方には是非薦めたいですね!
 

posted by ぽーん | 2009-01-23 02:44

平成最初の名勝負・マーク対高橋ナオトから20年

コメント投稿者ID :

確かにスリリングな試合でした。両者ともハードパンチャーで打たれモロイからあのような試合になったのでしょう。この試合は日本タイトルマッチにもかかわらず、国内年間最高試合に選ばれました。国内の幻のビックファイトとなってしまった畑中-ナオトの試合を実現して欲しかった。

posted by Nobunaga | 2009-01-25 02:33

平成最初の名勝負・マーク対高橋ナオトから20年

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私も昔TV観戦しましたが お互いリスクの高い生き残り
試合でした 今の日本人えせ世界戦ばかりの興行主
には少しは見習えと言いたいですね
昔はCHAMP少ないけど いい組み合わせ多いよな
いまは MG ムトウ とほほほ

posted by KOREAN TAROU | 2009-01-30 13:53

平成最初の名勝負・マーク対高橋ナオトから20年

コメント投稿者ID :

懐かしいですね。
もう20年も前になってしまいましたか。
高橋ナオトの試合はほとんどホールで観戦していました。
彼に自分自身を投影している同年代のファンが信者のように応援していました。
この試合は観客のほとんどが試合後疲れ切ってぐったりしていたのが印象的でした。
テレビではフィニッシュの右ストレートが写っていなかったので、生観戦した人のみの特典だったかなと思っています。
神経戦だった島袋戦、相性抜群の今里戦、KO負けの後通夜のような雰囲気の中担架で運ばれた朴戦等々書き始めたらキリがありません。
世界チャンピオンにはなれませんでしたが、彼の右カウンターの美しさは抜群だったと今でも思います。

posted by piston | 2009-02-04 21:44

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