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高校野球球数ハラスメント問題

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こんばんは。

それもこれも全部稀勢の里のせいで、いや稀勢の里のおかげで とてもエモーショナルな気分になっているので このジャンルにおいて記事を書くのは初めてだが投稿をさせていただく。

2試合連続で15回引き分け再試合となった本日のセンバツ大会。 それはそれでドラマチックで感動的な1日であった。

特に地元でもなんでもないのだが 最後の試合はなんとなく福井工大福井を応援していて 9回あのダブルスチールで追いつかれ 15回貴重なランナーは足がもつれて憤死し その裏には牽制悪送球でサヨナラのピンチを招く内容に 面白い試合ではあるが良くも悪くも高校野球だなと いつもの冷めた感覚を持っていたのだが 最後のプレーとなったファールフライの好捕に やはり結局胸を打たれこの記事を書くに至っている。

とこれだけ前ふりを書きながら 述べたいのはこういう展開でよく議論の対象となる エース酷使問題についてである。

このことに関しては 以前より持論がありいつか書きたいと思っていたのだが まぁちょうど良いタイミングだとも思うのでアウトプットさせていただきたい。

私も遠方からではあるが 夏の大会は毎年観に行く程度には高校野球のファンであるが そこまで詳しいというわけではないので 知識不足や的外れな部分があればご容赦願いたい。

さて、本題に入る。

長い試合になりエースの球数が150を超える。 大会終盤になり連投のエースに疲労の色が濃くなる。 そんな時に、後の選手寿命に悪影響を及ぼすだなんだかんだと ネガティブな意見を耳にすることがある。

私はこのような意見に対して 理解出来る部分はあるが基本的には賛同できない。

理由は大きく2つあるのだが まず1つめはそれが甲子園でしか フォーカスされない問題であるということである。

甲子園に出場しているのは 各都道府県ないしは各地域の代表であることがほとんどで おおむねレベルの高いチームと言えよう。 そういったチームでさえこの問題を抱えるのだから 地方大会で敗退するチームであれば この問題はもっと顕著に起こっているはずなのである。

しかしそれが議論の的となるケースは少なく 甲子園期間中だけ酷使だ云々だと叫ばれるのが疑問なのである。

注目度の差はもちろんあるので やむを得ない部分はあるが この問題に関して球数制限を設けるなどの 対策を講じることを検討するのであれば それは当然地方大会から検討されるべきであり そうなってくると言葉は悪いが 弱小高はチームの運営自体がままならなくなるだろう。

またそうなると 高校野球の魅力の1つであると私が感じている 大エースがほぼ1人でチームを引っ張るというパターンがなくなるのである。 時代錯誤な事は百も承知な上であれはなかなかロマンがある。

甲子園までは届かずとも 学校数も多い都市圏で 名門でもない公立高が1人の好投手を頼りに 勝ちあがっていくなんていう光景は地方大会の風物詩ではないだろうか。

なのでまとめると 代替案を検討するなら甲子園に限るべきではないはずで しかしそれを行うと地方大会の魅力は半減してしまうし チーム運営にも支障をきたすのではないかと思うのである。

次に2つめだがそれは選手の感情面である。

もちろんもう限界なので投げられません というエースを無理やり投げさせることは絶対にあってはならない。 それは大前提ではあるが 何も全員の投手がプロになるわけでも その後ずっと野球を続けるわけでもないことは忘れてはならないと思う。

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高校野球球数ハラスメント問題

全くの同意です。
福井工大福井の試合の感想も、タイブレークや球数制限に対する考えも。
あんな感動する試合に大人が作ったデジタルなルールを割り込ませないでほしい。
タイブレークだの球数制限だの、ましてや今プロが導入しようとしている申告制の敬遠だの…

「高校野球球数ハラスメント問題」へのコメント

高校野球での投手の酷使を容認する立場の意見として、興味深く読ませていただきました。

甲子園だけ問題視するのはおかしいというのは同感です。地方大会を含めた高校野球全体を見る必要があります。

球数制限などの制度は部員数の少ないチームに不利に働き、小兵力士が巨漢を倒すような面白さがなくなるから反対という考え方は、理解はできます。

しかし、優先すべきは選手の健康でしょう。当事者は勝ちたいから体が壊れようがやりたいでしょうが、それを止めさせるのが責任ある大人の役目だと思います。それで高校野球がつまらなくなって注目されなくなるのなら大歓迎します。無理しようとする選手も減るでしょうから。

150球以上投げて中1日に感動したい人もいるでしょうが、高校野球はプロでないので観衆がいなくても成立しますし、感動している私たちは彼らの将来に一切責任を負いません。

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