2007年09月07日

[ラグビーW杯]本命オールブラックス、対抗フランス いよいよW杯開幕!!

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9月7日(日本時間8日)に開幕を迎えるラグビーワールドカップ2007。パリ・サンドニスタジアムのフランス対アルゼンチン戦で熱戦の火蓋が切って落とされますが、参加20カ国の中で大本命と言われるのが王国ニュージーランド・オールブラックスです。彼らにとっては1987年の第1回大会以来、20年ぶりのウィリアム・ウェッブ・エリス杯は当然奪還すべきものであり、周囲の見方も同様です。


3000万頭の羊と400万人の国民が望む世界一の座は、グラハム・ヘンリーHC(ヘッドコーチ)率いるオールブラックスに過剰なプレッシャーを与えていますが、それもそのはず。彼らは1987年にW杯を制して以来、ファイナルに進出したのは1995年大会のみ。それ以外の1991年、1999年、そして2003年大会ではすべて準決勝で敗れているのですから。

前回大会から多くの選手が入れ替わったオールブラックスですが、それでもチームとしてのバランスはむしろ際立ち、この4年間の通算成績は43戦38勝5敗。勝率は88パーセントに及びます。他の大国が75パーセント程度の勝率にとどまっていることを考えれば、2007年版オールブラックスはまさに優勝候補筆頭と言えるでしょう。

オールブラックスが喫した5敗は、南アフリカ(3回)、オーストラリア(2回)、つまりはオールブラックスを止めるとすれば、この2チームと開催国パワーを発揮するであろうフランスのみと予想されます。

POOL Cに入ったオールブラックスは、組み合わせ(スコットランド、イタリア、ルーマニア、ポルトガル)にも恵まれ、すでに1位突破は保証されています。むしろ彼らの目が向いているのが準々決勝の対戦相手となるPOOL Dの2位がどこになるか。フランスかアルゼンチンになると思われますが、フランスが開幕戦でこけて2位に回るようなことがあると、オールブラックスにとっては少々厄介なことになります。ここがアルゼンチンであればスムーズに準決勝でオーストラリア・ワラビーズとの対戦となるでしょう。

もう1つの優勝候補ワラビーズは、5回を数えるW杯のうち2回を制しており、大舞台での強さに定評があります。若干高齢化が進んでいますが、裏を返せば試合巧者とも言えます。ウェールズ、フィジー、カナダ、日本と同組のPOOL Bに入ったワラビーズも、問題なく1位突破するはずですが、カーディフで対戦するウェールズ戦がちょっとした鬼門になりそうです。本拠地ミレニアム・スタジアムでのウェールズが特別なチームになることは間違いなく、ワラビーズといえど予断を許しません。

過去のW杯すべてに出場しているアジアの雄・日本ですが、このグループの中で勝機があるとすればカナダとフィジーのみ。すべての試合に全力で臨むのはきつい日本は、この2試合に賭けるためにワラビーズやウェールズ戦は戦力を温存するかもしれません。しかし、そういった戦略も駆使して臨まない限り、勝つのは容易ではないと思います。

勝敗にこだわり、プライドをかなぐり捨てて本気でベスト8を狙うのも1つのコンセプトだし、逆に勝敗にこだわらず、「日本ラグビーここにあり」を世界にお披露目するというのもありです。HCのジョン・カーワンの言動を見聞きすると、サッカーのオシム監督のように日本人の特徴を生かしたラグビーを、そして闘志とプライドを持ったラグビーを展開することが勝敗につながるという、おいしいところ取りのようにも見えますが、何かやってくれるのではないかという期待が高いことも確かです。ぜひ日本のラグビーを展開しつつ1勝を、いや2勝を達成してほしい。そう願います。

さて、TV5MONDEとしては注目せざるを得ない開催国フランスですが、過去の大会では1978年大会と1999年大会で決勝に進出しつつも完敗。今大会では優勝しか見えないはずです。準々決勝でのオールブラックスとの対戦を避けるため、是が非でも1位突破したいところですが、アイルランド、アルゼンチンと実力伯仲の死のグループは少々やっかい。6カ国対抗の連覇、イングランドとのテストマッチでも連勝と結果は出しているものの、かつてのシャンパン・ラグビーはなりを潜めています。それがベルナール・ラポルトHCのコンセプトでもあるのですが、多くのOBから非難されても、開催国での優勝を目指し、面白味はないが“結果”にこだわるラグビーをいまのフランスは志向しているので、苦しみながらも1位で行くのではないかと。

あとの興味は大会最弱のナミビアが失点の新記録を作るかどうか。大会最多失点は日本が1995年にニュージーランドに喫した17-145ですが、最多得失点は2003年大会にナミビアがオーストラリアに食らった0-142です。これを更新できるとすれば、フランス-ナミビア戦のみ(今大会の日本はここまで無様な試合は見せないと信じてます!!)。これも注目です。9月7日(日本時間8日)から10月20日(同21日)と1カ月半に渡る長き戦いがいよいよ始まります。ぜひ最強の男たちの戦いにアツい声援を。

>>予選プール日程/結果
>>予選プール順位表


TV5MONDEでは予選リーグのフランス戦4試合と決勝トーナメント以降の計12試合をライブ放送します。ぜひご覧下さい。
■ラグビーW杯 放送予定


posted by スタッフ1号 |11:49 | ラグビー W杯 | コメント(1) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:本命オールブラックス、対抗フランス いよいよW杯開幕!!

そうなんだよなー。
ラグビー最強=オールブラックス、
ってイメージなんだけど、実は勝ててない。

今回は大丈夫なんじゃないか、
と個人的に思ってる。

いい試合が見れれば、どこが勝ってもいいんだけど。

posted by ロムーはすごかった。 | 2007-09-07 19:00

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