2008年03月16日

『ボクシング・総合格闘技2段階論 素手タイプと鑑賞タイプによる2重拘束』

おっちゃんやで~。

今回は、ボクシング・総合格闘技の段階性を説明するわ。スポーツにも大きく分けて4種類あるねん。これは物タイプと記録タイプと素手タイプと鑑賞タイプや。

【素手タイプの段階】
素手タイプゆうのは、直接選手同士があるルール下において物による媒介をせんと素手で勝利条件を充たす競技のことや。選手は勝利を目指してルールの範囲内で戦うことになるのやけど、これに該当するのが例えばボクシングであり、総合格闘技なんや。せやけど素手タイプだけでは格闘エンターテイメントを説明するのには無理があるねん。そこで次の段階や。

【鑑賞タイプの段階】
鑑賞タイプゆうのは、間接的に選手同士があるルール下において勝利条件を充たす競技のことや。選手は勝利目指してルールの範囲内で表現して第三者が優劣を判断することになるのやけど、これに該当するのがフィギュアスケートであり、新体操や。せやけどこの鑑賞タイプが素手タイプの競技と関連することもあるねん。

【ボクシング・総合格闘技の2重性】
素手タイプにおいて選手がお互いに勝利を目指して戦うのやけど、これは時間が設けられてるのが大半や。つまり時間内で決着が付かんかった場合は、判定決着になるねん。この判定決着は審査員が優劣を判断するのやから、これは鑑賞タイプであることがお分かりいただけると思う。直接対決が不可能であるフィギュアや新体操やからこそ採用してた鑑賞タイプを、時間的都合で決着つけるために、直接対決可能なボクシングや総合が採用してることを意味するねん。ここに総合ルールにおいて、素手タイプと鑑賞タイプのルールの2重性が明らかになるねん。

【素手タイプの優位性】
ルールの2重性てゆうても、これは階層性があるねん。つまりその優位性は素手タイプにあることや。試合全体で見たら一方が圧倒してたとしても、素手タイプのルール下における勝利条件を他方が充たしてたとしたら、一方は敗北することになるやろう。そうゆう意味で、優位性は素手タイプにあるねん。鑑賞タイプとしての競技性は、時間的都合によって後付けられた格闘エンターテイメントを補完する、より低次な段階のルールといえるやろう。

【選手への2重拘束】
繰り返すとな、ボクシング・総合格闘技のルールには2重性があって、一方は素手タイプのルールで他方が鑑賞タイプのルールや。そして一方のルールが他方のルールよりも優位であり、よって2段階で構成されてるねん。ではこのことは、選手らに対してどの様な影響を与えるのやろうか?素手タイプで勝利条件を充たすことと、鑑賞タイプで勝利条件を充たすことは必ずしも一致せえへんねん。例えばやり過ごして相手の隙を見計らって勝利を目指す者は、素手タイプの勝利条件を目指してるのやけど、鑑賞タイプの勝利からは遠ざかることになるねん。。グレイシーが判定決着を拒絶してたのはな、彼らの闘争スタイルが素手タイプの勝利条件を充たすことに力点を置いてるからや。ホイスが桜庭との戦いで時間無制限を要求したのはそうゆうことやったんや。また、逆に素手タイプの優位性はあるけども、鑑賞タイプのルールを意識して戦うことも可能や。つまり素手タイプの勝利条件を充たすことをせんと、積極性を表現したり、現時点で判定で有利やと思ったら残り時間は深入りせんと、鑑賞ルールでの勝利条件を充たそうとするねん。素手タイプのルールの優位性があるから、鑑賞タイプのルールを無視することは可能やけど、そやからゆうて鑑賞タイプのルールも勝利条件として採用される以上は、大半の選手が意識することになるやろう。こうして、ここに選手に対する2重拘束が明らかになるねん。つまり素手タイプのルールと鑑賞タイプのルールによる2重拘束や。選手は試合の最中で、素手タイプのルールによる勝利条件を充たすことに加えて、素手タイプよりもやや優先順位は下がるけども、鑑賞タイプでのルールによる勝利条件を充たすことも意識せなあかんねん。

さて、以上を踏まえた上で、次回は一見無関係に見えるハッスルの可能性について説明するわ。フォフォフォフォフォ~~~~!


ほなな。

posted by つるじょあ |16:00 | その他 | トラックバック(0)
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