2007年01月18日
雪はくせもの。
こんにちわ。ご無沙汰していました、 三番目のバトンを受けた加藤隆介です。 ここんとこ実は大学の実習続きでひっちゃかめっちゃかな毎日で。 専攻が野外運動(キャンプやらダイビングやら、当然スキーも!!)なので、 結構雪山にいってました。 12月の下旬に一週間、スキーの実習で長野県は菅平高原へ。 いやーほんとに暖冬だと叫ばれているけど、雪少ないねー。 人口降雪機でなんとか経営する側はがんばっている感じ。 ゲレンデもだいぶ制限されてるし、山肌が見えてたり。 脇を見ると当然、木々は…グリーンです。(ビールの宣伝じゃないけど) だから、やっぱりゲレンデの状態はお世辞にもいいとはいいづらい。 でもスキー場の人はほんと頑張って維持してるんだろうなーって頭が下がる。 だって一年でウィンターシーズンしか稼ぐときないのにさ。 実習の内容はアルペンスキーの他には、 クロスカントリスキーを履いて、山の中での個人研究。 雪が少ないなりに、僕は雪山の動植物の生態系を探ってみました。 生まれて初めてクロカンをやってバックカントリーに入っていったのは、 なかなかの感動体験だったけど、 今回書きたいのは雪の性質について!!! クロカンやアルペンの話はFISが近づいたら書くこととして。 それで、それで。 その実習のあと年明けて、北海道は日高(帯広方面)で 青少年自然の家での職員として勤務する実習に参加。 人生初のでっかいどうはとんでもなくでっかい経験になったけど、 その中で特筆すべきは雪なんです!! 勤務終了後に時間があればゲレンデにいって滑ってたわけだけど、 日高は気温が低いのが特徴。(最高気温は-5℃とか普通だった。) あっちの人はマイナスを付けて話さないので会話についていくのが大変。 For example... 「10℃いかないくらい」っていうのは、-10℃より低い ↓ -12℃とかを表すわけである。 でも本州の人間が聞くと、プラスの概念しかないから、 「10℃いかない」=8℃くらいかと思ってしまうし、 「10℃より寒い気温」というのは、どんどん数字が増える・・・ 要するに中学生の数学レベルの話なんだけど、 ずっと習慣化した生活での数字ってこうも頑固なんだって思わされた。 なかなか気温においてのマイナスの概念が身につかないまま、 さらに寒すぎて、体感温度計もよくわからなくなり、 めちゃくちゃ寒いというくくりで、数字として寒さを伝えられない・・・。 でも逆にこの驚きとギャップが一番リアルに伝えやすいものなのかも。 そんなこんなで北海道の洗礼を受けたのだけど、 その寒さのおかげで日高の雪はとんでもなかった。 気温が低いと、雪の持つ水分が減る(こういう表現が正しいのかな) 逆に高いと、水が多くなってベタベタな雪(ベタ雪)になる。 本州で降る雪はほとんど後者だと思う。 ベタ雪は当然のように固まりやすい。アイスバーンも多いよね。 でも北海道は違う。サラサラしてる。 水分少なすぎて、雪合戦しようものならできないこともしばしば。 だって固まらないから・・・。 そんなこと名古屋っ子の僕には理解もできなかったけど。 (雪が降ったらいつも雪合戦だし、固まらないことなんてないもん) そんな日高も今年は暖冬でわりと雪の量も少なかったりするのだけど、 それでもゲレンデの状態はすごい!! 菅平とはだいぶ違った・・・。あたり一面マッシロなのは当然だけど、 ほんとにフッカフカ。 スキーのエッジがきれいなシュプールを描いて・・・ スキーがあるがままに行きたい方向に走っていく。 すごく気持ちいい!!!!!!!!!!(アイスバーンないし) 日高の職員の話。 こっちのスキーヤーと本州のスキーヤーは滑り方が違う。 雪質が違うからだろうけど、本州のうまいスキーヤーには癖がある。 北海道のスキーヤーはより自然体で滑るから。 なるほどね。道理で右も左もうまい人だらけ。 本州では「スキーできない」→未経験の意味だけど、 あっちでは「スキーできない」→上級者じゃないって意味だからね。 できないっていう人も、普通にできちゃうからびっくりしちゃう。 こんな同じ日本でも雪質によって文化的にというか、 同じスノースポーツひとつとってもこんなに違う。 FISでは世界各国からスキーヤーが集まってくるから、 それぞれの小さいころから馴染んだそれぞれの文化が見られるかな。 日高と札幌はどれくらい雪質が変わるかわからないけれど、 英語でも日本語でも一つの単語で簡単に表される「雪」っちゅうのは、 多様な顔を持っていて、一筋縄でいかないひねくれものなんですね。 翼君の「ボールと友達」ってほんと的を得てるなぁ。笑
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posted by 加藤隆介 |13:14 |
FIS ノルディックスキー世界選手権編 |
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