2006年12月18日

決勝戦と僕らのチケット争奪戦

いってきました、横浜日産スタジアム。

この実習が決まったのが11月のはじめだったから、
決勝のチケットがどうしても手に入らなくて、
非常に困ったまま決勝当日を迎えてしまった。

…。
それなら、こないだあった紳士から買っとけよ!!って話だけど。(過去ブログ参照)
まぁそのとき持ち合わせがなかったし、仕方ない。

そんでもって今日になって僕らのチケット争奪戦がスタートしたのです。
とりあえず今日は午前中に池袋にて用事があったので、
僕は池袋の金券ショップを
柄谷はスタジアム周辺を
(もちろん関西弁で値切ってもらおうと思って)
それぞれ回って探してみることに。


池袋の金券ショップを当たってみたはいいけど・・・

全敗。

ないと即答されるところからみて、どうも入ってさえいないようだ。
売れたというよりは、入ってないみたいだから、
もう空振りの空振りとしかいいようがない。。。

汐留で出会った寅さん(過去ブログ参照)は、
新橋の金券ショップならあると思うよという言葉を
今更ながら、思い出してしまったが、新橋にいっている時間もなく。


金券ショップではとうとうチケットを見つけられないままスタジアムに向かう途中に、
柄谷からの連絡でチケットが入手できたとのこと。

でかしたぁーー!!
共同作業とはいえ、ちょっと自分で手柄を上げたかったから、
悔しいのと、でも圧倒的にうれしくて。ただただ感謝。
(きっとこの話は柄谷がUPしてくれると思うので、僕は任しきってしまおうと思う。)

結局、スタジアム周辺で余ったチケットを処分したかった一般の人と交渉したみたい。
だから連番は望めなくて、ひとりずつばらばらに見ることに。
背に腹は代えられないしね。

僕は柄谷にチケットを渡された。
それが友人のキャンセルによるあまりだったそうだが、
僕は直接交渉してないからどんな人の隣に座るのか・・・どきどき。わくわく。

番号のとおり、席を見つけてみると。
まだ3位決定戦をやってるのに早くもバルサのユニフォームをきた外国人二人組だった。
二人は17歳と24歳で、滋賀から来たらしい。

また会えた!!サッカー野郎に。

彼らといろいろ話した。本当に気さくな人たちだった。
だって、いきなりペラペラの関西弁だからね。
そりゃこっちも警戒心どころか、人見知りとかもふっとぶわ。
国籍はペルーだそうで、サッカーをこよなく愛しているそうだ。

サッカーを愛してる上に、ノリがいいもんだから、観戦がすげー楽しかった。
1プレーに叫んだり、ブーイングしたり。
やっぱスタジアムってサッカー野郎が集まる場所だ!!


こうやって思い返してみるとたくさん出会いがあったなぁ。
まず新宿で出会ったチョイワル紳士。
汐留のスポーツバーで出会った寅さん。
スタジアムで出会った関西弁のペルー人。

みんな違うけど、なにか似たものを感じたな。
サッカー野郎が持つ情熱。
サッカーぜんぜん好きじゃない人から見たらそれは、狂気に見えるかもしれない。
でも、それとは確実に違って、
その人間の体の中に流れてるものがあるんだって、そう感じた。
だから、1プレーに集中して、声が出る。
隣にいると、僕にもそういう気持ちが憑依したもの。
サッカー野郎に会える限り、サッカー観戦は辞められないね。


そして、試合について。
ほんとに1試合があっという間だった。
バルサを生で見たのは初めてだったけど、
相手のインテルナシオナルもレベルが高くて、
ハイレベルなプレーの応酬に息つく暇もなし!!

筑波という田舎に帰らなければならないから、
よもや延長戦?!と電車を気にしだしたころ。
カウンター一閃。
インテルナシオナルが後半の終盤に得点した。
結局、それが決勝点になったのだけれど、
バルサはほんとに多くのチャンスを作っていた。
何が勝敗をわけたんだろう。

僕は高校は野球、大学はアメフトでずっとフィールドでPlayしてきた。
そうして、すごく思うことは。
やっぱり自分たちのカラーが出せないと負ける。
よく聞くけど、「自分たちの野球ができなかった」って話。

スポーツの世界ってみんなそうだと思う。
(別にスポーツに限らずともそうかもしれないけど)
だから、相手は自分たちのPlayができないように導こうとするわけだし。

自分たちらしさ。
簡単なようでとっても難しいと思う。
だって相手あっての勝負ごとだから。
結局、より自分たちらしく戦えたチームが勝つ。

今日の試合もそうだった。
バルサはずーーっと攻めてた。すごくいい形を作ってた。
いつ入ってもおかしくなかったけれど、終わってみたらノーゴール。
それが結果だ。

チームの象徴のロナウジーニョには2人のマークがついていた。
それでもたまにロナウジーニョは輝くプレーをやってのけていたけれど、
ロナウジーニョよりデコのほうが目立ってた。

それがチームワークだと思うし、デコはすばらしい活躍をしたと思うけど、
チームの象徴を封じることの意味を今日は目の当たりにしたような気がする。


一方でインテルナシオナルは、鮮やかだったと思う。
アルアハリ戦も見ていたのだけれど、とにかくカウンターがはやい。
ディフェンスがとにかく堅い。そして速攻がうまい。
そうやってアルアハリ戦も2ゴールを奪っていたから、
このチームのカラーはカウンターなんだと勝手に思い込んで(素人なので)
今日の試合を観戦してみた。

そして、奪った一点はやっぱりカウンターだった。


そこで僕がすごいと思ったのは、
あれだけバルサの猛攻を受けていながら、
焦らず自分たちのサッカーを心がけれられたことだ。
このままじゃやばいって思ったり、先に点とらなきゃって思ったりするはずじゃない?

それでも猛攻に耐えて、浮き足立つこともなく、
とにかく自分の役割だけに徹することの難しさは本当によく分かる。
フィールドにたつと、俺が何とかしなきゃって思ったりすることはよくある。
でもそれは時にプラスに働いたり、マイナスに働くことも往々にある。

劣勢でも、役割に徹することの難しさと言ったら!!!
ほんとに僕は強く思う。

別にバルサが自分たちらしさを発揮できなかったとは思わないけど、
忍耐強さや自分たちらしさはインテルナシオナルが上回ってたと思う。
それは時に、スキルだったり試合の流れだったりを逆転させる。
まさに冷静と情熱のあいだって言葉がぴったりな気もする。


そして、もうひとつ。
すごく舌を巻いたのはカメラワーク!!
フィールド上にあったのは2台・・・と思いきや、3台だと思う。
両ゴールのウラから緊迫感のある映像を繰り出す2台のカメラのほかに、
天井カメラなるものがあると思う。

だったたまにリプレイで天井のアングルからの画がなぜかある。
いつもどっからとってるんだろってよく思った。
けどそのなぞが今日とけた気がする。

ハーフタイムのあいだ、天井カメラには出番がない。
だからきっとすみっこで休んでいたのだろうけど、
後半開始間近になると、スルスルスル~って出てくるの。

どこに??

って思うけど、天井です。屋根はないけど。
空の中を移動してる。無人で。
ワイヤーを通っているのだけれど、空を通ってるように見える。

最初にみたワイヤーからぶら下がるカメラは不思議な感じがした。
でもそのカメラの一挙手一投足で、サッカーの試合の画ができる。
僕たちが普段テレビで見るサッカーは、
普通では見れないアングルからよりおもしろく、臨場感を伴わせてやってくるのだ。

そういうテレビの画と実際の画とはやっぱり異なる。(キャプテン翼の世界と同じように)
でも僕らはテレビで見るサッカーも実際にやるサッカーも
同じサッカーと捉えている。
ウィイレの動きが、サッカーだって捉えてる。

不思議だなって思う。
でもそれが現代の文明なんだ。

イメージと現実の混在。
リアリティを増す幻想。
どれが本物だ?と僕だって問いたくなるときがある。

でも僕がアスリートである以上、勝敗はうそをつかない。
今日はインテルナシオナルが勝ったんだ。
明日のことは分からなくても。

おめでとう!!!!!!!!

すべてのサッカー選手と、すべてのサッカー野郎たちへ。
そして、ありがとう。
kickoff目前。バルサスタンド


決勝戦
ロナウジーニョの最後のFK!!惜しくもノーゴール


滋賀のサッカー野郎とともに。



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posted by 加藤隆介 |05:42 | 2006FCWC編 (2006 トヨタカップ) | コメント(0) | トラックバック(2)
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