2007年12月25日

サラゴサ 対 バレンシア

さて、1ヶ月半勝ってないチーム同士の戦い。
いわば泥沼同士の戦い。これで勝利したら、何か変わるかもしれない。
両チームとも、そんな目論見があっただろう。

試合は激しくスタートする。
バレンシアは、3トップ。アリスメンディを中央に、マタ、ホアキンのサイド。
中盤はシルバとモントーロとバラハ。
4バックは、マルチェナ、カネイラ、ミゲル、モレッティ。
GKはモラ

結論から言うと、面白いかなという感じ。
後半は特に機能してたと思う。

ただ、失点の仕方が悪過ぎ。
このチーム状況で、あんな失点をされたらたまったもんじゃない。
あきらかなオリベイラの誘いにあっさり乗って、PK献上。
しかもそのあと、クロスに目測を誤ってオウンゴール。
散々だったGKモラ。何でヒルデブラントじゃないんだろ。
前半2失点からのスタート。
せっかくチームが何とか4-3-3を機能させようとしてるのに
なんだかなぁという感じ。

後半、ジキッチとエルゲラ投入。マタ、ミゲルアウト。
しかも後半6分 カネイラに代わってロンバン。
もうクーマンはこの試合捨ててるのが見え見え。
だからいろいろ試しちゃおうって魂胆。
ここで踏ん張れるやつしかいらないって言う強い意志を感じた。
途中、何でそんな焦ってボールを回すの? 落ち着けないの?
と思ったけど、全員が混乱してる中で、何となくチームの狙いが定まってくる。
困ったらジキッチに当てる。ジキッチの落としたボールに反応する。
余裕があるときはサイドを狙う。

で、やっぱり調子が悪いのはサラゴサも同じで
ジキッチのヘッドで1点返されてから、勝ちきれない呪縛が蘇り
良いようにやられてしまう。
これは追いつけるなとちょっと思ってたら、
シルバのスーパーゴールで本当に追いついて、
更に逆転もあるなと思ったんだけど、決定機を2度くらい外してしまった。
残念。
終盤のシルバとホアキンのコンビ。アリスメンディの左サイド。
なかなか面白かったと思う。

僕はこのメンバーでも十分4位以内、行けると思ってる。
この休暇期間にチームが立ち直ることを祈らずにはいられない。
バレンシアは変わるべき。今は後ろを振り返るわけにはいかないのだから。

最後に、アジャラはバレンシアの心配をするよりサラゴサの心配をしたほうが良い。サラゴサも相当ヤバい状態にあると思う。

posted by KASHIMA |18:17 | リーガエスパニョーラ | コメント(1) |
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2007年12月25日

インテル 対 ミラン

インテル 対 ミラン
2-1(18分ピルロ/36分クルス/63分カンビアッソ)


インテルの強さは、よ~くわかっている。とにかく激しい、そして強い。
組織力というより、圧倒的な個の力で攻めて来るイメージ。
まぁ、こんなところで出すのもなんですが、浦和レッズがインテルとやったら、もう立ち直れないくらいやられたでしょうね。
そのくらい規格外の強さだと思う。特にツートップが最強なので、そのまま得点になるし。

だけど、ミランも負けてなかった。攻撃面で少し物足りなさはあったけど、守備もしっかりしてるし、あまり決定的なシーンは作られてなかった。そんな中、ピルロのFK弾が炸裂。これは少し面白くなってきたと思った。
思ったのだが、インテルが全然慌てない。もう自分たちが点を取れることがわかってるかのよう。
そして、その根拠は、チーム力とかじゃなくて、イブラヒモビッチとクルスだと思う。
彼らが点を取れないチームなんて、ないんじゃないかというくらい彼らの存在は圧倒的だ。
同点に追いついたゴールだって、特にチームの組織力で崩したって感じではなかった。
あんな最高峰のディフェンダーが密集してる中でどうしてあそこにトラップできるのと…。
そして、どうしてあんなすごいシュートが打てるのと、感心するしかなかった。

インテルは攻撃面では、確かに個の力によるところは大きいと思う。でも、それはそれで僕は好きだ。
守備を機能させておいて、攻撃は個のイマジネーションに任せる。
インテルは今年、スーパーなゴールがたくさん生まれるんじゃないかな。

そして、逆転ゴールはカンビアッソのミドル。
これについては、僕はジダのミスかなと思ってる。
誰にも当たってないで、ただのシュート回転だったと思うので、それで逆方向に飛んでるというのは、ちょっと理解しがたい。
無回転シュートへの対応も出来てないみたいだし、少し混乱してるのかもなぁとも。
あのゴールはミランにとっては特にこたえたと思う。

でも、そのあとミランが意地の攻撃を仕掛けて、良いシーンが何度かあった。
最後のチャンスで左からのクロスでシュートをミスったのは誰だろう。ジラルディーノだろうか。
あれを決められないのであれば、ちょっとストライカーとしてどうなのかなと思った。違う選手ならばいいんだけど…。
いずれにせよ、ミランは3試合少ないとはいえ、リーグでの成績が酷い。
今シーズン中に立ち直るんだろうか。4位以内にははいってもらいたい。守備面では、素晴らしいものがあったので、CLにはそれほど影響がないとは思う。

posted by KASHIMA |14:22 | セリエA | コメント(4) |
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2007年12月25日

バルセロナ対レアル・マドリー フエラで完勝!

バルセロナvsレアル・マドリー
0-1 前半36分 バチスタ


カンプノウで、ここ数年、悪い試合はしてなかったレアル・マドリーが、ついに勝利した。
ついにここまで来た! バルサに追いついた。そんな感じがした勝利だった。
しかも、組織で、エトーとロナウジーニョを止めることが出来た。
これまでCBにだけ負担がかかってたレアル・マドリーの守備だが、今シーズンは全然違う。
守備に関しては評価してもいいだろう。
前線から3人がプレスをかけて、後ろの選手がある程度予測してパスをカットする。
ペペもカンナバーロも、本来、そういうプレーが得意であるし、
昨年あれだけイエローをくらいまくってたカンナバーロが、今シーズンほとんどカードをもらってないことが、その証明だ。
それにエトーとの1対1も見応えがあって、これぞサッカーって感じ。
とにかく面白い試合だった。


バルセロナについて。

バルサファンは、ロナウジーニョを戦犯にしたいのかもしれない。たしかに有名人なんで、いろいろ問題はある。ただ、彼も使い方次第だなとも思うのだ。
やっぱりスペシャルな選手だし、ファンからも選手からも期待されれば、ちゃんと応えることができる選手。というか、これまで応えて来たじゃないか!
それをうまくいかないからといって戦犯扱いしてたら、ますます悪くなるだけ。
バルサファンはもう一度彼を信じても良いんじゃないかと思う。
僕はレアル・マドリー側から見て、この試合、ロナウジーニョが一番怖かった。特に前半失点までは良かった。
アビダルがロナウジーニョの後ろに回ったとき、彼をおとりにしてセンタリングをしたり
更に自分でSラモスを2度抜き去ったり。イニエスタ→エトー→ロナウジーニョのシュートなど、かなり得点の匂いがしてた。
だが、その後、ロナウジーニョを活かすはずの援軍が自ら仕事を放棄する。
めっきり上がらなくなったアビダル。こうなったらマドリーディフェンダーはロナウジーニョに集中すれば良い。
間合いをあっさり詰められてドリブルが通じない。見ていてかわいそうになった。

バルサのサイドバックがジオやシウビーニョだったときのバルサは面白かった。
確かに上がった裏は狙われるだろう。ただ、攻撃の圧力で、相手の攻撃をねじ伏せてた。
でも今のバルサは、相手に攻められること前提にして、それを防ごうとしてる。
ロナウジーニョを活かすなら、SBは優秀じゃなくても良い。ロナウジーニョのためにプレーしてくれるSBが必要だ。
それはアビダルではないことが、よくわかった試合だったと思う。

あとは途中交代も微妙だった。
正直、イニエスタがウイングのポジションから中盤に戻ったり、サイドに飛び出したり
頭を使った動きは脅威だった。だけど、ドスサントスが出て来て、これは勝ったなと確信した。
彼レベルの選手なら、簡単に抑えられる。
いくら機能してないからといってデコ、シャビを交代して、攻撃が回ると思ったのか。
デコ・シャビを機能させる交代こそすべきだったんじゃないかな。グジョンセンを入れるとか。
ボージャンだけは、雰囲気を持っていて、彼についてはどんどん使ったら面白いかなと思う。



レアル・マドリーについて。

一瞬の隙をついた得点。バルサはあのときだけ油断してたと思う。
そこをラウル→バチスタ→ニステル→バチスタと、きれいにダイレクトでつないでゴールしたのは美しかった。
その他、守備の面ではかなり機能してたと思う。それ前述した通り。
エインセを出したのは正解だったと思う。
本気で集中したときの強さは十分感じ取れたけど、正直、バルサの自滅も大きかったと思う。




これで勝ち点差7。なかなか今のレアル・マドリーを止められるチームはないんじゃないかな。
グティがいて、スナイデルが左だったとき、かなり隙だらけだったが、
やっぱりスナイデルは右が本職だし、ロビーニョは左が良いことがわかった。
なによりバチスタが出て来たのは相当でかいと思う。グティは個人的には大好きな選手だが
僕はピボーテではなく、もっと前の選手。途中交代でも力を発揮できると思うので、期待してる。
あと、やっぱりマルセロが左のときは、狙い目かな。かなり良くなって来てるけど、弱点であることはかわらないと思う。

posted by KASHIMA |13:08 | リーガエスパニョーラ | コメント(8) |
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2007年12月19日

レッズ 絶対失敗できない補強

 Jリーグでは、というか日本では、補強、移籍に良いイメージを持たない人が多い。これは本当によくわからない感覚なのだが、強いチームが強くあり続けるためには補強をキッチリしなくてはいけない。その際、生え抜きを育てることを優先してほしいという意見などもあるのだが、そんなことをしてたら、強くあり続けることなんて出来やしない! 生え抜きだからチャンスをあげるとか、実戦経験を多く積ませるとか、そんな優遇措置みたいなことをしてても、たいしたことない若手が育つだけだ。もちろん良い若手を実践で使って成長させるのも大事だけど、それは選手を補強してでも可能。若手は途中出場を続けながら、スタメンを奪い取れば良い。(って、オジェックにフロントは強く言っておけ!!笑)

 ということで、ワシントン、ネネが退団し、レッズは絶対失敗できない補強をしなければならない。今噂になってるのは、梅崎、エジミウソン、今野あたりか。さらに三都主も復帰するらしい。
 にしても、そういう移籍ニュースが頻繁にニュースにならないというのが不思議だ。海外の移籍話はシーズン中にも関わらず、いつも紙面をにぎわせているのに。この辺も、移籍に対するネガティブなイメージがあるのかな。

 ってことで、個人的に今野の補強は必要ないと思ったりしてる。ここには細貝がいるので、彼に期待したいし、長谷部は移籍しない気がしてる。というか、イタリアなんかに行っても意味がないと思うし。行くならドイツとか、オランダが良いでしょ。
 梅崎はぜひ獲ってほしい。若手3世代の攻撃的MFを、今まで見て来た。水野、家長、本田、梅崎、柏木、柿谷、水沼。僕の中でやっぱり一番は、ダントツで梅崎、そして柿谷。梅崎にとっても、これはチャンスだと思う。
 エジミウソンは、僕はあまりプレーを見てないので、フロントの決断を信じます。

で、もうこの際、続投のオジェックの構想は度外視にして(笑)、自分なりに考えてみた。
 
    エジミウソン  田中(永井/梅崎)
  梅崎(小野/三都主)  ポンテ(小野/平川)      
            長谷部(阿部/細貝)
        鈴木啓太(阿部/堀之内)
平川(相馬/三都主)         山田(平川/坪井/阿部)
       阿部    闘莉王(坪井/堀之内)
           都築


    
     エジミウソン   田中(永井/梅崎)
梅崎(三都主/相馬)ポンテ(小野)    山田(平川)      
            長谷部(阿部/細貝)
        鈴木啓太(阿部/堀之内)
     阿部    闘莉王   坪井(堀之内/細貝/堤)
           都築


やはりどう考えたって4バックがいいよな。
闘莉王も余ってたほうが良いとか文句言う前に4バックのセンターになってほしい。代表でやれてるんだから出来るでしょ。

こうやって並べてみると、どこのポジションが薄いかがよくわかる。
やっぱりフォワードか。梅崎をフォワードとするならいいのだけど…。
GMによると、FW2人とも外国人にすることはないと言っていて
そういうルールは個人的に良いことだと思う。
日本のストライカーを育てるという意味で。

posted by KASHIMA |17:43 | Jリーグ | コメント(26) |
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2007年12月19日

衝撃のバレンシア

多くの問題を先送りにし続けたツケを払うはめになったと理解してる。

無能な会長の下で働いて来た選手たちはかわいそうだなという思いは強いし
やっぱりここ数年、成績が安定しないのは、会長の方針にブレがあるからだと思っている。
毎年やることが変わっていたら世代交代なんて出来ないし、知らないうちに選手も保守的になり、監督の言うことに素直に従えなくなる。



ということで、バレンシアに起こったことを説明すると、
クーマンがアルベルダとカニサレスに今シーズンの残りの試合で起用しないこと、移籍先を探すよう伝えたそうなのだ。その後、アングロにも通告。
クーマン監督の革新とも言われてるこのニュース。
もちろん、クーマンに対する批判もあるだろう。
「こんな非情なことができるなんて!」と言う人が多いかもしれない。
ただ、考えても見ると、このクラブ、バラハとアルベルダが良い意味でも悪い意味でも中心だった。
そこに、どんどんチームがスペイン化されてしまい、ますます閉鎖的なクラブになっていったというか。個人的にはスペイン人が多いのは嬉しいけど、今考えてみると、あまり健全ではなかったのかなぁとも思う。
そもそもスペイン人が多いのに、なぜ守備的なサッカーをしてたのかというのも疑問。
さらに、これまで新加入した選手がことごとく馴染めないで去って行ったのも問題があると思う。
ファンに問題があったのか、選手間に問題があったのかわからないが
イタリア人は、あからさまに差別されていたでしょう。

そして、アジャラとアイマールの移籍。
個人的に、アジャラとアイマールの“能力”がなくなったことは、そこまで大きなことではないと思っている。
ただ、“今考えてみると”、2人がいたことは、このバレンシアというチームを、まだ普通のチームにさせていたのかなと思う。彼らがいなくなって、スペイン人だらけになって、その悪い面が一気に出てしまったような…、均衡が崩れたような。
もちろん、普通に考えたら自国の選手が多いことは素晴らしいことだし、日本だって外国人枠3人でやってるし、うまくいかないほうがおかしいんだけど、やっぱり国際試合が増えるともろさが出るのか。その当たりわからないんだけど、あきらかにマイナスになってた。例えば、会長、クラブの方針として、スペイン人中心で外国人は3人とか決めてれば良かったのかもしれない。中途半端に外国人をどんどん連れて来て、馴染めないで去って行く、そういう積み重ねもあってこうなったのかも。
あとは、監督もコロコロ変わり、上にも書いたように選手が保守的になると、チャレンジすることをしなくなる。左サイドが俺の戦場だと、自分の可能性を広げようとしない。守備は苦手と守備をしながら攻撃が出来るようになろうとしない。そういう体質がこのチームに蔓延してたんじゃないかと思う。クーマンがポゼッションを目指そうとしても、俺たちはそういう戦いは出来ないからと、最初から諦めてしまってる。そんなのでは何も出来ない。


すべて推測に過ぎないが、バレンシアというクラブを超客観的に見て来たクーマンがチームの中に入ってみて、そういう、このクラブの異様さに気づいたのかもしれない。まずはそこを何とかする上での犠牲となったのが、チームにすべてを捧げて来たアルベルダ、カニサレス、アングロだったことは、皮肉以外の何ものでもないが、もう出航してしまったのだから、とにかく進むしかない…。ファンとしても応援し続けるしかないだろう。

ただ、その前に、彼らが辞めて、会長が無傷なのは許せない。彼らを辞めさせた責任だけは、取ってほしいのだが。

posted by KASHIMA |13:32 | リーガエスパニョーラ | コメント(11) |
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2007年12月18日

ビッグ4激突!

リバプール対マンチェスターU(0-1)/アーセナル対チェルシー(1-0)

ビッグ4の激突。この2試合、プレミアリーグらしいといえばらしかったけど、
ダービーらしいカオスさが満ちていて、
戦術どうこうの話をしても仕方ないなと思った。
格闘技かと思うくらいの荒々しかったし、前へ行くスピードも半端ない。
リーガファンである僕からしたら、もっと横につないで攻めにアクセントをつけようよって思うんだけど、おかまいなし。
何度跳ね返されても前へ行く。思考回路が停止して、本能だけで戦ってる感じ。
でも、うしろの選手は幾分冷静なのか、守備は破綻しない。

あぁ、これがプレミアの面白さなんだなと、強く感じた。
もちろん、それが好みかどうかは別なんだけど…。(笑)

リバプールは運が悪いなと思う。
リバプールというチームはピーキングをしっかりしてる。
毎年見てて思うのは、このチームはリーグ後半に強いということ。
それなのに、ビック4の前半の直接対決がすべてホームとはついてないとしか言えない。
逆に、マンUは開幕から飛ばす。だからCLのベスト8の時期に少し状態が落ちたりする(気がする)。
昨年はミランに対して、本来のプレーが見せられなかった理由も、それもあるかなと、ちょっと思っている。
ただ、マンUというチームは、戦力がものすごいので、
格下チームと対戦するリーグ戦はある程度凌げる。そこは強みかなと。

ちなみに昨年に関しては、リバプールが前半負け過ぎたため、後半追い上げようとも届かず、
押し込んだホームでのマンU戦に破れ、ジ・エンド。リーグ戦は諦めてCLに絞ってた。

ってことで、今回は負けてしまったけど、昨年に比べたら上位とそんなに離れてない。
1試合少なくて勝ち点差10だ。昨年のように1月から3月の快進撃があれば、わりと良い線行くんじゃないかと思っている。
それに、今年はCLベスト16で負ける可能性が結構高いと思うし…。(苦笑)

試合内容には触れませんでしたが、今回は完敗に近いかなと。
もちろん押してたけど、持たされた感じが強い。ずっと同じペースで攻めてしまった。
シャビ・アロンソがいたらどうか見たかったけど、結果は変わらなかったかもしれない。
昨季の3月の対戦では、本当にKO寸前まで追い込んでたけど、今回のマンUは少し余裕があったと思う。
ただ、Cロナウドにまったく仕事させてなかったので、やはりリバプールのDFはすごいなと。


で、アーセナル戦。これまたすっごい試合だった。かなり均衡してた気がする。
ただチェルシーが追いつくためにリスクを考えずに攻めて来るので、後半は打ち合い。
アーセナルはオフサイドやらファールやらでことごとくゴールを取り消されたが、本当に決定機は幾度となくあった。
だが、それを外し続けたことで、チェルシーを勢いづかせてしまった。
最後のシェフチェンコのフリーキックなど見所があり過ぎて疲れた。
でもやっぱ、セスク・ファブレガス、すげぇなと改めて思いましたねぇ。


さて、あと数試合で折り返し地点。どういう戦いになるのか楽しみだ。
アーセナル、リバプールがCLベスト16で敗退したら、
この2チームがリーグ上位に来るかもしれないと、実は思ってる。

posted by KASHIMA |15:45 | プレミアリーグ | コメント(0) |
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2007年12月17日

CWC終了。3位決定戦と決勝を振り返る。

エトワール・サヘル 対 浦和レッズ
2-2(PKで浦和の勝利)

浦和レッズの今季の最後を飾るのにふさわしい熱戦だった。
ミランは階級がひとつ上という感じがしたが、エトワール・サヘルはそこまでの存在ではなかった。強いのはわかっていたが、今の段階で手が届く範囲の相手だった。エトワールの状態を知らないけど、レッズに田中達也、ポンテ、闘莉王がいれば、もっと拮抗した戦いが出来たんじゃないかな。

 序盤、レッズはまったく機能してなかった。その理由は3人の選手。細貝と山田と長谷部だ。長谷部のゲームメイクも“判断の遅さ”が目立ったし、山田もトップ下で何も出来てない。更に右サイドの細貝は、精度の低いアーリークロスを入れるだけで、相手の脅威にもなっていなかった。これでは相手を崩すことは出来ない。僕の中で、3人のポジションチェンジはすぐイメージしてたが、こんなにはやくオジェックが動くとは思わなかった。30分過ぎ、山田を右サイドに、細貝をボランチ、長谷部をトップ下に置いた。
 右サイドから“仕掛け”が出来れば、全体が機能するようになると思ったので、それがまんまとハマった。何度か山田からのクロスが入り、相手がレッズの右サイドに人数を割くことで中央も空いてきて、長谷部も仕事ができた。で、相馬のクロスからからワシントンがゴールして同点。セットプレーから逆転と、かなり理想的な展開だった。そこからは、かなり攻め込まれたけど、何とか凌いでPKでの勝利。PKに対する自信も感じたかな。でも、2失点とも凡ミスだったのが、本当に悔やまれる(坪井と都築)。90分でケリをつけなくちゃ! ホームで戦ってるだけ、負けみたいなものだよ。

 それにしても、あらためて満身創痍だった。田中達也もいない、闘莉王もいない、ポンテもいない、小野もいない。後半、選手交代でギアを高めたいときに使える選手がいない。とてもアジアナンバーワンになったチームのベンチとは思えないんだけど、それだけ厳しいシーズンだったってことかな。まぁ、僕が監督なら、70分に、相馬→平川、80~85分に、細貝→堀之内 を投入するだろうけど、オジェックも何か考えがあったんでしょう。
 ワシントンについては、規律を乱す行為がたびたびあって、今年は問題が多かったけど、最後の最後で決めてくれて、本当にありがとうと言いたい。個人的にワシントンの今日のベストプレーは、PK1本目のキッチリ決めてくれたシーンです。あれで勝てると確信した。


ACミラン 対 ボカ・ジュニアーズ
4-2
 時差ぼけの心配もなく、浦和との試合で調整もできていたミランなんで、まず負けないだろうと思っていたが、なかなか圧倒的な試合だった。
 レッズとミランの対戦のとき、点差以上の差と表現してる方が多かったが、そもそも点差と実力差は比例してるわけじゃないんで、おかしな表現だなと思っていた。今日のボカを見て、浦和より弱いなんて思う人は一人もいないでしょうし、強いからこそボコられちゃったなと思った。レッズのように、守りを固めて、スペースも埋めて戦えば、カカやセードルフはパワーをフルに出し切れない。たけど、彼らにスペースを与えて、しかも1人でマークするならば、その馬力は最大限の効力を発揮してしまう。浦和レッズが途中から前に行くのをやめた理由は、まさにこれで、“1対1じゃ、カカなんて、とてもじゃないけど止められない” って事実に尽きるんだよね。実際どうなるかというのを、イヤというほど見ることができた。

 そんな感じで、失点後、攻めに出たボカをあざ笑うかのようにゴールを重ねて行ったミラン。改めて強いなと思った。だけど同時に、このミランをリーグ戦で苦しめてるセリエAのクラブの戦い方を研究してみたいとも思った。そこにミランの弱点はありそうな気がするから。

posted by KASHIMA |17:59 | Jリーグ | コメント(11) |
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2007年12月14日

日本が世界に追いつくには時間がかかるってこと

 以前はtoyota cupと言えば、世界のクラブチームの実力を肌で感じることが出来る数少ない大会だったかもしれない。だが、今はCLや欧州リーグの試合もテレビで簡単に見れる時代。いつも欧州サッカーを見てる人なら、今日のミランの試合を見ても、正直ほとんど驚くことはなかったんじゃないだろうか。カカが止められないのは、坪井だったからってわけじゃない。昨季のCLでカカにいとも簡単にゴールを決められたチームを何回も見て来たし、俊輔という絶好の判断材料があった。その俊輔がほとんど何も出来ないのだから、ビッグクラブというのはそういうレベルなのだ。
 それをしっかり理解してる人なら、おそらく今日の浦和レッズの試合は善戦だったと思うだろう。そして、この試合を見て、レッズは引いてばかりとか、パスが繋がらないとか、選手個々の実力差があるとか言っている方は、おそらく上に書いたことを本当にはわかっていないのだろう。そんなのはやる前からわかっていたことなのだから。

 試合をじっくり見てると面白いくらいよくわかったが、レッズは、ミランの選手の攻撃時の迫力、具体的に言うと個々の圧倒的なキープ力を見せつけられて、守から攻への切り替えがあきらかに出来なくなっていった。攻撃に行った時点で守りきれないのがわかってしまったからだろう。“強さ”というのは、相手の実力を正確に理解することが出来ることだと思っているので、僕はレッズの選手は的確な判断をしたと思う(選択肢がなかっただけかもしれないが)。圧倒的な実力差を感じながらも、それでも何とか勝てるわずかな可能性を考えていた、そう評価したい。どんな強豪でも90分間試合を支配することはなかなか出来ない。いつか自分たちの時間が来る。そのわずかな時間にかけよう。そんな狙いも少しはあっただろう。そして実際、レッズの時間帯は来た。そこで全体が少しだけ前がかりになった。だが、ここで見せつけられたのは、恐ろしいまでのミランの、そしてカカの経験値。レッズの“行ける!”というわずかな希望の気持ちさえも流れの中に見事に組み込んでしまった。本当にわずかな隙だった。だが、サイドで坪井とカカが一対一になってしまった時点で負け。坪井に考える間も与えない速い仕掛け。まったく崩れないフィジカルバランス。これが世界最高の選手か…と、ただただゴールネットが揺れるのを呆然と見つめるしかなかった。
 それにしても、ミランは本当にイタリアらしいサッカーをする。こういう試合、相手があきらかに格下でも、油断はしない。リスクをほとんど冒さない。常に相手のカウンターを意識して、必要最低限+1くらいの選手を後ろに残していた。それでいて相手がきた瞬間のバランスの乱れは見逃さない。こればっかりは、ただただ感心するばかりだ。別にわざと相手にペースを握られたわけではないだろう。だけど握られたときどうすべきか、みんなわかっていた。1-0の美学、堪能しました。



 
 さて、実力差というところで、誰が見てもその差は歴然としてたわけだけど、それはWCからわかってたこと。日本が世界に近づくためにどうやってそこを克服すればいいのか考えたことは幾度もある。だけど、その度に、早いうちに海外で経験を積むしかないという結論に達してしまうのだ。
 というのも、僕は日本人がテクニックで、どうしようもないくらいの差があるとは思っていない。この試合を見てますますそう思えた。ただ単に慣れの問題というか。たとえば後半の永井や長谷部のミドルシュートの場面。トラップからシュートまでのイメージが出来てない。さらにシュートの振りがでかい。コンマ何秒の違いだが、そのスピードが世界との差なのだ。でも、JのレベルのDFを相手にしていては、それは残念ながら身につかないだろう。その他には、細貝や相馬がサイドチェンジのロングパスを受けたとき、ワンバウンドさせて、まずは足元でキープしようとした。案の定、トラップした瞬間、相手に奪われてしまったのだが、これもJではキープできちゃうから、そういう選択をしてしまうだけなのだ。本来なら相手のいないところにトラップして、さらにそれがドリブルの一歩目になっていなければならないのに…。でも、Jで意識を高く持って、速いプレー(やパス)をしようとしても、相手がそれに反応してくれなければ仕方ないし、それでミスしようものなら逆に批判されてしまう。悪循環なのだ。
 日本人はユース世代などは世界と比べて、実力にそこまで差はないと思っている(アフリカとの差はあるが)。だが、そこから成長する過程でJのレベルで順応するか、欧州のレベルで順応するかでここまで差が開いてしまう。すべての選手がいつでもボール奪取を狙っている環境でサッカーをしていれば、必然的にトラップの際にフェイントを入れることを覚える。ポンテのプレーなど見てればわかるが、常にトラップ前に何かしらのフェイクを入れてる。それが習慣になってるか、なってないか。これは大きな差だなと思う。
 フィジカルにしてもそう。普段、フィジカルがない者同士で戦っていれば、鍛える必要もないわけだし、身体の使い方も身に付いていかない。長谷部などは、フィジカルの使い方がもう少しうまければ、もっとやれるのにと思ってしまった。逆に啓太や阿部は代表での経験が豊富なのが出ていたかな。それでも基本のフィジカルは全然違う。カカのインタビュー時、186センチ73キロとか書いてあったけど、あきらかにウソだろう(笑)。ワシントンレベルの身体してたし。
 ということで、世界に追いつくためには、J全体の底上げは必要不可欠なわけだが、何十年かかるかわからない。手っ取り早く世界に追いつくためには、やはり海外で成長するしかないんじゃないかなと、僕なんかは思ってしまう。



 にしても、昨日、つくづく思ったのはサッカーは個人能力あってのものだなってこと。一人の選手が3人に囲まれてもキープできちゃえば、その時点でその人の周りでは数的有利な状態が存在しちゃってるわけだ。で、そこにボールが出たら一気に崩せる。もちろんミランの守備組織は素晴らしいものがあったけど、やっぱ個人能力ってすげぇなと、思った。

posted by KASHIMA |12:57 | Jリーグ | コメント(35) |
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2007年12月13日

予想は難しい

グループA
FCポルト(ポルトガル)
リバプール(イングランド)

グループB
チェルシー(イングランド)
シャルケ04(ドイツ)

グループC
Rマドリー(スペイン)
オリンピアコス(ギリシャ)

グループD
ミラン(イタリア)
セルティック(スコットランド)

グループE
バルセロナ(スペイン)
リヨン(フランス)

グループF
マンチェスターU(イングランド)
ローマ(イタリア)

グループG
インテル(イタリア)
フェネルバフチェ(トルコ)

グループH
セビージャ(スペイン)
アーセナル(イングランド)


ベスト16で12チームまでは当たったけど、
最近はホント格差社会ですから、
お金のあるチームは強いし、そこにどうフランスやらドイツやらポルトガルのチームが食い込んで来るかって話なので、イングランド、スペイン、イタリアのチームを16強にしとけば、だいたい当たるんですよね。

感想としては、セビージャはゴタゴタがあったけど1位突破は立派。ホームでアーセナルに勝ってくれると思っていたよ。スペインはバレンシアが大ゴケしたんで3チームしか残ってないけど、いずれも1位突破は評価できるんじゃないかな。
あと、ジーコ監督おめでとう! 
僕はジーコは好きなんで応援はしてましたよ。

リバプールも相当やばかったけど、最後はキャプテンが引っ張って、確か3試合で18点くらい決めてたから、ホントすごい。そしてこのチームにはFトーレスが必要だなと思った。
でも、アーセナルとリバプールが2位突破というのがイヤだな~。ぜひインテルとかミランと当たってほしいわ。スペインチームは当たらないでくれ!



あと、国内リーグで不振のミランは、きっちり勝ってくる。
ミランとかマンUって弱いチームに取りこぼさないイメージがあるけど
ということは、今日もやられちゃうかなと、レッズファンなのに思っちゃってる。ボロ負けしたくないなぁ。

posted by KASHIMA |14:21 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(9) |
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2007年12月11日

浦和が3-1で勝利 ミランと対戦へ

スイマセン。忙しくてなかなかレポートできませんでした。
それと正直、レッズとバレンシアの不調で沈んでました。

 ということで、セパハン戦をさらっと書きます。
さすがに4連敗でシーズン終了というのは、今年のレッズの功績からして、あまりに残酷だと思ったので、この試合は絶対負けてほしくなかったというのが本心でした。
 でも僕は、このCWCの存在意義がいまだによくわからないでいます。いや、ミランとタイトルがかかった真剣勝負ができるなんてホント嬉しいんですけど、そもそもトヨタカップって中立地ってことで日本になったんですよね? でも、その延長線上の大会で、圧倒的にホームのチームが出ちゃっていいのかなと思うんです。そういう意味で、セパハンには同情しますが、開催国枠の存在もどうかと思うので、どっこいどっこいかなと。で、ミランにしても、たとえアウェーでもアジアのチャンピオンなんかには負けないって余裕があるから問題になってないだけだと思うんです。まぁそれが現実といえば現実なのですが。そういった具合にちょっとモヤモヤしてはいます(笑)。

 さて、僕は以前このブログで、レッズの今年は終わったと書きました。それについて少し補足すると、今年終盤のレッズは、ほとんどプレッシャーとの戦いだったと思うんです。リーグ、ACL、天皇杯はそのプレッシャーのせいで、疲労も通常以上に感じたんじゃないかなとも思ってます。なので、それが終わった時点で選手はプレッシャーから解放されるだろうという予想はしてました。だから、僕の中でそこで一度区切りたかった。そういう意味での今年は終わったということなんです。で、CWCは何かというと、ご褒美かなと。
 セパハン戦はそんなチームの状態がそのまま出ました。いつも後半になったらパタッと足が止まるんですが、プレッシャーから解放されて頭がリフレッシュされてるから、しっかり考えて動いてるし、運動量もなかなか落ちない。これが本来のレッズの姿です。横浜FC戦の超混乱した状態を見た方は、あのときレッズの選手がどれだけ追いつめられた状態でプレーしてたかわかると思います。
 あとは、ポンテ頼りだ、ワシントン頼りだとか外野からはいろいろ言われましたが、レッズは主力選手が不在でも、それをカバーできる選手がいて、今年はワシントン不在でも闘莉王不在でも、しっかり成績も残してました。そこは強みでしょうね。今回も長谷部が良い感じでボールに触ってリズムを作っててポンテ不在を感じませんでした。あと、セパハンが不調だったのか、あまり研究してなかったのか、相馬に好きなようにやられてしまってましたね。ああやって距離をとって守ってくれると相馬は抜けるんですよ。しっかり研究してればもっと密着して守備してたと思うんですけど。全体的に相手が緩かったと言えばそれまでですけど、同じ相手に3度対戦して、一度も負けなかったのは自信を持っていいと思います。ましてやACL決勝にまで来たチームですから。

 さて、次はミラン戦。こればっかりはどうなるかわからないですけど、良い試合してほしい。このミラン戦は、ホントに今年一番のご褒美だと思うんで、持てる力を全部出してもらいたいです。

posted by KASHIMA |18:12 | Jリーグ | コメント(6) |
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