2007年11月30日
僕は以前、いくらオシム監督が日本のサッカーを日本化させようと試みても、監督が交代してしまったらそれで終わりだと書いた。オシムが監督だから、日本サッカーが強くなるなんていうのは幻想に過ぎない。ストライカーが現れないのも、海外のビッグクラブで活躍するほどのミッドフィルダーが生まれないのも、日本サッカーの歴史が浅いからであって、監督の問題ではないのだから。だが、オシム監督の影響力は想像以上に強く、日本サッカーはその進化のスピードをアップすることくらいはできるかもしれないとも思い始めていた。それだけに、今回のことはとてもとても残念だった。
後任監督に岡田武史さんの名前が挙がっているそうだ。
正直、僕は岡ちゃんにはあまり期待していない。それはリーガの解説で、監督論的なことをよく話していて、それを聞く限り、期待できないなって思っているのもあるし、マリノスでのこともある(W杯のことはあまりありません)。だが、それ以上に僕が懸念しているのが、彼の監督経験のなさだ。
代表監督について、ひとつ、これだけは間違いないと言えることは、この職業はプレッシャーしかないということ。
代表監督に新進気鋭の若手監督がそんなにいないのはそのためだ。代表というのは戦術的にいろいろ試す場所ではないし、試している時間もない。試しているうちに批判に晒され、そのプレッシャーに身動き取れなくなってしまう。だから代表監督は、もうありとあらゆることを経験して、こうすればチームはこうなるって、ある意味悟っちゃった人がなるべきポジションなのだと思う。そういう点で、岡ちゃんには決定的にその経験が足りない。ジーコ監督だって、それが足りなかったから失敗したのだ(W杯敗退という結果が失敗なのではなく、チームをまとめきれず、その結果、チームが最大限の力を出し切れなかったことが失敗)。
オシム監督が日本代表で何をしたきたかを考えてみると、それがよくわかる、アジアカップに負けたとき、試合がうまくいかなかったとき、彼の信念はみじんも揺るがなかった。こうすればこうなる。今はこの段階。この過程を過ぎたらチームはこうなる。すべてわかっているかのようだった。まだ日本代表でW杯予選は経験してなかったが、オシム監督なら、どんなことが起こっても何とかしてくれただろう。逆に何とかならなかったら、それは仕方ない、そう思えるくらいの信頼感があった。その信頼というのは、彼の経験の豊富さが影響してることは間違いない。オシム監督にできないなら、誰がやってもできないって思える。これが代表の監督には必要なんじゃないかと思う。
“オシム流の継承”なんて、言葉にする必要はない。オシム監督は、いつも基本的なことしか言わなかった。だから、今のチームの基盤をしっかり活かすことができる“能力のある”監督を選べば、それで良いと僕は思う。その能力を測る術は、その人の経験であり、監督時代にどういうサッカーを目指していたかだろう。岡ちゃんにその能力はあるだろうか。うまくいってるときはいい、うまくいかなかったとき、チームを立て直すことができるだろうか。本当に、このプレッシャーに耐えられるだろうか。
協会は、もう一度じっくり考えてほしいのだが、もう遅いな…。
posted by KASHIMA |19:47 |
日本代表 |
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2007年11月29日
Jリーグ優勝がかかった大一番を控えての天皇杯初戦の愛媛戦。
レッズは見事なまでに完敗した。
天皇杯を逃したことは残念だが、ファンとしては、少しホッとしてる。
これ以上、選手を戦わせるのは辛くて見てられないし、
年末年始あたりはしっかり休んで欲しいと思っていたので。
が、もちろん、それはファンとしての僕の勝手な意見で、選手はおおいに悔しがってもらいたい。
油断をしたらJ2のチーム相手に完敗するんだと、ここで知ったことは大きいし、
それは次の横浜FC戦にも繋がることだと思うので。
横浜は主力解雇でモチベーションがないという記事もあったが、そんなことはまったく関係ない。
逆にレッズ戦でアピールしようという気持ちになったら怖いだろう。
僕はとにかく、横浜FCにさえ勝ってくれれば、今年は何も言うことはない。
それと、ターンオーバーについて。
ターンオーバーをしないから選手が壊れたり、疲れたりするという意見もあるが
それは違うと思う。確かに疲れはするし、それによって筋肉系のトラブルに繋がることもある。
(山田と闘莉王は無理がたたったが)
ただ、怪我は試合の多さに関係ない場合もあるし、
一人入れ替えることで、勝ち点3が1になる危険のほうを、指揮官は考えてしまうものだろう。
この日は、ワシントン、ポンテ、平川、小野、都築がベンチ外で阿部もベンチスタートだった。
まぁ、入れ替え過ぎといえば入れ替え過ぎだが、出ていた選手だって能力的には低くない選手
モチベーションが難しいというのもあるとは思うが、
レギュラーを獲りたくてたまらないはずの細貝や相馬が出ても、
あっさり負けてしまうのだから、選手をいじるのは難しいことだと思う。
もちろんこれは、オジェック監督の今年の采配を褒めているというわけではなく、
スタメンはある程度固定することは理解できるという話をしたかっただけ。
ホントは、もう少し試合の流れで、選手をうまく入れ替えて欲しかったんだけど。
ということで、負けたことをいつまでも悔やんでも仕方ないので、
次の横浜FC戦にすべてをかけてほしい! 期待してます。
それから鹿島アントラーズ。本当に強かった。
特に小笠原が帰って来てから、やっぱ小笠原はすごいなと…。
あと、監督岡ちゃんだけはやめてほしいと思う今日この頃です。
posted by KASHIMA |13:34 |
Jリーグ |
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2007年11月20日
まず、オシム監督の回復を心より願ってます。
代表選手にサッカーを教えてくれる監督なんて、今後も現れないと思うので
もうホント残念で、言葉にならないくらいショックです…。
五輪代表ですが、ベトナム戦。0-4で勝ちはしたものの
個人的に、まだ反町サッカーに期待を持てるまでは、全然行ってません。
このチームは、それなりの期間をかけてチームを作って来てるにも関わらず
未だセンターラインが固定されてない。
こんなチーム作りは見たことがないというか…、
本当にこれでチームができるの?と思っています。
オシム監督は、川口ー闘莉王(中澤)ー鈴木啓ー遠藤ー高原
と、ある程度、この選手たちを軸にしてチームを作ってるのは確かだった。
欧州でも、名将と呼ばれる監督のほとんどが、やはりこの真ん中の軸を大事にしている。
それは長年の経験から来てるものだと思うし、だからこそ鉄則であると思うのだが
反町監督のチーム作りのアプローチは全然違うようだ。
こうなったら、最後までどうなるか見てみたい。
次で終わるかもしれないし、五輪に行けても、何も残せず終わるかもしれない。
何かを持ち帰るポジティブな想像は、今のところ僕にはできない。
ベトナム戦。良かったなと思った選手は、岡崎慎司くらい。
それでも、ゴール前で慌てちゃうのはフォワードとしては、う~ん…だが(笑)。
あと、交代で入った興梠慎三、梅崎司も良かった。
このチームはセンターバックはしっかりしてるんで、ある程度守れる。
問題はボランチのところで、試合を作れないところにある。(守備力はあると思う)
というか、この一番大事なポジションが不安定なままなのだから当たり前といえば当たり前。
今の五輪代表は、枝葉で勝負してるだけ。幹ができてない。
だから何をしたいのか、あまり見えてこないんだと思う。
今更だが、戦術眼のある柏木、本田圭あたりをボランチに据えるというのはどうだろう。
2人の能力をそこまで知り尽くしてるわけではないので(特に本田は運動量があるのかとか)、
何とも言えないが、面白いと思う。
梅崎は必要な選手だと思うので、できれば前めで使ってほしい。
個人的には、U-20の代表がとにかく良いチームだったという印象があるので、
その力をもっと利用すべきかなと。
とりとめもないぼやき記事になってしまいましたが、
明日の決戦は、もちろん日本を応援しますよ。
個人的に期待するスタメン
でも、やはり得点力では、李でしょうかね
森島
岡崎
梅崎 水野
柏木
細貝
安田 内田
青山 水本
山本
posted by KASHIMA |14:42 |
日本代表 |
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2007年11月19日
ラウル・ゴンサレスが招集されないことについて、不思議と不満はない。
僕自身、ラウルでスペインが好きになったといっても過言ではないのだが、
アラゴネス監督が言ってることもわかるのだ。
これまで、スペイン代表はタイトルが取れないというより、
タイトルにかすりもしない状態が続いていた。
84年のEURO準優勝以来、W杯含め、行ってベスト8…。
これだけのタレントがいて、だ。
そうなると、あと何をするのかと言えば、
ラウルを外すくらいしかないんではないかと考えてもおかしくない。
アラゴネスはコメントの通り、本当にそう考えてラウルを外したんだと思う。
実力的な問題ではなく。
要するに、アンリがいなくなったアーセナルみたいな
若手が伸び伸びやれる環境を優先したんじゃないか。
かといって、緊張感がない若手だけになっては話にならない。
ちゃんと責任を負える若手を揃えた。そんな気がする。
スペイン代表のユース世代の活躍は目を見張るものがある。
セルヒオ・ラモス、イニエスタ、シルバ、セスク、Fトーレス、アルビオルなどは、ほとんど下のカテゴリーの大会で、優勝、準優勝を経験している。
(ちなみに99年、U20決勝で日本と戦っていたのがシャビやマルチェナ)
そんなメンバーを集めて、後方にベテランを配したのが現在のスペイン代表だ。
客観的に見れば、かなり理想的なメンバーを揃えたと言えるだろう。
(スペインファンはラウルがいないという点だけで不満なのだと思う)
そんなスペイン代表。W杯からユーロ予選にかけて、安定した戦いができてなかった。
僕もアラゴネスを批判したが、その一番の理由は、選手を固定しなかったことに対してだった。
だが、それも最近になって変わった。選手は固定されている。
カシジャスープジョルーアルベルダーシャビービジャのセンターラインはかなり信頼をして使っているようだ。ショートパスの連続による時代遅れのサッカー…だがもっとも美しいサッカーをしているスペインにはコンビネーションが何よりも大事。その上で、この選手の固定は歓迎すべきことだと思う。このメンバーを貫き通すかぎり、スペインには期待できるだろう。
そして、先日のスウェーデン戦。結果は3-0の完勝。
スペインは、スウェーデンに何もさせず一蹴した。その強さは圧倒的ですらあった。
多少気の弛みはあっただろうが、スウェーデンが悪かったわけではない、対応できなかったのだ。
プレスに行ってもまったく取れないダイレクトパスの連続に、どこでプレスをかけていいかわからなくなり、自分たちのスタイルを失った。それがすべて。
ちなみに、スウェーデンの攻撃をことごとく止めていたのが、中盤のアルベルダ。
いったい何本ボールを奪ったんだろうか。ほとんどアルベルダで相手の攻撃はストップされていた。僕の中で影のMVPだ。
攻撃面ではやはりシャビが効いている。イニエスタ、シルバの変幻自在コンビも良い。
タイプの違うホアキンやリエラが控えにいるのも頼もしいかぎりだ。
そして、今回はセットプレーも良い! これはチームとして大きなメリットだ。監督はよく鍛えてると思った。
ということで、ほとんど隙がないように見えるスペイン代表。
だが、前半2分にあったようなシャビへの横パスを奪ってからのカウンター。本大会でも、これはかなり有効になるだろう。というか、これ一本でスペインには勝てる気すらする(笑)
しかし、それでもいいんだ…。面白いサッカーをしてくれれば。
もしカウンターで1点取られたら2点取り返して勝てば良い。
取り返せなければ負けるだけ。スペインのサッカーはそれでいい!
ちなみに、ユーロ2008でのスペイン代表を予想すると…
GK カシジャス/レイナ
DF プジョル(SB)/マルチェナ(DH)/アルビオル
SB Sラモス(CB)/カプテビラ
DH アルベルダ/シャビアロンソ
CH セスク/イニエスタ(SH)/シャビ/シルバ(SH)
SH ホアキン/リエラ
CF Fトーレス/ビジャ/ラウル・タムド
当落線上/アングロ、セナ、アントニオ・ロペス、モリエンテス、ルイス・ガルシア、グイサ
posted by KASHIMA |19:10 |
ユーロ |
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2007年11月16日
ちょっと前の試合になりますが。ムルシア戦
3-0(12分 エルゲラ、26分 ビジャ、51分 ビジャ)
サッカーとは本当にわからない。CLであれほど走れないチームが、ここまで見違えるサッカーをするとは…。とにかくチームがよく動いていた。この試合はそれに尽きたと思う。つくづくサッカーは精神的な面の占める割合が大きいスポーツだなと実感した。
チームを立て直すために、よくやることはとではあるが、クーマンが就任してまず最初にやったことは、規律を守らない選手に重い罰則を科すことだった。遅刻した選手をベンチ外にし、チームの引き締めをはかったのだ。これは効果覿面だったと思う。そもそも、こんなチーム状態で遅刻が頻繁に起こってること自体、チームの意識として健全ではなかったことの証明でもあるし、ふがいない試合しかできなかったことも納得できる。
さて、僕が11/1の記事で「まだまだ死んでない! スタンドでの故障選手の顔つき。」として、試合を真剣に見つめるバラハやマルチェナやビジャのことを紹介したのだが、やはり彼らがチームを救うことになった。もちろん、忘れてはならない、アングロ隊長とアルベルダの存在も際立っていた。それに引き換え、この試合中、スタンドでメールに夢中でへらへらしてるホアキンは、そろそろ成長してもらわないと困るし、クーマンに見限られたらおしまいだということに気づくべきだ。今後、試合に使われず、不満をぶちまけたりしたら、即切られるよ? それでいいの?ホアキン。
少しだけ見えて来たクーマンサッカー
これまで彼が率いたチームは、そこまでずば抜けたタレントがいたわけではなかった(と思う)。だが、それでも結果を残してるということで、まず言えることは、守備組織をしっかり作ることができる監督だということ。で、この試合の守り方を見て感じたのは、クーマンはやはり攻撃的なサッカーがしたいんだということだ。つまり、どこで相手のボールを奪うかのところで、これまでより圧倒的に高い位置から始めていた。結局、彼がこの試合までにチームに叩き込んだ戦術的なことはその一点だけのような気がする(それとセットプレーもか?)。でも、それだけでしっかり3点取れるということは、バレンシアの前線の個のタレント力が高いということだろう。そうでなければ、あのサッカーで4位につけてること自体、あり得ないことだし。クーマンはオランダで持ちえなかったタレント力を使いたいから、こんな状態のバレンシアにわざわざ契約を破ってまで来たのかなと思った。
攻守の切り替え。このスピードが現代サッカーにおいてはとにかく大事だ。そして、そこで際立った活躍をしていたのがアングロだった。奪われたら即ディフェンス。ここまで献身的に動き回れる選手はいない。そりゃ、テクニックやドリブルみたいなわかりやすい武器がある選手ではないかもしれない。ただ、今のバレンシアに本当に必要だったのは、彼のような選手だなと感じた。そして、前線のプレッシャーが活発になればなるほど、冴えを見せるのがアルベルダの読み。マルチェナもそうだが、前がしっかり限定してくれれば、彼らのディフェンス力は蘇る。さらにバラハ。全盛期を彷彿とさせる鋭いミドルパスを放っていたことが嬉しかった。シルバ、ビジャ、モリエンテスは、もともと意識が高い選手だし、あのくらいは当然だろう。
選手の能力は、チーム戦術、もっと言えば監督によって見え方が大きく変わる。たとえば、これまでのようなどん引きサッカーでは、マルチェナのチャージの荒さだけが際立ってしまって、危ない選手でしかなかった。だが、本来持ってる読みの良さみたいなものが活かせれば、まったく違う選手にうつる。要するに監督は、選手の能力をいかに正確に把握して、それを自分の戦術に、いかにうまくフィットさせるか。そこだけなのだと思う。自分の戦術の幅が広ければ、それだけ多くの選手の能力を引き出せるし、引き出しが狭ければ選手を無理矢理型にはめるしかない。クーマンがどうだかはまだわからないが、そこが良い監督か、そうじゃないかの分かれ目なのかもしれない。
ということで、監督が代われば、選手の評価順位もまったく変わってくる。すでにガビランよりマタの才能に目をつけてるなんて情報もあったので、これからどういう選手が起用がされて、選手がどういうパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。
posted by KASHIMA |14:38 |
リーガエスパニョーラ |
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2007年11月15日
浦和レッズおめでとう! そしてありがとう。
このタイトルは、狙って獲ったということで、クラブが圧倒的な“強さ”を持っていることが証明できた。選手だけの力ではない。スタッフ、ファン、すべての想いが結集して、結実した。本当に嬉しいタイトルだ。
アジアの中で日本代表はトップレベルにある。だが、クラブはたいしたことがないんだなと、これまでの結果などから、僕なんかは思っていた。Jで強いチームが、あっさりやられる姿を見て、こんなものなのか?と思ったことを覚えている。だが、そういう意識もこれで変わる。川崎フロンターレだって、高いレベルのサッカーを見せつけて、やすやす予選を突破してみせた。レッズのとの差は決定力、選手層くらいしかなかったんじゃないかな。そういう意味でも、今季のACLは日本サッカー界にとって価値あるものになったと思う。
さて、試合内容については、今更書くこともない。
決勝というのは、勝利だけを求めればいい戦いだから。
勝ったことがすべてだと思う。
それに公式戦49試合目。
このスケジュールで、ここまでのサッカーが他のチームにできますか?
選手層というより、選手の質が高かった。そこに尽きると思う。
ただ、ひとつ悲しかったことは、ピッチに山田暢久がいなかったこと。
このチームをここまで引っ張って来たのは彼だし、
トロフィーを掲げるのは彼であるべきだったのに…。
今シーズン、決してパフォーマンスは良くなかった。
怪我を押しながらプレーをして、最後の最後で壊れてしまった。
そんなキャプテンの無念さは、ほかの選手も痛いほど感じていただろう。
「本当は山田に上げてもらいたかったです。本当に彼がここまで引っ張ってくれたので…」鈴木啓太
Jリーグ発足時から応援してて、レッズが弱いときも弱いときも弱いときも、ピッチには山田がいた。
そして強いときも、やっぱり山田暢久はピッチにいた。
僕にとって山田暢久は、ほかの選手とはちょっと違う存在だった。
それだけに、この怪我はやっぱり悲しかったな。
ワシントン:いろいろ問題を起こしたシーズンだったけど、やはりプレーの質が高かった。大事な時にゴールしてくれてチームを救ってくれた。もちろん、ベストゴールは、城南一和戦のゴールでしょう。最後、オジェックと抱き合ってるシーンが印象的だった。
永井雄一郎:やっぱり、まだまだ成長が必要、特に守備での貢献がなさ過ぎるし。でも、今年は良いとこで決めてくれた。ワシントン不在のときも、しっかりチームの攻撃を支えてくれた。
田中達也:後半戦、チームのコンディションが上がらない時に、チームを助けてくれた。そして韓国キラー! やっぱりあのスピードは磨いて行くべきだなぁ!
岡野雅行:やっぱりレッズといえば岡野でしょ!(笑)
長谷部誠:阿部からボランチのポジションをもぎ取り、得意のドリブルを封印してチームにリズムをもたらした。でも、最後は長谷部らしく上がって行くシーンが多かった。やっぱり長谷部はこうでなきゃって思った。来年あたり、一気に化けるかも。
鈴木啓太:鉄人、山田の後を継ぐ鉄人。ホント、何試合戦ったんだろう。そして、間違いなくどんどんうまくなっている。ボールを奪った後の相手のいなし方なんて、欧州リーグでプレーする選手みたいだった。プレッシャーにも強くなって、これからどこまで行くのか楽しみだ。
平川忠亮:相馬からポジションを奪ってからの安定感はすごかった。特に最後まで走ることをやめないタフさ。スピードも圧倒的だけど、そのタフさこそ平川の真骨頂だと思う。決勝も、最後まで走り続けてくれた。
阿部勇樹:この人も、1シーズンフル稼働。よく戦ってくれた。やっぱり印象に残ってるのは、城南一和戦。センターバックとして最後の最後まで死力を尽くしてくれた。100点満点の移籍1年目でしょ。来てくれてありがとう。
ポンテ:今シーズンのレッズは、ポンテの力あってこそ。まぁ、ポンテのチームなんて言われるのは抵抗あるけど、やっぱり存在感はずば抜けていた。もともと何で日本にいるんだよってレベルの選手だし、実力通りのパフォーマンスだったのかな。とにかくまだまだいろんなものを、レッズにもたらして欲しい。
内館秀樹:ベテラン。バテバテのポンテに代わってよくピッチに立ってたけど、守備を引き締めてくれた。
坪井慶介:いろいろコンディション面で心配したときもあったけど、やっぱり根性見せてくれた! ミスを恐れず大胆に、思いっきりプレーすればいい! また新しい坪井を見せて欲しい。
堀之内聖:昨季から、そのしつこいDF、粘り強いDFが好きだったけど、阿部の加入もあって、今季は出場機会に恵まれなかった。でも腐らず、最後の最後で、レベルの高いプレーをしてくれた。ホント、こういう選手は大事だ。ありがとう。
田中マルクス闘莉王:彼がいるといないとでは、レッズのサッカーが変わる。そのくらい影響力のある選手。そして攻撃センスもある。怪我をしても何度も何度も蘇る。ホントすごい選手です。
都築龍太:レッズのディフェンスを支えた守護神。やっぱり印象に残ってるのは、城南一和戦のPKでしょ! あの1本はでかかった!
って、なんとなく、まとめてしまいましたが、まだまだ戦いが終わったわけではなかった。
正直、ミランがどうとか、今は、どうでもいい!!
やっぱり大事なのはリーグ戦だ。ガンバと鹿島をしっかり振り切って、
ACLとリーグの2冠だぁああ!!
posted by KASHIMA |21:18 |
Jリーグ |
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2007年11月13日
4-3 対マジョルカ
12分、17分ロビーニョ、62分ラウル、73分ニステル/14分バレラ、37分バレラ、59分グイサ
今のマドリーは、バランスの悪いまま試合をしている。しかもあえてそうしてる感じがする。要するになぜマルセロを使い続けるのかと言うところなのだが、はっきり言って理解できない。
僕の考えでは、サイドバックはあくまでディフェンダーだ。ディフェンスが出来ないでサイドバックは無理。マルセロに関しては、現段階で、ピッチはもちろん、ベンチに入れないレベルだと思っている。カペッロなら間違いなく起用しないだろう。
まぁそれがカペッロサッカーとの違いだと言えるのかもしれないが、現に結果が出てない。いつも左サイドを狙われている。この試合の2失点も、マルセロ次第で防げたものだと思う。1点目はオフサイド、もしくはかするくらいはしてほしかったし、2点目はあきらかに軽すぎるだろう…。あそこは当然エインセのポジションを見るべきだし、状況判断がまったく出来てないとしか言いようがない。
彼の素質を買って使い続けているのなら、ミゲル・トーレスを使ってもいいはずだ。彼もまだ若いし、代表にもなれる逸材だと思っている。ドリブル突破こそ出来ないが、そもそもサイドバックにドリブル突破なんて必要ないし、ディフェンスはうまい。特に逆サイドを突破されたときの絞り、ポジショニングは完璧。マイボールのときは、上がりのタイミングもいいし、組み立てへの参加もいい。クロスも標準以上だ。1対1のディフェンスさえ成長すれば、素晴らしい選手になれるはずなのだが…。この試合、Sラモス出場停止のおかげで、久々にフルで見れたが、考えは正しかったと確信できた。超攻撃的なSラモスとのバランスという点でもいいと思うし、ロビーニョとの相性も昨季を見た限りではいい。献身的にサイドを駆け上がりマークを引きつけてくれるので、ドリブラーにはこれほど良いパートナーはない。
さて、試合は打ち合いになったが、基本的に、マドリーのしょうもないミスから生まれたマジョルカの3点だったと思っている。マドリーはもっと隙のないサッカーをすべきだろう。つまらないミスが多すぎるので。
攻撃面では、相変わらずニステルとラウルのコンビは素晴らしく、フリーマンとしてあらゆるところに顔を出すロビーニョが暴れまくった試合だった。ただ、ロビーニョのドリブル力に頼っていては、彼が止められたとき終わってしまう。やはりつまらない失点をしないのが一番。
今、マドリーで一番面白いプレーをしている選手はガゴ。ミスも多いが、チャレンジするし、それが得点に繋がっているのだから、ミスしても続ける価値はある。それにあの運動量も魅力。
そしてペペ。怪我のカンナバーロに変わって後半から出場したが、カンナバーロより可能性を感じた。足下は間違いなくカンナバーロ以上だし、フィードがうまい。あと数試合、楽しみにして見たい。
スナイデルはポジションがあってない気もするが、もう少し見てみないとシュスターの狙いがわからない…。ただラウルの動きを見てくれてる選手なので、そこは素晴らしい。
最後はやはりラウルについて。すでに6得点。やっと昔のラウルが戻ってきた。飛び出して、スナイデルのスルーを引き出し、そこからバックヘッド。これなんて、かなりラウルらしいプレーだったんじゃないかな。バレンシア戦の左足でコースを狙ったミドルシュートを見ても思ったが、シュート感覚もかなり戻ってきてると思う。この試合の3点目、ロビーニョのクロスを押し込んだプレーも素晴らしかった。あのフリーのなり方! わざとオフサイドポジションからフリーになるんだよね。もうロビーニョが縦に突破してくるのを読んでるという。ああいうプレーが見れればコンスタントに点を取れることは間違いないでしょ。もちろん、必殺のスルーパスも冴え渡ってきたしね!(昔、グティの次にスルーパスがうまいのはラウルだと言い張っていたんで…)
posted by KASHIMA |07:07 |
リーガエスパニョーラ |
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2007年11月08日
新監督のクーマンが初采配。
といっても、前日からチームに合流したので何かを教えたわけではない。
だから別に彼がどうこういう問題じゃなく
今のバレンシアの力が試される試合だった。
僕はクーマンに期待してるし、彼はバレンシアを良い方向に導いてくれると信じている。
だが、それはすぐにってことではないなと思うしかない試合だった。
とにかく、こんなに動けないチームを今まで見たことがない。
ローゼンボリ戦。
前半開始早々、バレンシアはワンタッチパスを駆使して
相手を圧倒した。今日は気持ち入ってるなと感じた。
これなら勝てるとも思った。
ホアキン、ミゲル、Mフェルナンデスが絡んで右サイドを突破していたし、
シルバも自由に動いていた。
が、前半途中から、あからさまに右サイドでホアキンが孤立する。
誰もサポートにいかない…。いけないのか?
なんだ、この違和感は…。まさか、もう疲れたのか??
そして前半、いくつかの決定機を逃したあと、カウンターからあっけなく失点。これはエルゲラのDFとしての質の低さを露呈した感じだが、その後も、やっぱり動けない…。チャンスすら作れないまま、後半、予定通りというか、必然的というか、相手にセットプレーから加点されバレンシアのチャンピオンズリーグはほぼ終わった。
もちろんローゼンボリは相当良いチームだということは間違いない。
が、正直、こんなチーム(バレンシア)なら勝って当たり前かなという気すらした。
バレンシアは、チーム戦術どうこう以前に、サッカーをやれる体力が出来てない。なぜこんな風になってしまったのか。
キャンプのやり方を間違えたのか。
それとも気持ち次第でどうにかなるのか。
いや、CLで負けてはいけない試合。気持ちはあったはずだ。
気持ちはあったのに、こんなに動けないのは、やはりフィジカルの作り方を間違えたんじゃないだろうか。そんな疑問しか残らない試合だった。
冒頭にも書いたが、さすがにこんな試合を見せつけられると、チーム再編の道は長いなと理解せざるを得ないと言うか…、逆に変な期待をせずにすんだから良かったかもしれない。とにかくクーマンには、じっくりチームを作ってもらいたい。
いずれにせよ、DFリーダーの獲得は必須でしょうね。
最後に、CL一次リーグで敗退したら、その責任は誰が取るんでしょうね。
ソレール会長。あなたしかいないと思うのですが。
posted by KASHIMA |07:21 |
UEFAチャンピオンズリーグ |
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2007年11月01日
試合の細かい内容、流れに関しては、
バレンシアが、全く組織的な守備が出来てなかったので
書くことはありません。
レアル・マドリーの細かいパス回しに終始圧倒されて
ホームで1-5の大敗。
ただ、これはメスタージャのファンも納得していたと思う。
まず、暫定の監督だったこと。
試合前には、もうクーマンの名前が知られていたこと。
などなどから、選手は混乱しているのは間違いなかったし、
それで結果出せなんてファンも思っていないでしょう。
そこまでバカなファンはいません。
監督をいきなり引き抜かれたセビージャは
バレンシアに大勝したじゃないかって人もいると思いますが、
状況が全然違います。
セビージャは監督が代わってもやることはそんなに変わらないでしょうが
バレンシアがやろうとしてるのは、相当ギャンブルです。
なんせ、これまでのことをほとんど捨てて、まったく違うチームにしようってことですから。
これは正直、僕もどうなるかわかりません。
うまくいけば、相当面白くなる。
逆に失敗すれば、来季CLはない!
それでも、ここ数年我慢していたバレンシアファンとしては、ギャンブルしてでも期待したい監督なんじゃないでしょうか。だって、今のメンバーなら攻撃的なサッカーが見たいに決まってますから!
では、今日の試合で思ったことをツラツラッと書きます。
・攻撃的にいこうとしても守備がしっかりしてないと出来るわけがない!
当然ですけどね。それが顕著に出た試合でした。バレンシアは攻撃的にいこうとしてたし、選手の気持ちも伝わってきた。ただ守備は酷かった。個々がテキトーにプレスをかけても後ろが全然連動してないし、相手の弱点である左サイドバックにボールを追いやれば一発なのに、そういう狙いもなかった。まぁ、この試合では仕方ないとしか言いようがない。
・まだまだ死んでない! スタンドでの故障選手の顔つき。
まぁ、5点取られて笑って見てる場合じゃないわけですが、試合に集中してたバラハとカニサレスとビジャとマルチェナの目に希望が持てました。このままでは終われない、そんな顔してましたよ。監督解任させてしまったという責任もあるわけですし。
・心配なのはアルビオル
ここ数試合のパフォーマンスもそうだし、キケ解任で一番責任を感じてるのは彼。期待に応えられず、チーム状態も悪くなってしまった。相当悩んでると思うので、ここは新監督の腕の見せ所だと思う。
・本当にそんなものか、ヒルデブラント
まだリーガのスピードに慣れてない印象。いつも見てるカシジャスと比べると、その反射神経はかなり見劣りするが、それはカシジャスが凄すぎるからかな。ただ、もう少しスーパーなプレーを期待してる。
・やっと見れたビセンテとホアキンの両翼
これまで一緒に試合に出ても、キケの元では守備に追いやられて、単なる中盤のサイド選手になっていた。だがこの試合では2人ともウイングとしてピッチに立っていて、久々に興奮した。ビセンテの全盛期を知ってる人なら、彼が世界でも五指に入るウイングだっていうのはわかってると思うが、その片鱗は見せてくれたと思う。ただ、ここ数年、怪我で活躍できてないので、出てきてもどこか半信半疑で見てしまう。とにかく今は怪我をしないことを祈るばかりだ。
・マタ登場
キケに忘れられてたプレーヤー。ホント見たかった。ほんの少しだったけど、可能性を感じた。19才ってことで楽しみ。ビジャみたいな選手になってほしい。
クーマンは金曜日スペインに入るそうです。
ということは週末のゲームもダメかな。
ただ、バレンシアファンとしては、何度も言うが、期待するしかない。
フロントどうこうは、この際どうでも良くて
このメンバーなら、守備的じゃないだろうってずっと思ってきたので
とにかく攻撃的で面白いサッカーをしてほしい。ただ守備も大事で、そこはしっかり。DF出身だから、しっかりしてるのかな?
攻撃的な選手の能力は、かなりハイレベルのはずだし
PSVよりもやりがいがあると思う。クーマンとしてもチャンスなはずなので、バレンシアを強くしてほしい。
さて、僕はバレンシアとともに、レアル・マドリーも好きなんですが
ラウルのゴールはうれしかったです。
セルヒオ・ラモスは、レアルを今後引っ張ってく存在になるでしょうね。
彼の素質は凄すぎる!!
あとガゴも才能を評価され始めてるし、
グティも天才にふさわしい活躍。ホント天才って彼にピッタリな言葉ですね。
ただ、サッカーは両チームを同時に見ることが出来ないってことがわかりました。レアル・マドリーがどうだったかは、もう一度見ないとわかりません。ホントに凄いのか、バレンシアがダメだっただけなのか。どっちですかね。
posted by KASHIMA |09:48 |
リーガエスパニョーラ |
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